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[43987] ドゴンスンタ神話
Name: SOJA◆aac3c757 ID:bcdd3d8c
Date: 2024/05/26 18:45
 ...ある日。ドゴンスンタ国内のとある場所。
ユケト「あぁ〜ぁ、日本神話もこんな感じになってたんだぁ。次はどの神話にしよう。」
セクイ「お、日本神話読み終わったのか。内容は分かった?」
ユケト「んー少し難しかったけど、でもなんとか分かったよ!」
セクイ「そうか、ならよかったな。」
ユケト「ねぇセクイ兄ちゃん、次はどれ読んだら良いと思う?」
セクイ「そうだな、じゃあ"ドゴンスンタ神話"でも読んだら?」
ユケト「ドゴンスンタ神話?これなんか面白そう!ありがとう、読んでみる!」

 ...時を遡り、数千万年前。ドゴンスンタがまだ無かった時代。
 この"無の場所"で、神が現代にも伝わる、様々な伝説を作っていったー。
 【次話に続く】

※著作権等は一応作者側にあります。また、このストーリー、キャラクターはフィクションです。実在するものとは関係がございませんのでご了承ください。



[43987] ドガゴレンスシタン・アクリウェス・モメラントサー編
Name: SOJA◆aac3c757 ID:96de10ab
Date: 2024/11/02 07:55
 ドゴンスンタの国は愚か、空間や時間さえも無かった時代。創造神、ドガゴレンスシタンが"無の場所"で誕生した。
 しばらくは自分の身の回りを確認しながら周辺を彷徨った。しかし、周辺には何も無い。そこで、“ドゴンスンタ"の世界を作り出し、もう少し彷徨った。
 だが、作っただけでは結局何も無い。ドガゴレンスシタンは次第に暇を持て余し、時間の神・アクリウェスと空間の神・モメラントサーを創り出した。
 アクリウェス「聖大なる我が上部よ、我を造った御用件をお伺いしたい。」
 モメラントサー「左に同じく」
 ドガゴレンスシタン「君たちに頼みがある。この世界に何かを創ってくれ。この世界はどうやら"無"の世界のようだ。」
 アクリウェス「承知した。なら我は時間を創ろうではないか。」
 モメラントサー「承知した。なら我はアクリウェスの作らなかった空間を創ろうではないか。お互いが協力し合えばすぐに済むであろう。」
 アクリウェス「行くぞ我が共...」
 モメラントサー「よかろう...」
 アクリウェス、モメラントサー「ウォォォォォ!」
 アクリウェス「やはり無理か...」
 モメラントサー「力不足のようだ...」
 ドガゴレンスシタン「なら我も協力しよう。そうすれば出来るはずだ。」
 アクリウェス「なぬ!?」
 モメラントサー「でも良いのかもしれぬ。行くでござる2人共。」
 3人「ウォォォォォ!」
 アクリウェス「いっけぇぇぇ!」
 バコォン!
 モメラントサー「うぉりゃぁぁぁ!」
 ドガォン!
 ドガゴレンスシタン「ウォォォォォ!」
 ドォォォン!
 アクリウェス「...時間の流れを感じる。成功したのか...。」
 モメラントサー「...先程とは環境が変わった。どうやら空間もできたようだ...。」
 ドガゴレンスシタン「ただ、俺らが空間の中に入るにはいくらなんでも小さ過ぎるし暑過ぎる。少し話しながら空間が大きくなって、かつ冷えるのを待とう。」

 ......

 モメラントサー「...とうとう俺らの役目も終えたな、アクリウェス。空間と時間ができたからもう俺らはここでお終いかな。」
 アクリウェス「そんなことはないと思うぜ、モメラントサー。ここからはこれから出てくるであろう輩達に俺らの功績を語り継ぐと共に、時間と空間を共に操るっていうことがあるからな。」
 モメラントサー「はっはっは。そういや生み出すだけで終わらそうとしてたな(笑)。でもまだ役割がありそうだからこれはこれでいいかな。」
 ドガゴレンスシタン「おーしお前ら、空間が少しデカくなったぞ〜。今はキツキツだとは思うがこれからまだデカくなるからまぁ待ってくれ。温度も少し冷えてるからそこだけは安心してくれ。」
 モメラントサー「おぉ。ついにこの瞬間が来たのか。待ち侘びたでござる。」
 アクリウェス「では早速入るのでござる。」
 ...こうして彼らはドゴンスンタの世界の時間と空間を作り出すことに成功し、重大なミッションを終えた。
 ーー次編に続くーー



[43987] ドゴンスンタの世界〜発展編〜
Name: SOJA◆aac3c757 ID:0779b8cf
Date: 2024/05/26 18:45
 モメラントサー、アクリウェスが時間と空間を操り出して数億年後。最初の恒星も誕生し、灯りがつき始め、彼らにとって活動がしやすくなった。また、空間も広がったことによって移動もできるようになり、窮屈になることもなく活動が出来るようになった。
 そんな中、ドガゴレンスシタンがウィケモヨランとトノカユホケを生み出し、トノカユホケが天空を、ウィケモヨランが音色を作り出した。
 様々な景色が天空から見え始め、多様な音色が流れ出した。神々にとっての娯楽も増えていき、ドゴンスンタ世界はまた一歩進化した。
 その頃、創造神・ドガゴレンスシタンはアクリウェス・モメラントサーと共に現在のドゴンスンタ共和国、ウィケシー州の"ドゴンスンタ宗教施設群"に降り立ち、太陽神・オラテーズを生み出して太陽を作らせ、程よい距離の場所までドゴンスンタの世界を離した。また、ウィケネシス、ヌイゾラーン、グラレンオデンシーラハを生み出し、ウィケネシスには大地を、グラレンオデンシーラハには海を作らせ、ヌイゾラーンには天気を操らせた。また、ウィケネシスはウィケシーに、ヌイゾラーンはヌイゾンに、グラレンオデンシーラハはグレンシー地方にそれぞれ降り立ち、各々でドゴンスンタ国内の各地方の統治も行った。



[43987] 繁栄編
Name: SOJA◆aac3c757 ID:758ce469
Date: 2024/11/17 18:30
ウィケネシス達がドゴンスンタの大地や海などを作り出した後、ドガゴレンスシタンは次に作るものを考えるために再び彷徨った。どうしたらさらに面白くできるか。そのことを常に考えた。その結果、動物や植物を作ることにした。
 ウィケネシス、ヌイゾラーン、グラレンオデンシーラハの助けを借り、彼らの土地を使って繁栄をさせることにした。そして、ヌイゾラーンに天候を操ってもらい、ヌイゾラーンとグラレンオデンシーラハには陸地と海の場所を操りながらウィケシー、ヌイゾン、グレンシーの3地方に植物を広げさせ、徐々に繁栄させて行った。最初の方は全員かなり苦労したが、時間が経つにつれ、安定的に繁栄するようになった。
 しかし、その繁栄が続いたのも束の間であったー。



[43987] 衰退編
Name: SOJA◆aac3c757 ID:bbe26412
Date: 2024/12/15 18:14
 ウィケシー、ヌイゾン、グレンシーが繁栄している間、その様子をとある神々が見ていた。
 それは、破壊神・オタカワセカーヌ。創造神・ドガゴレンスシタンとは対立している神であった。
オタカワセカーヌ「はっはっは、世界がかなり繁栄しているではないか。せや!この大地も生きとるんやから山を噴火させまくろうやないか!」
 一方、そんな動きを見せるオタカワセカーヌを止めようとしている神もいた。それが、守護神・シュラーコラドである。彼はドガゴレンスシタンの弟子で、今までのドゴンスンタの繁栄を陰で見守っていたのである。
シュラーコラド「まずいな、各地の山が噴火しかけてる。オタカワセカーヌの仕業だな?何としてても止めねばならぬ。」
 しかし、シュラーコラドが噴火しかけてると気付いた時は時すでに遅し、火山が噴火し始め、ドゴンスンタの生命や植物が絶滅し始めていたのである。
シュラーコラド「クソッ!まじか、もう始めやがった。すぐに止めねば...」
 シュラーコラドはそう言い、急いで火山の噴火を止めた。
 しかし、オタカワセカーヌは途中で止められたことに気がつき、再び噴火をさせようとするが、シュラーコラドがいることに気がついたため、最後までやらせろと強くいうが、シュラーコラドも譲らなかった。
 次第に事態も平衡状態となり、物事が何も進まなくなった時、女神であるアネシローケンが現れた。
アネシローケン「こらこら、シュラーちゃんにオタカワちゃん、何喧嘩してるのよ。まずはオタカワちゃん、あなたが火山噴火させたいのはわかるんだけどね、せめて動物とかいないところでやりなさいね。世界にあるものは大切にね。シュラーちゃんは無理やり火山の噴火を止めちゃダメよ。大変なことになっちゃうんだから。」
 こうしてアネシローケンによってドゴンスンタの平和が守られるのであったー。


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