第壱話「使徒、襲来(でもテレビが面白いから無視)」
シンジ(バットヘッド役): 「なあ、ビーバス。さっきから警報がうるさくて、MTVのミュージックビデオが聞こえねーよ。ケツ野郎どもめ」
初号機(ビーバス役): 「ヘッヘッ、ヘッヘッ。シンジ、あの使徒ってやつ、形がチン○みたいだぜ。フフ、フフフフ!」
シンジ: 「お前はバカだな、ビーバス。あれはどう見ても巨大な尻だろ。おい、それよりナチョスをよこせよ」
初号機: 「(ナチョスを口に放り込みながら)アチッ!アチチッ!ブリトー食いたいぜ!ブリトー!メタリカのライブに行けばブリトー食えるかな?ヘッヘッ!」
彼らの日常:NERV(ネルフ)での過ごし方
ミサトの説教中: ミサトが真剣に作戦を説明している間、二人はずっと「フフ、フフフ」と鼻で笑っています。シンジは「この女、胸デカいな」と言い、初号機は自分のエントリープラグを指して「これ、アレに似てるぜ。ヘッヘッ」と下ネタを連発します。
シンクロ率の使い道: 二人のシンクロ率が400%を超えるのは、AC/DCのライブチケットを手に入れた瞬間だけです。
暴走の理由: 初号機が暴走(ビーストモード)するのは、誰かにナチョスを盗られた時か、テレビのリモコンの電池が切れた時だけです。「Fire! Fire!」と叫びながら使徒を投げ飛ばし、コンビニ(パニックマート)へブリトーを買いに走ります。
NERV発令所:第1発令所
巨大なモニターに映し出されるのは、沈黙する初号機。そのエントリープラグ内では、シンジがAC/DCのTシャツを着て、これ見よがしに鼻をほじっています。
ゲンドウ: 「……シンジ、出撃だ。使徒がすぐそこまで来ている」
シンジ(バットヘッド): 「えー、やだね。今、メタリカの特集が始まるんだよ。黙ってろよ、このメガネ親父。お前、座ってるだけで仕事してねーじゃん。ヘッヘッ」
ゲンドウ: 「(こめかみをピクつかせながら)……冬月、ミュージック・オンだ」
冬月が困惑しながら再生ボタンを押すと、NERV全館にメタリカの『Enter Sandman』の重厚なイントロが響き渡ります。
拘束ケージ:暴走の始まり
初号機(ビーバス): 「……ッ! ヘッ、ヘッヘッ! きたぜシンジ! このリフだ! このリフが俺のソウルを震わせるんだぜ! ギター! ギュイーン!!」
初号機の目が怪しく光り、突然猛烈な勢いで首を上下に振り始めます。
シンジ(バットヘッド): 「おいビーバス、お前のヘッドバンギング、キレが悪いぞ。もっとこう、脳みそをシェイクするんだよ! ウヒョヒョヒョ!」
初号機(ビーバス): 「メタリカ! メタリカ! ヘッヘッヘッ! 火だ! 火をつけろ! 拘束具なんてクソ食らえだぜー!!」
バキィィィィィィィン!!
凄まじい音と共に、数千トンの特殊装甲板で作られた拘束具が、二人のヘッドバンギングの振動だけで粉々に砕け散ります。
マヤ: 「し、シンクロ率が計測不能! いえ、これはシンクロというか……ただ二人が同じリズムでバカになってるだけです!」
リツコ: 「信じられない……。S2機関もなしに、メタリカの重低音だけで永久動力を得ているというの!?」
決着
初号機はそのままケージを飛び出し、使徒に向かって走り出します。しかし、戦うためではありません。
初号機(ビーバス): 「ヘッヘッヘッ! シンジ! あっちのコンビニにブリトーの新作が出てるってテレビで言ってたぜ! 邪魔な使徒をどかしてブリトーだ! ブリトー!!」
シンジ(バットヘッド): 「よし、行けビーバス! 使徒のコアをナチョスの皿にしてやるんだ。ウヒョー! クールだぜ!」
ミサトがホワイトボードを叩く。
ミサト:
「いい!? あなたたち、今回の戦闘で市街地を**38%**破壊したのよ!?」
シンジ:
「えー? でもブリトー買えたじゃん」
初号機:
「ヘッヘッ、しかも期間限定だったぜ」
ミサト:
「そういう問題じゃない!!」
リツコ(腕組み):
「……解析の結果、今回の勝因は“音楽刺激による自己増幅”」
マヤ:
「要するに……ヘヴィメタを流すと強くなる、です」
ゲンドウ:
「……」
シンジ:
「ほら見ろよ。俺たち正しかったじゃん。メガネ親父、今後の作戦はこうだ」
ゲンドウ:
「……何だ」
シンジ:
「戦闘前にメタリカ。中盤でAC/DC。締めにスレイヤーだ。完璧だろ?」
初号機:
「ヘッヘッ! あとスナックコーナーな!」
ゲンドウは無言で席を立つ。
エンディング
夜。
初号機は格納庫で、スピーカーから流れる『Highway to Hell』に合わせて微妙に首を振っている。
初号機(ビーバス):
「なあシンジ……」
シンジ:
「ん?」
初号機:
「この世界、割とクソだけどよ……ロックがあって、ブリトーがあれば、まあ悪くねえな」
シンジ:
「……だな。ウヒョヒョヒョ」
遠くで、次の使徒接近警報が鳴り始める。
二人は同時に言った。
「うるせーな。今いいとこなんだよ」