③が選択されました。
「・・・・・。じゃ、始め!!」
さて、ある程度距離は稼いだでござるが・・・。まずは、拙者の技術が「ちゃくら」なしでどれくらい通じるか試してみるでござるか。
<カカシサイド(靖虎主観ではないのでココよりしばらく記述により行動を表記させていただきます)>
「さて、皆上手く隠れたようだな・・・。」
(特にナルト・・・。他の二人はわずかに気配を感じるが・・・あいつだけ感知できない・・・。ま、森のほうに行ったみたいだから少ししたら行ってみるか・・・。しかし報告書とはだいぶ違うな・・・。まずはサクラのほうへ・・・)
カカシはそういうと瞬身の術で姿を消した。
少し森のほうへ足を踏み入れるとすぐにカカシはサクラを発見した。
(さて、)
「おい、サクラ、うしろ」
「え?」
気を抜いていたサクラは不意を突かれ声をあげてしまった。
同時に周囲の光景が歪む・・・。
「え?今の何?どうなってるの!?先生は!?」
瞬間的に消えたカカシにサクラは戸惑いを覚えながら忍びとして絶対してはいけない大声で叫ぶという行動をしてしまう。
「サクラ・・・。」
(この声は・・・)
サクラは再び背後から声を聞いた。聞いたことのある思い人の声。安心を覚えサクラは後を振り向いた。
「サスケ君!?」
「サ,サクラ、た、助けてくれ」
そこには血まみれで幾つものクナイ、手裏剣の突き刺さっているサスケがいた。
「あぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
「少しやりすぎたか?ま、忍戦術の心得その一、幻術、サクラの奴簡単に引っかかっちゃったな。次はナルトあたりに行くかな?」
サクラから少し離れたところにいたカカシはそう呟くと気絶したサクラを残し再び姿を消した。
<靖虎主観>
ふう、まずまずの出来でござる。先ほど聞こえたのがサクラ殿の悲鳴として、位置的に考えると次は拙者のところに来るでござろう。準備はできているでござる。本気でいくでござるよ。
<カカシサイド>
(ふむ、上手く隠れたものだ。わずかな痕跡がなければ全く居場所がわからなかったな。さすがは先生の息子ということか)
カカシはそう思うとスピードを落とし、ナルトのいると思われる方向に向かって進んでいった。
(しかし、ココまで気配を消せる奴がわずかとはいえ、こんな痕跡を残すか?・・・トラップか?ま!それも一興ってやつでしょ。見てみますか。)
カカシは下忍でしかないナルトを軽視してナルトの痕跡を追っていった。
(ふう、やはり下忍か、落とし穴にクナイの雨か。で、鈴を取る為上の葉の中に紛れている・・・。そんなところか?ま!下忍にしては上出来でしょ。)
カカシはナルト(つーか靖虎)が仕掛けたのトラップをほぼ全て読み取り、事前に変わり身の術の印を結ぶとあえて罠に引っかかりに行った。
ドゴン!!
大きな音がしてカカシは落とし穴に落ちる。
シュパパパパパ
その瞬間無数のクナイが天空より飛来する。その半数はカカシに直撃し、残りの半数は落とし穴の底に突き刺さる。
「やったでござる!!」
いつの間にか落とし穴の横に立っていたナルトが声をあげる。
「残念だな、ナルト」
それと同時に落とし穴の中のカカシが丸太に変わり、ナルトの背後にカカシは悠然と立っていた。
「!!」
「相手が本物だと確信するまで出てきちゃダメでしょ?忍戦術の心得その二、体術。木の葉隠れ秘伝体術奥義、千年ごろし~~~~~~~~~~!!」
カカシは体術というか、物凄い浣腸をナルトの臀部に向かって放った。
「!?(軽い!?コレは・・・。人形!?)」
スパンッッ!!
浣腸が炸裂した瞬間、ナルトの肉体は粉々に千切れ、中から大量の粉が当たり一帯に撒き散らばる。
(これは・・・?煙幕か?無毒のようだ・・・。ナルトの気配が消えた、戦略的撤退か?見事だな・・・。なかなか骨を折りそうだが、時間もない。サスケのところに向かうか?)
カカシは粉埃で周囲の視界が塞がれナルトの気配が消えたためナルトからターゲットをサスケに変え、再び瞬身の術を使おうとした。
が、その瞬間
「気を抜いてはいかんぞ、カカシ殿・・・。」
どこかからナルトの声がした。そして、
ドゴ~~ン!!
カカシを包む周囲一体が爆発した。
「クッ」
<靖虎主観>
≪数分前≫
さて、どうしたものでござろうか・・・。罠とは言ったもののあまりに道具が少ないでござるな。
持ってきたのは・・・。クナイを20本、手裏剣が10枚、忍小太刀にそれを入れている袋、携帯食でござるか・・・。
まずは、落とし穴でも掘るでござるか?カカシ殿も様子見で多分落ちてくれるはずでござろう。そのあとでクナイを全て降り注げば多少は攻撃になるのでござろうか・・・。
さて、コレくらいでよいでござるな。
しかし、変わり身の術で効果はないでござろうな・・・。ふむ、もうひとつ油断したところで罠が必要でござるな・・・・。残るは、手裏剣と忍小太刀、携帯食に袋でござるか・・・・袋?
そうだ、確か長が上杉の軍に行ったという罠を応用すればいいのでござる。今日はかなり乾燥しているし・・・。確か、このあたりに木紛が・・・。あったでござる。コレをこの袋一杯に詰め込めば・・・。
ふう、まずまずの出来でござる。先ほど聞こえたのがサクラ殿の悲鳴として、位置的に考えると次は拙者のところに来るでござろう。準備はできているでござる。本気でいくでござるよ。
さて、カカシ殿がきたでござるな。あんなわずかな痕跡を見つけるとはさすがでござる。
ん?やはり落とし穴に気がついたみたいでござるな。クナイの雨のほうは・・・気がついてないでござるか?
ドゴン!!
落ちたでござるな、しかし、気配はさらに森の奥に?大変でござる。ココはやはり第二の罠と一芝居うつしかないでござるな。
シュパパパパパ
さてと、
「やったでござる。」
しかし落とし穴のすぐ横にもうひとつ穴があり拙者がその中に蓋をして隠れているとは、さすがにカカシ殿も考えつかなかったでござろうな、これぞ、土遁の術でござる。蓋の上の袋を使った人形も拙者の気配を感じているなら多少本物に見えるでござろう、服も着てるでござるし。しかし、息苦しいでござる。水遁、土遁は竹しか呼吸孔がないのや厄介でござるな。ま、声もココから出せば安全でござろう。
「相手が本物だと確信するまで出てきちゃダメでしょ?忍戦術の心得その二、体術。木の葉隠れ秘伝体術奥義、千年ごろし~~~~~~~~~~!!」
思ったとおり人形と気づかず攻撃したようでござるな。最後の仕上げでござる。
「!?」
スパンッッ!!
カカシ殿の視界はふさいだでござるな。最後の仕上げでござる。気配を消して逃げたように思わせるでござる。この隙に穴を抜け出して・・・。
よし、カカシ殿の意識がサスケ殿に向いたでござるな。いくでござる。
「気を抜いてはいかんぞ、カカシ殿・・・。」
拙者は声をかけながら忍小太刀と手裏剣を擦り、火花を作る。
そして、
ドゴ~~ン!!
これぞ、長直伝、粉塵爆破の術でござる。
さすがにコレは気いたでござろうな。
ん?あれはカカシ殿?まだ動けたでござるか・・・。さすがでござるな。あの方位、サスケ殿の方へ向かったようでござるな。拙者の気配を感じてないようでござるし。罠も結構使えたでござる。拙者、「ちゃくら」がなくても十分通用するみたいでござるな。
さて、ではどうやって鈴をとるでござろうか・・・。
<カカシサイド>
「危なかった。ナルトがあそこまで強力な火遁の術を使えるとは・・・。厄介だな。ま!不意を突かれなきゃ俺には勝てないでしょ。さて、とにかくサスケの方へ行かなければ、時間がない。」
思った以上に術、トラップ、気配の消し方に長けていたナルトの評価を脳内で数ランクUPさせながらカカシはサスケのいる草原についた。
(どうやら誘っているようだな・・・。)
「どうやら、ナルトとサクラは失格みたいだな・・・。オレはあいつらと違う。」
「そういうことは、鈴を取ってからいえ、サスケ君・・・。里一番のエリート、うちは一族のちから、楽しみだ。」
カカシがそういった瞬間、サスケは手裏剣を3つほど投げる。
「馬鹿正直に攻撃したところであたらないでしょ」
カカシはやすやすとよけると、攻撃に転じようとした。その瞬間、
大量のナイフがカカシを襲う。
(トラップか・・・。ナルトといい、こいつといい・・・。粒ぞろいだな・・・。まったく・・・って)
ナイフ郡をよけて安心した瞬間サスケの上段蹴り落しがカカシを襲う。
「ちっ」
しかし、カカシもそれを軽く抑え反撃しようとするが・・・。再びサスケの右こぶしが顔面を襲う。
が、その攻撃を読んでいたカカシは簡単に受け止める。
<靖虎主観>
さて、どうするでござろうか・・・。時間はもうほとんどないでござるな。どうやらカカシ殿は今サスケ殿と戦っている様でござるが・・・。
とにかく行ってみるでござるか・・・。
やはり、戦っておられるな。ほほう、なかなかの組み手でござるが・・・。コレなら拙者もやっていけそうでござるな。
うむ?あれはサクラ殿?結構な気配の消し方でござるな・・・。サスケ殿と戦っている今のカカシ殿では気づかないようでござるな。さて、どうしたものでござろう。
おお、サスケ殿、押しているでござる。後少しで鈴を取れそうでござったな・・・。しかしなぜそこで離れるのでござろう?印を組んでいる?何か術を使う気でござろうか?
「ま!かなりの体術だとはみとめてやるよ。」
「ふん。 馬、虎!!火遁!豪火球のの術!!!」
「何ィィ!?」
ボゴゥ!
おお、すごいでござる。コレが「ちゃくら」を使った攻撃忍術でござるか!!すごいでござるな!!拙者もやってみたいでござる。
はて、カカシ殿の気配がサスケ殿のしたの地中に?何かの術でござるか?
(いない?どこに!?)
「下よ!!危ない!サスケ君!!」
サクラ殿!?サスケ殿を押し飛ばしたでござるか!?
「「な!?」」
サクラ殿の身体が地中に沈んだでござる。これはカカシ殿の術でござろうか?
カカシ殿も驚いているでござるな・・・。
ん!?今が好機でござる!!いざ!!
<カカシサイド>
「いや、まさかサクラが出てくるとは思わなかったね。助かったなサスケ。ま!少し時間が延びただけだ。」
(おどろいた。まさか身を呈してサスケを守るとは・・・まぁいい。サスケも放心しているようだしコレが終わったらすぐに残りのナルトを片付けに行くか)
放心状態のサスケに向かいカカシは何かの術をかけようとした。
が、
「油断大敵でござる!!」
その瞬間、ナルトがカカシの背後に回り込んできて鈴を二つとも奪った。
「は!?」
<靖虎主観>
やったでござるな。しかし、鈴は二つ。どうするでござろう・・・。
ココはやはり・・・。
「カカシ殿の負けでござるな。さ、サクラ殿、サスケ殿、受け取るでござる。この鈴は二人が囮になってくれたからとれたのでざる。拙者よりも二人の方がふさわしいでござるよ。」
こうしたほうがいいのでござろう。さすが拙者。格好良いでござるな。拙者、自分に惚れそうでござる。
「ふ、はははははは。合格だ!!お前らが初めてだ。ここまでチームワークを見せてくれた上に鈴を取られるとは思わなかった。仲間とのチームワーク。コレが一番大切だ。サスケが個人技で囮になり、危険なときにサクラがわって入りさらに注意を引く。そしてそこをナルトが鈴を取る。良い作戦だ。良いチームワークだ。最後には鈴を譲るとは・・・。全く関心に尽きる。お前ら三人、全員合格!!明日から通常任務につく。さ、少し休んだら帰るぞ。(まさか。こいつらがココまでのチームワークを見せるとは・・・本当に驚いた。サクラの作戦か?とにかくコイツならま!だいじょうぶでしょ)」
「ふん(チームワーク・・・ね。そんな作戦考えていたのか、二人は・・・。オレを囮に使うとは・・・。まぁいい、こいつらのおかげで合格できたんだ・・・。感謝しないとな・・・・。)」
「やった~~~。(チ、チームワーク?私そんなこと考えてなかったけど・・・。ただ、夢中でサスケ君を助けようとしただけで・・・。まあいいわね。コレでサスケ君と一緒にいられるんだから。とにかく鈴を取ったナルトには感謝しなきゃね。)」
・・・。そんな作戦立ててないでござるが・・・。まぁ、皆合格ならば良しでござるな。「ちゃくら」なしでもやっていけそうでござるし。万々歳でござる。
≪数日後・忍務斡旋所≫
この数日で結構任務をこなしてでござるが、物足りないでござるな。ここ数年こういうつまらない任務をしてなかったってのもあるでござるが、拙者、やっぱり戦いに生きていたいのでござるか・・・。
「お前らもだいぶ任務になれてきただろう。このあたりでCランク任務でもやってみるか?カカシの報告書どおりならだいじょうぶじゃろ」
火影殿がいっているでござるが「しぃらんく」とはどのような任務になるのでござろうか?
「ありがとうございます。火影さま、どのような任務ですか?」
「ある人物の護衛だ・・・。」
護衛でござるか・・・。楽しみでござるな・・・。護衛は堀尾殿の護衛をして以来でござる。
ってことで、出発したでござる。
なんとも酒臭い依頼人でござる。名前は橋本タズナというそうでござる。
橋を作っていて、完成までの護衛だそうで、しかし、橋建設に護衛なんて必要なんでござろうか?
そう思いながら里の外に出たでござる。
里の外は始めてでござるな。楽しみでござる。
数分歩いたところで気がついたでござるが、このところ雨が降っていなかったのにもかかわらず水溜りがあるでござる。それも殺気を放った水溜りを・・・。
・・・どうしたらいいものでござろうか?
あら♪こんな所に選択肢♪たくさんたくさんあったのね♪
ってことで選択のお時間です。
いつも通り選択肢は4つ。どれか一つを選んでSS感想掲示板に書いてくれると嬉しいです。
恒例ですが◎は遊びなので選ばない。
①気づかなかったフリをしとく。
某兄「・・・。」
某弟「・・・兄さん。虚しくない?何時間もこんなことしてるって?」
某兄「・・・・それは言うな。」
②乾燥剤を放り込む。
サクラ「良い子の皆は真似しちゃダメよ。」
某エロ仙人「酔い子の皆は真似してもいいのかのう?」
③とりあいずカカシ先生に相談。
ナルト「カカシ先生、そんな目で見ないでほしいでござる。」
カカシ「ジュルジュル。(あ~抱きつきたい(はぁと))」
④急に尿意を感じたため放って見る。
ナルト「カカシ先生、そんな目で見ないでほしいでござる。」
カカシ「ジュルジュル。(はぁと))」
◎間違ってシンジ小野を落としてしまう。
某兄「アナタが落としたのはこの金○日政権のシンジ小野?」
某弟「それとも破壊王J.ブ○シュ政権のシンジ小野?」