俺と鬼と賽の河原と。
とある昼に、居間の床に座って。
「あなたは今日から私の下僕」
俺と銀子は暇していた。
「嘘を吐くんじゃねえこの元ホームレスがっ」
「足をお舐めなさい」
「おぉ? いいのか、舐めんぞ、本当に舐めんぞ? あますとこなくねっとりと舐めまわすぞこの野郎。笑って消滅しても知らんからな」
「……それはこまる」
「なら言うんじゃねー、銀子さんよ。そいつは墓穴って奴なんだ」
「私が足弱いのは計算外だった。靴履いてくる」
「土足厳禁、日本人なら基本だな」
「日本人じゃないのであります」
「じゃあ今日から日本人な。如意ヶ岳銀子でどうだ」
「名字が一緒……、きゃっ」
「惜しい、字が違う」
「誤差の範囲」
「その違いは大きいな。まるで太平洋だ」
「宇宙に比べれば地球の海の一つなんて誤差の範囲」
「だがそれは我々地球の人類にとってはとても大きな問題である」
「海面が数センチ上昇するだけで沈んでしまう国がある」
「だから俺達も、俺一人なら誤差の範囲とか言わないで、一人ひとりが努力して行く必要があるんだ」
「明日のためにエコに生きよう」
今回の話は、そんな話。
「ってどんな話だっ!!」
其の百七 俺と春とクリームパン。
話はうちの居間で始まる。
「そんないきなり社会問題派的な話はどうでもいいんだよ」
エコでもエゴでも正直どっちでもよかろうなのだ。
そんなことより、今日の飯である。
「自分で始めたくせに」
そんな銀子の文句は華麗に無視だ。
何が問題ってやはり今日の飯なのだ。
「飯だ。昼飯がない」
俺が言い、銀子が驚愕の表情を見せる。
「そんな馬鹿な」
普段は藍音が弁当を置いていったりするものだが、今日に限ってはないらしい。
というかこれで何か買ってくださいと札を残していったのだからやはりないのだ。
「買ってくる必要がある、わかるな?」
「わかる、買ってくればなんの問題もない」
銀子が頷き、俺は続ける。
「しかし、ここで問題が発生した」
「どんな?」
問題。そう、大問題だ。
今日は俺は休みで、銀子は半無職だからうちにいるのだが……。
「外に出るのが面倒くさい」
そう、正直言って歩いて外に出て飯を買って帰ってくるような気力がないのだ。
ないのだ。
「……自分が買ってくるであります」
「頼んだ」
そういうことで、俺が金を渡すと銀子は小走りで玄関へと駆けていった。
行先はただのコンビニらしいが、実に元気がいい。
「暇なんだろうな……」
やることなく、待つこと数分。俺はぼんやりと呟いた。
家では正に無職、たまに外に行って売れない露店をしてくるくらいなので、実に暇なんだろう。
証拠があるとすれば、こうしてなんかの頼みごとをするごとに張り切るところ辺りか。
と、まあ、そんなことを考えている間に、玄関の扉が開く音。うちからコンビニまで、そう遠くはないのだ。
帰ってくるなり、銀子は俺に問うた。
「ただいま。クリームパンとクリームパンどっちが食べたい?」
「一択かよ」
「だってクリームパンしかない」
そう言って、銀子は俺に向かって大きい袋にぱんぱんに詰まったクリィムパン様を突き出した。
クリイィムパン様マジパないっす。
俺は、そんなクルィイイィイム大好きな銀子さんに向かって辛辣な言葉を吐く。
「なんでお前はそんなにクリームパンを推すんだ。クリームに溺れて溺死しろ」
しかし、銀子は首を横に振った。
「私じゃない」
「じゃあ誰だ」
銀子じゃないなら一体だれが推すのだろう。
告げられたのは、驚愕の事実だった。
「クリームパンしか売ってなかった」
「クリームパンだけで勝負してんのかそのコンビニっ! 店長どんだけ分の悪い賭けが好きなんだっ!」
というかそれはコンビニではない。こだわりのあるくりーむパン屋さんだ。
「ああ、牛乳は売ってた」
「ああ、うん、いけるよね。クリームパンと合わせて」
異常すぎる。あらゆる棚にクリームパン。
そしてあらゆる冷蔵庫に牛乳。
どういうことなの?
疑問は溢れだし、尽きることを知らないが――。
「ともかく食べる。食べないと始まらない」
まあ、その通りだ。
居間の机の前の床に並んで座り、俺はクリームパンを一つ開けちまちまと口を付ける。
とても甘い味がした。
「つか……、寄越した金全部クリームパンか」
「うみゅ? うん」
ハムスターの様相でパンを食べる銀子は、俺を一度見て、肯く。
「どうすんだこれ。クリームパンばっかりこんなに食えんぞ?」
「ひんはへはへふ」
「呑みこめ」
ごくん、と銀子は口の中のものを一飲み。
「皆で食べる」
「……そうだな」
流石にこの量は食いきれん。
他に方法はないだろう。
そう結論付けて、ふと俺は銀子を見て、彼女の頬にクリームが付いてることに気がついた。
「おい」
「ひゃい?」
「クリーム付いてるぞ」
「どこ?」
「右頬だ右頬。右頬のあたりにクリームが付着している」
「付着ってなんかやだ」
言いながら、銀子が頬を擦る。
擦るのだが、白いのは鼻の頭にも付いていた。
「まだついてんぞ」
「まじ?」
「まじまじ」
「どこどこ?」
「ここだここ」
まったく、手間のかかる奴だ、と俺は銀子の鼻の頭に指を滑らした。
拭いてしまうのももったいない、そう思って指のクリームを舐めとる。
うん、甘い。
甘いのだが――、
「なんだよ」
視線が気になる。
その一部始終を銀子はじっとりと見つめていた。
「照れもなくそういう行為をするから……」
「するからなんだよ」
すると、銀子は顔を真っ赤に、言葉を詰まらせ。
すぐに自棄になったように口を開いた。
「ばーかばーかっ」
「おばあちゃんが言っていた……、馬鹿っていう方が馬鹿なんだってよ」
「言ってることが小学生っ!?」
「いや、もう馬鹿でいいか。よく考えてみれば学はない」
「一たす一は?」
「馬鹿にしてんのか」
ちなみに、俺の知能は中学生中の下レベルだ。
だが、ならば銀子はどうなのか。
「第一お前はどうなんだよ」
答えは地味に予想外だった。
「私はなんとか大学位なら余裕でいける」
どうだ、と銀子は胸を張る。
俺は驚愕として見せた。
「頭……、いいんだったな……」
そう言えばこの人天才錬金術師だから、天才科学者みたいなもんだった。
「なんで驚くの」
「いつもが余りに馬鹿みたいだからな」
「ひどい、なんでそんなひどいことを言えるか不思議」
「そりゃクリームパンを加減を知らずあっさり買ってきちゃう辺りからお馬鹿さんだからだろ」
「むー……」
むくれた銀子に俺は苦笑を一つし、銀子は、誤魔化すようにテレビを点けた。
乱雑に番組が切り替わって行く。
天気予報からニュースなど、紙芝居のように切り替わり、ある瞬間で奇声と共に――。
それは止まった。
『イヤァアアアアアアアアッ!!』
「ひゃいっ!」
映っていたのは、動く死体と逃げる女性。
俺は、記憶を手繰って、新聞にロードショーの字が載っていたことを思い出した。
「ああ、そういや今日は映画やってんのか」
ただ、今日やっているのは所謂恐怖映画という奴だな。
しかし、そうは言っても三流品のようだ。出てくるのはやたら作りものの様なゾンビと、でかい蛇、そして巨大な魚が襲ってきている様な有り様だ。
まるで名作から切って貼りつけたかに見えるほどそれは混沌としている。流石にそれを一流と呼ぶのは憚られた。
と、俺は斜に構えて画面を眺める。
その隣で銀子は固まっていた。
そんな銀子に俺は苦笑一つ。
「怖いなら変えろよ」
しかし、そう言った俺の言葉は聞こえてるのか聞こえてないのか。
視線は画面に釘付けで、微妙に手は震えている。
その手に持ったリモコンは、用途を果たされる気配はない。
果たして、怖いもの見たさか、それとも恐ろしくて指も動かないのか。
『ぎああああいあいいぎいぎいいいいっぎいいいいいいッ!!』
「ひゃんっ!!」
両方かもしれない。
一心不乱に画面を見つめながら、時折肩をびくりと震わせる銀子を見ながらそう思う。
そうして俺は、暫く銀子を見つめていた。
時折飛び跳ねたりする姿が少々面白かったからだ。
しかしまあ、それが長持ちするわけではない。飽きた俺は立ち上がり部屋に戻ろうとする。
戻ろうとしたのだが。
「って、おい」
俺の着流しの裾が、掴まれていた。
かなりぎっちりと掴まれていて、このまま動くと銀子ごと引きずることになってしまう。
そして、声を掛けたとしてもこの状況では届かないだろう。
これでは身動きできないではないか。
「ぴぃっ!」
画面の中に合わせて大きく体を震わせる銀子に、思わず俺は溜息を吐いた。
「ふう……、しゃーねえか」
諦めて、俺はもう一度無造作に座りこむ。
座りこんで、一緒に映画を見る。
気がついたら、俺の着流しを掴んでいた手は、俺の手に握られていた。
ああ、もう逃げられねー。
気が付けば銀子がいつの間にか俺の膝の上に座っていたりしたものの。
一時間ほどで映画は終わった。
それからしばらくは実に普通だったと思う。
俺と銀子以外の全員が帰ってきて、夕飯を食う。
最後に風呂に入って布団に入った。
そうして、次第に意識は眠りの方へと落ちていく。
いつもの眠りだ。
そこまでは普通だった。
そして、そこからは、変だったのだ。
ゆさゆさと。
誰かによって揺すられる振動で、俺は目を覚ました。
「なんだどうした……、って銀子か」
俺が目を開いたすぐそこに、銀の髪が揺れている。
しかし、その顔は暗い。表情で、という意味ではなく、光が当たってないという意味でだ。
要するに、未だ夜中も夜中で朝はまだまだ遠いはず、何故起こす? ということだ。
そんな疑問だったが――、回答はあっさりとやって来た。
「……一人で」
「一人で?」
オウム返しに聞いた俺に突きつけられた答えは――。
「おトイレにいけない……」
俺をげんなりさせるに十分だった。
「そうかい、じゃあ寝る」
「待って、待ってっ」
「えー……」
「私はそんなに我慢強い方ではないんだよ?」
「人それを脅迫というんだ」
仕方がない、と俺は立ち上がる。流石に漏らされるのは厄介だ。そして、そのことが藍音に洩れるのはもっと厄介だ。
「ほれ、行くぞ」
俺は銀子の手を引いて、便所まで歩きだしたのだった。
そうして俺は再び布団の中。
銀子は俺の布団の横で何事かを考えている。
「ねえ」
俺は余りに眠く答えなかった。
すると、銀子の言葉は繰り返される。
「ねえ」
俺は、仕方なくぞんざいに聞いてみることにした。
「なんだよ」
「寝れない」
「しらねーよ」
言ったきり、暫く答えはなかった。
しばしの静寂に、俺は諦めて戻ったかと思ったが、しかし、銀子の声が再び耳に入ってくる。
「一緒に、寝ていい?」
俺は、断ろうとは思わなかった。
「……勝手にしろよ」
第一いつも好き放題布団の中に入ってくる癖に、今更何を聞いているんだ。と、心のどこかで考える。
すると、するり、と布団の中に銀子が入って来た。
別に意識していた訳ではないが、俺は銀子に背を向けていたから、彼女の顔は見えやしない。
そんな俺の背に、吐息が掛かる。
「ねえ」
「なにかね? 俺はいい加減眠いのだけど――」
「私は」
なんだか、儚げな銀子の言葉に、俺は思わず口を噤んだ。
そして、銀子は再び俺の背に吐息を吹き掛けた。
「……いつまでここにいていいの?」
その言葉に、ああ、そういえば、と俺は春の訪れが近いことを思い出す。
なるほど、寒いだろうから銀子はうちに居候しているのだ。暖かくなれば出るのは道理。
しかし。
「いつまでだろうな?」
俺は惚けた答えを返した。
すると、銀子の少し怒ったような言葉が戻ってくる。
「真面目な話」
「俺は真面目だよ」
そう、真面目も真面目、大真面目だ。
口に出してしまうと恥ずかしいが、既に銀子は家族に近い。ペットでも可だが。
ごちゃごちゃ言わんときっぱりはっきりさせてしまうなら、ペットは責任をもって買いましょうと。
今更放り出すことなど考えてはいないのだ。
「そもそも、俺はいつまで居ていいか、言ったっけか?」
「……言ってない」
だから、今更放り出すも何もあったもんじゃない。
「じゃあ、いつまでうちに居たい?」
俺が逆に聞いてみると、銀子は拗ねた声を上げた。
「私にそれを言わせるのは……、少しひどいと思う」
それはそうだ。厚顔無恥で居られるならいいが、銀子は普通に負い目を感じる人間だ。
仕方がない。要するに、必要なのは俺の許しという奴なのだろう。
だから、俺は背の向こうに語りかけた。
「じゃあ、もうしばらく居てくれたまえよ。お前さんがいると結構楽しいから」
「……うん」
「もうしばらくだぞ?」
そう、しばらくだ。
しばらくを強調して言った。
「うん……、しばらく。わかった」
言ったのだが、ただ、銀子には俺の伝えたいことは今一つ伝わっていないようだ。
だから、俺は次の言葉を言うこととする。
「ちなみに、天狗のしばらくって、何年だと思う?」
「え?」
そう、しばらくなのだ。
大天狗にとって時間の感覚は大きく違う。
一月なんて一瞬だし、一年なんて最近だ。しばらくと言えば、百年近くても問題ない。
銀子の間抜けな声に満足し、くくと笑った俺の背を、いじけたように彼女は突いた。
「ずるい、この鬼畜」
「うるへー」
言った俺の首元に、白い手が巻かれる。
その手は、ひんやりとして気持ちよかった。
「寝にくいんだが」
ただ、寝にくい。
だが、それこそが銀子の目論見だったらしい。
「私より先に寝ちゃダメ」
未だに、映画の影響で恐怖が抜けきっていないようだ。
困ったもんだな。
「なにをあんな映画に恐れることがあるかね?」
あんなようわからんゾンビとでかいだけの蛇と珍奇な魚ごときで、と俺は思う。
しかし、銀子にはそれを恐れる理由があるらしい。
「なにがどうなってあんなことになるのかわかんないもん」
「わかんないからなんなんだよ」
ただの物語の設定の欠陥だろう。
だが、それが怖いと銀子は言う。
「メカニズムがわかんないから、対処もできないもんっ」
どうやら、設定がはっきりしてないから科学的に対処できないというらしい、ということをいじけた声から俺は読み取った。
だが、読み取ってどうだ、といわれると俺は苦笑するだけだった。
「んなもん、俺が一通り吹き飛ばしてやるっての」
アホらしい、と笑って、俺は銀子に呟く。
「だから、とっとと寝ろ」
いい加減寝たいのだ。
もうこの際、首元の手は気にしても仕方ない、と俺は脱力する。
そんな背中に、声が届いた。
「ちゃんと、守ってね?」
「おうおう、守らせていただきますとも、お姫さま」
俺は笑いながら答える。
「……うん」
ぎゅっと、俺の首元の手に、優しく力が籠った――。
暖かいのは、春だからだけじゃないだろう。
―――
其の百七でありました。
薬師はいい加減責任取るべき。
あと、その内銀子編も始まる気がする。
あと、番外編の方ですが、お姫さまになるっぽいです、このままだと。
一応、明日の十時(2010/3/28,10:00)までは希望受け付けます。
それと、今藍音さんの方の番外も書いているのですが――。
なんかエロい。なんかやばい。別にねちょい訳でもなく、やってること事態はそこまであれじゃないはずなんですけどねー……。ただ、なんかシチュエーションのせいかなんかエロい気がします。
では返信。
Smith様
高位の神秘が封入された一級の概念武装、猫耳としっぽですねわかります。
そらもうどうしようもないくらい男殺しですね。
見ただけで心が串刺しにされること間違いなしですよ、ハートが射られる的な意味で。
果たして、これ以上倍プッシュしたら李知さんは何処に辿り着くのか……。
ネズミ太郎様
コメント感謝です。
ヤンデレ義経のお話もそう遠くない内にやろうとは思ってます。
ただそう遠くない内とかやろうと思ってますとか確定してないことばっかりで申し訳ないです。
まったく見通しができてない自分の至らなさですねはい。
奇々怪々様
直生の猫耳を触れるなんて奇跡にひとしいと思います。薬師はそのありがたいを知るべきかと。
その上妙齢の女性が、ですからね。若い子がやるよりなんか趣があると思うのは私が捻くれてるせいでしょうか。
そんなこんなな猫耳李知さんのありがたみがわからない薬師はすし詰めで脱衣麻雀するべきだと思います。
キーボードのMに関してはそうですね、はい、叩きすぎましたかね。感度が悪くなってしまったようで。
志之司 琳様
薬師的には普段の李知さんでも猫耳でもいけるからどっちでもいいんでしょうね。
李知さん的には猫のままの方がいい気もしますが。多分、羽毛猫じゃらしは藍音さんのじゃないかと。やっぱり野郎より女性の方がきめ細やかな羽してるんじゃないっすかね?
しかし、連ジは未プレイですが、ボールでア・バオア・クーとか正に新型な人ですね。暁御が薬師を攻略する並みに無謀だと思います。
最後に、番外ですが、姫様くるっぽいですこのままなら。
SEVEN様
まだだっ、まだ行けるっ! ライフポイントは0でも、数字にはマイナスという単位があってですね?
しかし、李知さんが娘兼ペットとか、なんて幸せな家族計画。
庭付きの大きい家もありますよ? なんて完璧なのでしょう。そして庭でペットと遊ぶと。
首輪の話は、なんというか……。今の李知さんなら言いかねない……。
光龍様
こんな遅くにまで読んでいただいて光栄であります。
ただ、体調だけは崩さないよう注意してくださいね。
猫耳はやっぱりいいと思います。
猫好きとしては猫が猫耳少女化するにあたって色々と難しい線引きもあったりしますがいいものだと思います。
zako-human様
私は一旦萌え死んで甦ることで更なる高みに登りつつあるようなないような。
しかし薬師も突っ込み入れられるようなことしなければいいのに、しかしやってしまうのを見ると……。
鬼畜のくせにMも入ってるんでしょうか……。
ああ、あと、質問があれば幾らでもどうぞ。本当なら質問することがないような本編じゃないといけないんですけどねー……。まあ、実力の問題上カバーしきれない分は喜んでご説明いたします。
通りすがり六世様
確かに、亀に失礼でした。世界中の亀の皆さまにお詫び申し上げます。
どう考えても薬師の成長速度はものに例えられない勢いですね、ええ。どうしようもないです。
ちなみに、猫の登場は、二回連続でというのも違和感があるっぽいので次回か次々回登場です。
そして、猫の謎が解けた場合……。きっと李知さんとのダブル猫耳アタックが拝めるでしょう。
あも様
耳としっぽが生えて一番得してるのは李知さんですよねー。
まあ、なんで人に猫耳生やすのか、という答えは次回か次々回に。
番外編の姫様は大人気でした。自分でも予想外です。まあ、現人神とかのお話も、時間があれば書きますよ? 一応青写真的なものはあるんです。
書きたいんです。でも時間がないんです。
おもち様
人に猫耳としっぽを生やす様な猫が普通の猫なわけがないっ!
そういうことでファイナルアンサーだと思います。
確か猫は猫又に十二年とかそんな所でジョグレス進化しますから薬師が飼ってる時点で条件はクリア済みです。
そして、人を惑わすのが猫又ですから。数多の男を惑わす猫耳がないはずがないっ!
最後に。
クリームパン食べたいです。