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[291] とある暇人物語?
Name: x
Date: 2005/09/19 01:41

やあ、僕シンジ。色んなところで噂されているとおり元居た所は真っ赤かになっちゃった。
それにしても、真っ赤になると、ホント遣る事無くなるのね。まあ、最初のうちは色々考えてたりしてたんだけど、ン年間かしたら、もうホント、どうでもよくなってね。楽しく生きることに決めたんだ。
だけど、世界は真っ赤で何にも無い。おかげで暇で暇で・・・。

だから遊びに来たんだ。


チュドーン


あ、何か周りで爆発が起こってるよ!?ちょっと、僕を巻き込む気かい!?
そんなの天が許しても、この僕が俄然、絶対に許さないよ。何せ自分の命がかかっているからね。

ボガーン、ダダダダ

あれ?何か戦闘機がこっちに・・・。こ、このパターンは!!!アレか!?お約束の・・・・。
なわけないけど。流石に直撃は痛いしね。

ガキィーーーン

さてと。周りのも、そろそろとばっちりを受けそうだし、自分の安全は自分で守らないとね。どっかの極東の国見たく周りに頭下げまくらないといけなくなるし、流石にそんなのはごめんだからね。

「よっと、こんなのでいいかな。」

近くにあった鉄パイプを拾ったところで、このへんてこりんな蟲?ってな機械が向かってきちゃってるんだよね。駄目だよ、人様にぶつかっちゃ。

「そんな子には、お仕置きだ!!」

スパッ

そんな音が実際に聞こえてくるように、綺麗に2枚におろされてしまった哀れな蟲もどき。
きみの冥福を、そのうち称えてあげなくも無いかも知れないよ。

ウィーン、ピピ

あれ?周りにいる蟲もどきたちが一斉にこっち見てるよ!!
これって、ちょっとまずいんじゃ・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・。

そんなこんなで、自衛の為にリアルな屍の山を築いてしまったわけだが。やはりここは、大昔の人に習ってこの小山を乗り越えないとね。

「ちょっとぐらついているけど、大丈夫かな?」

と、言っているそばから、何か上のほうがぐらついているんだよね・・・。

ガラガラガラ

「うわー!!」

やっぱり、人様の屍を踏むなんて、お天道様が許してくれないみたいだね・・・。




[291] Re:とある暇人物語?
Name: x
Date: 2005/09/19 01:42
やあ、みんな元気だったかい?
僕?僕のほうは至って元気一杯ハツラツ全快!
前回御山に飲み込まれて、ちょっとばかし痛い目にあったけど、何とか脱出に成功。それもこれも僕の日ごろの行いが良いからだよね。
とは言ったものの、なぜか今いる場所が特殊なんだよね。どう特殊かと言うと・・・・。

「赤く無いや・・・・。」

と、ちょっとショックを受けつつ、ホッとしている今日この頃。
イヤー、流石にここまで来て真っ赤な世界は本と勘弁だから、これはこれで僕にとってはすばらしい展開なんだよ!?あ、又話がそれちゃったね。
話を戻すと、今いる場所って・・・「え?解る、って?」
そ、そりゃどうも・・・。言いかけてっぱなしなんて言語道断言動断絶!!と、言う僕の信条が許さないよ!!
そもそも、僕はこうい(ry

・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

どうだい、わかったかい?
え?聞いて無かったって!?
そ、そんな~・・・・。 _| ̄|○

「どうしたんだい?シンジ君。」

あ、この人はペペローチカ=サンジェルマンと言う生粋のジュピターエンパイア人なんだ。
今までジュピターエンパイア人なんて、見たことも聞いたことも無くて最初はすっごくびっくりしたんだ。何せ意味を聞いたら「木星帝国人」なんて言うんだよ!?宇宙人だよ、宇宙人!!
とは言っても・・・

「シ、シンジ君?又変な妄想しているんじゃ・・・・(汗」

酷いなー、統合失調症患者を見るような事はやめてほしい。プンスカ。
僕は何時(いつ)でも何処(どこ)でも何時(なんどき)でも思量深く冷静に行動しているっていうので有名なんだよ!!

「サンジェルマンさん!!人を馬鹿にするのも大概にしてください!!!」

「え?な、何・・??ひょっとして、サンジェルマンって僕のこと・・・??」

プンスカ!又惚けちゃって。
そんなことが通用するのは一般人だけだよ。
このパーフェクトでグレーーーーーートな不肖碇シンジ、到底そんなことには引っかからないんだから! ←注:「不肖」はわざと使っております。

「サンジェルマンさん!!僕にはあなたが何を言っているのか判らないよ!」

「い、いや、シンジ君?僕のほうこそ何がなんだか解らないんだけど・・・・。どうせ、いつもの発作なんだろうけど・・・・」

キィーーーー、ま、又人を小ばかにしているよ。この人は!!

「もういいです。サンジェルマ「これより探査開始します。副長、シンジさんと遊んでないで持ち場についてください。」・・・。」

キッ!!

僕の会話を遮断した人なんて、ケチョケチョンになるかのように睨み付けてやるんだから!!

「ひぃっ!!」

僕の睨みは虫眼鏡の焦点の如く熱く鋭いんだよ!

「もう。ほらシンジ君も何時までもそんなことしてないで。そろそろ余白が無くなってきているんだから、今日のところは勘弁してあげて。」

性格の丸くなったミサトさん(特に胸の辺りが)に免じてしょうがないですが。
サンジェルマンさんこの続きは次回、必ず決着をつけてあげますよ!



[291] Re:とある暇人物語?
Name: x
Date: 2005/09/19 01:43
やあ、前回は、尻切れとんぼになっちゃったけど、どうも調子が悪かったみたいだね。
今日は、元気前回ハツラツだからドンドンいくよ!!
あ、そうそう、こないだの後に、僕たちに新たな仲間ができたんだ。
何でもあだ名が、MADな金髪おばさ「あらシンジ君。どうしたのかしら?」・・・。
うう、何もこんなところで声かけなくても・・・。

「い、いえ。何でもありませんです。ハイ」

「あら、そう?てっきり、シンジ君のことだから何やら妄想の世界に取り込まれているのかと思ったのだけど。気のせいだったようね。」

い、今、さらりと人を馬鹿にすることを言いましたね!!
そんな性格していると、リツコさんみたく30を超えても引き取り手がなくなっちゃいますよ!!
まったく・・・、ただでさえ、その金髪頭とMADな研究で危険だと言われているのに・・・。
と、毎度のことだけど、話がずれちゃったね。今話している女の人がこないだ新たに一緒に旅することになった仲間なんだ。
医学の博士号も持っていて、医務関係の仕事をしている。やっぱり旅する以上、ちゃんとしたお医者さんは必要だし。何時腕が無くなったり、胴体が分断したりするかわからないしね。

「ところで、僕に何か用があるんですか?」

「いえ、特に用事というほどではないのだけど。ちょっと気になってね。」

気になる?僕がここにいるのがそこまで変かな?
僕より下の子はいるし。大人の人だって若い、20前の人が多いし。
確かに、僕の今着ている服装は、ここには合わないけど・・・。少なくとも、僕という人間・人格自体には不自然なところは無いと思うのだが・・・。
よっぽど艦長や、あの熱血名人のほうが問題が在る気がするし。

「もともと、このナデシコの搭乗メンバーでは無かったあなたにちょっとした興味を抱いただけよ。」

ふむ。確かに、僕はホントにいきなり乗り込んだからな~・・・。乗り込んだ。というのは正確じゃないか。
連れて来られた、というのが正解だけど。

「そうなんですか。僕自身も、まさか戦艦なんて乗るなんて思いもし無かったですから。ましてやここ火星に来るなんて今までの生活からじゃ考えられません。」

そう、今いる場所って火星だったりするんだよね。前回の「赤くない」うんぬんのセリフはここから来てるんだよ。
なんて言うか、流石に地球から外に出るなんて思わなかったけどね。
何せ前居たところじゃ、まだまだ宇宙旅行なんて現実じゃなかったから・・・。
って、シリアスは僕のキャラじゃなかったね。元気一杯無茶一杯が僕のレゾンデートル。

「でもきみって、ホント不思議な子ね。はちゃめちゃな行動しているけど、私にはそれが一種の演技に見えることがあるわ。そう、人生に疲れきってて、もうどうでもいい。と言う感じのね。っと、そろそろ先遣隊が帰ってくる時間のようね。それじゃ、私はこれで。」

うーむ・・・。あの人は油断ならないな~。まあなる様になれだ。それが僕の生きかたさ~~。
さて僕も艦橋に行ってみようかな。サンジェルマンとの決着もまだだしね。



[291] Re:とある暇人物語?
Name: x
Date: 2005/09/19 01:43
赤い世界からやってきたシンジ君。
しかし、その行く先に数々の困難が待ち受けていたのだった・・・

「ざーんーこーくなー♪天子の様に~♪しょーおーねーんよ、し・ん・わ・になーれ~~♪」

って、神話になったら駄目じゃん!?せっかく生きていて素晴らしいのに、自ら命を絶つなんて
ゼーレの爺様のような真似、僕には到底できないYO

と、ボケていたんだけど、現状、そうも言ってられないみたいなんだよね~~・・・

「敵チューリップから続々発進しています。艦長、どうしましょう?」
ほら、青髪の僕よりも幼い子がオペレータ席で報告しちゃってるくらい。

なんか、医療課の人をのっけた時にこっ酷くやられちゃったみたいで、昇天一秒前!
って感じらしい。
その状況で、続々と敵さん出てきちゃってるんだから、こりゃほんとにどーしようもないかな?
ブリッチの御えらいさん達は一生懸命言い争ってるけど、如何せん、さっき言ったとおり、状況が最悪なんだよね
まああれだね、ABCD食らってる状態で眠れる豚に戦い挑んで消耗戦になるくらいまずい状態だたり。
イヤー、しかし、この世界にきて、まだ2ヶ月くらいしか経ってないけど、もう年貢の納め時か・・・・
もう少し遊んでいたかったなー

「・・・・・・・そう言えば、シンジ君。何でブリッジにいるのかな?」

お!?
最後の最後で、サンジェルマンとの熱き戦いを演じられるたー、僕ってちょっと幸せ者だったりする?

「暇だったんで来たんですよ。この船乗って以来暇を持て余していましたから。」

・・・・・・・

な、なんか皆の視線が痛いのは気のせいかな?
気のせいだったらいいなー。うん、気のせいだよね♪

「シンジさんって・・・、バカ?」

し、しどい!?
僕にとって暇潰しは命よりも重要なことなんだよ!!
赤い世界では一切の娯楽がない状況を皆分かってない!

「そうね~、シンジ君っていっつも変なこと言ってるし。」

「ああ、そういえば、行動も、よく意味船意味になってますね。」

「メグちゃん、それは言いすぎなんじゃ・・・」

「そう言うミナトさんも、結構酷い事言ってますよ?」

「まあ、お互い様か。」

って、何お二人で、僕に対するいやがらせをしてるんですか!?
そんなに僕のことが目ざわりですか!?

「みんなのバーーーーーーカ!!!」

力いっぱい明日に向かって走ってやる!

「あらら・・・。シンジ君泣いちゃったよ。大丈夫かな?」

「あのくらいなら大丈夫じゃないかしら?普段の彼はもっとすごいんだし。」

「それもそうですね。」

「って、今はそんなこと言ってる場合じゃなかったわね。プロスさんが何かこっち睨んでるし。」


続く、かもしれない・・・・。



[291] Re:とある暇人物語?
Name: x
Date: 2005/09/19 01:46
みんな、みんな酷いんだ!!
寄ってたかって僕のことをいじめるんだ!
僕に優しい世界へと飛び立ってやる!

第5話 雨逃げ出したあと

 ブリッジを飛び出し格納庫へ向かうべく、一生懸命走ります!どこまでも!!

「おいブリッジ!! 戦うのか逃げるのかどっちかにしてくれ!!」

 格納庫に着いたらそんな声が聞こえてきたけどそんなの僕には知ったこっちゃないもんね。
ここで、自由になるための翼を手に入れるんだ!!!



 シンジさんが出ていった後、プロスさんがちょっと怖かったけど、今は木星トカゲに集中するべくお小言は無かったようです。

「おいブリッジ!! 戦うのか逃げるのかどっちかにしてくれ!!」

 セイヤさんからの通信が入りました。
そりゃそーですね。現状のナデシコでは全力で逃げても敵に追いつかれてしまうかもしれないほどエンジン周りが不調ですから。

「しかし艦長。逃げるにしても、こう敵に囲まれていては・・・。」

「ユリカ、後方が比較的手薄だ。転回して血路を開こう!」

「ん~・・・・」

 等など、艦長達はこの状況をどうにかすべく協議? しています。



「まったく、ブリッジの連中はエンジンが不調だということが分かってるのか」

「ほんとそーっすね。動いてはいるとは言っても、かなりぎりぎりで動かしてますからね~」

「って、班長? 予備のエステが動いてますけど…」

「なにー!? パイロットは全員で払っているはずだが…。おい!! 誰が乗ってる!?」



 相変わらず、敵に包囲されて続けているのににっちもさっちもいかない協議をしている御偉いさん。
こりゃ、この船もここで御終いかもね。

「ブリッジ!! 予備のエステが動いてる、誰が乗ってるんだ!? あー、マニュアル発進しやがった!!」

早速調べてみたら…。

「パイロットはシンジさんのようです」

 皆が唖然とする中、エステは敵主力。チューリップ5機がが密集す空域にまっすぐに飛んでいきました。
無謀です。



 ふふふ。この翼を手に入れた僕には怖いものなんて無いのさ!!
まっすぐ、どこまでも伸びてゆくマイウェイにそってガンガン進んでゆく~のさ~。

「邪魔なものは排除しないとね♪」




「敵戦艦撃沈。後続の巡洋艦郡も被害多数のようです。」

「……………」

 皆さん、言葉がない様です。

「シンジ君ってすごいのね~。」

「チューリップ3機撃ち……!?」

「「「!!」」」

 皆が見守る中、エステはチューリップに吸い込まれてしまった…。


続く、かも知れない




****あとがき****
適当に書いたものです。
一応、完結目指してます。
けど、書き始めてからはや1年以上経ってる気がします。
もう少し書き溜めてはありますが、今日はここまで。



[291] Re:とある暇人物語?第6話
Name: x
Date: 2005/09/21 19:09
 我らがシンジ君はチューリップに吸い込まれてしまった。
これからどうなることやら…。


第6話 「ある意味決戦?」


「弱ったな。何の反応も帰ってこないや。」

 チューリップに吸い込まれてかれこれ18時間。
フェルミオンに変換されたまま実体化されなかったようで、虚数空間に漂ってしまっているシンジ君。

「エステじゃS2機関も搭載してないしな…。これじゃ八方ふさがりだよ!!」

 そうは言っても、自らチューリップへと侵入したので、作者も助ける気は……さっぱり無い。

「僕のマイライフ!! それを奪うなんてあんまりだよ!? 横暴だ!! 人権侵害だ!!
そもそも僕は好きであの戦艦に乗ったんじゃないんだよ!! それをかんがみて!! ね!?」


 ………………………………


 気が触れたように叫びつづけるシンジ君。
彼のその後は………


誰も知らない?





完。かもれ知れない…


****あとがき****
読み返してみるとすさまじく短いな…。
書いてるときはこれ、もう少し長い気がしたのだが。
気のせいだったようだ。



[291] Re:とある暇人物語?
Name: x
Date: 2005/11/04 22:02
 まったくも、この作者って酷いんだよ!
人事だと思って、一切手を貸してくれないんだから。
あの場所から脱出するの、大変だったんだよ!!


第7話 「人が創りしもの」


 ところで、ここどこかな?
あたり一面、薄暗くてよく見えないけど…。

「考えてもし方が無い。僕の人生レッツゴー♪」






 シンジさんのおかげで危機を脱出できたナデシコですが、以前ピンチには変わりありません。
応急処置は完了しましたが、相変わらず不調の相転移エンジン。エステバリスも損傷が激しくてまともに稼動できない状況です。

「しっかし、シンジ君、生きてるかしら…」

「さすがに、心配しちゃいますよね。チューリップに飲み込まれた艦っていまだに発見されていないって言いますし。」

 ミナトさんと、メグミさんがシンジさんのことを話していますね。
性格はどうであれ、近い年齢のシンジさんが居なくなったのは寂しいです。
あれでも、結構料理とか上手いんですよ。シンジさんって。






 しっかし、行けども行けども薄暗くてよく分からないところだ。ここって。
さっき居たところよりは広いところに出たけど、暗くて何があるのかさっぱりわからないよ。

「ん?」

 今何か光ったような気が…。
って、間違い無い、ちょっと先のところで何かが点滅してるよ。
やったよ、助かったよ!!
MY LIFEがようやく取り戻せるよ!
え?まだ本格的に助かったわけじゃないのに、なぜそんなにはしゃいでいるかって?
人生、希望が無いとやっていけないしね♪

 さて、この点滅しているのはボタンみたいだけど…。
押したら爆発、ってことは無いよね?よね?

『あるかもよ(by 作者)』

「え゛!?」

 な、何か変な声が聞こえたような気がするけど…。
しかも、かなり不吉なこと言ってたし。
どうするべきか…。

……

 しょうがない、このまま迷っていても埒があかない!
押してしまえ!!

「ポチっとな」


ヴン

……
………
…………
……………
………………

「よ、よかった…。生きてるよ!」

 生きてるってスバラスィィィ!!
なんてすがすがしい気分なんだろうね!!
まるで、御正月に卸したてのパンツを履くような感じだよ♪

 さっきの音と共に、周りが明るくなってる。電気がついたのかな?
でも、どこにも蛍光灯とかはないんだよね。
そう言えば、ナデシコの中も、蛍光灯は無かったような…。
細かいことは気にしない。これ子供の鉄則♪
 と、思いたいけど、目の前にかなり大きい柱?があるんだよね。
これなんだろう?




***極東アジアの某一角***

「何ですって? 相転移エンジンの出力があがらないですって?」

「ええ、数時間前を境に、全ての試作品で臨界どころか想定出力の1%以下の状況が続いています」

「会長には知らせてあるの?」

「はい、先ほど連絡を入れましたところ"至急向かう"、との事です」

「(流石に会長も焦っている訳か…。下手したら宇宙軍との和解工作、失敗するかもしれないわね…)
 分かったわ。私もすぐに向かいます。速やかな原因究明をお願いします。」

「了解しました!」


と、言うやり取りががあったとか無かったとか。



続く、かも知れない


****あとがき****
続いちゃいました。



[291] Re:とある暇人物語?第8話
Name: x
Date: 2005/09/29 01:31
 前回、シンジさんのおかげで何とか全滅寸前の危機的状況は肌出できたナデシコですが、引き続きピンチです。

『ナデシコ! そのチューリップに入りたまえ。』

 お飾り爺さんが、ここ火星で見つけたクロッカスを使って反乱起こして、さぁ大変。

ドォーン

「ナデシコ9時の方向、500メートル先にクロッカスからのミサイルが着弾。」

『次は当てる! さぁ、早く入るんだ!!』


・・・・・・・・・・・・・


 お偉いさんたちはなにやら言ってましたが、結局チューリップの中に入ることに。何やってんだか。

「フィールド出力良好。艦内状況も異常な・・・・・・」
続く?
*****あとがき******
短いですが、このまま書かずにいたら進みそうにないんで投稿しました。
ダメだ・・・。サッパリ閃かない・・・。
次回からはいつものテンションに戻っている。かも知れない。
次は大体の感じは決まってるんで比較的早い。かも知れない。



[291] Re:とある暇人物語?
Name: x
Date: 2005/10/12 10:29
 と、思いたいんだけど、目の前にかなり大きい柱?があるんだよね。
これなんだろう?

 んー、柱と言うのもなんか違う気がするな。箱って言うべき?
縞々(?)模様してるんだよね。ある意味、レリエルみたいだよ。
ん? なんか模様にそって光り始めてるYO!?

「何か嫌な感じがすr・・・」


第9話 


 ネルガル相転移実験場(仮)にザ・キャリアウーマンことエリナ嬢が到着。
試験場を見渡せる位置にある会議室で早速、技術部長からの報告を受けはじめる。

「で、現状はどうなの?」

「はい、連絡時から特に変化はありません。未だに原因不明です。」

「会長は?」

「間も無くお見えになると思いますが…。と、お見えになられたようですね。」

 大関すけこまし、ことネルガル会長アカツキ・ナガレが颯爽と登場…。出来ずにちょっと寂しげにしている。
そりゃ、種も仕掛けも、スペースもない会議室、できるわきゃ無い。

「ご苦労、エリナ君。原因のほうはまだ不明かい?」

 エリナは技術部長に目配せする。自分自身も今到着したばかりでそれ程詳細なことは知らない。

「本日、10:30頃突如として試作品全ての相転移エンジンの出力が低下。臨界点を大幅に下回る状態となってしまいました。
 技術部としましてはもっか原因究明中ですが、如何せん相転移エンジンに関しましてはブラックボックス部分が多く、原因究明が遅々として進まない状態です。」

「ふーむ…。ところでエリナ君?」

「なんでしょう?」

「ナデシコからの定時連絡。そろそろだと思うんだけど、来てるかい?」

「いえ、まだ届いていませんが…。と、まさか、原因はナデシコ、だと?」

「可能性は低くないと思うけどね? 何せ、火星に居るんだからね」

 エリナの質問におどけたように言うアカツキ。本人自身も半信半疑というところであろう。
しかし、原因がまったく不明となると、その位しか思いつかないのも又事実。

「そうなると、戻ってくると思いますか? ナデシコ」

「まあね、できればお土産いっぱいが良かったんだけど…。ま、戻ってくれば文句は言わないよ。
 スキャパレリプロジェクトはB案へ移行となるけどね。」

「しかし、B案への移行にしても、今回のトラブルで大分難しくなるかと思われますが。」

「そうなんだよね~。どうしたものか。流石に相転移エンジンがいかれるなんて想定してなかったし………」

 ドスン!!

 会話の中、盛大な音を立ててテーブルの上に落ちてきたものがある。というか、居る。
突如人が空から落ちてくるなんて言う、通常じゃありえないことに、部屋の中に居た3人は目ん玉飛び出るくらいびっくりしている。

「あれ? ここは?」

 落ちてきたのは我らがシンジ君。
しかし、落ちた衝撃なのか体勢がおにゃの子座りという、全国3000万人のシンちゃん育成計画購入者が羨む(?)ポーズを見せ付けている。



…………………


 
「ふー、生き返った~。あと、えーと…」

 あの後、技術部長は追い出され、エリナとアカツキに首根っこを押さえられ強制的にティータイムに突入したシンジ君。
強制とは言え、ナデシコを飛び出して以来、久方ぶりに一服をつけたとあって随分嬉しそうである。
で、このお茶を頂いたお礼を言おうとしているのだが、名前がサッパリ分らない。

「私はエリナよ。こっちのはアカツキって言うの。」

 流石に言いたいことが分ったのだろう、自己紹介をするエリナ。その横で「こっちの、って…」と、黄昏ていたりするアカツキ。

「あ、お茶ありがとうございます。僕はシンジと言います。」

 自分も名乗ってないことを思い出し、自己紹介するシンジ。

「シンジ君って言うんだ。ところで…………」




続くかも知れなくも無い。


*****あとがき*****
そういえば、早く書けるかもー、と言っていたころが懐かしい今日この頃。
如何お過ごしでしょうか?
何と言うか、サッパリ勢いが無いというか、のりが悪い文章となってしまった今回。
やっぱりシンジ視点で書かないと勢いに乗れないんだなーと、再認識しました。
次回から、次回からこそは、ハイテンションのシンジ君に戻っている。かもしれません。


と、以下チラシの裏

飛び先は、今回書いたネルガルの他に、木連やクリムゾングループと言うのも考えてもみたんですが、結局ネルガルに飛ばしてみました。
さて、これが(この後の執筆に)吉と出るか凶と出るか…。



[291] Re:とある暇人物語?10話?
Name: x
Date: 2005/10/19 19:10
 クリムゾングと陰謀の双璧をなすネルガルのトップ2人組に捕まってしまった我等がシンジ君。
はてさて、これからいったいどうなることやら。


第10話?


「さて、シンジ君。幾つか聞きたいことがあるのだけど、いいかしら?」

「ふぁい?」

 まったくもう、人がケーキを美味しく美味しく、幸せに頬張っている時に話し掛けてくるなんて失礼千万。 この罪は万死に価しちゃいますよ!!

 ぷい

「シ、シンジ君…??? ちょっと顔を背けないでよ!」

 ぷい

「い、いいかげんにしなさい!!」

 怒ったって知らないですよーだ。 僕の幸せを奪った罪はそう簡単に許せるものじゃありません!

「は~…。 会長、何とかしてくださいよ」

「さすがにエリナ君も参ってるようだね。 …それにしてもよく食べるねー、君は」

 何言ってるんですか! まだ高だか、ショートケーキ23個しか食べてないんですよ!!
変な場所から無理して脱出したおかげで、カロリーが極限の僕にはまだまだ足りないんですよ!

「おっと、どうだい? これも食べてみるかい?」

 お、これはモンブランかな? ショートケーキにも飽きてきたし、頂きますか。

「はい、頂きます。」

「で、食べ終わってからで良いんだけど、僕らと話をしてくれないかな?」

 んー、このアカツキさんは話が判る人のようだ。

「食べ終わってからで良いのでしたら、構いませんよ」

「お、そうかい。 じゃ、待ってるからどんどん食べてくれたまえ」


…………………


2時間後。

「ふー、ご地層様でした。」

「よ、ようやく終わったようだね」

 あれ? アカツキさん達、なんか疲れきってるけど大丈夫かな? って、食べ始めてから3時間もたってる!?
おおう、世界不思議発見!! ケーキを食べるとこんなにも時間が経つものなんだね。 知らなかったよ、僕。

「で、話、良いかな?」

「はい。」

 話って何だろう? 僕なんて何処も怪しくない、唯の中学生なのに。

「シンジ君、どうやってここに来たのかな? 僕にはいきなり部屋の中に落ちてきたように思えたんだけど」

 ああ、そう言えば、どうやってきたんだっけ? 変な縞々模様の場所から気が付いたらここに落ちてきたんだけど…。

「んー、よく判らない場所にあったスイッチ押して暫くしたら、そこら中が縞々模様に光りだして、気が付いたときにはここにいましたね。」

「よ、よく判らない場所? そこにはどうやっていったんだい?」

「えーと、ナデシコに乗ってて…」

「「ナデシコ!!」」

「シンジ君、ナデシコに乗ってたのかい!?」

 何だろう? 変なこと言ったかな? アカツキさん、かなり身を乗り出しているけど。 エリナさんもアカツキさんと見事にハーモニーをかなえてたし。

「ええ、ちょっとなり行きで乗ることになりまして。 んで、火星でナデシコの中の人達にいじめられたんで、なんていいましたっけ…。 ああ、エステバリス、でしたっけ。 あれで飛び出したら気が付いたらその変な場所にいたんですよ。」

「「…………」」

 あれ? 静まり返っちゃった。 どうしたんだろう?

「シンジ君? つかぬこと聞くけど、君って、IFS付けてないよね?」

「なんです? それは?」

 IFS? なんだろうそれって?

「こう言うものなんだけど」

 アカツキさんが手の甲を僕に見えるように持ち上げて教えてくれた。

「ああ、それ、IFSっていうですか。 僕はそんなのないですよ」

 そう言えば、アキトさんとかルリちゃんとか付けてたな。

「は~…。 こりゃ参ったね。 まさかそんなことも聞けるとは…。」

「会長」

 エリナさんがいかめつい顔してアカツキさんに何か言おうとしてる。

「ああ、判ってるよ。 シンジ君、すまないけど君を拘束しなくちゃならない。 おとなしく従ってくれるとうれしいんだけど?」

「!?」

 こ、拘束だって!! 僕が一体何をやったって言うんだよ! 僕の人生は僕のもの! マイライフは誰にも汚させはしないんだ。


 僕が席をたとうとした瞬間、昔見慣れた黒服の大群が部屋に雪崩こんできた。
嗚呼、僕の人生、どうなっちゃうの?


つづく?


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