―――『ユーノ・スクライア』―――
彼の一日は一杯のミルクから始まります。
司書長室で寝起きしているので自炊はしません。 朝食は購買で買います。
ブロック型栄養食を食べ、その後仕事場である無限書庫に出勤します。
仕事の1つである資料収集はクロノさんやフェイトさんなどの知り合いを優先しています。
「先にこっちの仕事をしてくれ」などと注文してくる人には無言の圧力で追い返したりもします。
しかし、請求された資料を集めながら自分の趣味や魔法の本などを漁っています。
それに文句を言う司書はいません。 彼が無限書庫で得た知識で人命を救ったことは誰でも知っているからです。
昼食は食堂で食べます。 何故か、コックのおばさんがユーノに特別料理を作ってくれるからです。
「最近、食堂を利用する女性が増えたような?」と不思議に思ってますが、料理を食べて「この味ならな」と納得していました。
昼食を食べ終えると再び職場へ、この間に終業後のプランを練ります。
急な仕事が入ったりすることもありますね。
3時頃、コックのおばさんから貰ったクッキー等を食べています。
週に何度か、仕事を終えると魔法の訓練や研究会をします。 しない日は無限書庫に篭っていますね。
それを終えると夕食を食べに外へ。 昨日は研究会からの流れでザフィーラさんと一緒に八神家へいきました。
夕食を終えると司書長室へ帰り、本を少し読んだ後寝ます。
・・・
時空管理局 メンテナンスルーム
《これが昨日のマスターの行動です。 普段もあまり変わらない生活をしていますが、マスターが何か?》
メンテナンス中のレイジングハートは、答えられる範囲で自分のマスター、ユーノ・スクライアについて話した。
「いや、『何か』ってわけじゃないんやけどな」
「う、うん。 ユーノって普段何してるのかな~ってちょっと気になっただけだから。」
《そうですか、それならいいのですが…》
そそくさと出て行く2人の後姿に何かを隠している気配を察するが、まぁ悪い事ではないだろうと思うレイジングハートであった。
・・・
読者の皆様、レイジングハートの語るユーノ・スクライアの一日を想像できましたか?
できていない? では、もう一度上の文を読んで、想像してみてください。 …想像できたら続きをどうぞ
・・・
彼の一日は一杯のミルクから始まります。
「ごきゅごきゅ、きゅー」
司書長室で寝起きしているので自炊はしません。 朝食は購買で買います。
「誰もいない廊下は蹴られる心配が無い。 早起きはいいねぇ」
ブロック型栄養食を食べ、その後仕事場である無限書庫に出勤します。
「もきゅもきゅ」
仕事の1つである資料収集はクロノさんやフェイトさんなどの知り合いを優先しています。
「レイジングハート、今日もヨロシク!」
《はいはい》
「先にこっちの仕事をしてくれ」などと注文してくる人には無言の圧力で追い返したりもします。
「じーーーーーーーー」(無垢な瞳)
「く、ま、またくるからな! 覚えていろ!」
しかし、請求された資料を集めながら自分の趣味や魔法の本などを漁っています。
「今日はどの世界の娯楽書を読むかなぁ…」
《マスター、いい加減にしないともう手伝いませんよ?》
「えー、じゃあ『ベルカ式結界魔法の基礎』でも読むか」
《…》
それに文句を言う司書はいません。 彼が無限書庫で得た知識で人命を救ったことは誰でも知っているからです。
「たくさんの本に囲まれた司書長… 撫でることも触る事もできないのがつらい…」
「上司でなければ撫でまくるのに… 上司でなければ…」
「くそう、餌をあげたい。 もきゅもきゅ食べてるところを撮りたい…」
昼食は食堂で食べます。 何故か、コックのおばさんがユーノに特別料理を作ってくれるからです。
「はい、どうぞ。 たーんとお食べ?」
「いつもありがとうございます。(礼儀正しくお辞儀しながら)」
「い、いいんだよ、好きでやってる事なんだから!」
「最近、食堂を利用する女性が増えたような?」と不思議に思ってますが、料理を食べて「この味ならな」と納得していました。
「撮る時に音がしないのよこれ」
「なっ! それって撮り放題ってこと?」
「私も新しいデバイス買おうかなぁ…」
昼食を食べ終えると再び職場へ、この間に終業後のプランを練ります。
「仕事終わったら魔法練習場を使えるようにいつもの手続きしてください。」
《わかりました。 … … … いつもどおりできました。》
「ありがとうレイジングハート! 愛してるよ!」
《はいはい、さっさと仕事をすませましょう?》
急な仕事が入ったりすることもありますね。
『ユーノ、いつもすまない』
「今度、何か奢ってね? 高いやつ。」
「黒服… いつもいつも司書長を顎で使いやがって…」
「やめるんだ… 残業で眠そうな司書長が見れるかもしれないだろう?」
「それはそうだが…」
3時頃、コックのおばさんから貰ったクッキー等を食べています。
「もきゅもきゅ」
「くっ、さすが会員番号1159、いい仕事をする…」
「癒される…」
「ああ…」
週に何度か、仕事を終えると魔法の訓練や研究会をします。 しない日は無限書庫に篭っていますね。
「ザフィーラさん、今日も頑張りましょう!」
「うむ、今日は確かベルカ式の結界を多重展開するための研究だったか?」
「管理局のダブルマスコット!」
「しっ! 静かにしろ、気付かれるだろ!」
それを終えると夕食を食べに外へ。 昨日は研究会からの流れでザフィーラさんと一緒に八神家へいきました。
「よー来たな」
「ごちになります。」
夕食を終えると司書長室へ帰り、本を少し読んだ後寝ます。
「寝る前の読書♪」
《明日も早いのですから、程々にしてくださいね?》
・・・
①あなたの想像したとおりの一日でしたか?
完全に想像どおりだった? そんなあなたは重度のフェレット好きです。
半分くらい当たっていた? そんなあなたも重度のフェレット好きです。
まったく当たらなかった? そんなあなたは毎日フェレットのことを考えるようにしてフェレット好きになりませんか?
②なんでフェレットモード?
八回目は自分のやるべきことに『気付かされた』ので、魔法の研究をするために、普段の魔力消費を抑え研究に全力を注ぐためになるべくフェレット状態だった。
そして、フェレットモードのほうが楽だと知ったために『とあるフェレットの憂鬱』完成後もこんなことに…
③八神家で晩御飯?
たまにそんなこともある。 研究会にアルフが参加している時はハラオウン家に行ったこともある。
基本的には人型に戻って外食し、帰りに翌朝に飲むミルクを補充したりする。
④はやてとフェイトは何でレイジングハートにユーノのことを聞いたの?
なのはにユーノのことを聞かれた時に、ユーノのことを魔法抜きで話すことができないと気づいたので情報収集。
夕ご飯を食べに来たユーノが「明日、レイジングハートをメンテに出すことになっていてね」と話したので…
090807/初投稿
090818/誤字脱字など修正