●ヴィヴィオを保護してからJS事件終了まで
①ヘリを守る時に使う際は最低『七重』で『防御』、できるなら『十重』で『反射』しましょう。
・『四重』でも防げますがヘリは守れません。
・『九重』では敵に直撃させるのが難しいです。 他に被害を出すくらいなら『七重』で魔力をありったけ使いましょう。
・防御範囲が広いのであらかじめ練習しておくといいでしょう。
・『七重』が無理な場合、ヘリの大きさに合った防御魔法を構成しておくといいでしょう。
②暗殺対策
・管理局に潜り込んでいる2番目や壁を通り抜けてくる6番目が暗殺に来る可能性があります。
・バリアジャケットの強化や、フェレットモードをうまく使いましょう。
③スカさんを捕縛する時
・AMFがキツイです。 魔力量は増えましたか? カートリッジシステムは使いこなせていますか?
・戦闘機人を捕縛するだけなら範囲を広げた拘束結界でも可能です。
・スカさんは面倒な事に魔導師です。 『五重』以上で使用しましょう。
④聖王ヴィヴィオ
・はやてさんに4番目をピンポイントで攻撃してもらいましょう。
・AMFがキツイので、封印魔法を構成してバルディッシュやリインフォースⅡに任せてしまうのも手です。
・・・
古代遺物管理部機動六課
試験的に設立・運用された部隊であり、運用期間は1年間。
設立理由などは色々あるが、僕が考えるに重要なのはこの3つ
1、予言の阻止
2、ヴォルケンリッターを身内に持つが故に、将来的にいずれは何処かの『長』となるであろう八神はやてに経験を積ませる。
3、失敗した時は八神一家とハラオウン一家、それとその周辺の数名だけが責任を取る『だけ』で済む。
成功しても「設立を認めた管理局が偉い」、失敗しても「責任を取るのはごく一部」
管理局のトップにとって都合の良い部隊だとも言えるかもしれない。
今後、『リミッター』はよほどの理由がないとできないようになるらしい。
『裏技』はその存在を知られたら『表』に塗り潰される物なんでしょう。
それはそれとして、どうやら客が来たみたいだ。
無限書庫 司書長室
「…なんで?」
「無限書庫っていうのは情報の集まる場所なんだよ? そんな重要な場所の責任者の部屋が侵入者対策されていないほうがおかしいとは思わないか?」
何故自分が拘束されているのかと聞いているのだろうから、わかりやすく説明した。
「…もしかしなくても」
「うん、前に僕を暗殺しに来た人も同じ罠にはまったよ。」
ナンバーズの6番目(名前は忘れた)が、2番目と同じ罠にはまった。
僕の幻影を纏いながら空中に浮いているヒスイをそれと知らずに攻撃したのだ。
スカッ! という擬音が似合う間抜けな姿に『とあるフェレットの憂鬱』をかけて拘束した。
さっきまで僕はフェレットモードで部屋の中心にある机の上で資料を読んでいた。
6番目対策として壁や床や天井に感知系の魔法を仕掛けておいたのは言うまでも無いかな?
ちなみに
ヘリを砲撃してきた奴(名前も何番目かも忘れた)にその砲撃を反射して当てたら結構な怪我をしてしまい、治癒効果を付与した結界魔法(近づきたくなかった)で応急手当をしていたら救助に来たナンバーズが居たのでそいつも拘束した。
…4番目が来ると思っていたがそうではなく別のが来た。 救助は無理だと判断してさっさと逃げたか、私の記憶が間違っていたのか… まぁ、何十年も前の記憶だしなぁ…
2番目は僕がヘリを守った数日後に「あなたの存在は~」とかいいながら6番目と同じように幻影に攻撃してスカッ!としているところを拘束した。
「いや、そっちじゃなくて…」
「うん?」
「あなたがユーノ・スクライア?」
「そうだよ。」
無限書庫の司書長がフェレットになれることを知らなかったらしい…
なにはともあれ、JS事件が始まった。
・・・
突入準備をしていたヴェロッサに声をかける。
「お待たせしました。」
「さっき報告が来ましたよ? 1人捕まえたそうですね?」
彼に6番目のことがすでに報告されているという事は、スカリエッティにも情報が流れている可能性もあるな…
「うん、前の子は突然ドアを開けて入ってきて、今度の子は壁からひょいと入ってきたよ。」
「へぇ」
「ノックをしないで他人の部屋に入るなんて、教育がなっていないと思わない?」
「そうですね… 娘ばかり作るようですから、本人も教育を受けた事がないとか?」
「むぅ… マッドなだけでなく、変態だったのか。」
「でも、男を作っていたら… それはそれで変態なのでは?」
「なるほど、それは確かに。」
HAHAHAと笑いあう。
「それじゃあ、そろそろ行きましょうか。」
「うん、行こうか。」
「待って下さい! 私も行きます!」
シスターが歩き出した僕達に声をかける。
「大きな声を出さないで下さい。 気付かれちゃいますよ?」
「先生、僕達もさっき大声で笑いましたよ。」
「…おお! それもそうだ」
再びHAHAHAと笑う。
「それに、先生はともかく僕達がここに居る事はもう気付かれています。」
「え? そうだったの?」
「はい、その証拠に…」
ヴェロッサが指差す方向には真っ二つになったガジェットが1機…
「君が?」
「いいえ」
「シスターが?」
「はい」
「…まあ、行きましょう。」
ザッザッザッザッ
スカリエッティは、フェイトじゃなく僕が来た事に驚いていた。
彼女は母親に認めてもらえたと思っているからプロジェクトFにそこまで思い入れがないみたいなんだよね。
それに、娘であるヴィヴィオを救うという使命もあるし…
シスターはスカリエッティと1対1で戦う気でいたみたいだったけど、ヴェロッサの猟犬に牽制されて攻めあぐねているナンバーズ2人を『とある~』でさっさと拘束することで戦闘開始からたった3分で3対1に…
正直余裕でした。
はやてに4番目の居場所を狙撃してもらって、レリック用に構成した封印魔法を入れたインテリジェントデバイスも渡す。
後はヘリの中で待っていれば…
JS事件が終わった。
ここから先は未知の領域だ。
・・・
①スカさん…
ヘリを攻撃して失敗→2人脱落
ギンガとスバルを捕まえようとして失敗→3人脱落
ユーノを暗殺未遂→2人脱落
7人も捕まってしまった。 でも計画を遅らせる事はできない…
スカさんの基地(ゆりかご浮上のための囮)
スカさんと2人 →お供を連れたユーノが全員拘束。
ゆりかご(本命)
4番目と聖王ヴィヴィオ →はやてとフェイトが大活躍。 ヴィータも頑張った。
ミッドチルダ地上本部(ゆりかご浮上のための囮)
ゼスト&アギト →シグナム ドゥーエがいないのでレジアス生存。
ルーテシアとガリュー →エリオとキャロ 4番目に暴走させられてもユーノから貰ったデバイスで即拘束。
ナンバーズ2人 →ティアナが11番目を、ザフィーラが8番目を捕縛。
大量のガジェット →ナカジマ姉妹 遠距離からの攻撃だったが、他の地上局員からの援護もあり余裕でした。
②ヴェロッサ
ユーノを先生と呼ぶ。 司書長は偉いのです。
③はやてにデバイスを渡す
助言に従った。
090821/初投稿