おひさしぶりです、おはこんばんちわ。
ユーノになって何となく感じていた違和感。
視点が変わったとか物事の感じ方が変わったとか…
そういうものとは違う、そう、多くの人が分かる例えで言うならば…
風呂場で一人、頭を洗っている時、自分の後ろで誰かがじっと見ているような感じ…
めめたぁっ!
そんなものは気のせいだ!
そうじゃなかったらプラズマか何かだ!
プラズマのほうがもっと酷い状況になりそうだけどな!!
・・・
とあるフェレットの憂鬱 そのなな
・・・
「こんな子供を危険な世界に巻き込みたくないんだけど…」
PT事件は前回のようにプレシアさんに退場してもらうことで丸く収まりました。
罪悪感が前より少なかったことが逆に気持ち悪かった…
まぁ、そういうことは突き詰めていくとどんどん鬱になっていくので… 話を進めます。
…これまで関わらないようにしてきたエース編に介入することにしました。
上手くいけばはやてさんは家族を得られ、上手くいかなくても氷付けにされるだけです。
前回、闇の書に『僕の自慢の封印魔法』を掛けたうえでプレシアさんの虚数空間に放り込んだけど、よく考えればあれは間違いでした。
あれでは、100年後に封印が解けた時、闇の書は新たな主を得てしまいます。未来に憂いを残すのは良くありません。
酷いという人もいるかもしれないけれど、発動した闇の書は、原作のように防衛プログラムを破壊して、管制人格に闇の書の破壊に協力してもらえない限り、主ごと凍らせるべきなんだよね。
前にも言ったかも知れないけど、魔法や科学がすごく発達した未来で救助してもらえる可能性もゼロではないんだし。
エース編への介入方法は簡単、
「リンディさん、ジュエルシードを探している時に、別のロストロギアの反応があったんです。」
と言ってはやてさんの家を教えて、ベランダの窓ガラス越しに闇の書を見せるだけです。
「これまで調べたことから、八神はやてさんは闇の書の被害者だってことが確定だね。」
「そうだね。」
「…そうだな。」
ちなみに、クロノさんとエイミィさんと僕の3人は今、フェイトさんの隠れ家だった場所にいます。
リンディさんとフェイトさんは養子縁組の手続きに行っています。
前回も今回も、フェイトさんは罪人として扱われていません。
たまたま拾った青い宝石がロストロギアで、そのロストロギアの暴発で親を亡くした『可哀想な子』ということになっています。
戦闘もアースラの邪魔もしてないものねぇ…
あ、ジュエルシードですが21個全て管理局に行っています。
10個くらい貰っておこうかとも思ったのですが… プレシアさんが『ジュエルシードは21個ある』と何かの文献とかで知っていた場合を考えると…ね。
ジェルシード発見→管理局に報告→輸送っていう手順の中で、輸送しているジュエルシードは21個より少ないってことになると…
輸送少し→確実に手に入る遺跡へ→スクライア一族巻き込まれる。→最悪、僕が秘匿していることがばれる。
輸送半分→輸送船からばら撒かれたのはフェイトに任せて残りを求めて遺跡へ→スクライ(以下略)
輸送多い→原作どおりになればいいけど、たぶん少しでも多く手に入れるために遺跡へ→スクラ(以下略)
三回目のときに何も発掘できなかったことにしたときは何もなかったけれど、1個でも発掘されたことにしたらスクライア一族が滅びかねないので正直に報告しました。
そもそも、プレシアさんがいつジュエルシードの存在を知ったのかわからない限りうかつなことはできないんだと結論をだしました。
原作でもフェイトさんが21個全て回収できると思っていたようでは無かった様な気がするし…
JS事件の時に結界の研究目的という名目でジュエルシードを借りられるだけ借り出しとけば魔力ブーストの『八重広範囲防衛結界』を張れるしね!
借り出せなかった場合は管理局辞めてしまおう。 同僚達には申し訳ないが、キャロさんとエリオくんを保護できれば管理局にいる理由は無限書庫だけだし…
それはそれとして、無限書庫で闇の書について調べたりしながら月日は経ち…
守護騎士が出ました。 フェレットモードで隠れていた僕が『まだ改良余地ある拘束魔法』で即緊縛!
『守護騎士がでる際に放出される魔力』を感知する魔法を猫姉妹にばれない場所に設置しておいたのです。
クロノさんとリンディさん、そして僕による説明会が始まります。
まぁ、説明といってもあらかじめ用意しておいたホワイトボードを持ち込んでの簡単なものですが。
①スクライアが発掘したロストロギアが事故で地球にばら撒かれた
↓
②それを探しているときにたまたま起動前の闇の書を発見
↓
③闇の書が起動するまでは、はやてさんは一般人なので、その間に無限書庫などで記録や文献を捜索
↓
④闇の書が元は『夜天の書』と呼ばれるものであること
↓
⑤歴代の持ち主の何人かがプログラムを改変したために破壊の力を使う「闇の書」へと変化したと思われること
↓
⑥このままでは、はやてさんが死んでしまうこと
↓
⑦その証拠が、はやてさんの足が動かないことである
拘束状態の守護騎士4人とその主のはやてさんはおとなしくホワイトボードをみている。
なんやかんやで結論
原作どおり、はやてさんは守護騎士に家族になって欲しい。
守護騎士は自分の足が動かない原因である自分達を家族にしたいというはやてさんに生きて欲しい。
こちらも、はやてさんに罪はないし、守護騎士達にはやてさんの家族になって欲しい。
ということで、『万が一』が起こっても大丈夫な辺境世界へお引越しが決定。
そこへ猫姉妹とその主人のグレアムさんがやってきた。
「再び闇の書が現れたときのためにこれを作っていたのだ」
そう言ってデュランダルをクロノさんに渡すグレアムさん。
猫姉妹にはやてさんを監視させていたことは秘密のようです。
デュランダルで試し打ちするクロノさん …そういえば、クロノさんがデュランダルを使っているのを見るのって初めてだ。
アースラにアルカンシェルが搭載されました。
さて、僕の使う結界やバインドの構成は練りに練ったものであり、僕が使うのにもデバイスの、レイハさんの補助がいります。
杖として使えないので本来の30%もその性能を使えませんが、それでもインテリジェントデバイスの補助は助かります。
そして僕は、そんな面倒な魔法をインストールしたデバイスを毎回ナカジマ姉妹やキャロさんとエリオくん、ヴィヴィオはもちろん、前回はフェイトさんやクロノさんにも渡しています。
…そう! 僕はデバイスにもそれなりに詳しいのですよ! というか、詳しくならないとレイハさんに補助してもらうことすらできなかったんだけどね!
それに、融合型デバイスにも少し興味があったし…
ということで、闇の書の管制人格を叩き起こしました。
宇宙服を着て宇宙に漂うはやてさん。 …その手には管制人格が上半身を出した闇の書
ぺっ
僕とアースラの技術者との、汗と涙の結晶であるプログラムを利用して防衛プログラムを吐き出す闇の書
防衛プログラム… 蒐集してないので小さくてかわいいわぁ
「エターナルコフィン!」
クロノさんが防衛プログラムを凍らせる。 その間にはやてさんを回収
ぴかっ! どーーん!
その後すみやかにアースラからアルカンシェルが発射されました。
あ、宇宙空間なのでクロノさんのセリフも爆発音もただのイメージです。
そして
リンディさんとクロノさんによって、僕とはやてさんに見守られながら、リインフォースと名づけられた管制人格はその本体である闇の書と共に消えました。
はやてさんを助けるのって…
デバイスの知識さえあれば結構簡単だった?
これまでのはやてさん達、諦めていてごめんなさい。
・・・
そんなこんなで、無限書庫の司書長になりました。
闇の書事件で無限書庫使うとなれるんだね、この役職。
でも正直な話、事務員か結界魔導師のほうが楽だったわー…
終わらない資料請求、倒れては復活し、復活しては倒れていく部下達…
司書長という権力を行使して有給休暇を貰った時に見た、あの時の部下達の目は気の弱い人が見たら失神ものです。
貴重な有給休暇を空港火災で潰して、結界魔法使いまくって魔力切れで入院した僕をお見舞いに来た部下達の『俺達に仕事押し付けて休暇貰った罰が当たったんだ』『折角の休暇をそんなことで潰すなんてかわいそうね~ ケケケ』的な目のほうがきつかったけどね…
ナカジマ姉妹には毎度のごとくデバイスを渡し、ハラオウン一家(キャロさんとエリオくん含む)にも以下同文。
そして、ヴィヴィオは… デートしていたキャロさんとエリオくんが発見しました!
はやてさんが活動してると機動六課ができて2人はフェイトさんを手伝いたいためにミッドに来て、休みの日にヴィヴィオを保護するんですね、わかりました。
はやてさんがいるとベルカ関係とミッド関係が原作に近くなるのでしょうか? 今までベルカ系の知人なんてできたこと無かったのに…
「《三種三重対砲撃盾》、加えて《砲撃反射能力付与》」
戦闘機人の砲撃を跳ね返し、ヘリを守ると同時に攻撃します。
ジュエルシードでブーストしてない砲撃ならぺぺぺのぺーっいってことです。
え、なんでこの場にいることができるのかって?
ヴィヴィオを保護するために下水にサーチャー飛ばしながら街を散策していたんですが何か?
司書長としての仕事はきちんとこなしていますよ? 休暇とった時の部下の顔は怖くて見れないけど…
ヴィヴィオを保護し、戦闘機人2人とレリック1個を確保しました。
この段階で戦闘機人の確保は初めてですが、レリックに触れるのも初めてです。 実に興味深い。
ちなみに、ナカジマのスバルさんも機動六課にいます。 はやてさんが引っ張ってきました。
僕が事務員していたときは事務員に、結界魔導師してたときはレスキュー(災害救助隊)だったのに… はやてさん恐るべし。
クロノくんがたくさんのロストロギアを押収したからか?
機動六課という対スカさん組織ができたからか?
あるいはその両方が原因なのか?
今回はガジェットが強いです。 丸っこいガジェットにジュエルシードが付いていました。
戦闘機人は自分の砲撃を跳ね返されて気絶するくらい弱いのに…
『他のロストロギアを研究する = 戦闘機人でなくガジェットが強くなる』という方程式(確定ではない)
ということは
『他の何かを研究する = 戦闘機人がジュエルシードでブーストしない』という僕の仮説が正しい可能性が強まったということです。
おかげで、機動六課は大量のガジェットと戦闘機人何人か、加えてルーテシアさんというほとんど原作どおりの展開で拠点をアースラに移しました。
駆けつけた僕が逃げようとしている戦闘機人1人を捕縛しました。 …ヴィヴィオは攫われました。
原作ではフェイトさんが攻略する場所へ向かう僕
AMFが邪魔ですが、レイハさんがジュエルシードを10個格納しているので、その中の1個を使って簡易ブーストしているので平気です。
五回目のときにSSSフェイトさんがジュエルシードでブーストしているの知ってから、いろいろ研究と実験をしていたのです。
例えば六回目の闇の書の封印とかで… 僕の魔力だけだと1年くらいなのに100年くらい大丈夫な手応えを感じたときにはびびりました。
まず部屋の中に『四重使用魔力限定結界』を張って、ジュエルシードの魔力以外が使えないようにします。
そして、スカさんの護衛をしている戦闘機人2人を『五重問答無用中範囲高硬度拘束結界』に閉じ込めます。
1対3で戦うなんてそんな無謀なことはしません。
『魔力封印』と『普通に硬いバインド』でスカさんを拘束、ヴィヴィオを攫ったお礼をします。 主に拳で。
ブーストしていても何かあると嫌なので、さっさと基地のコンピュータを乗っ取ってAMFを解除します。
スカさんがこれ以上お礼を受けられないくらい顔を赤くしているのでシスターと犬使いに現場を譲ってはやてさんの所に向かいます。
ヴィヴィオからはもちろん、年齢的に厳しいキャロさんとエリオくんにもパパと呼ばれるくらい子煩悩だった僕を敵に回すからそんな顔になる…
フェイトさん達がゆりかごからでてきません。
あ! フェイトさんは砲撃が得意ではないので4番目?を黙らせることができないのか?
えーと、無限書庫で見たゆりかごの内部構造から考えて…
「ユーノ・スクライア!?」
「《まだ改良余地ある拘束魔》ちぃっ!」
ガジェットだと?
もう少しで当たるとこだっ…しまった! こいつのISはっ!
「ぐはっ!」 回避したのとは別方向から攻撃を受けた… これは、もう、無理だな…
「ふふふ」
シルバーカーテン… 幻影に騙されるとは…
「おばかさ~ん
こんなとこまでくるから死ぬことになr」
「《虚数空間結界》」
体調的に、効果範囲はそんなに広くできないが…
こいつがいなくなれば、後はフェイトさんがヴィヴィオを…
・・・
気が付いたら
目の前には21個のジュエルシード
「少し前に出すぎた…」
僕は少し自重することにした。
090722/チラシの裏に初投稿
090725/誤字脱字など修正
090809/誤字脱字など修正
100328/脱字修正