前回のあらすじ
しゃまるぅ「私のこの手が緑に燃える!オリ主を潰せと、轟き叫ぶ!旅の扉!ぶっこ抜き、フィンガァァァーッ!・・・・・しまった、外しちゃった☆」
俺「鬼の手消滅エンドですね。わかります。」
凡人「いや、こんな状態でいきなり元に戻されても困るんですが・・・すごく」
はぁ~~い、皆さんおはこんばんにちわ。
今日もいつものように精神世界からお送りしております。
実は、この間から記憶から本編を動画形式で抜き出せるようになりました。
ところどころ、MADの印象が強いせいで歪んでるところとかありますけどねぇ。頭冷やそうかのシーンとか【天地魔闘】とかルビ振られていたり、声がマサキさんだったりと。
まあこうやって動画にすると整理されて、行動方針を決めやすくなるんだ。
まあちょっと過激な内容なので引きこもり凡人には見せられませんがね。
さて、何故本編を見直しているか?いや何故今精神世界にいるのか、から説明しないといけないな。
実は今リアルでは、ヘリ内で休日イベントの真っ最中なのです。
いつ十番ちゃんが砲撃してくるかガクガクブルブル状態で、精神的に参ってたところに凡人悪魔ちゃんが耳元で囁いてきました。
「あいつらが狙ってんのは、レリックとヴィヴィオでしょ。
だったら二つとも捨てちゃえばわたしらは安全よ!」
いやいやいやいや、いくらなんでもあかんでしょそれは。
そう思っているともう一人の凡人悪魔ちゃんが囁いてきます。っていうか、俺の中には悪魔しかいないのか?!
「大丈夫大丈夫、ヴィヴィオは聖王の鎧があるから落ちても死なないわよ。」
そ、そうなのかな?
いや、確かに四番さんもそう言ってたけど言ってたけど・・・・・・
なんだかそう思えてきた。
凡人大魔王様「けど、ヴィヴィオポイ捨てしたらNANOHAさんに頭冷やされるの・・・・・・。」
そ、そうだ!
未来の大魔王後継者様に粗相をしたりなんかしたら、頭吹き飛ばされかねないぞ!
だ、だが、なのはさんも必ず間に合うと決まったわけじゃないし、未来の命よりも今の命って言葉もあるし・・・・・・あああああああああああああああああああ・・・・・・orz
と、まあ多大な精神的負荷をかけられた結果思わず引きこもっちゃいました☆
んで、本編見てたわけですがヴィヴィオは三期の貴重のリリカル分ですねぇ。
なんていうかこの娘がいないと、三期見続けるの辛かったのよ。頭冷やそうかでは、あんだけネタにされたせいもあって切ろうかどうか本気で迷ってたからなぁ・・・・・・。
・・・・・・。
・・・そうだな。
ここはやっぱり『リリカルなのは』だから奇跡は起きるって信じなきゃいけないよな。
大丈夫、俺の嫁のなのちゃんなら間に合ってくれるさ!
なーんて言って見ちゃったりなんかして。
はは、これぐらいいーだろ?
ちょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとガクブル状態なのですが、物語的に美しい方向にするためにやせ我慢することにしよう。
んでもって念のためって言ったらあれだけど、ヴィヴィオを手元に抱いておくことにする。もしかしたら、聖王の鎧とやらが俺もろとも守ってくれるかもしれないからね!
じゃあ俺はヘリの片隅でヴィヴィオを抱いて震える作業に入るのでまた次の機会に会いましょう。
俺は反応の無いティアナ嬢に一声かけてから、精神世界を後にした。
ティアナ嬢は少しだけ頭を下げて頷いたように見えた。
今回はあんまり時間無かったが、次の新ネタで成果が出ればいいんだけどなぁ。
俺はやはり気付いていなかった。気付かない振りをしてた。
この世界に俺が介入したせいで、もはやリリカル分など残っていなかったことを。
そして『次』などどこにもありはしないことも。
◆
殉職報告書
所属 時空管理局 本局古代遺物管理部 機動六課 スターズ分隊
殉職者 故Teana Lanster 二等陸士 ID:JMB047321-046559864
責任者 機動六課部隊長 Hayate Yagami 二等陸佐 ID:XTF01241-015214279
死亡年月日及 新暦七十五年七月四日
場所死亡区分 廃棄都市第八区画 旧オイリアIC跡
死因 失血死 詳細は添付された死体検案書にて
状況
重要参考人をヘリで護送任務中、長距離より物理破壊攻撃を受け墜落。直接の死因は背中及び脚部に多数貫通したヘリの破片による失血死。
事件ファイル:bnjn0540×××××××××××××××× を参照。
備考 二階級特進の必要性を認め、これを申請する。
上記の相違無きこと証明す
新暦七十五年七月八日
報告者 Nanoha Takamachi 一等空尉 ID:STX01220-015214229
◆
――ヴィヴィオ=ランスターの作文より
私にはママがいっぱいいます。
一緒に暮らしている、はやてママ。後見人のカリムママ。
私の保護者だったなのはママとフェイトママ。
そして、一番最初のティアナママです。
実はティアナママとはお話ししたことはありません。
少ししか覚えていませんが、私は小さな子どものときに事故に遭いました。
ヘリの墜落事故。
事故が起こった当時、私は眠っていましたが気が付いたとき一面は焼け跡だったのを覚えています。
けれど、私は誰かに抱きしめられていました。
その腕はとても温かで、護ってくれていると心が伝わってきたのです。
だから私は泣き叫ぶ代わりに、ママ?と尋ねました。
ティアナママは一瞬困ったような顔をしましたが、微笑んで頷いてくれたんです。
それがティアナママの最初で最後の思い出です。
私の命は大勢の人の命に護られてきました。
そしてその殆どの人が、もう亡くなっています。
その人たちに感謝すると同時に、私もいつかあの人たちのように大切な人を護れるような大人になりたいです。
まだまだ道は遠いですが、お空で見守ってくれているママ達に胸を張れるようにがんばります。
終わり
END8「神の眼 人の生」
あとがき
次回は今回の空白時間です。もう少々お待ちください。
それからアンケートありがとうございました。
色々考えた結果、シーンをリクエストする方式でやろうと思います。
もし希望などがありましたら感想欄で
例)【シーンリクエスト:ティアナがお笑いを勉強するところを希望】
【キャロのPCのクラスを教えて】
と言う風にお書き願います。
絶対にお答えできるとは言えませんが、出来るだけ応えたいと思っております。
それではまた次回。