2005年1月23日……日本近海、作戦旗艦:特殊戦艦ヴァルキューレ 今回は焔の説明だけです。 焔が今回の作戦説明を行なう為ブリーフィングルームのスクリーンの前に第28遊撃部隊全員が座っている。 一応作戦説明は事前に何回か受けていたが第28遊撃部隊は最下層到達の確率が一番高くまたそれを期待されている部隊なので、作戦前に立案者の焔自身が最終調整した詳しい作戦を説明するのだと言う。 まずは準備段階だ。マレーシアから日本は遠いので一端大島とその近海に全戦力を集結させる。補給砲弾もそこに置いておき、戦術機部隊も全機そこで待機する。 フェイズ1は戦艦による絨毯爆撃だ、地表敵戦力の80%以上を殲滅させる、今回は降下兵団が使えないのでとにかく砲弾・ミサイルを大量に持って来ていて運用する戦艦もアリーシャ旗下の艦隊以外を掻き集めて来た。 特にALMによるレーザー級の殲滅は最優先で行なう、一端ほぼ0%まで減らしそれ以後もALM専用艦でハイヴから出て来るレーザー級を殲滅する。 レーザー級が一端殆んど殲滅されたらフェイズ2に移行する。 まず降下式の質量投下爆撃でハイヴのより内側へ侵入路を作り出す。再突入殻ほどの運動エネルギーは得られないので爆薬も併用する。この発射機構は既に大島に設置してある。 そして通常弾頭によるハイヴ周辺の砲撃で出てくる敵の殲滅をしつつ補給物資が入ったコンテナを打ち上げ戦場にばら撒く。 大島からの戦術機隊の海上移動も行ない始める、敵が足止めされている間に戦術機母艦を足場にしつつ本州に上陸、補給後をしつつ指定地点に集結する。 この時にA-6イントルーダー専用潜水艦を改造した潜水艦で潜水したまま陸地付近まで行き、そこから補給物資を撃ち出す。日本人部隊はこの補給物資の運搬も担当する 終結が完了したらフェイズ3に移行する、フェイズ3は伊勢原市方面から囮の遠隔操作部隊を送り出す。これは事前に説明したとおり、第3世代戦術機の採用で不要になって保管されていた取り潰される前だった旧世代の戦術機だ。 伊勢原市方面に陣取ったマレーシア戦線の戦術機が直接操作する、操作システムはシミュレーターを応用したもので自機の操作システムと連動できるので乗っているのと同じ様な感覚で遠隔操作できるので存分に囮をやってもらう。 囮部隊が敵を十分引き付けたらフェイズ4に入る、日本人部隊が相模原市方面より接近し突入部隊はハイヴ潜入地点へ、その他の部隊はその周囲を防衛する。なおもしもレーザー級の生き残りがいた時の為に先頭を行く部隊の何機かには試作鏡面装甲を施した改造多目的増加装甲を装備させる。 ハイヴ突入地点に集結したらフェイズ5だ、突入路確保部隊が突入し第15層までの道を確保、補給線を構築する。その間突入部隊は補給をすませてから突入を開始する。その他の部隊は周辺の防衛を継続。 第15層確保時点でフェイズ6に移行、突入路確保部隊は補給線維持部隊として機能させ、突入部隊が15層より下へ突入を開始。 損傷率50%(850機)突破時点でフェイズ7に移行する、損耗が激しい部隊は補給線の維持、それ以外は囮となり突入部隊を援護するため全部隊ハイヴに突入する。 そして損傷率80%(400機)を突破した場合フェイズ8へ移行、補給線の維持を放棄し全部隊突入を開始する。 最後フェイズ9は反応炉破壊後、全部隊脱出を開始。その後戦艦による新型のミサイル型坑道破壊爆弾をベント内に撃ち落とし、ハイヴの横抗を全て焼き尽くす。 残った戦力でBETAの地上戦力を殲滅させ作戦終了だ。 なおもしもの時の為S-12はマレーシア戦線の戦術機にも全機搭載してある。そして戦術機に搭載してある自決用の爆薬は仲間の遠隔操作からでもスイッチを入れられるように設定できる。 遠隔操作スイッチをオープンにするかは各自の自由だ、オープンにしなければ自分でスイッチを入れない限り爆発はしない事をよく頭に入れておけ。 このS-12はホールを3分の1は確実に吹き飛ばせる威力がある事も頭に入れて置けよ。 以上だ、それから今回の編成も載せておく。 なお今回の作戦に参加する部隊はこの作戦の為に便宜上組まれたものである。 細かい指揮は各隊に委ねられる。作戦旗艦特殊戦艦:ヴァルキューレ 艦隊指揮官:アリーシャ大将同乗 作戦総指揮官(便宜上、この作戦の発案者なので)・鳳焔同乗 情報統括官及び第28遊撃部隊CP将校、エルファ・エルトゥール大尉アリーシャ旗下艦隊第1艦隊・戦艦×5第1艦隊旗艦・ブリュンヒルデ ゲルヒルデ オルトリンデ ヴァルトラウテ シュヴェルトラウテ アリーシャ旗下艦隊第2艦隊・戦艦×5第2艦隊旗艦・ヴォータンヘルムヴィーゲ ジークルーネ グリムゲルデ ロスヴァイセ 第3艦隊・戦艦×5旗艦・スクルド スケグル フリストヒルド ゲンドゥル第4艦隊・戦艦×5旗艦・レギンレイヴゲイレルルランドグリーズラーズグリーズ エルルーン第5艦隊特殊改造戦艦×5(補給物資コンテナ射出、ミサイル型坑道破壊爆弾射出)旗艦・ミスティルテイン グリンブルスティ フレズベルク ヘルヴォルスルーズ第5、6艦隊戦術機母艦×10(作戦時は足場用)第6、7艦隊補給艦×10(砲弾補給用)潜水補給艦×5(潜水したまま陸地付近まで行き、そこから補給物資を撃ち出す。A-6イントルーダー専用潜水艦を改造した潜水艦)戦術機甲部隊日本人1687 マレーシア戦線1188遠隔操作無人機1188 全機(4063)日本人部隊第1突入部隊(第28遊撃部隊)(7機)武御雷:フェンリル01・月詠 真那武御雷:フェンリル02・白銀 武不知火:フェンリル03・鮎川 千尋不知火:フェンリル04・御無 可憐不知火:フェンリル05・柏木 晴子不知火:フェンリル06・ヒュレイカ エルネス甕速火:フェンリル07・白銀 響(なお作戦中の呼称は0は抜かす)第2~30突入部隊(348機)戦術機甲中隊(12)×29共通呼称:ベーオウルフ(共通呼称:中隊ナンバー:個人ナンバーで言う)ベーオウルフ1411なら(突入部隊)ベーオウルフ、第14中隊のナンバー11という意味第1~30突入路確保部隊(360機)(突入路確保後は補給線維持部隊として機能)戦術機甲中隊(12)×30共通呼称:ファフニール第1~9戦術機甲連隊(972)戦術機甲連隊(108)×9共通呼称:ニーズヘッグ(マレーシア戦線は囮だけが参加、遠隔操縦者は後方待機)マレーシア戦線(1188)(1188)……計2376機第10~17戦術機機甲連隊(864)(遠隔操作戦術機864機)戦術機甲連隊(108)×7……遠隔操作戦術機(108)共通呼称:ヘイムダル第1~2戦術機甲師団(324)(遠隔操作戦術機324)戦術機甲師団(324)……(遠隔操作戦術機324) 共通呼称:スキールニル 第1投稿はインターミッションです、 設定とか結構無茶苦茶です、攻略作戦非常識てすかね……? 母艦の上を渡って行くのは元ネタがあります、せっかく戦術機なんだからこんなのもいいかと…… ちなみに名称は完全に私の趣味です。全部解った人がいたら凄いです。あとアリーシャのファミリーネームも……、ヒントはドイツ人。