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No.11489の一覧
[0] 【習作・ネタ】リリカル世界で育ち横島君、GS世界へ【リリカルなのは+GS美神】[海斗](2010/01/26 13:25)
[1] 設定(たまにいじるかも・・・)[海斗](2009/09/03 16:30)
[2] 第1話 彼の周囲は大騒動?[海斗](2009/09/01 16:23)
[3] 第2話 GS世界へレッツゴー?[海斗](2009/09/07 15:20)
[4] 第3話 お嬢様とお友達?[海斗](2009/09/11 16:22)
[5] 過去編その1 フェイト、アリシア、アルフがおちた日[海斗](2009/09/29 15:54)
[6] 第4話 幽霊少女はボケボケ?[海斗](2009/10/02 09:43)
[7] 第5話 横島先生誕生?[海斗](2009/12/25 16:59)
[8] 第6話 横島先生授業をする?[海斗](2010/01/25 17:42)
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[11489] 第1話 彼の周囲は大騒動?
Name: 海斗◆82d112a7 ID:2272a111 前を表示する / 次を表示する
Date: 2009/09/01 16:23

ミッドチルダ クラナガン郊外

「ぜぇー、ぜぇー、ぜぇー」

静かな住宅地の一角に荒い息をつく青年がいた。管理局の陸士部隊の制服を着たそこそこ顔もいい青年である。10人中4~5人は女性が気にかけるであろう顔立ちである。

彼の名前は横島 忠夫。歳は20歳で階級は一等陸尉。幼いころからさまざまな事件にかかわり解決に貢献していた。腕のいい魔導師である。

そんな彼が何から逃げているかといえば

「くっそ~・・・みんなして俺を追いかけていったい何なんや!?わいがいったいなにをしたっちゅーんじゃー!!ハッ・・・・!?」

彼にとっての理不尽を口に出し叫ぶ横島。しかし、叫んだ瞬間あわてて口をふさぎ周囲を見渡す。

「せ、セーフ・・・・なんとか気づかれてはないな」

追跡者の存在を見つけられず、ほっと安堵の息を吐く横島。しかし

 がしっ!

「へっ!?」

突如足首をつかまれ足元を見るとアスファルトの地面から腕がにょきと生えており自分の足をつかんでいる。横島にとってこんな芸当ができる人物の心当たりは一人しかいなかった。

「うふふ・・・・捕まえた」

薄青色の髪をした美少女の上半身が地面から現れ、横島の両足をガッチリと抱え込む。その表情はどことなく餌を目の前にした肉食獣のそれであった。

「あ、あのセインちゃん?なにしてるのかな?」

盛大に汗をかきかながたずねる横島。心なしかガクブルと震えている。

「タダオを捕まえてる。もう離さない」

「な、なんでじゃ~!!ワイが何をした~!?」

「何もしてないのが問題なんだよ(ボソッ)」

横島の叫びに対してぼそっとつぶやくセイン。しかし、口元が笑っている

(ま、騒いでるだけみんなが集まる時間が短くなるんだけど)

「そ、そういえばセインちゃんがここにいるってこ「チェーンバインド!!」と!?」

何かに気づいた横島が顔を上げたとたん、全身をバインドでがんじがらめに拘束される。それこそ数えるのもバカらしくなる本数で

周囲を見ればセインと同じ表情をした女性が20人。横島の震えは最高に達した。

「あ、あの・・・ボクハナニカシタデショウカ?」

あまりの恐怖にカタコトになる横島。しかし、女性陣はそれに対して・・・

「・・・連行」(×21人)

「え!?ちょっ!?説明、説明を~!?」

近づいてきたアルフ(成人モード)がバインドでがんじがらめの芋虫常態の横島を抱えほかの面々とともにどこかへ向かいだす。

「な、なのは!?フェイト!?はやて!?説明プリーズ!!?」

「大丈夫だよ、忠夫君」

「うん、タダオは心配しないで」

「そやそや、ただちょっとマット運動するだけや。人数は気にしたらあかんよ?」

「な、なおのことわからんわ~!?」

三人の説明(?)にさらに混乱する横島。しばらくしてとある一軒家に入っていく女性陣(+芋虫状態の横島)

「ちょっ!?まっ!やめっ!・・・・・アーッ!!」

 数日後

「97世界そっくりの世界?」

あの日、げっそりとして帰ってきた忠夫だが人外ともいえる回復力により翌日にはいつもどおり復活していた。その彼が、自身の母である横島 百合子から言われたことに首をかしげた。

「そ、まあ厳密に言えば97世界に比べて何年か前らしいけど」

自宅で朝食を食べながらの会話である。ただし、父である大樹は前日深夜発生した事件のため今は家にいない。

「ふ~ん・・・・まさかとは思うが俺にそこ行けっていうんか?」

「話が早いわね。そういうことよ」

「え~、いやだよ損な面倒な「これ命令書ね。渡したから」・・・・・うぅ」

一等陸尉である自分にとって准将である母から渡される命令書は、どんなことをしても抗えないのである。

「わかったよ。行けばいいんだろ行けば・・・・・はぁ~」

「わかればよろしい。それと・・・」

「んぁ?まだなんかあるんか?」

食べ終わった食器を流しに置きながらげんなりとした表情を浮かべる

「一緒になのはちゃんたちも行くから。ヤることはヴィヴィオちゃんが起きないようにしなさいね。それとこの歳でおばあちゃんっていわれるのも悪くはないからがんばってきなさい」

「お袋のドアホー!!」

母の発言を受けその場かに逃げ出す横島。しかし、こういう場合彼の退路はすでに存在しないのだ。

ドアから出ると通称・横島ハーレムの皆さんが勢ぞろいの上にリインにアギト、エリオにキャロ、フリード。そしてのこりのヴォルケンリッターであるヴィータとザフィーラがいた。

「な、なんでここにいるんや~!!??」

「ただおパパ~♪」

ヴィヴィオがうれしそうに抱きつく中、横島ハーレムの皆さんはニコニコ顔でいる(シグナムやリインフォースアイン(以後アインとする)でさえも顔がほころんでいる)。

『まあ・・・・・あきらめろ』

ヴィータからの念話がすべてを語っているようだった。

「ワイが・・・・ワイがなにをした~!!?」

つづく

あとがき

文才のない自分が恨めしい。とりあえずこんな幹事で進めていこうと思います。
生暖かい目で見守ってください。
それでは・・・


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