まほらのほほん記 第18巻 人とは違うモノ グプッ…… 私の目の前で、のどかの中から横島さんの巨根が引き抜かれる。 横島さんの形にパックリと穴が開いたのどかのアソコから、混ざり合った2人の体液が流れ落ちる。 太腿を伝ってシーツを濡らすソレを見ながら、2人はチュッと軽くキスをする。 唇が離れると、のどかは熱い溜息を吐きながら身体を退け、私一人彼の膝の上に。 緊張でカチコチになった私の唇を、横島さんが舌先で軽くなぞっていく。「夕映ちゃんの唇は美味しいな」「ひゃいっ!?」 私は唯でさえ赤い頬が、更に赤くなっていくのが分かるです。 恥かしくて、嬉しくて、何より唇に感じる横島さんの舌の感触が愛おしくて。「横島さん……」 切なさが止まらなくて、頭が沸騰しそうな気がして、目から涙が溢れて、その思いが口から零れて。 横島さんは私の頬を伝う涙を拭いながら、両手で頬を覆い軽く上を向かせた。 2人の唇の距離が近づいてくる。 私は期待を込めて、そっと目を瞑った。「ちゅっ……んふ……」 唇同士が触れ合うだけのキス。私にとって初めてのキス。 胸が一杯になるですよ。 私はうっとりとしたまま、彼に微笑むのです。 幸せだと、嬉しいのだと、貴方が大好きなのだと。 彼はキスの余韻に浸り切ってる私の顔に、雨の様にキスをしていく。 頬に、瞼に、広いおでこに、そしてもう一度唇に。「ふぁ……」 くすぐったくて、でも、とても嬉しくて。 唇を合わせながら、彼の舌先がツンツンと私の唇の間をノックするのです。 私は軽く唇を開いて、彼を迎え入れました。「んくっ……ちゅっ……んふっ……」 なんか、脳味噌がとろけてくるです。 身体から力が抜け、ガクンと膝から崩れ落ちる。 そんな私を腰から抱きとめると、彼は更に口中を舌で弄っていきます。「んっんっ……くっ、ちゅくちゅっ……ふぅっ……」 舌と舌が絡み合い、もうこれ以上何かを考えるのが億劫になっていく。 気持ちいい……です…… キスって、こんなに気持ちがいい物なんですね。 気づけば彼の手が私のパンツの紐を解き、それをのどかが取り去ります。 ぬちゃあっと粘りつく様な水音が、私の股間から聞こえてきました。 恥かしぃ…… いっそ、殺して下さい…… 涙目で恥かしがる私を、宥める様に舌の動きが激しくなる。 口の中に唾液が溜まり、それを横島さんが飲み干して行く。 じゅじゅ……ちゅるるる…… 胸の鼓動が激しくなる。 感電でもしたみたいにビクビクと痙攣してしまうです。 そんな私の唇を吸いながら、横島さんは私の身体を弄繰り回す。 肌を彼の暖かく大きい手が這い回り、 私は昂りを増して息が荒くなる。 ああ、気持ち……いい、です…… 彼の優しい手が、私の平たい胸をそっと揉む。「あん……横島……さん、ふわふわ……する、のですよ……もっと、して……ほしいです……」 私の唇から離れた彼の唇を、残念そうに見つめながら、昂る欲情を彼に伝える。 すると彼は、私の股間の溝に指先を滑らせ擦りたてる。「あ……そ、そこは……は、はぁ……んっ……」 クチュ……チュク……、部屋中に響く私のいやらしい水音。 恥かしくて、どうにかなってしまいそうですよ。 そう思っている筈なのに、私の口はソレとは真逆の言葉が零れ出す。「ひぅぅんっ! 横島さんっ、もっと……もっと貴方を感じさせて下さいですっ!!」 何て破廉恥な…… それでも、きっとその言葉は私の本心なのでしょうね。 段々とエスカレートしていく彼の指や舌の動きに、私は悦びと快感を覚えているのですから。 私は汗にまみれ、髪を振り乱し、荒い息を吐く。 身体を弓なりに反らせながらも、無我夢中に彼の身体中に舌を這わせ、吸い付き、彼を感じる。 欲しい、もっと欲しい。私は、彼が、欲しい…… 気づけば私の両手をのどかが握り締め、「力を抜いて、ゆえ。じゃないと、入らないよ……」 彼が私の花弁に自らの大きな杭を宛がっていました。 両手で大きく私の両足を開くと、無意識で震える私のアソコへ侵入して来るのです。 膣壁を割り、ギチギチと硬く軋む音を響かせ。「ひぃうっ!? あ、ぐぅっ……い、いたい……です……っ」 内臓を抉られる異様な感触に、私は目から涙が溢れ出すのを止められない。 同年代の平均よりも遥かに小柄な私の身体は、大きく黒い彼自身に征服されていくのです。「あああぁあっっ!! 横島さんっ! 痛いっ、痛いっ、痛いですっ!?」 ギチチチチッ、横島さんの分身が、私の膣内にある膜にぶつかり押し止められます。 私は痛みの余りに首を左右に激しく振りながら、泣き喚くのです。 横島さんはそんな私を見て、もう止めようか? と優しく声をかけるですが、私が反応を返す前に、のどかが彼の唇を自分の唇で塞ぐのです。 泣き喚く私の頭の上で繰り広げられる、のどかと横島さんの甘く激しいキス。 私の膣内を蠢く侵入者の動きが止まる。 変わってのどかと横島さんが睦み合い……「嫌ですっ! 今は、私だけ見て下さいっ!」 少し鼻声で叫ぶ。 本当に何て破廉恥なのでしょうか、私は…… のどかを邪魔に思ってしまうなんて。 私をジィッと見つめるのどかに、違う、違うのですよ、のどかっ!? そう言いたいのに、上手く言葉を紡げない。 のどかが私に呆れてしまうのでは…… のどかが私を嫌いになってしまうのでは…… それはとても恐ろしい未来。「いやぁ……、いや…なのですよぉ……」 これだけでは言葉が足りないと言うのに、それ以上の言葉が出ない。 ヒィック、ヒィックと涙が零れ…… そんな私をのどかは後ろから抱きしめ、涙を舌で掬っていく。「ゆえ、甘えん坊さんなんだからー」「え……?」 のどかの体温を背中に感じながら、私は横島さんとのどかに挟まれる形で、ブツン、と乙女を貫かれた。「ひぐうぅぅぅっっっ!!」 アソコが限界まで拡げられ、初めての痛みに私の両足は激しく踊る。 口から絶叫が迸り、身体を痛みと苦しみから痙攣させる。 その身体を2人が挟み、逃げられない様に固定されながら、熱い彼の肉の棒を奥まで押し入れられる。 苦しくて大きく開いた私の口が、のどかの唇で塞がれる。 横島さんとは違い、優しく私を労わる様に口中を弄るのどか。 舌先で私の舌をツンツンと叩き、そして絡めてくる。 涙でぐちゃぐちゃになった私の頬を、横島さんが優しく拭い取る。 2人の優しい心遣いが、私の痛みで強張った身体を解していく。 最後にズグンッとお腹の奥で衝撃が走り、彼の侵略は終わりを見せる。 子宮を押し上げる感触と言うのは、この事を言うのでしょうね。 私の下腹は、彼の形に大きく膨らんで、彼がここに居るのだと実感させます。 そして、私が彼のモノになったのだと。 彼は私のお尻を両手で掴み揉み上げながら、私の膣内を熱く熱をもった剛棒で掻き回す。「ひぅぅ……ぅぅ……い、痛い……です……」 粘膜は乾ききり、痛みから身体が震え、口からは呻き声しか出せません。 ですが胸の中は暖かく、征服し、支配され、痛みしか感じない身体とは真逆に、心は悦びで打ち震えるです。 そして感じるのです。 私の魔力が横島さんに流れ込み始めているのを。 これが、聖魔術…… 想像していたソレとは違い、淫靡で艶かしく。「夕映ちゃん、君は、もう、オレんだっ!!」 優しい円の動きから一転、荒々しい上下運動に変わる。「ぎううっ!!」 喉奥から悲鳴が出る。 私の胎内に入りきらない、彼の大きな肉棒の根元に処女の証の血が流れ伝う。 その血を啜り舐めるのどか。 舌先で結合部を舐め、花芯を突き、彼女の唾液のヌメリで動きやすくなる。 ギチギチとした痛みが減り、少しづつですが気持ち良くなって来るのです。「いい感じになって来たぞっ!」 眉を顰めながらの彼の言葉。 一瞬、意識が飛んでしまう程の悦び。 私の貧相な肢体で、彼を悦ばせて上げれたのだと。「ど、どうぞ、好きにして下さい……う……う……うぁっ……アナタの、好きにぃっ!!」 私の言葉に彼は笑みを浮かべると、深々と剛棒を激しく何度も突き入れる。 涙が頬を伝うですが、もう痛みからではなく、心の底からの悦びの涙。 突き入れ、抜き出され、また突き入れられる。 その度に背中を反らせ、痛みと快感で身体を何度も痙攣させる。 のどかは私の痛みを少しでも消そうと、花芯を舐め、腹、乳首、最後に私の唇に戻る。 横島さんに犯されながら、のどかと睦み合う。 不思議です。 ホンのちょっと前までは考えられないです。 男性に抱かれ、のどかとキスをするなんて。 だからなのでしょうか? 理性が完全に溶け崩れ、私の中の雌が蠢きだしたのです。「ああっ!! き、きもち、いいですっ!! はぁんっ、2人とも、もっとぉっ、して欲しいのです、よっ!!」 痛みすら快楽で、私は泣きながら2人を求めて溺れて行く。 グチュングチュンと濡れた音が彼の腰の動きと共に響き、私は横島さんを求めて腰を揺らめかせる。 壊れる、壊れていく、私が、私を構成していた何かが、壊れて…… 咽から声が溢れ出す。 アナタが好きだと、愛しているのだと、もっと欲しい、アナタが欲しい…… 脳が茹だり、熱く発情しきった私の身体が弾け、そして、全てが白く染まった。「ひぃあああああああぁぁあぁぁぁぁあっっ!!」 部屋中に、いいえ、家中に響く程の絶叫。 ビュクビュクと絶え間なく子宮に浴びせられる精液。 身体中から吸い取られていく魔力。 そして、戻ってくる研磨された私の魔力。 ああ、これが互いに高め合うと言う事なのですか…… 視界が白く染まったまま、私は意識を閉じた。 彼を感じ、のどかを感じ、快楽に酔いしれながら。「おなか、いっぱいです……あたたかい……」 幸せに包まれながら。 しばらくして目が覚めると既に夕暮れ時で。 ハルナが寮で一人待つ私とのどかは、夕食の誘いを断り家路につきます。 部屋に戻り、ゆっくりとしていると何度も反芻してしまうのです。 横島さんとの聖魔術を。 のどかは何事も無かった様に振舞っていますが、私はソレが出来そうもなく、挙動不審でワタワタと。「ゆえ、大丈夫?」 ハルナの言葉にもうわの空。 チラリと見える、ハルナが書いている男同士で絡み合う同人誌の資料。 それを見てはっきりと思い知りました。 横島さんのソレは、人では無い、と。 私が思っている事がのどかに伝わったのでしょう。 彼女も苦笑い。 本当に大きさが違いすぎる。 アンナモノが私の中に…… そう思いながら下腹を撫でさする。「本当に大丈夫、ゆえ? 具合が悪いなら医務室行かないと」「大丈夫です、ハルナ。ちょっと色々と考える事があるだけですよ」 本当に、人とは違うモノです。 流石は神格者ですね。 私はそう結論付けると、聖魔術により上がった魔力を確かめるべく、のどかと魔法の練習をするのでした。 プラクテ・ビギ・ナル……と詠唱の言葉を発して。「そう言えばのどか。私が気絶した後、なにしてたですか?」「んぐっ!?」「2回戦ですか、そうですか……」「ち、ちがうよぉ、ゆえー!?」「ぐぅっ、負けんっ! 俺は負けんでっ!!」 少年は激しく身体を揺さぶると、強い意思を込めた瞳で相手を睨みつける。 少年の水々しい筋肉が踊り、汗がほとばしり、「んがぁぁああああっ! も、もう、ダメやぁっ!?」 限界を悟り、体が倒れ込む。 それを大きな双丘の谷間で優しく受け止め、少年の精を胎内に放出させた。 ビュッビュッ、と子宮で少年の精を浴びながら、「ふふふ、まだまだやな、小太郎はん」 笑みを浮かべて狂気を隠し、艶と色気と愛情を全身から醸し出す。 少年の背中を優しく撫で、人とは違う耳に甘くカプリと噛み付き、彼の体から流れ出す精気を吸収していく。「んっ……ふぁぁ……」 彼の耳に直接聞こえる様に喘ぎ声を出す。 その声に、もう一度ビクンと腰を震わせる少年。 ビュビュビュビュ……と再び精を噴出させ、グッタリと無念そうな表情を浮かべた。 女は少年自身を自分の胎内から抜き出すと、シュンと落ち込む彼を優しく包み込むように抱きしめた。「すぐに、すぐに千草姉ちゃんを悦ばせれる男になるから」「焦らんでええ、焦らんで。それより、どれくらい強うなった?」 女、天ヶ崎千草は麻帆良襲撃以来、様々な男から精を集め力を蓄えてきた。 そんな時、彼女が雇った一人の少年、犬上小太郎。 力を得る前には気づかなかったであろう、彼の潜在能力に気づき、狂喜した。 このガキがいれば、あの男を殺す一助になると。 このガキを磨き、磨き、磨き、そして…… 何処へ行くんやろう……ウチは…… 一瞬だけ狂気から覚め、自らが巻き込み、歪ませつつある少年を想う。「大丈夫や、小太郎はんはウチの一番や。だから、な?」「そんなん気にしとらんわっ! 俺は、千草姉ちゃんを信じとる」「そやな。小太郎はんがもっともっと強うなったら、約束通り他の男とはせえへんよ。せやけどな、今は……」「わかっとる。俺の精気だけじゃ足りんって事ぐらいっ! だけどすぐやっ! 俺は誰よりも強く! 強く! 強くっ!!」 だから、横島を殺し、全てが終わったその時は…… 自分の力の全てと、この神剣を少年に譲り、それから死ねばいい。「そやな。誰よりも、誰よりも、強うなれ。小太郎はん……」 千草はもう一度、唇を合わせて再び身体を重ねあう。 先程とは違い、力を得る為ではなく、情を重ねる為に。 憎しみと神剣の力で人の殻を捨てた女、天ヶ崎千草。 終わりない怨嗟に身を沈めるも、一途な想いを受け戸惑い迷う。 愛情を知らず、強さだけが全てだった狗族の少年、犬上小太郎。 情愛を覚え、愛情を知り、女を知った少年は強さ以上に大切な何かを求める。 2人が睦みあう傍らで、神剣スティルヴァーレが妖しくキーン、キーンと音を奏でる。 誰かを、ナニかを待ちわびて…… 人とは違うナニかを。 おまけ ヨコアスR強者番付けネギま編(原作開始時) ラプシィア・ルン(最終形態)>ラカン≧ラプシィア・ルン>横島(文珠無し)=クウネル>千草(スティルヴァーレ装備)≧タカミチ>蟷螂>>アスナ>小太郎>…… ……>ネギ(原作開始時)>>>あやか>アキラ>>夏美>夕映≧美空>のどか 正面から正々堂々と戦った場合です。 おまけのついで たつみー≧アスナ≧刹那=忍者>>>くーふぇい が、作者のイメージです。 後書き 何度も言うけど、『神剣スティルヴァーレ』についての彼是は、ヨコアスR独自の設定です。 あしからずご了承下さい。 ヨコアスRはコタ千草ですw もしくは千草コタww 他には無さそうなカップリングにしてみた。 精通? コタは狗族だからはえーんだよっw