月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。 気づけば今年も残りは後僅か。 街を歩けばジングルベルが聞こえる。 横島邸に通う少女達は、クリスマスを目前に何処かソワソワドキドキ。 チラリチラリと彼の様子を伺い見やる。 それはそれとして、12月は師走。とても忙しい時期である。 少女達もクリスマスとは別にとても忙しい毎日を送っていた。 期末テスト。 テストの点数や通知表の成績如何では、横島からのご褒美が有ったり無かったり。 そんな訳で、恋に勉強、料理、お掃除、お洗濯。 ついでに学園長の依頼で退魔のお仕事。 アスナも木乃香もあやかも夏美も千鶴ものどかも夕映もアキラも、おまけでハルナも、みんな、みーんな忙しい。 そんな中、ぼへーっと過ごす男が一人。 彼の名は横島忠夫。 麻帆良学園都市が誇る、スーパーニート。 この物語は、スーパーエロニーター横島忠夫の、愛と青春の物語……だね。 まほらのほほん記 第19巻 真・日々彼是 その4 ☆月☆日 木乃香ちゃんと寸止めエッチ、あーんど、夕映ちゃんとレッツ! 性魔術。 俺、何てリア充? 最近、女の子にモテまくりなんだが? 近い内に痛い目見るんやないだろうか? それは兎も角、夕映ちゃんとのどかちゃん。 2人共に魔力が充実してきた。 そろそろ俺が教えるのは限界だな。 学園長に良い魔法先生を紹介して貰わんと。 あのジジイには貸しだらけだしな。 あやか達の初仕事のこと、俺は忘れんぞ、クソジジイッ!! ●月×日 この間の侘びにと、美人のねーちゃんの居る店で接待を受ける。 うん、最高だったぜ! ただな、酔った勢いでマタ木乃香ちゃんとヤッちまう寸前だったぜ。 気をつけねば。 何かキス位は普通になってきたから、本当にマズイ。 夕映ちゃんじゃねーけど、猛省せねば。 □月▽日 ジジイから夕映ちゃんとのどかちゃんの為の魔法先生を紹介して貰った。 この間の褐色の肌の美人シスター。 分かってんじゃねーか、あの野郎! 実に良い仕事しやがった。 素晴らしい、ハラショー!! 明日が楽しみ過ぎて今日は寝れそうにないぜっ!! △月★日 シスターに夕映ちゃんとのどかちゃんを任せる事が決定。 麻帆良学園ではそこそこの強さ。 もっとも、俺達基準では雑魚に毛が生えた程度なんだが。 別に最強に育て上げたい訳でもなし。 教えるのも上手そうだし、他に教えてる2人の子の内の一人が彼女達のクラスメイトってのも大きいしな。 決して、あの2人のシスタールックが見たかった訳じゃない。 決して!! それはともかく、シスターに魔力の効率的な上げ方を聞かれる。 彼女の目の前で、煩悩全開のバージョンダウン版、煩悩集中をして見せた事が効いたようだ。 これはアレだよな? 俺の力は煩悩。その俺に上げ方を聞くって事は…… この状況下ではセクハラは合法。 教師として、シスターとして、理解を示して色々やらせてくれるに違いない。 マズはアレだな。性魔術だよな? しっぽり2人濡れて魔力の底上げをしてくれるわ! イッくでーっ!! ×月○日 何か、いつぞやの美人の姉ちゃんに絡まれた。 一体全体何なんだろうか? 知らん内にセクハラ行為でもしちまったんだろうか? まあ、この手の貶され方は慣れてるから屁でも無いが。 それよりもだ、あの娘、佐倉愛衣ちゃんは可愛すぎる。 生まれて初めて出来た俺のファン。 大事にしなければ。 その愛衣ちゃんのお姉さまなんだから、もしかすると可愛い妹が俺に取られて嫉妬してるのか? グフフフフ。 いずれお姉さまの方もワイの魅力で落としてやるわっ! ▲月▼日 健全なニーターとして、今日はアスナ達の代わりにお買い物。 途中、茶々丸ちゃんに会うも、あの娘、駄目だ。 反応がオモロない! こりゃ、鍛えあげなきゃならんだろう。 関西人の血が騒ぐ。 取り敢えずは、お尻を触られた時の反応から始めて行こう。 千里の道も一歩から。 猫ばっかにかまっとらんで、ワイもかまえ。 ○月◎日 何となくアスナ達の学校生活を覗いてみた。 途中でエヴァンジェリンに気づかれたからトンズラこいたが、アスナ達にはバレてねーよな? ったく、俺の覗きスキルも地に落ちたモンだな。 これは修行のやり直しをせねばならんレベルだ。 千里の道も一歩から。 少しづつ昔の感覚を取り戻す事にしようか。 12月23日 明日はイブ。 皆に配るプレゼントを、シャークティさんに選んで貰った。 これが世に言うイブイブデートってヤツさ。 彼女、シスターだけあって明日から忙しいみたいだしな。 好感度も鰻上りだし、今年一年はいい年だった。 明日もハーレマーな一日が待っていると思うと、ワクテカが止まらん。 12月25日 昨日の記憶が無い。 体のアチコチが打撲しているんだが? この痛みは、美神除霊事務所に居た頃の痛みと同じ気がする。 シャークティさんにコナかけてたのがバレでもしたか? そんで俺、袋叩きにでもあったんだろうか。 駄目だ、思い出そうとすると頭が痛む。 思い出すな、って事なんだろう。 それはともかく、朝一でウチのカワイコちゃん達からプレゼントのお礼。 今度からは御自分で選んで下さい。 って言われたが、まあ喜んでくれたみたいで一安心だ。 来年もシャークティさんに頼むとしようか。 □月○日 クリスマスプレゼントの件のお礼に、異世界の話をシャークティさんにしてあげた。 異世界の神の話と性魔術に興味津々。 本当に魔力の底上げが出来るのか聞いてきたから、シャークティさんとキス。 ディープなキスで性魔術をして上げた。 本当に魔力が上がったとビックリする彼女。 今度はもっと凄い事をしてあげよう。 修道服のスカートを、シスター自身の手でまくり上げさせると、下着を脱がせ、直接彼女の秘裂に指先を宛がった。「んっ……んんっ……んぅ……ぁぁぁ……」「ダメっすよ、シスター。快感を受け入れなきゃ効率が悪くなるだけっす。もっと声を出して」「ひぃあっ……くぅっ、よ、よこしまさん、ですが、はぁっ……、んんっ、は、はずかしくて……ああ、あん……」 歯を噛みしめて耐え忍ぼうとするシスター。 スカートを握りしめる手がプルプルと震え、恥かしそうに顔を赤らめるその姿に、俺のリビドーが燃え上がる。 俺は彼女の剥き出しになっている股間に顔を突っ込むと、茂みの奥にある彼女自身に舌を這わせ始めた。 彼女の秘裂から溢れかえる蜜が、クチュクチュと厳かな聖堂内に木霊する。「あっ……あんっ……お、音を、立てないで……」 恥かしそうに訴えるシスターを無視して、俺は彼女のアソコを指で広げて見る。 やっぱりだ……、そうじゃないかと思っていたが、期待通りだった。 彼女は、経験が、無い! 性魔術を受けてみようなんて思う位だから、普通に男性経験があるもんだと思ってたんだが。 だけどよ、この間キスした時の反応が初々しくて、もしかしたらって。 コレはキタァーーーーーーーッ!! 正確な年齢は分からんが、この年まで守りきった乙女の証。 これは正に美処女。 その事実に萌え上がる俺の小宇宙(霊力)。 俺は興奮する下半身を脅威の自制心で抑えつけると、花芯を唇で器用に剥くと舌先で嬲る様に突っつく。「んはぁぁぁっ」 大きな吐息を吐くと、きゅっと腰を引いて逃げる。「あっ……まって、ください……ソコはっ……んぅぅっ……」「だからダメですって。キチンとあるがままに感じてくれないと」「はぁっ……もうしわけ……ありません……ですが、ああっ……ダメっ……おかしく、なりそうでっ……」 スカートを押さえていた手を頬に当てると、首を左右に激しく振る。 俺の上半身がスカートの中に埋没し、視界が暗くなった。 とは言っても、彼女のソコは自分の鼻先にあるし、今も尚、舌先でクリトリスを嬲ったままだが。 罰としてクリトリスをチュルルルと吸い、彼女の性感を更に高めてやる事に。「ひぃいいいいいいいいいいいいっ!?」 すると文字通り踊るように腰を跳ねさせ嬌声を上げ、聖堂内で反響する。 顔中に彼女の愛の飛沫が降りかかった。 涙声で俺にもう止めてと訴えるシスター。 彼女はそろそろ限界だな。 感度的な意味ではなく、精神的な意味で。 敬謙なクリスチャンっぽい彼女の事だ。 性行為自体が本当は禁忌のはず。 でも立派な魔法使いを育てる教師として、魔力の底上げに興味が有り、それを実践しているのだ。 それは相手が信用と信頼の横島忠夫が相手だから出来ること。 魔法世界全体では評判が悪くとも、ここ麻帆良に限って言えば評価が逆転する。 ラプシィア・ルンの討伐と、その後の通り魔の撃退。そしてこの間の魔族殲滅。 それらのお陰で信用度が高い高い。 特にシスターとは魔族殲滅の際に好感度をガンガン上げたし。 だが、ここで無理をすればあっという間にその評価も地に落ちるだろう。 それはイカン! マジでイカン!! ここは無理せず行こう。 少しづつ、少しづつ、彼女の全てを奪うのだ。「仕方ないっすね。今日はもう終わらせて上げます。感じて下さいね、魔力の流れを」 俺は舌先を彼女の膣内に沈めて行くと、指で淫核を擦り上げる。 シスターはビクビクと身体を大きく跳ね上げ、「んはぁぁぁああああぁぁぁっ!!」 背を反らせて恍惚の声を上げた。 彼女の絶頂と共に、魔力が俺に流れ込む。 膝からガクッと力が抜け、俺の頭を抱きしめながら崩れ落ちる。 俺は股間に顔を埋めたまま彼女を抱きとめ、恥かしがる彼女にもごもごと、「誰でもこうなりますって」 と言って慰めの言葉を掛けた。 スカートの中から這い出ると、彼女の腰に手をやり長椅子の所まで誘導する。 そこに彼女を座らせ自分も隣に座ると、今だ絶頂の衝撃から抜け出せないでいる彼女の片乳を揉みながら唇を奪った。 一瞬、ビクッと抵抗しようとするも、結局俺を成すがままに受け入れ、舌を絡め唾液を交換し合う。 目の端に涙を溢れさせながら、もう一度背を反らせ高みに昇る。 と同時に、彼女の中に研磨し高めた魔力を流し込んだ。 全身に流れ込む魔力を感じて、身体の震えが止まらなくなったシスター。 更なる高みに上げようと、俺は左手で片乳を揉んだままスカートの中に右手を突っ込み、太腿を撫で擦る。 膝の辺りから股間の付け根まで、ゆっくりと何度も往復させ、彼女の絶頂の感覚を止めず長引かせた。 何度も何度も身体をビクつかせ、太腿を撫でる手に彼女の潮がプシャァーっと噴きかかったのを最後に、彼女の唇から離れた。「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」 息を荒げながら、ぐったりと俺の胸にもたれ掛かるシスター。 彼女の背中を優しく、ポンポンと叩く。「あり、がとう……ございました……」 息も絶え絶えにお礼を言いながら、俺の膨れ上がった股間に目をやる。 顔を赤らめるシスター。 どうすれば良いのか知識はあるのだろう。 でも踏ん切りがつかない、そんな顔。「いいんすよ、気にせんでも。俺の欲望を晴らす為にしてたんじゃなく、アナタの為の性魔術なんすから」 俺が格好つけてそう言うと、本当にすまなそうに顔を俯かせる。 悪戯っ子の表情になって、チュッと彼女の頬にキス。 すると彼女はちょっと嬉しそうに目を細めるも、すぐに「んっ!」と軽く咳払いをして顔を顰める。「もうすぐ生徒達が来ます」 そして素早く身なりを整えると、俺から距離をとった。 結局、のどか達が来るまでこのままで。 新鮮な感じがするのどか達のシスター姿に目を細めながら、俺は思う。 次、いや次の次でイケル! ほくそ笑む俺は、呆れた目で見る夕映とのどかに気づかない。「ミソラ、やっぱりシスターのマリョクあがってル」「うーん、何やったんすかねぇ? ちょっと調べてみよっか、ココネ。もしかしたら、ガンガン魔力あげれっかも!」 当然こんな会話にも気づかずに。 12月30日 明日は大晦日。 既にあやか達は帰省してしまい、残ったのは俺とアスナと千鶴ちゃん。 千鶴ちゃんが居るのは、今しか一緒に居られないからだと。 まだまだ先の話だって言うのにな、元の世界に帰るのは。 そんな可愛い事を言う娘はお仕置きとして、明日の朝までトライアルだっ!! 12月31日 3人でまったりとすごしていたら、木乃香ちゃんが学園長とタカミチを連れてやって来た。 木乃香ちゃんは学園都市内に居たんだっけ。 ジジイと2人っ切りってのは、やっぱキツイか(笑) そういや護衛の子はどうすんだろうな? 流石に寒そうなんで家に入るように言ったんだが、何でか逃げられた。 タカミチが、彼女にはマダ覚悟が無いから無理って言ってたが、意味不明。 ウチの中に入るのに覚悟って…… もしや、俺が女の子に手を出しまくっているのを知って、近づけばヤラレルもんだと思ってたりして。 洒落にならんな…… まあ、それはともかく、これから6人で初詣に行ってくるぜ。 1月1日 新年突入。 今年もいい年でありますように。 ジジイとタカミチは木乃香ちゃんを置いて帰った。 その木乃香ちゃんは、昨日からの疲れかアスナと団子になって眠っちまった。 2人とも、まだ8時前だって言うのに。 ふっ、今年の姫初めは千鶴ちゃんか。「ウフフフフ、それは光栄ね」 凄まじいまでの色気を湛えながら、彼女はニッコリと微笑み横島の腕に絡みつく。 いつの間にこんな色気を、と横島は思う。 何せ、タマモに匹敵する程の色気。 背筋がゾクリとする。 なんかヤバイ物に目覚めたのか、牝の匂いを漂わせグイグイとその素晴らしく育っている胸を押し付ける。 横島はもう辛抱タマランと、彼女を押し倒しパンツを半ばまで脱ぎ下ろすと、けしからんオッパイを手で押し潰す。 その素晴らしいマシュマロ的な感触に恍惚としながら、彼女を全裸にしていく。 千鶴は横島が服を脱がせ易い様にしながら、瞳を潤ませ視線を向ける。 マズイ、この眼は、マズイ…… 垂れ気味の目に泣き黒子。 意識が吹き飛び、横島はろくに前技もしないで肉棒を千鶴の淫裂へ突き入れた。 「あがっ、はぁああああああっ!!」 濡れていない肉壁を押し開き、肉棒をギチギチと奥へ侵入させていく。 快感など殆ど無い。 それでも千鶴は足を絡め、横島の動きに合わせて身体を激しく揺らす。 膣壁から粘液があっという間に滲み出すと、肉壁を蠢かせて膨れる肉棒を擦り上げてくる。 彼のツボを知っている動き。「んはぁ……くぅ……横島さん、気持ち良いかしら? んぁっ……」「気持ち良いに決まっとるわっ!? まったく、いつの間にっ!」 腰を激しくピストンさせながら、千鶴の見事に育った乳房を鷲掴む。 汗ばんだ乳房が指でグニグニと揉まれ、心地好い感触を手に残しながら次々と形を変える。 乳首を隆起させ、手の平でコリコリと嬲る。「はあぁっ! んううっ! ふあぁぁんっ! よこしまさんっ! よこしまさんっ!」 千鶴の艶の帯びた喘ぎが、アスナ達を起してしまうんじゃないかと思う位に大きく響く。 起きたら起きたで、まあ良いか。 横島はそう思いながら、ピストン運動に捻りを加え、グチュグチュになった膣内を掻き回す。 千鶴の嬌声が一段と大きくなり、しきりに彼を求め身体を震わせる。「あぁぁぁっ!! もっと、もっと、私をめちゃくちゃにしてぇっ!!」 更に腰の動きを早くさせ、幾度となく千鶴の子宮を突き上げる。 牝となった千鶴を、牡である横島が原初の本能に従いひたすら突き上げる。 千鶴の吐息が荒くなり、横島は最後に向けて両足を抱えると、狭い肉道を一層激しく犯し抜く。 「わ、わたし、もうっ……イク……イッちゃうっっ!!」 肉棒が脈動し、衝動に流されるままに千鶴の子宮に欲望を弾けさせた。「んぅううっ! あああっ! あなたの精子が……、いっぱい……」 横島は全身を激しく痙攣させる千鶴の胸を手の平一杯に感じながら、ビュビュビュビュッと精液を子宮へ浴びせ続けた。 しばらくそのまま千鶴の震える様を眺め、最後に大きくブルッと震えグッタリとする彼女を抱きしめる。 千鶴は視点が定まらない目で、彼を通り越して天井を眺める。 そんな彼女の様子を見た横島は、マダマダいけそうだなと確信する。 そして胎内に入ったままの、今だ衰えぬ剛棒を動かし始めた。 今度はゆっくりと、優しく、労わるように。「んぅ……はぁ……」 横島を見つめ直し、熱い溜息を吐き出す彼女。 潤んだ瞳が近づいてくる。 形の良いバストを押し付け、足だけでなく両手までも背中に回す。 自分に引き寄せ、そしてただ押し付けて来るだけの熱いキス。 いつまで待っても口中に侵入して来ないのに焦れたのか、おずおずと舌をくねり込ませ唾液を啜り始める。「んふぅっ……んっ……くちゅ、くちゃ、ちゅく……んふ……チュッ……んんあっ……」 深いキスと共に、ゆっくりとした腰使いにも納得しないのか、千鶴は腰の揺らめきを大きくする。 だがそれを許さず、肉棒を深々と突き刺し串刺しにすると、体重をかけ身動きを取らせない。 そこからまたゆっくりと彼女の子宮をゴリ、ゴリ、と小突く。 すると千鶴は唾液を啜るのを止め、その色気満載の瞳を涙で潤ませて訴える。「んああ……激しく……して、ください。めちゃめちゃに、何も考えられなくなるくらい……ひぅっ……」 必死に身体を揺らそうとする彼女の両手、両足を解き、そのまま彼女の手を握り締める。 うなじに顔を埋め、小さな声で愛を囁いた。「好きだぞ、千鶴。千鶴の目も、耳も、口も、首筋も、うなじも、乳も、尻も、そしてココも……」 言いながら彼女の中を、肉棒でグチュグチュ掻き混ぜる。 指を絡め、うなじに舌を這わせ、ゆっくりと穏やかに彼女を天に昇らせる。「だからな、お前は安心して俺の傍に居ればいい。ずっと、ずっとだ。 おばさんになって、ばばあになっても、俺はこうしてお前を抱き続ける。お前は、千鶴は俺の女なんだから」「ああ……ああぁぁっ……あああああっ……」 千鶴は目を大きく見開いて横島を見つめると、一瞬の間を置いて、大きく高みに駆け上る。 嬉しかった。ただただ嬉しかったのだ、千鶴は。 心の奥で持っていた罪悪感が吹き飛び、意味を成さなくなる位に。 どうでも良くなった。もういいわよね? そう思ってしまった。 実際、初めから彼女を責めている者など誰も居なく、千鶴の鬱屈した想いに気づいていたのは横島とあやかだけ。 千鶴の思い描く未来図は、この世界に残って彼を想い続けるだけの灰色の未来予想図。 場合によっては、この世界に残されるあやかの両親の面倒を見る事まで考えていた。 あやかが使徒になったのは、自分の所為なのだからと。 まあ、金持ちであるあやかの両親に、そんなモノは必要なかったであろうが。 千鶴はイッてしまったばかりの気だるい身体を持ち上げ、彼に精一杯の笑顔を取り繕う。 ぽろぽろ涙が零れ落ちるのをそのままに。「しわしわのおばあちゃんになっても、本当にこうして愛してくれるのかしら」「千鶴ちゃんが良いんならな! んな事よりもさ、俺まだなんだけど。続きええやろ、なっ、なっ!」 鼻息をフンフン激しく出しながら、思春期の欲望全開な少年の様相で千鶴に迫る横島。 千鶴は目をゴシゴシ擦ると、クルンと体勢を入れ替え自分が上になり、激しく腰を上下にピストンさせる。「アッ、アッ、アッ、アッ、わ、私ぃっ、アナタの、子供を、産みたいっ、わっ、アン……」 上下左右に踊り狂う胸を、横島は下から支えるように両手で揉みしだく。「いや、まだっ、はぇーだろ?」 腰を動かす幅を一気に広げ、肉棒を膣内に許す限り引き入れヒダで擦る。 子宮で何度も横島自身の先端を叩き、快感という刺激を繰り返す。「あんッ、あんッあんッあんッ……そ、そして、子供の、成長を、ひぃあっ……、成長を、アナタの傍で、ずっと……」「いや、だから、マダはえーって!」「いっ、アッ、アッ、イイッ、アナタの、傍でっ!!」 横島はココに来てようやく気づく。千鶴の言いたい事に。「無理しないでいいんだぞ? 少なくともよ、あやかの両親が生きている内は、俺の生きる世界とこの世界を行き来するって決めてんだから」 前に言っただろ、千鶴? そう話を続けるも、彼女は横島の言葉に答えを返す気が無く。 千鶴は肉棒を飲み込めるだけ飲み込むと、膣壁を前後から波立たせて締め付けと解放を繰り広げる。「んっ、んっ、んあっ……愛してます。だから、アナタの、近くで……」 激しい腰の動きが更に速くなり、今までに感じた事のない程の高み、声無き絶頂の声を上げた。「────ッ!────────ッッ!?」 肉棒の先端に、シャワーの様な愛液の噴射を感じる。 心地良い一時。 性器の接合部からは千鶴の愛液が止め処なく溢れ出し、ベットのシーツを汚していった。 ぐったりと横島の上に倒れ込み「ずっと、傍で……」と呟きながら意識を閉じた。 横島は千鶴の頬をペシペシと軽く叩き、覚醒させ様とするもまったく反応が無く。「いや、だからさ、俺マダなんだけど……」 とやや呆然としながら、自分の上で安らかな寝息を立て始めた千鶴の頭を優しく撫でた。 1年の計は元旦に有り。 こんな元旦だった俺の今年1年は、最悪なまでにハプニングでエロスなんだろうな。 夢の中で若い美神さんとおキヌちゃんにボコられながらそう思った。