「なぜ私まで服を脱ぐのでしょうか?」「茶々丸ちゃん、性魔術って知ってる?」「いえ、その様な魔法形態はデーターにありません」「性魔術ってのはな、性行為で相手に魔力を譲渡したりとか、まあ色々出来るんだが、今はな、アスナの傷ついた霊脈を癒すためにせなならんのだ」「良く解りませんが、とにかくそれをすれば、アスナさんは?」「そうだ」「最初の質問に戻りますが、アスナさんはともかく、なぜ私まで裸になるのでしょう? 今の私にはその様な機能はありません。改修が終わってからでなくては出来ませんが?」「そっちの方が燃えるんやーっ!」「そう、ですか……」 ネギま!のほほん記 第5巻 アスナと茶々丸と おともだち。 私には、そう呼べる人がとても少ない。 元の世界では冥菜にレミのたった2人。 こっちの世界じゃ一杯出来たけど、彼女達はみんな忠夫の関係者。 冥菜とレミにしたって、友達として家に連れて来るまでは知らなかったけど、忠夫の関係者と言えば関係者だ。 祖父母が彼の古い友人知人なんだから。 私自身はそんなつもりじゃ無いけど、こんな現実と照らし合わせて見れば、やっぱり私は人見知りでもしてるのかも知れない。 それとも、傲慢にも人を選んでるのかしら? そんな私だけど、忠夫とはまったく関係の無い友人が一人いる。 まだ、忠夫と2人暮らしで新婚生活のような生活をしてた時からの主婦仲間。 初めて会った時のマリアさんの様に無表情で、機械の身体の私の友達。 そう、私のともだち…… 友達だと思っていた。 それなのに私は…… 血塗れの忠夫を見て冷静さを失い、彼女の言い分も聞かずに、彼女を、殺そうとした。 やっぱり、嫌われちゃったかな……「いいえ、アスナさん。私は気にして何かいませんよ」 激しい出血と疲労で、意識を失う寸前に届いた彼女の声。 私は申し訳なさと、そして友達に嫌われなかった喜びの中、眠りについた。 眼を覚ましたら、忠夫に一杯文句を言ってやろう。そして、茶々丸さんに謝るのだ。 そう思いながら。 そう思ってた。うん、思ってたのよ? なのに、なに、これ?「んあっ」 胸を下からすくい上げる様に持ち上げられ、私は軽く喘ぎながら覚醒する。 私の傷ついた霊脈を癒すのに、忠夫が性魔術を始めたのだろう。 なぜか手馴れぬ様子で私の胸を支えるその手が、妙にくすぐったい。 どうしたの? そう思いながら目を開いた。 てっきり忠夫がしているのだと思いきや、私を愛撫していたのは茶々丸さんだった。 私のせいで片腕となっている彼女が、それでも器用に私を背中から抱きしめ、腫れ物にでも触るような手つきで胸を揉みしだく。 しかもだ、なんでか服着てないし。 彼女は普通のガイノイドだ。 マリアさんと違ってエッチな機能なんか付いてない。 柔らかい胸もないし、忠夫の剛直を受け容れる女性器も当然ながらない。 そこにはワレメすらなく、のっぺりツルツル。 それでも彼女は恥ずかしそうに、そして何処か不安そうに私と忠夫を交互に見る。「アスナさん、大丈夫……でしょうか? どこか痛い所はありませんか?」「うん、大丈夫。さっきはゴメン、茶々丸さん」「いいえ、お気になさらずに」「でも……さ、わたし……腕……」「悪いのは横島さんですよ」 違う、それは違うんだよ、茶々丸さん。 切欠は忠夫の悪ふざけだったのかもしれない。 それが何なのかは知らないけど。 でもね、私は彼の使徒として、彼の安全を守らなきゃならない。 だから私は常に冷静でなきゃいけないって言うのに。 気分が重い。自分の未熟さに腹が立つ。 もう、これ以上の失敗は出来ない。そう思って反省する。 なのに私の気も知らないで、すぐにエッチな事ばっかりするのよね。 私はそう思いながらも、真剣な表情で私の太腿の裏側に舌を這わせる忠夫を止める気は無く、それどころか、彼が行為を行いやすいように足を広げる。 徐々に股間の中央へと舌が昇っていき、その中心のクレバスへと及んでいく。 すぼまりに唾液を塗りつけると、私の身体はヒクヒク反応して痙攣した。「あんッ! ちょっと、今はダメだって……」「悪いのは俺なんだから、そんな気にすんなって、なぁ、茶々丸ちゃん」「そうですよ、全ての原因は横島さんです。それでもお気になされる様でしたら、私のお願いを3つ、聞いては頂けないでしょうか?」 茶々丸さんのお願いとほぼ同時に、忠夫は私の腰を抱えると、肉棒を膣内に潜り込ませていく。 甘い吐息が口から漏れだし、熱い息を吐きながら上半身を捻り茶々丸さんの方を向いた。 初めて見る性行為に目を丸くしている茶々丸さんの唇に、自分の唇をチョンと合わせると、上気した頬で彼女に笑いかけた。「ん……んん……んぁっ……、な、なんでも言って、茶々丸さん……んくぅっ……」 私を貫く肉棒の先端から発せられる霊力が、傷ついた霊脈を癒していく。 その優しい霊力の波から感じる性感に頭が蕩けそうになる。 膣壁をゴリゴリと擦り上げられ、あまりの快感に心臓が止まってしまいそう。 足の爪先を何度もピクピクと震わせ、それでも彼女のお願いを聞くまではと、快感に流されぬように自分を戒める。「ね、ねぇ、茶々丸さん、はやく言って……あん、はやく……じゃないと、もう、わたしぃっ!」 神楽坂明日菜は、茶々丸にとって初めて出来た友達だった。 初めは買い物途中でちょっと話をするだけの要注意人物の従者。 だが、彼女は自分が『何者か』知っている筈なのに、それでも普通の『人』と変わらぬ態度。 機械としてではなく、一個の存在として認識してくれているのだと分かってから、彼女が茶々丸にとってマスターとはまた違う意味で大切な存在となった。 そしてもう一人。 横島忠夫、彼は茶々丸にとって、初めて自分を『女』として扱う人だった。 自分にとって大切な友人の主で、自分のマスターであるエヴァンジェリンから要注意人物と指定されている『男』 世界で上から数えた方が速い強者、だが評判は最悪。 この学園都市において最強の戦力、タカミチ・T・高畑の兄的存在。 そんな彼と初めて会ったのも買い物の時。 初めはアスナが来ない事を残念に思っていた。 アスナとの会話の時間、それは茶々丸にとってとても贅沢で甘美な時間だったから。 でも、彼もまた自分を『人』として見てくれているのだと知った時、彼への見方が少し変わる。 エヴァンジェリンに言われていた事もあり、彼女は注意深く横島を観察する。 不可解な男性、それが茶々丸の横島への評価。 尻が硬い、太腿が柔らかくない、胸をあてられてもゴツゴツしてて気持ち良くない、反応に色気がない、もっと、こう、イヤーンってしてくんないとオモロない。 そんな事を半年以上も言われ続ければ、不可解な男と評されても仕方あるまい。 その話を聞いたエヴァンジェリンは、最初「はぁ?」っと眉を顰めたものの、次の瞬間には大笑い。 流石は汚点だと、ナギの自慢する従者だと、そう言いながら。 エヴァンジェリンは一頻り笑ったあと、横島と取引をする事にした。 ナギを筆頭に、アルビレオ・イマ、ジャック・ラカンと思考がちょいおかしい人間の集団、赤い翼。 その一員に相応しいおバカな男なのだから、上手い事言い包めればナギの息子を襲う事を、面白がって目を瞑るかもしれんと。 そう、面白がってだ。赤い翼の連中なら、そんな理由で目を瞑る。 茶々丸はそんな不可解な彼を観察する内に、自分の感情プログラムがドンドンおかしくなっていく事が解っていた。 それを理解しながらも、茶々丸は彼を観察し続ける。 エヴァンジェリンに、もう充分だと言われても、尚。 そして茶々丸は、機嫌良さ気に笑う主に今ならばと訴えた。 横島からセクハラを受けるようになってから、ずっと願っていた身体の改修。 例え兵装が減ろうとも、間接を隠し、人肌の柔らかさ、そして、彼を満足させる事が出来る機能。 もしも自分の身体が彼の望むようになれば、彼はどんな反応を見せてくれるのだろうか? そして、大事な友人である彼女は……? その彼女が、切ない声を微かに上げながら、茶々丸の首元に顔を埋める。 時折、ビクンっと身体を跳ねさせながら、なんとか快感に抗おうと。 グチュ、グチュ、グチュ、グチュ、グチュン…… 粘りつく淫音を鳴らす、彼女と彼の合わさった腰の部位。 いつもはおバカな表情でいる横島が、とても真面目な表情でそれを行っていた。 額から汗を流し、口元を引き締め。 2人の接合部を出たり入ったりする彼の肉棒が、深く細かく子宮をリズミカルに突き上げる。 茶々丸のセンサーには、その度にアスナの全身隈なく流れる魔力が観測される。 その感覚は、機械で出来た筈の茶々丸にも馴染んだ感覚。 ゼンマイを巻いて魔力を充電して貰う時と同じ感覚なのだろうと。 ならば長時間は耐えられまい。 本当はいつまでも彼女のこんな姿を見たかったのですが。 茶々丸はそんな事を考えつつ、2人の交わる姿を記憶ドライブのお気に入りフォルダに収納する。「一つ目は、私の改修中、マスターのお世話を頼みたいのです」「んぅ……ん、うん、わかった……」 苦しそうに答えるアスナ。 そんなアスナを見て、そんなアスナにさせている横島を見て、茶々丸はモーターの回転数がグングン上がっている事を実感する。 それは不快じゃなく、とても快感。「2つ目は、私が改修を終えたら、横島さんと一日過ごさせて下さい」「ええっ!? デ、デートしたいの……ひゃんっ!」「はい、横島さんを見返したいです。そして最後に、ずっと私と、友達でいてくれますか?」「うん、うん、いい、いいよ、ずっと、友達で……あッ! はぁッ! い、いぅううぅぅぅうううッ!!」 アスナは茶々丸の望みを聞き終わると同時、性魔術から抗うのを止めた。 一気に上りつめ、快感を噛み締めるように全身を強張らせる。「はぁ、はぁ、ア、アスナ、どうだ、何処かまだ痛むか……」 2人の会話を聞いていなかったのか、一切会話に加わろうとしなかった横島が、息を切らせながらアスナに問いかけた。 アスナは全身の霊脈、気脈を優しく巡る横島の霊気と、子宮に浴びせられた精液の熱さにうっとりとしながら、茶々丸の残された手を握る。「はぁ……んぁ……はぁッ……ああ……」 だが、言葉を発する事が出来ないほど、盛大に気をやってしまい、息を切らせ喘ぐ事しか出来ない。 それを見た横島は、彼女の全身を隈なく撫で回す。 霊脈に傷がある所はないか、霊気の流れが可笑しい所が無いか慎重に調べる。 指が身体の敏感な部分を通る度にアスナは身体を震わせ、でも横島はそれを止めず、そして最後にホッと息を吐いた。もう大丈夫だと。 そこで漸く思い出した、茶々丸の存在を。 しまった、茶々丸ちゃんに何もしてなかった! 横島忠夫、一世一代のミス! 女の子を裸に剥いて置きながら、何もせんとは男の恥。「茶々丸ちゃん、そのままベッドに横になって」「……アスナさんの治療に何か問題があったのですか!」 勢い良く身を乗り出し、横島に問いかける。 何せ、アスナの状態は性魔術を行う前と違い、顔色や血流がとても良くなっていたのだから。 なのに、何故?「違うよ、茶々丸さん。忠夫はね、性魔術としてじゃなくて、私と……ううん、私達とエッチがしたいのよ。 忠夫ってエッチだからさ、茶々丸さんも嫌なら嫌って言わなきゃ、どこまでもエッチな事、要求されちゃうわよ?」 キュイィィ……ン 茶々丸とぴったり引っ付いてるアスナどころか、少し離れた場所にいる横島にまで聞こえるモーター音。「ワた……私にはマだその様ナ機能は……ソれでも私とシタい……のデスデススススススス」 ガクガクと震え出す茶々丸。 心なしか、顔色が変わらない筈の彼女の顔が、真っ赤に染め上がった気がする。 しゅん、しゅん、しゅん、と頭から蒸気を発し始め、アスナが「アチッ!?」っと言って茶々丸から少し離れた。 見れば茶々丸と接触していた肌が、まるで火傷の様に赤く腫れ上がる。「や、やばくない? なんか茶々丸さん、暴走しそうに見えるんだけど」「ああ、間違いなく暴走だな、こりゃ……」 2人とも、コレは見知った反応だった。 元の世界で、茶々丸と同じ機械で出来た横島の大切な人の一人であるマリアが、同じように暴走する所を何度も経験していたから。 そう言えば、と横島は思う。 マリアも同じようにエッチな事で追い詰めると、こんな感じになったよな~。 でもなー、この程度で暴走するなんて流石に思わなかったぜ…… 遂に全身から煙を噴き出し始めた茶々丸に、横島はコソッと彼女に解らぬよう文珠を使って『鎮』ずめた。 急激なモーターの回転が収まり、茶々丸は目に見えて落ち着いた表情になっていく。 何が起きたのか解らない顔をしながら、それでも横島の方をジッと見つめ始めた。「……? ですから私にはそのような……」 最後まで言葉を喋らせず、アスナは今の内にとばかりに彼女を押し倒す。 どうせ忠夫は茶々丸さんとヤル気満々なんだし、だったら鎮静している内に…… アスナは茶々丸の人とは違う感触の唇を奪いながら、トロンとした目を彼女に向ける。 自分の胸を彼女の胸の形に膨らんだソコに押し潰すように乗せると、そのまま体重をかけていく。「い、いけません、右胸には私の緊急停止スイッチがあるんです」 焦った声を出す茶々丸に、心底残念そうな顔をするアスナと横島。「なんじゃそりゃ? 美学ってモンが解ってねーやつだな、茶々丸ちゃんを創ったヤツは! いや、ちょっと待てよ、もしかして茶々丸ちゃんのオッパイにはミサイルが……?」「そうなのっ!?」「いえ、そんな物はありませんよ」 更に残念そうにする2人。「やっぱわかってねー」「そうね、ほんとよね」などと言ってる2人に少しだけ呆れた視線を向ける。 そんな視線に気づいた横島は「なはは……」と笑って誤魔化し、アスナはアスナで茶々丸の唇を塞いで誤魔化した。 そして自分の左胸に茶々丸の手を導くと、「だったらさ、こうやって私のこと、支えてくんない?」 そう言って、再び茶々丸の唇を啄ばむように何度もキスをする。 手の平を覆うアスナの胸と、唇に何度も接触する唇。 感じない筈の機械の手や唇が、とても熱く、気持ちいい。 茶々丸は嬉しそうに目を細めると、少ない性知識を用いて少しでもアスナを悦ばせたいと、そう思う。「ん……んん……茶々丸さん……切なくなっちゃうよ、わたし……」「アスナさん、もっと見せて下さい、アナタの感じているところを。私も、次の時には……」 今度は茶々丸からアスナの唇を奪い、乳首をクニクニとこねる。 どこかオドオドしながらも、アスナの反応を伺いながら優しく丁寧に。「んああ……アスナさん、どう……でしょうか?」「あっ、んんっ、や、ん……茶々丸さんっ、気持ち、いいよ、それっ、ああっ!」 茶々丸の愛撫に、かなり本気の声を出すアスナ。 まるで恋人同士のように行為を続けている。「アスナさんの胸、凄く柔らかくて、気持ち良いです……」「あ、あ、あ……茶々丸さん、そんなに弄っちゃ……ダメだって、ばぁ……」「はああ……、気のせいでしょうか……、胸の主機関部のドキドキが激しくなって、顔が、熱いです」 茶々丸の身体だけじゃない。 アスナの身体も発情して熱く、艶かしくなっていく。 汗で濡れたアスナの肌が、茶々丸の機械の身体に貼り付く様に絡み合い、横島は思わずゴクリ、と生唾を飲み込む。 そんな横島の様子に気が付いたアスナは、自分の足で茶々丸を挟むように足を広げる。 彼女のツルツルの秘所と、茶々丸ののっぺりとした股間が丸見えとなった。「そろそろ、ワイも入れてくれ!」 横島の魂の叫び。それを聞いた茶々丸は「ひぃあっ!」と小さく悲鳴を上げた。「可愛いなぁ、茶々丸ちゃんは」「え? あ、あ、横島さん……その、どうぞ、お好きなように……」「忠夫? 私は……?」「もちろん、アスナもすんごく可愛い」 おだてられた茶々丸は、更にモーターの回転数を上げ身体を熱くする。 アスナも言われ慣れている筈の言葉に、それでも嬉しそうに頬を染め上げた。 2人の股間の合わさる場所は、アスナのワレメから溢れでる愛液によってぐっしょりと濡れており、小刻みに揺れながら快感を求めてうねっている。「んっ、んっ……あんっ……はやくして、ただお……はやく……」 横島はアスナの膣内に指を侵入させると、肉壁をマッサージするように捏ねていく。 指に伝わる柔らかい肉の感触に、横島はもう辛抱たまらんとばかりに指を引き抜き、代わりに自分の肉棒を肉裂の中に入れて行く。 肉壁を肉棒のエラで引っかくようにゴリゴリ擦ると、アスナは膣口をキュッと締めつける。「ひあぁっ……んんっ……ダメだってば……私だけじゃなくて、茶々丸さんも……あはぁん……」「ぁ……アスナさん、気持ち良さそう……です……んっ……」「ごめんな、茶々丸ちゃん。やっぱ3人でやらなきゃな」 言いながら肉棒を引き抜くと、アスナの太腿をしっかりと押さえ、彼女の淫液で濡れた剛直を2人の股間の間に差し込んだ。「あぁっ……アスナさん、私達の間に、横島さんがっ……」「ふぁん……はぁ……はぁぁ……茶々丸、さん……気持ち、良い……?」 「わかりません。ですが、なんでしょうか、この感じは……? そんな場所に触覚センサーは無い筈なのですが、これは……んはぁっ!?」 アスナの柔らかく温かいワレメの感触と、茶々丸の硬く熱いのっぺりとした股間の感触。 今までに無い性感に、横島のそこは熱く激しく滾っていく。「はぁっ、気持ちいいよぉっ、茶々丸さんっ!」「はい、きっと私もです、アスナさん……んくぅ……」「はぁん……あっ……あん……アソコがひりひりするよぉ……はぁん……」「横島さんの性器が、私の股関節の辺りを、ゴリゴリと擦っているのが解りますっ!」 二つの熱いアソコに挟まれた肉棒を、前後にスライドさせ同時に刺激を与えていく。 横島は2人の愛らしく悶える姿に、普段の2.7倍増しに昂ぶりを感じて、もうイッてしまいそう。 アスナから滲み出た蜜が潤滑油となり、淫らな前後運動をスムーズにさせる。 肉棒を根元まで突き込んでは引き抜く。その単調な動作に没頭する。「そろそろ、俺、限界かも……」 2人の少女の股間の感触を受けながら、最後に向って腰を打ちつける。 ぐちゃ、ぐちゃ、と粘りつく音が部屋に響き、アスナと茶々丸は互いの身体をキツク抱きしめ合う。 まるで、本当の恋人同士みたいに情熱的な抱き合い。「あれ? ワイってもしかして邪魔者?」 そんな横島の呟きも耳に入らないのか、2人はただひたすらに唇を貪りあい、股間から感じる性感以外は横島の事を認識していない。 「あぅぅ……凄いです、アスナさん。とてもキレイで、気持ち良さそうです……あっあっあん……」「茶々丸さんだって……あぁっ……すごく、キレイ……はぁぁん……」「……寂しくなんかねー。寂しくなんかねーんだかんな。ワイは……うっきぃーーーーーっ!」 横島は吠えると同時、ビュ、ビュビュビュビュ…… 2人の間に大量の精液を放射する。 俺もかまえ! と言わんばかりに。 だが、「アスナさん……私達の間に、熱い何かが……」「茶々丸さん、それは、忠夫の……よ……、んくぅぁああああああっ!」「だ、大丈夫ですか、アスナ……さん……んぅあっ!?」 互いの名を呼び合いながら絶頂の頂へと上った。 そのまま2人は何度もキスをし、抱きしめ合い、そして、言葉を重ね合う。「はぁはぁはぁ、茶々丸さん……好きよ……」「ワ、ワタシもです、アスナさん……」 まるで横島の存在など無いかの様に。 いじけた横島は、部屋のスミで体育座りとなってイジイジしだし、それをチラリと見た2人がこっそり笑い合う。 事の起こりはこの男の悪ふざけだったのだから、少しは反省しなさいとアスナは思い、そして茶々丸もそれに乗ったのだ。「でもね、本当に好きだよ、茶々丸さん。あとさ、もう一度だけ謝らせて。腕、ゴメンね」「はい、これで最後ですよ。私は気にしてません。それどころか、ちょうど良い機会になったと思ってますから。あと、私も大好きです、アスナさん……」 潤んだ瞳で見つめ合い、そして再び唇を貪り合う。 茶々丸は、この身体での最初で最後だからと、尚更激しく。 アスナもそれに応える様に情熱的に。 お腹の辺りに、大量に射精された精液をローション代わりに全身を塗りっこしつつ、どんどんと2人の淫らなダンスは激しさを増す。 部屋のスミッコでイジケ倒していた横島は、自分が居ないのに聞こえてくる嬌声に、涙を浮かべながら呟いた。「ワイは、いらん子やったんやな……。おかん、ワイは、ワイは……へーん!!」 終いには大声で泣き出した横島に、漸くその存在を思い出した2人は、慌てて彼の所に駆け寄った。 必死で横島を慰め合う2人。 そして、次第に慰める声から、艶かしい声に変わってい……かなかった、残念な事に。「ねえ、そう言えば神通棍はどうしたの?」「ワイは知らんぞ」「アスナさんが持っていた棒状のマジックアイテムの事ですか? それなら屋上に投げ捨てたままだと思いますが」 「あれってあやかから借りて……ってそう言えばあやかに連絡入れなきゃ。怒ってるかな、あやか…… 私さ、学校に戻るわ。神通棍を回収しなきゃなんないしさ、あと、エヴァンジェリンの面倒も見てやんなきゃ。 茶々丸さんはゆっくりしてって。忠夫、茶々丸さんに変な事したらダメだかんねっ!」 それだけ言うと、アスナは自分の部屋で新しい制服に着替え、そしてそのままダッシュで家を飛び出した。「ああ、アスナさん。病み上がりだと言うのに、ムリをなされては……」 すでに居ないアスナに向って、オロオロと心配そうにする茶々丸。 横島はそんな茶々丸を見て、「プッ!」と軽く吹き出す。 そして、そろそろと彼女の側によると、「そういや俺、まだ茶々丸ちゃんとキスしてねーな……」 と小さく呟き、彼女の残された右腕を引っ張り、自分の腕の中に。「んじゃ、時間までイチャイチャしてよっか、茶々丸ちゃん」 キュイィィ……ン 彼女のモーター音が、2人だけになった部屋に響きわたる。 後書き 2人はちょっと百合チック(笑)w どうにも上手くのどか→あすなんに出来ないので、ちょいと方向転換! ヨコアスR茶々丸内好感度ランキング(暫定) 一応(笑)マスター≧アスナさん>横島さん>ねこさん≧超一党>越えれそうでやっぱ越えれる壁>他クラスメイト 横島はねこさんより上ですw にゃー。 現時点の撃墜されてるネギま!女性キャラw 神楽坂明日菜、雪広あやか、村上夏美、那波千鶴、宮崎のどか、佐倉愛衣、大河内アキラ、綾瀬夕映、近衛木乃香(寸止め)、絡繰茶々丸(寸止め) フラグ立ってる子達w シスターシャークティ(寸止め)、明石裕奈、ココネ、春日美空、和泉亜子 順序は横島への好感度順です。 フラグ~の方はフラグが立ってるだけで、恋愛感情の有無は別の話です。 撃墜~の方は当然、恋愛感情です。 原作1~2巻の時点で、原作とは違って魔法の存在を知っている子達 雪広あやか、村上夏美、那波千鶴、宮崎のどか、綾瀬夕映、大河内アキラ、近衛木乃香、早乙女ハルナ、長谷川千雨 オリキャラ等の出番は無く、戦女神からラプシィア・ルンと神剣スティルヴァーレ、そして性魔術と剣術。 GSからは横島忠夫と霊能的概念。ニーベルンゲンの指輪に竜の牙。 ヒロインに捏造神楽坂明日菜、サブヒロインに雪広あやかでお送りしますw ってたまには作品をこうして振り返ってみよう、そう思った。