ネギま!のほほん記 第7巻 えっちぃ魔法のお勉強 午後の授業中で静まり返る校舎内。 シーンとした廊下には、教師の声だけが朗々と響く。 そんな校舎の屋上で、知らない者が見たら性的なイジメ的な何かが繰り広げられていた。 言うまでも無く、被害者は神楽坂明日菜(14) 加害者は雪広あやか(14)を筆頭とした、横島忠夫に心を奪われ、ある意味人生が滅茶苦茶になった少女達。 被害者であるアスナは、全裸に黒ニーソと彼女の主が見たら鼻息荒く襲い掛かりそうな艶姿。 その傍には、キレイに畳まれた小さいサイズの背広の上着と、アキラが集めた制服一式。 ネギの風の武装解除を受けて、花びらとなってしまった筈の彼女の制服。 だが、アスナの防御が不完全ながら上手くいっていたのか、花びらとならずに魔法の風に吹き飛ばされただけだった。 それに逸早く気づいたアキラが拾い集めると、これ見よがしに、アスナの手が届きそうで届かない位置にキレイに畳んで置いたのだ。 あやか達の視線から自分の身を隠し、あやか達の執拗な性技から身を守る事の出来る布の防壁を、アスナは涙目で視線を向けるだけ。 アキラが服を置いた絶妙な位置が、彼女の中の抵抗心と希望を最後まで失わせず、あやかの指の動きに必要以上に反応する事になるとはアスナも気づかない。 そう、これこそがあやかの未熟な性魔術の効果を倍増させるのだ。 たぶん…… そんな身動き取れないアスナに妖しい笑みをむけながら、あやかは更に封鎖結界を屋上全体に張り巡らせ、外から見えないようにした。 通常結界と認識阻害だけでは、魔法の心得が有る者には丸見えになってしまうだろう。 これからヤル事を考えると、それはちょっと不味い。 何せ、女の子同士でエッチな行為をするのだから。それを見ても良いのはたった一人。 なら横島宅でやれば良い、そう思うかも知れないが、それは出来ない。 横島は他者に性魔術を習得させるつもりは無く、それは当然アスナ達にも及ぶ。 性魔術は、あやか達が考えてるよりもずっと危険な魔術。 だが、あやかは性魔術の習得に力を入れ始めている。 何せ覚える事が出来れば、今よりも効率良く精気を譲渡する事が出来るし、今回の様に緊急時での仲間内での魔力のやり取りにも役に立つ。 それにだ、コレは仲間同士の連帯感を深めるのに、とても役に立つのでは無いだろうか? アスナにあやかと千鶴と夏美。この4人の絆はとても強い。 それは一ヶ月間にも及ぶ南の島での共同生活のお陰でもあるが、何より、この4人は様々な組み合わせで彼と肌を合わせることが実に多かったから。 あやかとアスナ、アスナと夏美、夏美と千鶴、千鶴とあやか……色々な組み合わせ。一人の男に全て曝け出し、愛し合う姿を目の当たりし合うのだ。 だからこれから行う事は、まだまだ覚悟が足りない面々を、自分達の側に完全に追い込む切欠になる。 敵は少ない方が良い。だけど仲間は多いにこした事はない。 アスナはこれ以上の仲間は要らないと思っているが、今いる仲間との絆を深めるのには賛成だろう。 こうして肌を合わせ、互いを知り合い、信頼し合える仲になれば、例え力は足りなく覚悟も無くても、何かしらの役には立つかも知れない。 盾とか、魔力貯蔵庫的な意味で。「ふふふ、悪い事をするって、何かワクワクしますわね」「ひぃっ! あ、あやか……よよよよっきゅう不満なら今すぐ忠夫のトコに行きなさいよ!!」「イヤですわアスナさん。悪い事ってアスナさんとの……じゃあ、ありませんわ」「だだだったらなによっ!?」「あの人に内緒で性魔術の研究をする事ですわ。わかりますわよね? あの人は私達が性魔術を覚えるの、とても嫌がりますもの」「そ、そうよ! 私達は使徒なのよ! 主がダメって事をしちゃいけない! 今すぐ正気に戻りなさいよ!」 アスナの訴えを殊更無視するように、手をパンパンと二回叩き、自分へと注目を集める。「さあ、始めましょうか皆さん。まずは、ゆえさんとのどかさんは、アスナさんの太腿辺りを押さえて下さいませんか?」 あやかの指示に従い、のどかは右足の太腿、ゆえは左足の太腿をそれぞれ抱える様に押さえ、背中からはアキラが羽交い絞めにする。 そして千鶴が右足の先、夏美が左足の先を押さえて大きく足を広げさせ、アスナの女の部分を剥き出しに晒す。 木乃香は今の状況にやや呆然としながらも、少し興奮した面持ちでアスナのソコから目を離せない。 大きく広げられた足。その間に見える縦筋は、真っ赤に腫れ上がっている。 花芯もぷっくりと膨らんでおり、ホンの少し前まで横島に可愛がって貰っていたのを容易に想像させた。 嫌がりながらも期待しているのだろうか? そのワレメからは愛液が滲み出てきている。「んうっ……」 アスナは少し身体を震わせると、コポリ……と音を立て、秘裂から白く濁った液体を吐き出す。 先程アスナの胎内に吐き出された横島の精液。 自然、周囲の視線がそこ一点に集まり、アスナは耳まで真っ赤にする。「み、みないでよぉ……」 力なく訴えるその言葉を、誰も聞こうとはしない。 千鶴と夏美は無言でアスナのアソコに手を伸ばす。 ぐちゅ……アスナと横島の混合愛液に触れ、火に導かれる蛾の様に2人は膣口を割り、指先を絡ませながら沈めていく。 何処かしら嫉妬した様子の2人は、グチャグチャと激しく膣内を掻き混ぜる。 静止の声を上げるアスナ。 だがそれを聞いた2人は、とてもイイ笑顔になりながら、指先の動きを尚一層激しくさせる。「やめっ、ひぐ……っ、んんん……アアッ!」 背筋を仰け反らせて喘ぐアスナ。 あやかは、やれやれと言った面持ちで、再びパンパンと手を二度叩いた。「千鶴さんも夏美さんもいい加減になさいませ」「はーい」「仕方ないわね」 残念そうにあやかの言葉に従う2人。 2人は最後に横島の精液を引っ掻き出すと、指先に付いたそれを口へと運ぶ。 れろぉ……ぴちゅ……ぴちゃ…… 慣れしたしんだ味が口全体に広がる。 まるで彼がスグ傍に居るような錯覚。 下着がジュンっと濡れ、黒い染みが広がっていく。 自然と熱い溜息が2人の唇から零れる。 淫らで色気を堪えたその姿は、夕映、のどか、アキラ、木乃香の心を激しく揺さぶった。 思わずゴクリ、と生唾を飲み込む。「あら? みんなも舐めたかったかしら?」 言いながら千鶴は、指先に残っていた残りを、のどかの唇に塗りつける。 うっとりとソレを舐めるのどか。 その姿はとても14才とは思えない色気。 それを見て、涙目でウーウー唸るアスナ。 あやかはその抗議する口を自分の唇で塞ぐ。 唾液がピチャピチャと絡み合う音が少女達の耳に響く。 身をよじって何とか抵抗しようとしていたアスナも、降参とばかりにグッタリ彼女の成すがままに。「も、もう抵抗しないから、押さえつけるのは止めて……」 アスナの嘆願に、少女達はどうする? と言いたげな視線をあやかに向ける。 流石にこの状態は、まるでレイプしているみたいで気が引ける。 ほんの半年前、化け物にこんな感じで犯されそうになったアキラは特に。 あやかはその視線に頷きで返すと、少女達は一言「ゴメンね?」と言ってから追々と離れていく。 最後に羽交い絞めしていたアキラが離れると、ぐったりと床に背中をつけた。 そんなアスナを横目に、あやかは身に纏っている制服を脱ぎ捨てる。 身に纏う物が無くなった彼女は、自身の足とアスナの足を絡ませ、グイッと彼女の身体を引き寄せる。 そして、ハァハァ息を荒げる彼女の股間と自分の股間をピッタリくっつける。 くちゃあ……淫音が響く。 2人のビラビラが重なり合い、ピリッとした刺激が脳を犯す。「ぁんっ……あぁ……んっ……んぁ……」 すぐに喘ぐ声を漏らし始めるアスナ。 あやかは決して快感に溺れぬように自分を戒めつつ、細かく腰を揺らす。「はぁ……んぐぅっ……い、いいですか皆さん、性魔術とは皮膚や粘膜を通じて術が発動……んんっ! 発動されます……」 すでにアスナはあやかの性魔術の虜となっており、涙を流す目は虚ろ。 口元からは、だらしなく涎が零れ落ちており、それをあやかが舌でチロリと舐めすくう。「ちゅ……ん……そして、性的な快感を得る時に生ず、る……んはぁ……エネルギーを用いて、自分の魔力を……ああ……魔力を……コントロールするのではないかと……」「コントロールですか?」「そ、そうですわっ……あんっ……あ、あくまで推論ですが……そして、絶頂時の……空白時に……相手の魔力の流れを自分の物に……ああ、あん、んぅぁっ!?」 ついに快感に抗えなくなってきたあやか。「んっ……アスナさんのびらびらが……まくれて私のに擦れてきますわ……はぁ……」「ふあっ、ああっ……あやか……気持ちいい……あぁん……わ、わたし……もうっ!」 2人の淫らな蠢きあいに、少女達は知らず下着を濡らしていく。 身を乗り出すように行為を見る一方、しっかりと魔力の流れに注視するのは流石と言った所か。「い、いいんちょ! しっかり! 快感に流されたら負けだよ!」 夏美の一喝に、淫らな行為に没頭しかけていたあやかが気を取り直す。 首を左右に振って、何とか快感に抗おうとするも、一度火のついた身体は収まらず。 アスナをイカせようとして、逆にイカされそうになる始末。 見かねた千鶴がアスナの背後に廻り込むと、彼女の後ろの穴に2本の指を沈めていく。「ヒィアッ!?」 大きく嬌声をあげるアスナ。 千鶴は身体をずらして逃げようとするアスナをしっかり抱きとめると、直腸内をマッサージする手とは逆の手で、彼女の乳首をキツク捏ねくり回す。 形勢は逆転した。アスナの身体の震えが大きく激しくなり、逆にあやかはそんなアスナを見て余裕が出来たのか、ほんのりと笑みを浮かべ始めた。「たぶん、今の私達が性魔術を使うのなら、対象に対して2人がかりじゃないと危ないわね」 千鶴がアスナを責めながら、ボソッと呟く。 彼女は魔法使いに成るつもりは無いが、性魔術を覚える事には前向きの様だ。「どういう事ですか? その言い方ではまるで……」「ええ、性魔術は、何らかの戦い……なんじゃないかしら?」「エッチな勝負……って意味?」「違うわ。いえ、そうなのかしら? 相手を絶頂させた方が勝ち……? いいえ、それでは……」 千鶴は夕映とアキラの問いに答えながら、自分の思いつきに没頭していく。 千鶴の中で、確かにあやかの言っていた『欠けたピース』とやらが、ぼんやり見えてきた気がする。 そのあやかの方は言葉を喋る余裕もなく、アスナも陥落寸前。「い、いい加減、おイキなさい! アスナさん!!」 最後の精力を振り絞り、あやかは大きく腰を揺らめかせた。 気合を込めた言葉が、アスナの精神に叩きつけられる。 それと同時、ビクン!ビクン!っと身体を陸に上げられた海老の様に跳ねさせる。 止めとばかりにアスナのクリトリスを中心に激しく擦り、千鶴もそれに合わせて直腸内に沈めた指を直角に折り曲げた。「ィ……イっちゃうっ……わたし、もう、んくぁああああああああああ」「よ、ようやく……これで私も……イ、いけますわ……ンくぅッ!!」 2人の少女が身体を弓なりに反らせ、喘ぎ絶頂の極みに達したと同時、アスナの中に張り巡らされていたあやかの霊力の流れが変わる。 全身を巡る霊脈、気脈に沿ってあやかの精気が確かに勢い良く流れ込んだのだ。 思わず「ほう……」と溜息を漏らす少女達。 だが、あやかの精気全てが流れ込まんとばかりの勢い。 これは不味いのでは? 周囲を囲む少女達はそう思うものの、どうすれば良いのか分からず、だが千鶴がアスナの身体をあやかから引き剥がす事によってそれは止まった。 再びさっきとは違う意味で「ほう……」と溜息を漏らす少女達。 ただ強引に性魔術を中断した所為か、アスナとあやかは感電した様に身体を震わせ、そのまま精神にダメージが走り気絶してしまう。 少女達は、横島が何故自分達に性魔術を教えなかったのか、少しだけ解る気がした。 何せ、下手をしたらあやかは精気をアスナに奪い尽くされ、いいや、与えすぎで死ぬかも知れなかったのだ。 「性魔術の研究って、皆が集まった時以外は禁止にしないとダメかも」 夏美は尊い犠牲となったあやかとアスナからそっと視線を外し、タラリとこめかみ辺りから流れる汗を拭うと、何事も無かったかの様に考えを述べる。「うん、そうだね。練習の時もさ、今は『奪う』んじゃなくって、『与える』が完璧になってからの方が良いと思う」 夏美に続けとばかりに、こっそりアスナ達に制服をかけ、見えない所に寝かせると、アキラも夏美の話に続いた。「2対1で、念の為の監視が一人、ってトコかなー?」 丁度4人で二組作れるし、とのどかがアキラと夏美に補足しながら、やっぱり尊い犠牲には目をやらない。 組み合わせ的には、曲がりなりにも性魔術を使って見せたあやかと、もっとも性魔術をその身で受けているだろうアスナを分ける。 続いて千鶴と夏美をそれぞれ分ければ、バランス的に丁度良いだろう。 と、アスナ達がいない所でドンドンと話を決めていく少女達。 夕映は早速とばかりに服を脱ぎだし、それを見た他の娘達も脱ぎ始める。 唯一気後れをしている木乃香も、千鶴に優しく促されながら後に続いた。 アスナとあやかは完全に力尽きて気絶しており、当初の予定と違い3人一組ではあったが、性魔術の実践研究が開始する。 実際に性魔術を発動させられる所までは行かないだろう、ある意味変な自信があったからである。 ちょっとおっかなビックリな様子だが、少女達は迷う事無く身体を重ねあう。 あやかとアスナの情事を見て身体が火照ったから? いいや違う。あくまでも飽くなき探究心と、そして、彼に近づく事が出来る技術を手にするため。 少女達は皆、ただ横島に守られて満足するような娘達なんかでは無いのだ。 それは場に流されているだけの木乃香にも言える。 その中でも特にヤル気満々の夕映は、性魔術について何かしらのヒントを掴んだらしい千鶴と身体を重ね合わせる。 そしてスグ隣では、夏美にアキラが覆い被さる。 双方の組同士が、互いに気づいた事を話し合いながらの性行為。 傍から見れば、百合の園の乱交……と言った所なのだが、当人達は到って真面目である。「では、よろしくお願いします、千鶴さん」「ええ、いらっしゃい、夕映」 両手を広げて夕映を迎え入れる千鶴。 夕映は少しだけ戸惑いを見せるが、勢い良く彼女の大きな乳房に飛び込み、その胸の谷間に顔を埋めた。 隣では恥かしげな夏美と、外でのプレイは基本的に慣れてますとばかりのアキラが、床に手を着きながら秘所を擦り合わせる。 続いて木乃香は夕映を、のどかはアキラを、それぞれ手馴れぬ様子で愛撫する。 そして意見を交換し合い、時には感情をもぶつけ合う。 魔法の研究者としては、至極真っ当な行為だ。 微かに漏れる、甘い喘ぎと嬌声がなければだが…… 結局この日は、あやか以外は誰一人として性魔術を発動させるに至らなかった。 5時限目の終了のチャイムが鳴り響き、アスナとあやかが目を覚ますまで続けられた乱交……もとい性魔術の実践研究もそこで終了し、フラフラになりながら教室に戻る。 5時限目をサボった少女達に訝しげな視線が送られるも、疲れきっていたのか席に着くなり爆睡。 少女達は、例え教師に注意されようと目を覚ます事は無かった。 ヨレヨレの制服に疲れきった面々を見て、さぞや恐ろしい修羅場が繰り広げられたのだろう。 そう思ったハルナは、意地の悪い笑みを浮かべる。 結局ハルナが思っていた通り、その日の千雨への説得には彼女以外の誰もネギには付き添わず、って言うか、皆そんな事は忘却の彼方。 唯一ネギに何らかの感情を向けかけていた木乃香でさえ、ネギが自宅に帰宅するまで存在自体すっかり忘れていた始末。 アスナに任された横島の世話を、雑念無く嬉々として行うその姿は、あやかとのやり取りで不安定になったとは思えない程幸せ一杯。 あやかの考えていた性魔術の研究による副次効果が出たのだろう。 性魔術が何なのか木乃香にはさっぱり分からなかったが、皆でワイワイ騒ぎながらするその行為は嫌いじゃない。 人肌を間近に感じながらも良かったのだろう。それは正に裸の付き合い。 この日、横島の女と言っても過言ではない少女達は、ある種の連帯感を手に入れた。 共に学び、悩み、分かり合う。仲間としての第一歩を、この時確かに刻んだのだ。 会議があると言うのに、何時まで経っても現れない学園長を迎えに、理事長室へと来たしずな。 彼女はそこで、恐ろしい光景を目にする事になる。 机に突っ伏したまま動かない学園長。 彼を中心に血で赤く染まった部屋。 今だ乾かぬ血が、机の端からポタポタと床に流れ落ちる。 机や床だけではなく、壁や天井に到るまで鮮血に染まっている。 学校中に響く程の甲高い悲鳴を上げるしずな。駆けつける同僚の教師達。 非常事態宣言が発令された麻帆良学園都市。出血多量で医務室へと運ばれる学園長。 情報は全て秘匿。孫娘である木乃香にすら伝える訳にはいかない。 これは麻帆良を、いいや、関東魔法協会を狙ったテロリズムか! 慌てふためく魔法教師。 だが、目を覚ました近衛近右衛門は、一喝して慌てふためく者達を鎮静させる。 その姿はとても若々しく、精気に溢れていたと人は言う。 何があったのか聞かれた学園長は、この事件の事をこう語った。 あの時ワシは、天の階(きざはし)へと足を踏み込んでしもうた。 それは容易く人を死へと誘う(いざなう)魔性の道。 だが、ワシはそこに踏み込んだ事を後悔しておらん。 何故なら、その切欠となった光景は実に素晴らしいモノだったからの。 もしももう一度があるというのなら、例えその結果がこの世との別れとなろうとも、必ずやワシは再びソコへと到ってみせる。 あの光景を見ること、それこそがワシがこの世に生まれてきた理由(わけ)だったのじゃから…… 何を言ってるのかワカラナイ…… でも、しょうもない事だと言うのはわかった。 もちろん、関係各所から学園長への非難が上がり、この日かかった費用の全額が、彼のポケットマネーから出た事は言うまでもない。 後書き 本作においての百合はこれが基準です。