ネギま!のほほん記 第8巻 切欠 シュルルル……グジュゥ……シュッシュッ…… 何処かしら酩酊した感じを見せながら、白濁した液体でベタベタに汚れた髪を巻きつける。 赤黒く大きな肉棒を献身的に、それでいて大胆な手つきで何度も何度も擦りあげながら。 すでに彼女の全身は、足の爪先から頭のアンテナ、それに髪の毛の一本一本に到るまで、彼の精液で征服されきっている。 その事を嫌がるどころか、どこか誇らしげにする機械で出来た乙女。「な、なあ、茶々丸ちゃん」「なんでしょうか? もう少しキツクした方が良かったでしょうか?」「それは丁度いいっす」「では、このまま続けます」「いや、そうじゃなくって……」 困った様な顔をする煩悩魔神横島。 そんな横島を不思議そうに見上げる茶々丸。 彼としては、この状況を喜びこそすれ、困る事などないはず。 茶々丸がこの半年で集めた横島のデータはそう答える。 だがしかし、現実に横島は困った顔をしている訳で…… それもその筈。横島とて茶々丸のご奉仕は凄く嬉しい。 手から始まり足コキ、股コキ、手コキに戻って髪の毛巻きつけ…… だが終わらないのだ。いつまでヤッても、どこまでダシても。「そろそろオレ、限界なんだけど……」「まだまだ元気な様子ですが」 首を少し傾け、どこかウットリとした顔。 呼吸など必要としない筈の彼女が、何故か息を荒げている。 これは、茶々丸が何度もオーバーヒートしたせいで魔力不足になり、その魔力回復の為にゼンマイを巻いた辺りからずっとこの調子。 人間が性行為で快感を感じるように、茶々丸は魔力の供給で快感を感じる。 茶々丸の悶え喘ぐ姿に興奮し、調子こいてゼンマイ巻きまくった所為か?。 横島はうっすらとそう思うものの、アレは良かった! また機会があれば何度でも! と反省はしない。「いやな、そろそろ大学の研究室に行く時間だろ? だから身体をキレイにしないと」「ご安心ください。まだ1時間は余裕がありますので」 横島と会話を続けながらも奉仕する手は止めず、グチュグチュグチュグチュ……と精液でグチャグチャに汚れた髪の毛が、女の性器とはまた違った感触でとてもグット。 だが、それも程度による。 茶々丸の全身が横島の精液で浸されている現状、どれ程の射精をしたことか…… 茶々丸の様子の可笑しさに、もしや先程彼女に供給した自分の霊力の所為では? と少しドキドキする横島。 彼には心辺りがある。 かつて、彼がまだ美神除霊事務所でバイトをしていた頃の話。 とある仕事で退治する事になったスライムに、自らの霊力を吸われたことがあった。 すると、本能だけで生きるスライムが言葉を喋ったのだ。 それは虚ろな存在が、確かな存在へと位階を上げた証拠。 そんな彼の霊力をたっぷり供給された。 唯でさえ高度なAIによって、人と変わらぬ意識を持っていた彼女。 そんな彼女が彼の霊力を浴びたのだ。もしかしたら魂の欠片でも出来たのかも知れない。 高位の存在である、真祖の吸血鬼の魔力を供給されていた事もある。 いずれは魂を得て、付喪神となる可能性は高かった。 でもそれは100年単位は先の話だ。 だったらやっぱり……?「横島さん、気持ち良いですか?」 喜怒哀楽の4大感情の内、3つの感情を横島にぶつける茶々丸。 喜び、楽しみながら奉仕し、横島が嫌がると哀しむ。 これでは人間と変わらないではないか…… 股間から感じる甘い痺れの中、茶々丸の笑みに心を奪われる。「ああ、気持ちいい。でも、もう限界だ……」「どうぞ、イって下さい。私の顔でも、身体でも、お好きなところに」 ビュッ、ビュルルルル…… 茶々丸のオデコからアゴにかけて満遍なく精液をぶっかける。 肉棒に絡まった髪の毛を解きながら、茶々丸はうっとりとした溜息をこぼした。「はふぅ……、もう一度、お願いします……」 そう言いながら立ち上がると、ベッドの端に座っている横島の膝の上に座り、今度は硬い太腿の間に肉棒を挟んだ。 ゴリッ、ゴリッ、と足を交互に上下させる。 横島は余りのエンドレスっぷりに、目に涙をうっすらと溜めると、諦めきった口調で「もうちょい優しくして、茶々丸ちゃん」と要望する。「はい、横島さん」 嬉しそうに横島の方を振り向いて笑う。 機械の彼女が、唯の機械で出来た筈の彼女が、笑う。 アスナと戯れていた時以上に、感情豊かに。 バシャバシャ…… 再び横島が射精する。 今度はお腹の中央から首筋にかけて大量に。 それを見て、またウットリとする。 再び立ち上がり、横島の方を振り向く。 ポタポタと全身にかけられた精液を床に落す。 部屋中が横島の精臭でツンと鼻につく。 冷たい鋼で出来た身体が、横島の熱い精液で濡れている。「な、なあ、その、大丈夫なんか? 水洗い不可なんだろ、茶々丸ちゃんって」「はい、そうですよ。髪も放熱板の役割をしていまして、今のままでは再び暴走する可能せいかのうせいガガガガガガガ」 頭から蒸気を、破砕された腕からは電撃をそれぞれ発しながら、暴走し始める。「のわっ!! ヒィーーーーーッ!?」 慌てた横島は、茶々丸のセンサーが自分を捕らえている事に気づきながらも、茶々丸自身を文珠で停止させた。 続けて全身を犯す精液もキレイに浄化させ、眠るように倒れこんできた彼女を抱きとめる。 これでようやく天国のような地獄が終わったと、心底胸を撫で下ろした。 眠る彼女に下着と制服を着せ、大切な女を運ぶように抱っこし、工学部の研究室へと向う。 既に外は夕焼けに染まり始めており、どれだけ長いあいだ絞り取られたんだ……、と茶々丸エロ暴走に恐れ慄く。 茶々丸をお姫様抱っこする事で悪目立ちし、様々な制服の少女達や、どうでも良い男共の視線を集めながら、目的地へと向ってゆっくり歩く。 ヴィ……ヴィヴィ……キュィィィンン…… 電子音が茶々丸の体内から聞こえてくる。「起きたんか、茶々丸ちゃん」 優しい問いかけ。「はい、横島さん」 さっきまでとは違って、落ち着いた様子を見せる。「何がどうなってるんか、わかるか?」「はい、私は機能を停止したようです」「大丈夫か?」「いいえ、私よりも横島さんです。重くはないですか……?」「軽い……とは流石に言えんが、この程度は全然平気だよ、茶々丸ちゃん」「そうですか……ありがとう……ございます……」 コツン……背中を丸め、横島の胸に頬を当てる。 聴覚センサーが捉える横島の心音を聞きながら、茶々丸は静かに瞼を閉じた。 お姫様抱っこされる自分。 外から自分達を撮影出来ないのが、とても残念。 そんな事を『想う』 そしてさっきまでの行為と、お姫様抱っこな自分の現状を、一番大切な記憶フォルダにしまうのだ。 大切な大切な『思い出』として。「次は、もっとアナタを満足させてみせます」 研究室で、横島との別れ際に囁いた言葉。 横島が完全に視界から消えると、その言葉をもう一度小さく呟く。「ん? 茶々丸、どうしたネ?」「何でもありません、超鈴音。それよりも私のボディーの件ですが」「ああ、それは任せておくネ」「ありがとうございます」「それにしても茶々丸。お前はどうして……いいや、何でもないネ」 超は茶々丸の視覚センサーから見えないように後ろを向くと、口元に笑みを浮かべ目を細める。 ふ……フフフ……茶々丸、お前は自立した一個の存在になったのか? 一体お前に何があった? これは製作者である私とハカセの予想を越える出来事。 とても興味深いネ……「どうしました、超」「何でもないヨ、茶々丸」 さあ、見せて見るネ。お前が変わった原因を。 茶々丸、お前が人間に近づいた訳を。「こちらは準備オッケーですよ、超さん」「ああハカセ、今行くネ」 カツン、カツン、超の足音が響く。 騒音激しい筈の実験室に、とても大きく、とても耳に響く足音。 科学者として、何より彼女の創造主として、茶々丸の変化がとても興味深い。その、期待の足音。「アスナ……さん……、よこしま……さん……」 そんな足音の中、さっきの映像を何度も何度も繰り返し再生する茶々丸。 次に目を覚ます時には、もう一度、いいや、何度でも……「超さん、茶々丸の体内から、エヴァさんの魔力とは違う反応があります」「……それがどうかしたのか?」「魔力じゃないみたいなんですよ、これ……」「アスナさんの……、いや、これは横島忠夫の霊力かナ? 興味深いネ、私の居た未来には無かった力、霊力」「茶々丸の記憶ドライブを検索しますか?」「フフフ、すまない茶々丸。お前の記憶、見せて貰うヨ……」「ノリノリですね、超さん!」「ああ、お前もな、ハカセ」「科学の進歩の為には、少々の非人道的行為もむしろやむなしです!」 人の悪い笑みを浮かべ合う2人。 2人は悪いと知りながら、茶々丸のお気に入りフォルダを開き、特に何度も再生されている項目に目をやる。 ……それは、彼女達の想像の斜め上を行く映像。 始めはポカーンと大口開けて、次に段々と顔が赤く染まり、最後に目をやや逸らしながら耳まで真っ赤。「ちゃ、茶々丸は大人になったネ……」「あ、アハハ……、超さん、何か私、少しだけ空しくなった気が……」「最後まで言うナ! 悲しくなるネ……」 涙を一筋、ツツゥーと流す超とハカセ。 2人は優秀な科学者だ。だが同時に、たった14才の少女でもある。 色恋沙汰よりも、科学に身を捧げきった自分に後悔なんてした事はないし、これからも無いだろう。 でも、だからこそ目から水が……「ハカセ、今日はもう休もう……」「そうですね。茶々丸には悪いけど、改修作業は明日からって事で」「それが良いネ……」 何だか疲れ切った声を絞り出しながら、プチン、と茶々丸の記憶映像を閉じる。 丁度その場面は、横島が茶々丸を文珠で『停/止』させた場面。 彼の万能の霊具が力を振るった瞬間。 超は時間が止まった様に動きを止める。「ん? 今のは……?」 もう一度、見て見ようと腕を伸ばす。だが、「超さーん、早く帰りましょう。何か身体が熱くなっちゃって」 ハカセの言葉に自然と指がはなれる。「まあ、確認するのは明日でも良いネ」と小さく呟き、「ハカセ、それは発情してるんだと思うヨ」と笑いながらハカセの後を追う。「アハハ……。茶々丸に先を越された気分ですね、超さん……」「ああ、まったくだヨ。創造主をおいて創造物が先を歩む。ある意味科学者として本望ではあるのだが」 寮へと続く道、超とハカセはシミジミと語り合う。「茶々丸の身体の改修願いって、この為だったんですね」「好きな男に抱かれたい……か。いや、この場合は女もカナ? どちらにしても、茶々丸は侮れないネ。この事はエヴァンジェリンも知ってるのか?」「さあ? 知らないんじゃないでしょうか?」「言った方が良いと思うか?」「ちょっと私には判別つきません」 天才と言っても、所詮はマトモな恋愛もした事がない唯の小娘。 こんな時、どうすれば良いのかさっぱりワカラナイ。「とりあえずは、知らないフリでもするネ」「そうですね、超さん」 止まる会話。 夕焼けの朱が、2人を優しく包む。 無言のまま桜通りを抜け、寮の手前へと差し掛かる。 さっき見てしまった衝撃映像を何度も頭の中で繰り返しながら、超とハカセは少しだけ気不味い。 性的な交わり何て初めて目にしたのだ。 14才の少女としては、それも致し方ない。 そんな中、超は最後に見た映像を不意に思い出す。 茶々丸を停止させた謎の珠。それには確かに文字が2つ刻んであった。 その文字まではまだ確認していないが、それが何なのか段々と気になってくる。 「紅き翼の汚点」「なんです、それ?」「茶々丸やアスナさんと睦み合っていた男の蔑称ネ」「横島忠夫さん、でしたよね?」「ああ、そうネ。私の知る未来には、彼の存在は記録されていないヨ? 一体、何者なんだか、そろそろ本気で調べてみるカナ?」「色仕掛けに弱そうでしたよ?」「それはハカセに任せるネ」「いいえー。超さんに先んずるなんてトテモトテモ……」「フフフ、遠慮する事ないヨ、ハカセ」 2人、今この時は、唯の少女になって笑い合う。 いつもの色恋沙汰と無縁な彼女達には、とても珍しい。 ただただ、唯の少女みたいに、普通の女の子みたいに、笑い合った。 一方、その頃…… ネギと付き添いのハルナは、千雨の部屋の前に来ていた。 僅かに開いたドアから零れる光。 ネギはドアホンを押そうと手を伸ばすが、寸前でハルナに止められる。 何で? そう言いたげな顔でハルナを見上げるネギ。 ハルナは指を一本、唇の前に立てると、「しぃ~」右目をパチンと閉じてウインク。 面白いモノが見れると、悪戯っ気満載な笑顔。 そ~っとドアを開けるハルナ。 こっそり覗く光景は、千雨がブツブツと独り言を言いながらキーボードを叩く姿。 おハロー(*^o^*)オ 今日はとーーっても嫌なことがあったよん"(/へ\*)ウゥ… ちうのクラスの新しい担任がさー、もう、すっごい変態なんだぴょん! ちうを生徒指導室に呼び出して、2人っきりになろうとするんだよう えっちな目で見られちゃったよう( p_q)エ-ン ちうファンHIRO > 許せねぇ!何だその男?! ちうラブ1 > 俺のちうタンを!俺のちうタンを!うらやまスぅいーっ!! ちうラブ2 > オマ!それは思っても口にすんな! アイスワールド > まったくだ。でもま、気持ちはワカル。ちうタン美人だし~ ちうファンHIRO > そうだよね~。ちうタンはネットアイドルの中でもピカ一だよ! クウネル > コレでスク水着てくれたら言う事なし! アイスワールド > ↑何言ってるんだお前!でも気持ちはワカル。ちうタン可愛いし~ 「え~~? そんなことないよぉ~♪ でも、ありがとうー! 今日はお礼に、要望の多かったスク水コスをお披露目するよ♪」 イソイソと服を脱ぎだす千雨。 それを見ているハルナは笑いを堪えるので必死。 ネギは何が何だか分からない。 そうこうしている内に全裸となった千雨は、次に白の旧スク水に足を通す。 続いてデジカメをセットすると、色々なポーズで写真を撮っていく。 デジカメのフラッシュに恍惚となりながら、何故かネギやハルナの存在には全く気づかない。「普段は目立たぬ女子中学生! だがその裏の素顔は! インターネット界を牛耳るスーパーハッカーにしてNO.1ネットアイドル!! くっくっく……、ファンタジーな世界なんぞ消えうせろ! 邪魔臭い子供教師は魔法の国へ帰りやがれ!! ハッハッハッハッハッ……ん?」「あの~、僕は魔法の世界から来たんじゃないですよ?」 千雨の時間が止まった。 顔が赤に染まり、続いて青くなっていく。 ネギの隣で笑いを堪えていたハルナは、遂に腹筋が限界突破。「ブハァッ!」と噴き出し、そのまま大笑い。 だが笑いながらも、しっかりと部屋のドアを閉め、外に漏らさぬ様にするのは流石か。 千雨は時間が動き出すと同時に、「ギャー!?」と叫び、両手を地につける。「あ……あああ、も、もうダメだ……。私のこの秘密の趣味がバレたら学校中の生徒に後ろ指さされて笑われて……」「まあまあ、落ち着きなよ、千雨ちゃーん」 底意地の悪い笑みを浮かべ、千雨の肩をポンポンと2回叩くハルナ。 ネギはその間、先程まで千雨が弄っていたPCに興味津々。 PCの前に行くと、モニターに映し出されている千雨の写真に感嘆の声を漏らした。「わー! 長谷川さん、とってもキレイですねー」 絶望の淵に立たされ、顔を青ざめさせていた千雨は、ネギのその言葉に顔を上げた。 何度もキレイキレイと連呼するネギに、青くなっていた顔が、また赤く染まっていく。 そんな千雨の様子に、悪い笑みがドンドンと深まっていくハルナ。 それに気づいた千雨は、慌ててネギの手を掴むと、無理矢理部屋の外へと押し出そうとする。「わわ! 長谷川さん、何をするんですか!」「とりあえず部屋から出やがれ!」「ええっ!? ダメですよ! ボク、長谷川さんに話があって!!」 扉を開け、ネギを廊下へ押し出したその時、千雨にとってこの日最大の不幸が訪れた。 ネギにとっては今日2度目の出来事。 口元を通った千雨のサラサラヘアに鼻をくすぐられ、「は……は……ハクシュンっ!」魔力を暴走させた。 千雨の身体を覆っていた白スク水は花びらに変化し、寮の廊下をハラハラと空しく舞い落ちる。「な……な……こ……これは……!?」 自分の身に起こった事が信じられないのか、もとい、信じたくないのか、呆然自失な千雨はフラフラと身体をよろめかせる。 慌ててネギが彼女の身体を支えようと手を伸ばすも、勢い2人纏めて勢い良く廊下に倒れ伏した。 ゴツン、と鈍い音を立てて床に頭を痛打するネギ。 そのネギの額に、自分の額を続けて打つ千雨。 しばし2人は痛みの為に無言で頭や額を押さえて呻き声を上げる。「なになに~? 何かあったの~?」 そんな時だ、廊下の騒がしさに、千雨のクラスメイトにしてネギの教え子となった娘達が自分の部屋から顔を出したのは。 そんな2-A生徒達が見たのは、ネギを裸の千雨が押し倒す姿。 シーンと静まり返る寮の廊下。 だがその静けさは嵐の前の静けさ。「千雨ちゃんがネギくんとエッチな事してるーっ!?」「んなッ!? 違う! そんなんじゃねー! これは単なる事故だ! 陰謀だーっ!!」 全てを知り、フォロー出来る筈のハルナは、床を転げ回りながら大笑い。 結局この日の誤解は解ける事無く、あっという間に『千雨、ネギの恋人説』の噂が学校中に広まった。 学校教師達はこの噂にノーリアクションだった事だけが、彼女にとっては慰めとなるのだろう。 千雨が望まなかったファンタジー。 自分だけは常識人と信じていた少女が、非常識な人間の仲間入りをした瞬間だった。 後書き 最低系と罵られようとも、作者は最強・ハーレム大好き野郎! ゴールする気が無い娘でも、機会あったらフラグ立て。 って訳で、今回は地味に超とハカセの最初のフラグを立てておいた。