あやかと一緒に車で自宅へと帰る途中の事だ。 他愛もない話で盛り上がりながら、麻帆良学園都市内部へと入った時だと思う。 不意に霊感が危険の鐘を鳴らす。 このまま家に帰れば、間違いなく酷い目に遭うと…… こめかみの辺りからタラリと流れ落ちる汗をぬぐい、視線を助手席に座るあやかへと送る。 すると、あやかもまた恐怖からなのか、身体を硬直させて、 「わ、私、このまま寮へ帰りますわね」 震えた声でそう言った。 「……いいのか? 家には夏美と千鶴も待ってんだぞ?」 だが俺の言葉に頭を勢いよく振ると、 「え、ええ……今アナタと帰れば巻き込まれる……そんな気がしてなりませんから……」 すまなそうにそう言った。 見捨てられた……と言う事なのだろうか? 「どうかご無事で……」 などと言うあやかを寮へと送った後、理由の解らない絶望感に苛まれながら、危険を指す自宅ではなく教会を目指して車を走らせた。 取り合えず、この良く分からないシグナルが消えるまでは、ここで時間でも潰していよう。 俺は教会の入口前に車を横付けすると、ドアを勢い良く開けて運転席から降り立った。 ここには従者であるのどかと夕映が居る。 それに仕事のパートナーであるシスターシャークティも居た。 ここで彼女達と楽しく時間を過ごしていれば、その内に危険も遠ざかるだろうと言うもの。 ちなみにエロイことは一切考えてない。 何故なら、昨日の朝から今日の今朝方に掛けてまで、さっき逃げた金髪の使徒に搾り尽くされたからだ。 何がって? 弾丸だよ、男の弾丸。 赤玉が出るんじゃないかって位、撃たされまくったぜ…… それはともかく、教会の中はシーンと静まり返っていた。 シスターはおろか、のどかと夕映までいない。 と、そこまで考えてから思い出す。 シスターは知らんが、のどかと夕映はウチにいるんじゃん。 昨日の夜からウチに泊まり、女の子だけのパジャマパーティーをしていたはず。 なら、今頃は男の目がないことを良いことに、ダラダラしているに違いない。 ガッカリと頭を下げた俺は、これからどうやって時間を潰そうかと考える。 だけども、それはすぐに必要なくなった。 たった今、俺が開けた教会の入口の扉を潜り抜ける2つの気配。 「あっれー、横島さんじゃん。今日は来ないはずじゃ……何かあったんスか?」 春日美空。 シスターの教え子であり、アスナ達のクラスメイト。 そして、シスターと初めて結ばれた日に、性魔術を求めて俺に抱かれた少女である。 その少女の右手に繋がれている小さな手の持ち主。 ココネ・ファティマ・ロザちゃん。 シスターと同じ褐色の肌を持つ小学生だ。 その少女が美空ちゃんの手を振り解き、トタタタ~と駆けて俺の腰辺りにトスンと飛び込んできた。 あれ? 俺、この子にこんなに懐かれていたっけ? 嫌われているとは思ってないけど、顔を合わすなり抱き付いて来るほど好かれていた気はしない。 「……ミソラ、捕まえたよ」 「へ……?」 ココネちゃんの捕まえた発言に、目が点になる。 一体全体何が起ころうとしてんだ? 「あー、シスターシャークティに会いに来たんなら、今日は無理っスよ? 地域ボランティアの方に顔を出してますから」 ココネの方にチラリと視線を送りながら、美空ちゃんは俺が知りたいだろう事を教えてくれた。 ただ、いつもみたいな悪戯っ子な表情でなく、何故だかモジモジしながらほんのりホッペがピンク色。 さりげなく入口の扉にカチンと鍵を掛けると、「んっんっ!」と咳払い。 「えっと、だからね……? 今日はもう誰も来ないから……恋人みたくお願いするね……」 据え膳食わぬは男の恥。 例え精力尽き果てようと、かわいこちゃんにおねだりされれば、アッと言う間にガチンと装填! 鼻息荒く、明らかに普通のシスター服と違って、丈がやたらと短いスカートの裾をまくり上げつつ押し倒した。 腰にしがみついたままのココネちゃんの存在を、完全に脳裏の外に追いやりながら…… ネギま!のほほん記 第32巻 美空&ココネSPイベント① 美空の足元には、適当に脱ぎ散らかされたシスター服と下着が散らばっていた。 初めての時とは違い、身体には布一つ残していない。 陸上部で鍛えられたスラリとした肢体が、惜しげもなく晒されていた。 美空は上体をくの字に屈ませ、いわゆる立ちバックの体勢になると、それを維持する為に壁に手をつく。 顔を真っ赤にしながら突き出した臀部が、ゆらりと揺れた。 正直な話、美空は自分の行いに少し呆然である。 数日前に見た横島の姿がなければ、初体験の相手だとは言え、間違いなくこんな恥かしい格好しなかった。 アノ日、そういう関係と成る前から好意はあった。 友人関係としてのソレであってもだ。 でも、ソレはアノ日に少しだけ恋愛感情が入り混じり、そして数日前に完全に堕ちてしまった。 美空はソレを自覚している。 性魔術を言い訳に、横島の体温を感じたいと思う程度には。 ただ、横島とココネ。どちらか一方を選ばなければならないとしたら、迷わずココネの手を取る程度ではあるけれど。 とは言っても間違いなく恋愛感情を持っている訳で、だからといって横島の言葉に迷う事無く服を脱ぎ捨てた自分に呆然としたのだ。 顔が熱い。恥かしくて目を開けられない。 「んん……あ、あぁん、いい……」 背筋をなぞられ、思わずこぼしてしまった喘ぎ声に、赤みを帯びた顔が更に赤くなった。 身体中を這い回る手の動きに、小さくない快感を感じる。 足がプルプル震え、ただ立っているのも辛くなってきた。 ぺちょ…… 「ヒッ!?」 脇に感じる湿った何かの感触に悲鳴がもれた。 えっ? もしかして舐められたの……? 美空が混乱する頭でそう結論付けていると、むぎゅっと両の胸を握り潰された。 「あっ────! やぁ……っ」 胸の柔肉に指が沈み、その指と指の間から赤い突起が飛び出した。 横島が美空の淡い乳房をムニムニ揉みしだき、飛び出した乳首を捏ね回す。 「うっ、あぁっ、横島さんっ、私ぃ……」 美空は、胸部を中心とする痺れと、腋を、脇腹を、徐々に下へと降りていく舌から得られる快感に夢中になる。 だけども、高みに昇り、イってしまう寸前、胸を弄る横島の手、全身を這いずり回る舌の動きも、ピタリと止まってしまった。 「もっと、もっとしてよぉ……」 閉じていた目を開け、股の間から覗き込むように横島の顔を見た。 口から出た懇願を、横島は楽しそうに聞いている。 恋人みたくしてって言ったのに……! 快感に蕩けていた頭が、苛立ちと怒りに染まっていく。 でも、横島はニヤニヤ笑っているだけ。 腰にしがみ付いたままのココネを、無意識なのか優しく頭を撫でながら。 不満そうなココネと一瞬目が合い、やば、忘れてた……と、ちょっとだけ苦笑い。 そのお陰か、身体の芯から甘い痺れが僅かに取り除かれたけど、二度目の横島の愛撫が始まりスグに淫靡な声を上げてしまう。 そして再び熱が頂点近くまで高まると、ピタリと美空を嬲る手と舌の動きが止まってしまう。 なんで……なんでなんでなんで……っ!! もう、その時にはココネに意識はいかなかった。 美空は我を忘れて肉の悦びに支配されていたから…… 脳裏が快感で白い花火になって弾け、お腹の奥から湧き上る絶頂感を期待して止まないのだ。 でも、横島はそれを許さない。 三度始まる美空の全身を弄るような愛撫。 焦らしに焦らされた美空が、今度こそはと絶頂の予感に甲高く悶え叫んだ。 だけども、横島は絶頂に達しようとした美空の肉体を強引に引き止める。 「あぁ……なんで……? もう、イカせてよ……横島さん……」 美空は辛そうに嘆願する。 胎内で暴れる行き所のない快感の波が、美空を犯し続けているからだ。 股間からは、ポタリ、ポタリと、まるでおしっこをしてるみたいに、絶え間なく愛液が滴り落ちる。 これ以上はもう耐えられない。 早く、早くイカせて……! でも、やはり横島は美空の言葉に耳を貸さない。 横島はまだ聞いてないから。 初めは楽して魔力を上げようとする美空への罰みたいな性魔術だった。 苦痛よりも快感が先に来るような優しいセックスではあったけれど、初めての体験がそんなんなんて、かなり酷い罰だと言える。 横島自身にとってみたら、対価が美空の初めてなのだから、かなり割が良かっただろうけど。 しかしだ! だったら2度目の性魔術の対価は何だ……? 例えば彼の使徒であるアスナとあやかは言うまでもない。 横島の身体……神核を維持するための魔力の提供。 それはアキラを始めとする面々も同じ事で…… なら、美空にも当てはまるのでは? と思うかも知れないが、そこは大きく違う一つがあった。 愛情の存在である。 アスナ達にはそれが有り、だけども美空にはソレがない。 ではシャークティは? 彼女は横島自身が始めたラブゲームの相手。 それに、彼女自身も不器用だけども確かに愛情を示す行動は出ていた。 でも、やはり美空にはソレもない。 実際はあるのだが、もちろん横島が知るわけない。 知らなければ、無いのと同じである。 だから、 ───2度目の性魔術がしたければ、まずはソレを示せ。 恋人同士みたくして欲しければ、俺への愛情をみせてみろ。 俺へ愛の忠誠を誓わなければ、これ以上は……ナシだ! でなければ、もっと淫らに! 快感の虜となった牝の爛れた懇願をしてみせろ! 横島のいっそ傲慢としか言えない行動に、横島にしがみついたままのココネは怒りに震える。 大切な美空が、苦しそうに懇願しているのに、横島は何もしないのだ。 「ミソラをイジメないで……!」 小さく囁かれた抗議の言葉に、横島はココネのお尻を軽く撫で回し、 「苛めてるんじゃないぞ? 待ってるだけだ……」 四度目の愛撫を開始しながら、楽しそうにそう言った。 「マッテル……?」 「そう、待ってる。いいか、ココネちゃん。性魔術は俺を好きでいてくれないと効果が薄いんだ」 もちろん嘘である。 だけど、横島のテンション的には本当だ。 そう考えてみたら、まったくの嘘ではないけれど。 ちなみに横島。尻を撫で回しながら話までして、まだココネの存在を忘れている。 目の前の美空という獲物をいたぶるのに夢中で、その他の事に脳のソースが使われていないのだ。 「っふぁ……あああっ……ま、待ってるって、ンっ、なに……」 「恋人なんだろ? 言ってくんなきゃ本気になれん」 素っ気ない返事。 わからない、わからない、わからない! 全身を嬲られ、頭が蕩けている美空にはわからない。 花芯を摘まれ、緩急をつけて擦られ、先端を下で弄られ、快楽に包まれている美空には、わからない。 そして……四度目の愛撫での絶頂の寸前、また責めを中断された。 なんで……?どうして……?こんなに、こんなに…… 「好きなのに……」 横島の指が、美空の女の入り口を、割り開く。 「何だって?」 そして、感情を抑えた声。 もう少し、もう少しで完全に自分の手に堕ちるのだと、喜びを抑えた声。 「……すき」 「ん? 聞こえんな~」 「すきすきすきすきすきすき……好きッス!! だから、もう、許して……」 凄まじいまでの達成感。 色気よりも先にくる子供っぽさ。 そんなイタズラ好きの子供っぽい少女が、股間からだらだらと愛液を垂れ流し、泣きながら好きだと叫んで自分を求める。 横島は腰にしがみついたままのココネに、ズボンを脱がすように指示した。 何故なら、両手は美空の花びらを開くのに使われているし、これからその部分を舌で嬲るのに忙しい。 美空は敏感な粘膜を舌で愛撫される感覚に、ようやく最後までイカせて貰えるのだと、誰に言われるまでも無く理解する。 「あぁあっ、イク、イク、やっと……イッ……ひいいぃん!」 プッシャアアァッ!! 美空の股間から噴出す潮。 横島の顔を全面に濡らし、背筋が折れんばかり反らしながら、満足気な絶頂の声を上げた。 涙と唾液で汚くなった美空の顔。膝から力が抜け落ち、崩れるように床に倒れこんだ。 冷たい床の上で、目は焦点が合わず、でもとても幸せそう。 ココネはそんな美空を見て胸を撫で下ろすと共に、急いで横島のズボンをずり下ろした。 急がないと、美空はまた意地悪をされてしまうかもしれない。 だから硬いナニでひっかり、とても脱がし辛いズボンを必死で脱がせ、ついでにパンツも脱がせ、更には何でか自分の着ていた服まで脱いだ。 そんなココネはともかく、横島は自由になった相棒に頼もしげに視線を送る。 昨日、限界まで搾り取られた相棒だ。 それがこんな短時間でここまで回復しているなんて、素晴らしい相棒ではないか…… 悶絶する程の絶頂に、立つ力を失くして床に倒れこんだ美空を見下ろしながら、横島は上着を脱ぎ捨てた。 これで、この教会内に居る者全てが一糸まとわない。 横島は床に胡坐をかいて座り込むと、床で寝転ぶ美空を自分の膝の上に抱き寄せ、惚けている彼女の唇を吸った。 細かい痙攣がいつまでも冷め止まない肢体が、横島のキスで更に酷くなる。 洪水にでもあったかの様なヴァギナの濡れ具合に、彼女がどれほど感じているのか分かるというモノだ。 「……は、ぁぷ……ん、ちゅ……んぅっ……チュ、チュ……ンンッ……好き……ああ、好き好き好き……ッスよ……」 啄ばむようなキスの合間、僅かに唇が離れるたびに、トロンとした瞳で壊れたレコードみたいに好きだと囁く。 満足気に笑う横島は、背中に張り付いて興味深げに観察するココネに相も変わらず気づかずに、美空の耳元に自分の唇を近づけた。 れろぉっと耳朶を軽く舐め、小さく悶える彼女の胸を揉みしだきながらこう言った。 「俺も、美空ちゃんの事が好きだぞ……?」 「……へ? あ、あぁ……あああ……イぁ──────っ!!」 最初、不思議そうに横島の顔をジッと見た。 快感に惚けた頭が徐々に横島の言葉を理解していき、意味を完全に理解した瞬間、美空はさっきの絶頂が生易しいと言ってもいい位に大きく達した。 激しいオーガニズムを迎えた美空は、ぐったりと目を閉じて、はぁはぁと荒い息を繰り返す。 細かい痙攣はいつまで経っても冷めやまず、ビクっと震える度に恥かしい蜜を股間から吐き出してしまう。 床はしとどに濡れ、まるで雨漏りでもしたかの様な水溜りを作っていた。 「いい表情してんな~、美空ちゃんは」 横島の言葉に、美空は子宮がひくつくのが分かった。 たった今、これだけ盛大にイッたばかりなのに…… もっと、刺激が欲しい。 太くて、肢体を切り裂くような刺激が…… 「よ、横島さん……私……が、欲しいっす……」 「コレが欲しいのか?」 くちゅり…… 美空のワレメをなぞる硬い肉の棒。 ぐちゅ……ぐちゅぐちゅ…… ゆっくりと、もどかしいまでの速度で往復するそれに、美空は我慢が出来ないとばかりに何度もコクコク頷いた。 そして、横島の背中に張り付いていた裸の幼女、ココネも…… 美空に見えるよう、横島の腋の下から顔を出し、コクコクと同じように何度も頷く。 ここにきて漸くココネのコトを思い出した美空は、ココネに一度視線を送り、次に脱ぎ捨てた自分のシスター服へと視線を送る。 ココネはそれだけで何が言いたいのか分かったのだろう。 ウンと頷き返し、トタトタ走って美空のシスター服を取りに行き、ポッケをまさぐり始めた。 流石の横島も、ココネのコトを思い出したのか、やっべーなんてボソっと呟き…… 次の瞬間、再び忘れた。 「横島さん、早く、わ、私のっ、中に、きてぇ……」 美空から、今にも泣き出しそうな表情で訴えられたからだ。 ワレメをなぞっていた肉棒を一旦下げ、先端を膣口に当てると、期待の眼差しで見つめてくる美空の濡れそぼったヴァギナを、割り開くように侵入を開始した。 ようやく待ちかねていた感覚に、美空は悦びの声を上げる。 「ん、んん、っはぁあぁ……おっきぃ……横島さんの、熱くて、気持ち、いい……よぉ……」 美空はそう言うと、まだ二度目のセックスなのに、自分から激しく腰を振り始める。 技巧の欠片もないその行為に、 「ほら、自分ばっか気持ちよくなっとらんで、俺を満足させるんだ」 「ご、ごめん……んくっ! でも……どうしていいのか、わかんないっ……あぁ、ンっぅ……イぃア、あぁあん!」 仕方ないとばかりに、肉壁を深く深く抉る。 ズリュッ、ズチュっ、ズズン、ズン!! 美空の腰振りに合わせ、何度も何度も腰を回転させる。 頭が痺れて、気持ち良くて、身体が言う事きかない。 もう、抑えられない……もう…… 「わ、私……らめぇっ! イクのぉっ! んあ、あっ、あぁあっ、はっああ──────っ!!」 びく……びくびく、びくんっ! 横島もまた、快感に痙攣する美空の子宮目掛けて、精液を吐き出した。 お腹が熱くなる。 子宮が満たされて…… 「あ、ふぁ──────っ」 震えながら、どこまでも熱い溜息を目一杯吐き出すと、美空は横島の胸にもたれかかる様にしながら意識を失った。 最後に「ココネ……ほどほどにスルんだよ……」と言い残し。 横島は困り果てていた。 美空を完全に屈服させ、満足気に彼女の胎内からズルリと肉棒を抜き出したその時に、気づいてしまったからだ。 背中に感じる熱い体温。 発情しきった美空の体温に匹敵するぐらいに熱い。 横島は、恐る恐る背中に張り付いていた熱い体温の持ち主を、自分の膝へと引き寄せた。 混乱していたのか、グチョグチョになった美空をそのままにだ。 美空と横島の身体に挟まれるようにチョコンと座った少女は、三白眼の目でジロリと2人を見、ぶーっと頬を膨らませた。 横島はもうどうしていいのか分からない。 なんでココネが裸なのかとか、もうどうでも良い位に。 ただ、ここはきっぱり断らなければとだけ思ってた。 中学生になったばかりのアスナとやっちゃたりはした。 見かけが幼女っぽい夕映ともやっちゃったりはした。 でもだ、リアル小学生とヤルまで自分は落ちぶれてはいないはず……! 俺は、ロリではあってもペドではない! 横島に残された最後のジャスティス! この正義を、破壊させはしないのだっ!! 「ココネちゃんに性魔術はマダ早いぞー」 「……ナンで?」 「まだちっちゃいからなー」 「オッキクなったら……?」 「おう! 大きくなったら、むしろワイの方からお願いする!」 横島は、この話の流れを生涯後悔することになる。 彼がペドへと堕ちた切欠。 「じゃあ、コレでイイ?」 ココネが赤い飴玉を口にした瞬間、ボン! と煙に包まれ、それが晴れた時には少女は20才前後の美女となっていた。 アガーンっと大口開けて呆然とする横島は、そのままココネに自分の肉棒をギュっと握られ…… 「ミソラとイッショにベンキョウした」 見かけと違ってやはり何処か幼い所作の彼女に、咥え込まれた。 舌で、唇で、指で、髪の毛で…… 前日にあやか、たった今美空に注ぎ込んで力を完全に失ってしまった彼の相棒が、不死鳥の如く力を取り戻す。 見かけは美女、中身は幼女なんてシチュエーションに萌えてしまったのだろう。 美空とヤッテイタ時よりも、当社比1.25倍である。 「ミソラのアジがする」 ちゅ……ぺろっ……ん、んちゅ…… 美空の味が良かったのか、ココネは嬉しそうに肉棒を舐める。 ぬるりと暖かな唾液の感触と、根元をしごく指の柔らかさに、相棒の猛りはますます高まる。 「キモチいい……?」 「あ、ああ……気持ちいい……」 「……ガンバル」 更に気を良くしたココネは、先端を舐め回し、舌先でほじくるように差し込んできた。 ああ、もう我慢が出来ない。 このまま、出しちまうか? それとも…… フェラチオをしている女は、見かけ20台の褐色の美女。 でも、中身は小学生のココネちゃん。 ああ、本当、もう何が何だか…… 目がぐるぐる回って、混乱が最高潮。 気づけばココネを押し倒し、横島は女に相棒を突き込んでいた。 みぢっ……みぢぃ…… 「イタッ……! イタイ……!!」 先端が入り込む。 あまり濡れていない、でも凄まじく熱い膣壁。 キツイ! ここまでキツイのは、横島も初めてだ。 横島は凄まじくキツイ膣道を、抉るように何度も往復させ勢いをつけると、一気に処女膜をブチ抜いた。 「ギィア゛ア゛ア゛──────ッッ!!」 激しい痛みに、ぶんぶん首を振るココネ。 横島は焦ったように性魔術を発動させると、痛みを取り除き快感を増幅させる。 すぐさまにその効果が出たのだろう、あっと言う間に苦痛の叫びが消え、甘い喘ぎ声に変わった。 ホッと胸を撫で下ろすと、子宮孔まで突き込まれた肉棒をゆっくり引き抜き、そして再びゆっくりと子宮孔まで挿入していく。 20台の熟れた美女にしては、何故だか恐ろしいほどに奥行きがないソコを、何度も、何度も…… 「オカシイ……アタマ、ヘンなる……」 「おかしくないぞ? それがいい女の反応だ」 「そう、なの……?」 「ああ、そうだっ」 横島は徐々に腰の動きを速めていく。 興奮が止まらないのだ。 目の前の牝から快楽を引き摺り出してやりたい。 淫靡な声を上げさせて、思うが侭に喘がせたい。 この女の子宮を、自分の子種で満たすのだ! 欲望が抑えられない横島は、股間の熱を吐き出すために何度も子宮を強く叩き、美女の唇を貪った。 そして…… 「ャ! あっ……ああっ──────あぁ──────っ!」 生まれて初めての絶頂に身体を戦慄かせる美女の子宮目掛けて、本日最も濃い精液を放出した。 どぷっ! ドプドプドプッ!! ビュクククククククク…………!!! 子宮に納まりきらない精液が逆流し、ブブッと鈍い音を出しながら性器の結合部から噴出したその時、 ボン! 美女が、幼女にかわった。 上は小さい身体に、少し肋が浮き出た平らな胸。 でもその先端は幼いながらも屹立しており、平坦な胸を彩っている。 下は幼女のワレメを引き裂く凶悪な肉棒。 ぽっこり膨らんだお腹は、肉棒の形と、精液を注ぎ込まれたせいだろう。 それでも幼いながらも女としての本能なのか? エッチな汁が湧き出て、横島が僅かに腰を揺らがすだけで、秘唇のクチュクチュ音が鼓膜を振るわせた。 「横島さん……ソコまでヤッちゃったんだ……」 意識を取り戻した美空の、あっちゃーと言わんばかりの呆然とした呟き。 横島も、自分が成したことに呆然自失。 だけども、 「ミソラ、マリョク上がってるよ!」 嬉しそうなココネに、美空は笑みで返した。 まっ、いっか。 そう思いながら、繋がったままのココネを横島から引き離した。 ドプン、ドプン……絶え間なくココネの股間から沸き出す桃色混じった白濁液。 どんだけ出したんスか、横島さんは…… なんて呆れながら、でもちょっと同情。 「ワイは、ペドやない。ペドやないんや……」 精神が崩壊したみたいに、ぶつぶつ呟き続ける横島を見てしまったから。 美空は、こうしてしまったのは間違いなく自分だし、と優しく彼に抱きつくと、 「んじゃ、ペドじゃなくてロリだって、証明してみせる? 私の身体でさ」 優しく微笑んでみせた。 その微笑に精神を僅かに回復させた横島は、ペドよりゃロリの方がマシと、良く分からん理屈で獣になった。 「俺は……ペドじゃねーんだっ!!」 勇んで美空を貪ろうとするも、だがしかし、無邪気に参戦するココネ。 美空はココネを抱き締めると、仰向けに自分の身体を横たえ、ココネの尻肉をグッと押し広げる。 横島がさっきまで犯していた幼女のワレメを、くぱぁっと開いて見せ付けたのだ。 同時に自分の足も開き、ココネに言って自らのワレメも開かせた。 「ね、どっちがいい? 私のピッチピチの14才なロリま●こ? それとも、幼女なココネのキツキツおま●こ?」 上下に並んだ二つのワレメ。 迷ったように、交互に肉棒の先っぽを押し当て、そして…… 「うぉおおおおおおおおおおっ!! どっちもオレんじゃぁ──────っ!」 覚醒。 「アッ、アッ、アァ……ッ! ンアァアッ、気持ち、イイっ! もっと、もっとして、ヨコシマさんっ!!」 「んんっ!いいよっ、横島さぁん……あ、あぁあああ、わ、わたし、もう、ダメ……ん、あ、はぁああああぁあっ!!」 交互に何度も差し込み、思うが侭に堪能した。 全てが終わった時、ソコに居たのは肩で息をしながら虚ろな視線で天井を見上げる美空と、激しい絶頂で気絶してしまったココネ。 2人は全身を白濁塗れ。 股間からは、泡立つ精液と愛液のブレンドジュースがこんこんと湧き出て止まらない。 美空はブンブン首を振って気を取り直すと、気絶してしまっていたココネを優しく微笑みながら見つめた。 しばらくして目を覚ますと、自分を見つめていてくれた美空に嬉しく思う。 でも何だか恥かしくて、照れ隠しでクルリと周囲を見渡す。 すると視線の先には体育座りでブツブツ呟き続ける横島の姿。 「ミソラ、ヨコシマさんマタだよ?」 「アハハ……」 横島に視線を送る美空は苦笑い。 でも、ココネが心配そうなのを見て、ちょっとした悪戯を思いつき…… 「ねえ、ココネ。横島さんを元気にする方法あるんだけどさー、スル?」 ちっちゃい頭をコクコクと何度も上下させるココネ。 「ココネのちっちゃいオッパイを、ビタッてくっつけながら、耳元で囁くんだよ」 「ナンて?」 「大好き、ってね」 2人、まるで仲の好い姉妹みたいに手を繋いで横島の身体に近づくと、胸を押し付けながら艶のある声で囁いた。 「「大好き……!」」 その言葉は横島の感情の波を高め、興奮の悦楽を増加させた。 その後は、言うまでもない…… 「ワイは、ペドやない。ペドやないんや……」 ブツブツ呟きながら帰宅した横島は、千鶴の手によって汚い花瓶と成り果てた。 そして、その日の終わりに…… 「アスナももう中3か~。受験はどうする?」 「受験って、ウチはエスカレーター式だから必要ないわよ」 「そっか……」 「そうよ。で、どうしたの急に?」 「……明日からは、あんまここに帰ってこれんからな。ちょっと色々と話がしたくなってな~」 「ったく、帰る場所を守るのも、使徒の役目でしょ? 安心してよ」 「ああ、安心した」 もう、皆が寝静まり、シーンとなった暗がりの廊下。 僅かに灯る光で出来た2つの影が、そっと重なり合った。 それは、のほほんとした平穏のお終いを告げるキス。 だけども、すぐにこの平穏を取り戻すのだろう。 真面目にあーだこーだするのは性に合わないのだし。 「続きはベッドだな」 「……ウン。あっ、ちょっとタンマ。何か色々と臭いわよ? 先ずは、お風呂……ね?」 その日、4人の女の子を相手に発射した弾丸の数は、過去最高であったとか何とか。 後書き ロリ島ペド夫 爆誕! 龍宮をヒロインSS書いてた2次作家涙目~w オレ、マジでホッとしたわww 警戒してたザジ、龍宮、双方ともコレだったかんな…… ほんとに、ホッとした…… 後は、超だ……! アイツだけはどうしてもストーリーに絡んでくるから、お願いだから再登場で訳の分からないパワーアップだけは……やめて!! そしてお知らせ。 旧作『ヨコアス』を、小説家になろうグループのノクターンノベルズに順次投下しようかと思ってます。 最低限の誤字修正と、見苦しい部分の訂正のみをして、2~3日に1話投下ペースで。 なろうにて投下実験も終了し(気づいたらにじファンに移動になってたけどw)以前、ここで投稿させて貰っていた分を、明日にでも投下します。 ちなみに、新規の話は一切ありません。軽い手直しをするだけです。 ああ、Rはずっとここで投下します。 向こうに行くのは無印だけ。