ネギの血を少しと、茶々丸が用意しておいた薬のおかげだろう。 熱も大分下がって身体が楽になったエヴァンジェリンは、つまらなそうに天井を見上げ、つい先ほどまで居たネギとの会話を思い出す。 性格は父親に似ず温厚で真面目で誠実で、とてもじゃないが、先のガーリックパウダーを使った責めなど考え付く玉じゃない。 だとしたら、やはり……! ギリリッ! っと歯が軋む音が響く。 あんな戦い方を坊やに教えたのは横島忠夫だ! ネギを鍛えるのが協定違反だとは思わん。 吸血鬼対策を教えるなとも言わん。 でもだ、だからと言ってアレはないだろうがっ!! 歯を噛み締め過ぎて、口一杯に広がる血の味は屈辱の味。 10才にもならないガキの所業でお漏らししたなどと、600年の生において最大の屈辱である。 おのれ! おのれ横島忠夫!! とこうなるのが当然なほどに。 だけどもエヴァンジェリン、怒りや屈辱はこれ以上ないほど感じてはいても、暴発するほど我を失くしてはいなかった。 視線を天井からチラリとずらす。 「どうしました、マスター? のどが渇きましたか? 蜂蜜水とレモン水、どちらにしましょうか」 「ああ、別にのどが渇いたわけじゃない。だが、そうだな。蜂蜜水もいいが、ここはホットワインを頼むよ」 「では卵と蜂蜜に砂糖をたっぷりで用意します。少しお待ちを……」 読んでいた本にしおりを挟みパタンと閉じ、椅子から立ち上がる。 優雅な動作でペコリと一礼すると、台所に行く為に階段を降りて行った。 エヴァンジェリンは茶々丸を目で追いかけ、視界から完全に消え去ると優しく目を細めるのだ。 「随分と人間らしくなったじゃないか。これも横島のおかげ……なのだろうな」 茶々丸のことがある。 だから頭に血を上らせず、冷静に考えを巡らせる。 自分をあんな目に合わせたネギには、まだまだ足りはしないが、先ほど仕返しをしたからこれで良しとする。 それに今度の計画の先では、充分以上にその借りを返すつもりだし。 だからあの坊やに対してはもういい。 問題は、横島忠夫だ! 常のエヴァンジェリンの思考だったなら、自らを縛る封印が解けた後にぶちのめしに行くだろう。 それだけのコトをされたし、またその資格もあると彼女は思っている。 だが、茶々丸に恋心なんて厄介な物を芽生えさせ、人間に近づけたのは横島だ。 「フン! まったくもって忌々しい限りだな……」 エヴァンジェリンは悪態を吐きながら、疲れたように目蓋を閉じた。 協定があり、直接に手は出せない。 だけどもだ、明後日の夜に実行される最終作戦のついでで一当てしてみるのもいいかと、そう思う。 簡単に言えば、嫌がらせである。 「坊やへの試し当てに使うつもりだったんだがな。まあ、いいさ」 佐々木まき絵を使い、彼女の周囲の人物を下僕へと堕し、あのエロガッパへの刺客とする。 もちろん、その程度で如何こうできる相手ではないと分かっていた。 後で文句を言われそうなこともだ。もっとも、言い訳なんて如何にでもなる。 例えば、ニンニク責めにしてくれた報復だとでも言えばいいのだ。 灰色ギリギリでも、悪の魔法使い的に見たら、とても優しいやり方なのではないか……? 「クッ……ハハハハハ……」 堪えきれないように、エヴァンジェリンは楽しげに笑った。 「マスター、お元気になられたのですね?」 暖かい湯気が出ているホットワインの入ったカップを載せたお盆を持った茶々丸が、階段を昇りながら声をかけた。 「ああ、薬が効いてきた。それを飲んだら、もう一眠りするよ」 笑いを止め、優しくそう言う彼女の声には、何故だかとても母性が溢れているみたい。 茶々丸もまた、どことなく嬉しそうに、「はい、マスター。明日は一緒に登校できそうですね」と笑みを返した。 俺が為に鐘よ鳴れ 第5巻 ネギとハルナと仮契約と 「う、うう……酷いですよ、ハルナさん……」 ネギは膝を抱えるようにして丸くなりながら、さめざめと泣く。 だって、もうワケがワカラナイ。 エヴァンジェリン宅にカモと一緒に行ったのは覚えている。 そこでボコボコにされながら彼女の話を聞いたのも覚えていた。 だけど、そこから先の記憶が無いのだ。 それに目を覚ました時の状況…… 裸で大股開きになりながら、ハルナに大事な部分をスケッチされる。 泣いても許されるはずだと、ネギは心底そう思う。 「私としたことが、好奇心と煩悩に負けてついフラフラと……ってことでさ、わるかったって。だからゴメンね~、ネギく~ん」 「反省してる風には見えませんよっ!」 「アハハ~」 ネギに悪いことしたなんて、絶対に思ってないだろうハルナに、ジトッとした目で睨みつけるネギ。 少年は、ここに来てから随分と強くなった。 少なくても、ここに来る前ならハルナの言葉を真に受けて、謝罪を素直に受け取ってたはずだ。 でも今のネギは違う。 もっとも同じ時間を過ごした相手だということもあるけれど、やっぱり横島の影響なのか、そう簡単には納得しない。 更なる追求をしようと口を開きかけたその時、ハルナが先制の言葉を発した。 彼女とて、この学園都市内で伊達にネギと一番長い時間を過ごしている訳じゃあないのだ! 「んじゃさ、お詫びに私のも……見る?」 ネギの正面に腰を掛け、スカートの端を持ってチラリとたくし上げる。 わずかに覗く股間のデルタな布を強調するように膝を立て、少しづつ股を開いていった。 ネギの子供おにんにんをスケッチして興奮でもしていたのか。 完全にあらわになった下着の股間の盛り上がりの部分は、ワレメの形に濡れて黒ずんでいる。 それにうっすら見える密林の黒が合わさり、性的知識がまるでないはずのネギをドキドキさせた。 「わぁっ!? な、なにをしてるんですか!」 驚いたネギは、目を両手で覆い隠し、必死に見ていないとアピールする。だけど相手が悪すぎた。 「そんな風にされたら、お姉さん傷ついちゃうな~」 にやにや笑いが凄くアップ! ハルナはネギににじり寄ると、目を覆い隠している両手を自らの手を重ねてどかしていく。 真っ赤になってアワアワするネギ。 それはとても嗜虐心が刺激される表情だ。 ハルナの胸がドキン!っと高鳴る。 おふざけだった筈なのに、身体に火が灯ったみたいに、とても熱い。 女子寮在住の女子生徒たち全てに言えることだが、この時期、彼女達は何かの切欠さえあればエロに落ちやすい性質を持っていた。 それは夜見た淫夢の影響か……? それとも元から持ってた物なのか……? どちらなのかはワカラナイ。 分からないけど、ハルナは今すぐ目の前の獲物をいたぶりたい気持ちを抑えられそうにない。 あやかとは違い、ショタコンでは無かった筈なのに、それでも目の前の獲物が、とても美味しそうに見えるのだ。 ハルナはチロリと唇を舐めて存分に濡らすと、ヌラリと光るその唇で、プルプル震える可愛らしい獲物の唇を塞い…… 「ちょーっと待ったぁーっ!」 あわやの所で、バン!っと扉を蹴り開けて部屋に入って来る一匹の獣。 獣……オコジョ妖精のカモとしては、このままハルナお姉さんのエッチな課外授業を覗き見するのが至上ではあった。 だがしかし! ようやく、ようやくこの家の中に入れたのに、こんなんほっといたら元の木阿弥になる可能性がひっじょーに高い! もしも、再びこの家を追い出される事にでもなったら、カモにはもう行く場所がない。 例えその当人達が、コソ~リ、エッチな組体操しててもだ! ちなみにカモ。今、アスナがいる横島の部屋に近づこうとは思わない。 その部屋でムフフなことが行われているだろうと知っていてもだ。 だって、覗いてるのが万が一にでもバレたら、死 ぬ カモはパンツ魔神としてエロに命を掛ける生き方に疑問はないが、間違いなく死ぬであろうなら、当然それは回避する。 ようするに、アスナが怖かったのである。 ネギが横島の文珠の力により女になってしまった後、ドス黒いオーラを発するアスナに捕まった。 数日前、下着ドロで捕まった時に感じた恐怖なんか可愛らしいと言っても過言ではない位の恐怖を感じた。 それは獣の本能か? この女に逆らったら死ぬと、その時はっきりカモには分かったのだ。 それに彼女は気づいていた。カモがネギに何を囁いたのか。 性魔術。それは男と女の性行為によって生じたエネルギーを基とした儀式魔術。 そんなのモノを少年であるネギに進めたのを…… いや、本当は気づいていなかったのかもしれない。 それでも、あの時感じた恐怖は、確かにカモの生存本能に警鐘を鳴らした。 正直に話さなければ死ぬと。 簡単に言えば、アスナのプレッシャーに負けてゲロッたとも言う。 更に簡単に言えば、心はあくまでネギに捧げているつもりだが、本能はアスナに屈服してしまったのだ。 だからカモはアスナを怒らせるようなことをするつもりは無かった。 喉元過ぎて熱さを忘れる程度には、だけど。 それに、実はあんま反省したり、先々の危険の為に今のチャンスを逃すつもりも、また無かったりする。 ようするに、エロイ行いを止めるだけが目的なんかじゃあ、当然ないのだ! 「どーせキスすんなら、仮契約にしましょうぜ!」 仮契約をして従者を作るのは、兄貴と慕うネギのためにもなる。 なんせ、あれで真祖の吸血鬼が矛先を収めるとは到底思えないからだ。 従者にするなら、この家によく出入りしてる少女達の方が即戦力にはなる。 だがだ、もしも彼女達に手を出したら、あのスケベ野郎が黙っちゃいまい。 カモは危険な橋を渡るつもりは、【あんまり】なかった。 ようするに、状況が許せば狙うが、今はその状況じゃないってことである。 だからと言って、目の前の彼女に期待していないワケでもない。 早乙女ハルナと言う少女は、カモの同類だろう。 であるなら、間違いなくおもしろ……もとい、兄貴の力になるはずなのだ! 何より金になるし。 「それってさ、のどかやゆえが持ってる、不思議アイテムに変化するカードだよね!」 「のどか嬢ちゃんやゆえっちが持ってるのかどうかは知らんが、その不思議アイテム。アーティファクトっつーんだぜ!」 それはそれはわる~い顔で、カモはニヤリと笑った。 カモは問答無用で魔法陣を出し、それを見たハルナもカモと一緒でニヤリと笑った。 ああ、この姉さんは、間違いなく俺っちと同類だ! 目と目で分かりあったカモとハルナ。 ハルナはGJとばかりにサムズアップし、そのまま困惑するネギを魔法陣の中で押し倒す。 カモの登場で冷めた身体に、再び熱が灯る。 迷わずハルナは初めての唇を少年に捧げ、魔法陣が光り輝いた。 パクティオー! 一枚のカードが浮かび上がり…… 「よっしゃー! 仮契約カード、ゲットだぜっ!!」 5万オコジョ$ものお小遣いゲットに沸くカモと、 ちゅ、ちゅ、じゅるるるる…… ディープなキスに夢中なハルナ。 バタバタもがくネギに、世間の荒波は余りにキツカッタ…… 「ハルナ姉さん、兄貴はまだまだ子供っすから、ほどほどに頼むっすよー」 初めてのキスに夢中なハルナに、カモの声が聞こえたかどうかは……不明である。 なんせ、攻めてたつもりが気がつけば…… ネギは、学習能力の高い子である。 先ほど、横島としたディープなキッス。 記憶に残らずとも、身体はしっかり覚えてた。 自然と舌をうねらせ、ハルナの口中を弄りだす。 丁寧に歯茎を舐め、唾液を絡めて流し込み、そして…… 「へっ? もしかして、兄貴が責めてんすかっ!?」 カモの目の前で、ハルナはビクンと身体を跳ねさせて、ピーンと足を突っ張らせた。 ビクビク痙攣を激しくさせて、 「ん、んんんんんぅぅぅぅうううううううううッッッ!!??」 夢でもなく、自慰でもなく、ネギにイカされたハルナは、目をトロンとさせた。 ああ、イッた。ネギ君に、イカされちゃった、わたし…… 気持ちよかった。すごく、すんごく。 このままじゃ、冗談じゃなく、最後までイってもいいかもしんない…… 息を荒げ、唇から離れたネギをボーっと見つめ……ニヤリと笑う。 でも、主導権は私が握らないとダメっしょ! 「つづき……してもいいよ? それとも、今度こそ私から イ ク ?」 「うわっ! だ、だめ……ですって! そんなとこ触らな……あ、アッー!」 攻守があっさり入れ替わり、本気になったハルナの指が、ネギの大事な部分に…… いかないで、仮契約カードをカモから受け取った。 そうしてカードの裏表を興味深そうに見た後、目を白黒させるネギにもう一度ニヤリと笑いかける。 「んっふっふーん。残念だったぁ?」 「なにがですかーっ!!」 「ナニがって、ねぇ?」 「うわあああぁあぁああっっ」 両手をバタバタさせるネギと、それを楽しそうに見るハルナ。 やっぱ、私一人じゃなくって、あの娘も巻き込もう。その方が面白そうだしね。 ハルナはそう思いながら乱れた服を直し、ネギに服を着せていく。 そうして、オロオロしているネギの手を取り、 「さて、と……行くよ、ネギ君」 「へっ? どこにですか?」 「千雨ちゃんのトコ! アノ子もコレ欲しがるっしょ! それにさ、さっきの続きは、そこで……ね?」 目をパチンとウインクさせて、エヘヘと笑うハルナは、何処となく女の顔をしていたとか何とか…… ネギの部屋から聞こえてた水音よりも、更に粘着的な水音が聞こえてくる部屋。 ぬちゅ ぬちゅ ずちゅ ずちゅん 2人の男女が激しく身体を絡めさせて、愛を確かめ合っていた。 「はぁ、はぁ、はぁあ……ね、ネギとパル……うぁんっ、か、仮契約し、たみた、い……んぁあ、あ、ああんっ」 今し方感じた不可視の魔力の不自然な流れ…… 男の下で、苦しそうに喘ぐ少女……アスナは絆を紡ぐための魔法の発動を感じた。 「あ、あのエロオコジョ……ひっ、はっ、ああ、仮契約の……ま、魔法陣をつく、れる……みた、いいぃ……くぅっ……あぁああああ……」 アスナは思うのだ。 あのエロオコジョに利用価値が出来たのだと。 学校サイドを通さないでも、仮契約を結ぶ事が出来るのだと。 これで夕映やのどかと同じように、自分も彼との間に結んだ契約で得られるアーティファクトを手に出来るのだ。 アスナは考える。 さて、どうやって彼をその気にさせようか? だけどその彼は、 「10才にもならんガキの分際で、年上のお姉さんとエッチな課外授業するなんざ、ふてぇー野郎だっ!」 横島には分かった。 いま、ネギがとても好い思いをしているのだと! そんなイケメン予備軍に対する嫉妬に狂った横島は、鬱憤晴らさでおくべきかっ!っと言わんばかり。 横島の激しい突きを子宮に叩きつけられながら、アスナは微笑んだ。 バカでバカでバカで……ホントにバカなヤツ。 アスナは手を横島の頬に添える。 愛おしい気持ちを込めて、何度も頬を撫でながら、 「ただおは、私としてる、で……しょ?」 たっぷりの想い込めた言葉に、横島は腰の動きは止めずとも、目をぱちくり。 「そういや俺なんでアスナとやってんだーっ!! ネッカネちゅわーんはどこ行ったァーッ!!」 「私で文句あんのかーっ!」 「いや、別に……ないけど……ネカネちゃんは?」 「知らないわよっ!」 「……そうか、性魔術が間に合わなかったのか」 残念そうに顔を俯かせる横島。 すまん、俺がさっさとヤッテれば…… 横島は失ったネカネへの想いに目を潤ませ、ついでに、ハルナのオッパイを手にしたであろうネギのリア充ぶりに怒りを燃やしながら嫉妬する。 ちなみに、パンパン!パンパン!! 腰の動きは激しいままだ! そんな横島に対して、アスナは自分の身体の奥からプチンと何かがキレる音を確かに聞いた。 「私を抱きながら、他の女に気を取られるなんてイイ度胸ね? 温厚な私でも、いい加減にキレルわよっ!!」 アスナは横島を徹底的に「あんぎゃーっ!」とボコり、その後に帰って来た木乃香と二人でOSHIOKIした。 もう、2度とよその女にうつつを抜かさんように徹底的に。 横島が絶対に動けないように縛り、更に文珠まで使って動けないようにすると、2人は横島に見せつけるよう、自然と69の体勢になる。 互いが互いの性器に顔を埋め、敏感な部分を責めあった。 膣内を指でくちゅぐちゅ蹂躙し、溢れ出る蜜をすすり合う。 その光景に、ゴクンと横島が咽を鳴らした。 「俺も混ぜろぉおおおおおおおッッ!!!」 だけども、2人はそんな横島には意識をやらず、 「あぁああ、このかっ、わ、わたしっ、もうっ!」 「アスナっ、う、うちも、もうっ、や、やあ……だめぇえええええっ」 同じタイミングで絶頂し、互いの顔を愛液でぐっしょりと濡らしていた。 そうしてはぁはぁ荒い息を吐きながら2~3分休憩し、そして…… 「なあ、次はウチのとアスナのを……」 「いいよ、このか。ほら、忠夫に良く見えるように腰を上げなさい。」 「恥かしいわぁ……」 「だいじょうぶ。いつも、もっと恥かしいことしてるじゃない」 「……アスナ、優しくしてな……」 「わかってるわよ、このか。だからさ、このかも優しくして、ね……」 「うん、いいよ、アスナ。大好きや」 「私も、このかが大好き……」 粘った水音とくぐもった嬌声。そして女の甘い蜜の匂い。 「あ、あす、な……っ」 「ふふ、ねえ、どうかな?」 「あっ、ああああ、そんなっ、激し、い、す、すぐに、い、イっ……」 「いいわよ、このか。たくさんイキなさい」 「い、いややっ、あ、アスナと、アスナと一緒じゃなきゃいや、や……!」 「このか……うん、わかっ、た……ぁ、あぁあんっ」 くちゅくちゅ性器を擦り合う音が、一層激しく淫らになって、 「アスナ、あ、あ、あぁっ、もおっ、もおおおお、だめぇええええっ」 「ああ、こ、このかっ、い、一緒にぃ、ひ、あぁああああああああっ」 2人は大きく喘いで達すると、びくびく快感に震える肢体を抱き合った。 重なり合う2つのワレメから、絶え間なく潮がぴゅっぴゅっと噴き出て周囲を汚し、横島の顔まで届いてく。 視覚、聴覚、嗅覚だけでなく、そこに味覚まで加わっては、もうダメだ。 辛抱たまらんくなった横島は、必死に謝り倒し参加したいと願ったけれど、これが罰だと2人は聞き入れなかったとか。 そして始まる3回戦。 その光景に横島は、血の涙を流して悔しがった…… ネギ? ネギはネギで…… 翌日、朝のホームルームに姿を現したネギは、エヴァンジェリンが出席し喜ぶ一方で、何処となくゲッソリやつれてた。 ついでに言えば、どこかニヤニヤしてるハルナと、顔を真っ赤にして机に突っ伏している千雨の姿が確認された。 後書き 久しぶりにいっぱい会話文を書いた気がするw 時間軸は、今回の話終了時点で、停電の一日前です。 ネギが童貞か否か…… 童貞ですよ? もちろんw 弄ばれただけですww これでエヴァ編のネギパート終了ってことでw えっ? エヴァvsネギ? 見たいの? いらんよね? それにしても、いつもプレビューでチェックを何度もしてから投下するんだが……現在使用不可で結構キツイです。 なんせ、誤字脱字の修正だけじゃなく、そこから更なるストーリーや文章自体の修正やの書き足しとかもしてたもんだから、どうにもこうにも(涙 おのれ業者めっ! ネギま!のほほん記第2巻消滅だけじゃ満足しないってーのかっ!!