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No.11660の一覧
[0] ヨコアスR(ネギま×GS)[uyr yama](2013/02/17 10:06)
[1] 序の巻[uyr yama](2010/07/08 18:22)
[2] GS日記 第1巻 [uyr yama](2010/01/13 02:33)
[3] GS日記 第2巻[uyr yama](2010/01/13 02:34)
[4] GS日記 第3巻[uyr yama](2010/12/07 08:54)
[5] GS日記 第4巻[uyr yama](2010/01/13 02:38)
[6] GS日記 第5巻[uyr yama](2010/01/13 02:40)
[7] GS日記 第6巻   エロ有り(小竜姫)  [uyr yama](2010/07/08 18:23)
[8] GS日記 第7巻[uyr yama](2010/07/08 18:23)
[9] GS日記 第8巻 [uyr yama](2010/07/08 18:24)
[10] GS日記 第9巻[uyr yama](2010/07/08 18:25)
[11] GS日記 第10巻 [uyr yama](2010/01/14 01:38)
[12] GS日記 最終巻   エロ有り(GS編オリキャラ乱交)[uyr yama](2010/07/08 18:25)
[13] GS編 設定資料集(笑)[uyr yama](2010/01/14 01:45)
[14] まほらのほほん記 第1巻[uyr yama](2010/01/26 22:00)
[15] まほらのほほん記 第2巻[uyr yama](2010/01/26 22:03)
[16] まほらのほほん記 第3巻   エロ有り(あやか)[uyr yama](2010/05/02 15:36)
[17] まほらのほほん記 第4巻   エロ有り(アスナ)[uyr yama](2010/05/02 15:37)
[18] まほらのほほん記 第5巻   エロ有り(夏美)[uyr yama](2010/05/02 15:38)
[19] まほらのほほん記 第6巻   エロ有り(あやか)[uyr yama](2010/05/02 15:39)
[20] まほらのほほん記 第7巻[uyr yama](2010/02/16 12:12)
[21] まほらのほほん記 第8巻[uyr yama](2009/12/31 18:59)
[22] まほらのほほん記 第9巻[uyr yama](2009/12/31 19:01)
[23] まほらのほほん記 第10巻[uyr yama](2010/07/08 18:28)
[24] まほらのほほん記 第11巻[uyr yama](2009/11/07 01:55)
[25] まほらのほほん記 第12巻[uyr yama](2010/07/08 18:29)
[26] まほらのほほん記 第13巻   エロ有り(アスナ、他)[uyr yama](2010/07/08 18:29)
[27] まほらのほほん記 第14巻   エロ有り(アキラ)[uyr yama](2010/07/08 18:30)
[28] まほらのほほん記 第15巻[uyr yama](2009/12/31 19:35)
[29] まほらのほほん記 第16巻[uyr yama](2010/07/08 18:31)
[30] まほらのほほん記 第17巻   エロ有り(のどか)[uyr yama](2010/07/08 18:31)
[31] まほらのほほん記 第18巻   エロ有り(夕映)[uyr yama](2010/06/21 15:53)
[32] まほらのほほん記 第19巻   エロ有り(シスター、千鶴)[uyr yama](2010/07/08 18:32)
[33] まほらのほほん記 第20巻   エロ有り(アスナ)[uyr yama](2010/07/08 18:33)
[34] まほらのほほん記 第21巻[uyr yama](2010/07/08 18:33)
[35] まほらのほほん記 第22巻   エロ有り(愛衣)[uyr yama](2010/06/21 15:53)
[36] ネギま!のほほん記 第1巻[uyr yama](2010/07/08 18:34)
[37] ネギま!のほほん記 第2巻[uyr yama](2010/11/16 23:09)
[38] ネギま!のほほん記 第3巻[uyr yama](2010/07/08 18:35)
[39] ネギま!のほほん記 第4巻[uyr yama](2010/07/08 18:36)
[40] ネギま!のほほん記 第5巻  微百合含むエロ有り(アスナ&茶々丸)[uyr yama](2010/05/02 15:47)
[41] ネギま!のほほん記 第6巻[uyr yama](2010/07/08 18:37)
[42] ネギま!のほほん記 第7巻  微百合エロ有り(横パ乱交)[uyr yama](2010/05/02 15:48)
[43] ネギま!のほほん記 第8巻[uyr yama](2010/02/16 12:07)
[44] ネギま!のほほん記 第9巻[uyr yama](2010/07/08 18:38)
[45] ネギま!のほほん記 第10巻[uyr yama](2010/02/17 00:08)
[46] ネギま!のほほん記 第11巻[uyr yama](2010/02/16 12:10)
[47] ネギま!のほほん記 第12巻  エロ有り(シスター)[uyr yama](2010/07/08 18:38)
[48] ネギま!のほほん記 第13巻  エロ有り(木乃香)[uyr yama](2010/07/08 18:39)
[49] ネギま!のほほん記 第14巻  エロ有り(アスナSP)[uyr yama](2010/07/08 18:39)
[50] ネギま!のほほん記 第15巻[uyr yama](2010/03/15 02:12)
[51] ネギま!のほほん記 第16巻  エロ有り(アキラ&裕奈)[uyr yama](2010/06/21 15:54)
[52] ネギま!のほほん記 第17巻  エロ有り(あやか、ちょい裕奈&アキラ)[uyr yama](2010/05/02 15:53)
[53] ネギま!のほほん記 第18巻  エロ有り(木乃香)[uyr yama](2010/07/08 18:41)
[54] ネギま!のほほん記 第19巻[uyr yama](2010/07/08 18:41)
[55] ネギま!のほほん記 第20巻  エロ有り(千鶴SP)[uyr yama](2010/07/08 18:41)
[56] ネギま!のほほん記 第21巻[uyr yama](2010/07/08 18:42)
[57] ネギま!のほほん記 第22巻  エロ有り(茶々丸)[uyr yama](2010/07/08 18:42)
[58] ネギま!のほほん記 第23巻  エロ有り(夕映&のどかSP)[uyr yama](2010/07/08 18:43)
[59] ネギま!のほほん記 第24巻  エロ有り(夕映&のどかSP)[uyr yama](2010/07/08 18:43)
[60] ネギま!のほほん記 第25巻  エロ有り(夕映&のどかSP)[uyr yama](2010/07/08 18:43)
[61] ネギま!のほほん記 第26巻  エロ有り(アキラ&亜子)[uyr yama](2010/07/08 09:49)
[62] ネギま!のほほん記 第27巻  エロ有り(木乃香SP)[uyr yama](2010/07/08 09:47)
[63] ネギま!のほほん記 第28巻[uyr yama](2010/07/15 00:40)
[64] ネギま!のほほん記 第29巻  エロ有り(夏美SP)[uyr yama](2010/08/02 16:25)
[65] ネギま!のほほん記 第30巻  エロ有り(アキラSP)[uyr yama](2010/08/04 13:50)
[66] ネギま!のほほん記 第31巻  エロ有り(あやかSP)[uyr yama](2010/08/12 17:46)
[67] ネギま!のほほん記 第32巻  エロ有り(美空&ココネSP)[uyr yama](2010/08/27 01:45)
[68] 一周年記念アタック![uyr yama](2010/12/28 00:38)
[69] 俺が為に鐘よ鳴れ 第1巻[uyr yama](2010/09/03 22:09)
[70] 俺が為に鐘よ鳴れ 第2巻[uyr yama](2010/10/14 08:49)
[71] 俺が為に鐘よ鳴れ 第3巻[uyr yama](2010/10/25 22:03)
[72] 俺が為に鐘よ鳴れ 第4巻  エロ有り(TS注意!ネギSP)[uyr yama](2010/11/16 23:12)
[73] 俺が為に鐘よ鳴れ 第5巻  微エロ百合有り(アスナ&木乃香)[uyr yama](2010/11/23 23:15)
[74] 俺が為に鐘よ鳴れ 第6巻[uyr yama](2010/11/29 15:21)
[75] 俺が為に鐘よ鳴れ 第7巻  微エロ有り(亜子)[uyr yama](2010/12/14 09:01)
[76] 俺が為に鐘よ鳴れ 第8巻  エロ有り(亜子SP)[uyr yama](2010/12/25 09:08)
[77] 閑話の1  エロ有り(亜子)[uyr yama](2011/02/07 10:51)
[78] 閑話の2  エロ有り(タマモSP)[uyr yama](2011/02/07 12:11)
[79] 閑話の3  (NTR美砂)[uyr yama](2011/03/08 00:09)
[80] 閑話の4  エロ有り(NTR美砂SP)[uyr yama](2011/03/08 00:14)
[81] 閑話の5  エロ有り(円SP)[uyr yama](2011/05/23 00:10)
[82] 閑話の6  エロ有り(桜子SP)[uyr yama](2011/06/05 09:52)
[83] 鬼鳴きの古都 第一巻  エロ有り(アスナSP)[uyr yama](2011/10/26 14:11)
[84] 鬼鳴きの古都 第二巻  エロ有り[uyr yama](2011/10/26 20:30)
[85] 30万HITスペシャル企画 ヨコなの 第1話[uyr yama](2010/04/26 09:14)
[86] 40万HITスペシャル企画 ヨコなの 第2話[uyr yama](2010/07/08 18:44)
[87] 50万HITスペシャル企画 ヨコなの 第3話 エロ有り(美由希H、なのは自慰)[uyr yama](2010/05/03 00:57)
[88] 60万HITスペシャル企画 ヨコなの 第4話 前編[uyr yama](2010/04/26 09:16)
[89] 60万HITスペシャル企画 ヨコなの 第4話 後編[uyr yama](2010/04/26 09:17)
[90] 70万HITスペシャル企画 ヨコなの 第5話[uyr yama](2010/04/26 09:18)
[91] 80万HITスペシャル企画 ヨコなの 第6話[uyr yama](2010/04/26 09:19)
[92] 90万HITスペシャル企画 ヨコなの 最終話[uyr yama](2010/05/02 00:58)
[93] キーやんのママがみてる&Fate/イリヤとしないTo![uyr yama](2010/05/10 00:21)
[94] 100万HITスペシャル企画[uyr yama](2010/12/07 08:55)
[95] 1111111HIT企画 横島エロ無双SP&無印ネタ語り[uyr yama](2010/11/03 16:12)
[96] 130万HITスペシャル企画  エロ有り(クスハ)[uyr yama](2010/12/12 10:49)
[97] 150万HITスペシャル企画  エロ有り(クスハ)[uyr yama](2010/12/07 09:02)
[99] 180万HITスペシャル企画[uyr yama](2011/04/18 14:11)
[100] 180万HITスペシャル企画 追加パック  エロ有り(黒桜×シャイン)[uyr yama](2011/04/21 20:32)
[101] ロードス島戦記Y 邪神戦争編 序[uyr yama](2011/04/28 17:57)
[102] 没シーン①[uyr yama](2011/08/17 21:54)
[103] せっちゃんといっしょ! ①[uyr yama](2011/09/04 19:20)
[104] せっちゃんといっしょ! ②[uyr yama](2011/09/05 16:14)
[105] せっちゃんといっしょ! ③[uyr yama](2011/09/08 16:37)
[106] せっちゃんといっしょ! ④[uyr yama](2011/09/12 23:03)
[107] 鬼鳴きの古都 第三巻  百合有り(アス×あや)[uyr yama](2012/07/14 00:02)
[108] 簡易データ表[uyr yama](2011/09/21 20:50)
[109] 逆行大作戦!! 第一話  エロ有り(ロリタマ)[uyr yama](2012/04/25 21:10)
[110] 逆行大作戦!! 第二話 [uyr yama](2012/05/02 13:10)
[111] 逆行大作戦!! 第三話  エロ有り(早苗)[uyr yama](2012/05/09 20:38)
[112] 逆行大作戦  第四話  エロ有り(冥子)[uyr yama](2012/05/27 16:33)
[113] 逆行大作戦  第五話  エロ有り(冥子)[uyr yama](2012/07/12 17:32)
[114] 逆行大作戦  第六話  エロ有り(モブ)[uyr yama](2012/08/03 23:45)
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[11660] 閑話の2  エロ有り(タマモSP)
Name: uyr yama◆157cb198 ID:3242a2d6 前を表示する / 次を表示する
Date: 2011/02/07 12:11

 はぁ……

 熱く、艶めいたため息がこぼれる。

 タマモは縛られて不自由な身体をよじり、特徴的なナインテールの髪を揺らそうとする。
 だけどもキューティクルが完璧な筈のその髪は、紅潮し、玉の様な汗に濡れた身体に張り付いたまま。
 それでも僅かに揺らめいた髪が、サラリと肢体を撫でさすった。


 「あ、あぁんっ」


 感度が高まりすぎているのだろう。
 髪が軽く肢体を撫でただけで、どうしようもなく感じてしまう。

 胸が、アソコが、切なく、苦しい……っ!


 「ヨ、ヨコシマぁ……」


 アイツの名前を呼んでしまう。
 いやらしい蜜でヌルヌルになってしまった内股の熱さに、どうにかなってしまいそうだから。

 でも、アイツは私を楽にはしない。
 だって、これは罰なのだ。

 身体の奥にドンドンたまっていく熱に気が狂いそうになりながら、タマモはせめて自分で慰めれればと手を動かそうとする。
 でも頭の上で縛られている両手は動かない。動かせない。
 ギシ、と天井から吊るされている身体を支えるロープが揺れ、腕が引き千切られるような痛みに襲われただけだった。
 ポタリ、と股間から蜜の一滴(ひとしずく)が床に落ちる。
 足を開脚させられ、その膝下に棒を通され縄で固定されて剥き出しになっているアソコから。
 身体の自由は一切なく、アイツが私をいたぶるつもりなんだと嫌でも解る。


 ……言えば楽になるのだろうか?


 私はアナタの性奴隷です。そう告げたら、楽にしてもらえるのだろうか?
 腕を引き千切られるような痛みから解放し、そうして熱のこもった肢体を蹂躙してくれるのだろうか?


 ああ、いけない。

 私は誇り高い九尾の狐。
 あんなスケベに屈する訳には……


 なのに……


 アイツに触れられたい。

 アイツに嬲られたい。

 アイツに犯されたい。

 アイツに、アイツに、アイツに……


 あんなバカを、どうしてこんなに想ってしまうの?


 潤んだ瞳でアイツを見る。
 もう、我慢できないと。

 そんなタマモの様子を見た彼は、無言で腕を振り上げた。
 腕の先、手に握られているのは黒い馬上鞭。


 「ヒィっ!」


 思わず息を吸い込みこぼれる悲鳴。


 ち、違う! それじゃない! 私が欲しいのは、ヨコシマ、アンタの……


 ビシィッ!

 「ぎゃん!」


 激しい痛みがタマモを襲う。
 ヒリヒリと馬上鞭で叩かれた場所が痛み、みみず腫れに赤い線を作る。


 痛い……

 痛いよぉ……

 怖い……

 怖いよぉ……


 スンと鼻をすすり、涙がボロボロとこぼれ落ちる。
 なのに、股間から溢れだす蜜の量が、グワッと跳ねあがった。


 「なあタマモ? 俺の記憶が正しいなら、お前は今、罰を受けてる最中だったよなぁ?」


 アイツはそう言いながら、私のアソコに馬上鞭を這わせる。
 ぬちゃ……と粘る水音がそこから響き、恥ずかしさと情けなさからタマモの顔は紅潮した。


 「なのに何だ? このグチャグチャに濡れたココは! 俺をロリコンに堕とし、自分は変態趣味に倒錯しようとしてたんか!」

 「ちっ、ちがっひぃうっ!?」


 反論しようとした瞬間、バシン! と再び鞭がタマモの柔らかい腹を打った。


 「どこが違うんじゃ!どこがっ!! おかげで俺は、冥菜ちゃんの口でイッちまったじゃねーかっ!」


 だあっ! と滂沱のように涙を流す様に子宮がキュンと高鳴った。
 冥菜に手を出しかけたんなら、アスナに手を出すのももう少しよね? と。
 恐怖と痛みに強張る顔が、蕩けた牝の表情に変わった。
 股間から溢れる蜜の量が、これ以上なく増加し、尻を伝って床にぴちゅん、ぴちゅん、と水たまりを作っていく。


 「ったく、この淫乱狐が……!」


 水たまりに視線を送り、忌々しそうにそういうアイツに、身体がブルルと震える。
 呆れと蔑みの混じった視線が、どうしようもなくタマモを熱くさせるのだ。


 「鞭で叩かれても反省するどころか、気持ち良さそうに喘ぐとはな……」


 そう言いながら、ポケットから銀色の輪を取り出す。

 指……輪? シルバーリング?

 タマモも立派な女の子。
 何より前世は傾国の美女とも言われた女。
 当然、この手の装飾品は大好きだ。
 もっとも、横島の前では興味がないフリはしているけれど。

 だけども、それはタマモが思っているような良い物ではない。


 横島は馬上鞭を放り棄て、手をタマモの豊満な胸に伸ばす。
 やわやわと揉みしだくと、簡単に形を変えてしまう胸を搾るように揉み、ツンと飛び出た乳首を摘まんだ。


 「あ、あふっ……んぅ、くぅあ……んんっ」


 無遠慮に弄るその手の動きに、タマモは恍惚としてしまう。
 切ない吐息をもらし、甘い声をあげる。


 「あ、はぁ……んぅ……き、きもちいいよぉ、ヨコシマぁ……」


 もっと、もっと可愛がって……

 そうスケベな顔で自分を見ているだろうアイツに、熱い吐息でおねだりする。

 でも、違う。

 アイツはスケベな顔をしてなんかいない。
 冷たい。どこまでも冷たい目で見ている。

 そして、パチン! アイツの手にある指輪と思しきリングから、バネ仕掛けの音がした。
 指で引っ張ると輪が開き。離すとパチンと締まる。


 「こいつはリップルリングって言ってだな、まあようするに、乳首にするピアスみたいなもんだ」


 サアっと熱い何かが引いて、冷たい汗が流れる。
 顔が青ざめ、唇がわなわなと震えた。
 息が再び恐怖で不規則になる。


 「い、いや……やだってばヨコシマ……ウソ、だよね……?」


 哀願するように上目遣いで問いかける。
 そんなタマモを心底楽しそうに見下ろしながら、パチン、パチンと何度も音を立てた。
 手にあるリングは全部で3つ。
 その内2つをポケットにしまい、残った一つのリングの輪を開く。
 そうして乳首の上に持っていくと、イヤ、イヤ、と首を横に振って嫌がるタマモを嘲笑うようにしてパチンと指を放す。


 「いぎぃぃぃぃっ!? イダイ、イダイぃぃぃぃい゛い゛い゛っ!」


 肉を貫く痛みに、つんざく様な絶叫をあげる。
 なのにアイツの手は止まらない。
 無事なもう片方の胸をムンズと掴み揉み搾ると、ツンと飛び出た乳首を捏ね繰り回す。


 「やだやだぁっ! ゆ、るして……ごめん、なさい……だから、やめてってばぁっ」


 天井から吊るされているのも気にしないで、身体を強引にねじってアイツの手から逃れようともがいた。

 腕が、痛い。
 肩から腕がもげてしまそうな程に。
 でも、それよりももっと怖い。
 痛い、痛いのだ。
 穴が開き、リングを通された乳首が……!

 でも、アイツはやめてくれやしない。
 
 乳首の根が勢いよく締め上げられる。
 さっきとは違って、今度はゆっくりと。


 「あ゛あ゛あ゛あ゛……ッッ!!!」


 痛みに悶えるタマモのピンク色した乳首が、ぷっくりと膨らんで血を滴らせる。
 最後に、ブツン! と肉を貫く音が鼓膜に響き、


 「……ぎぃっ!? あっ! ……だいっ、いだいよ、ヨコシマぁ……!」


 しゃくり上げるようにしてタマモは泣きだした。
 スン、スン、と鼻をすするタマモの顔は、涙とよだれでぐちゃぐちゃだ。


 やめて……

 ごめんなさい……

 だからもうゆるして……


 タマモは泣きながらそう訴える。
 すると、彼は床に投げ捨てた馬上鞭を再び手に取り、振り上げた。


 「い、いや……ぁ……」


 ビュン!
 鞭が風を切る。

 いや、切ったのは……


 「ひゃあっ!?」


 タマモを吊るしてたロープ。
 タマモはビチャッと自らの蜜で作り上げた水たまりに尻から落ち、目をパチクリする。
 相変わらず下半身は棒と縄のせいで開脚させられているけど、肩から腕がもげそうな痛みからは解放された。


 終わったのね……
 これから先は、ただただ快楽の海に溺れるだけ。

 乱暴に髪の毛を引っ張られながら、タマモはそう安堵する。
 肉棒を頬に押し付けられ、タマモは当たり前のように、それを愛おしげに口中へ招き入れた。
 ガシガシと喉奥に何度も肉棒を叩きつけられ、苦しさから涙がとまらない。
 だからと言って、少しでも舌の動きを怠けると、途端に指が乳首に刺さったままのリップルリングの穴に通る。
 グイッと乳首が引き千切れるんじゃないかってぐらいに引っ張られ、悲鳴が喉から迸りそうになった。
 でも喉をふさぐ肉杭で、くぐもった悲鳴すらでやしない。
 タマモは痛みに意識が飛びそうになるのを堪えながら、前世の記憶で貴人を悦ばせた技術を必死に使う。

 九尾狐の本能で、目の前の強い牡に庇護されたいと願う心で。

 口には決して出しはしない。
 他人がみたら横柄な態度のタマモである。
 とてもそうは見えない。見えるはずがない。
 こんな自分を知っているのは、彼女を支配する目の前の男と、昔からのツレであるシロだけだ。

 愛……ではない。

 当然、恋でもない。

 むしろ彼に寄生しているのだろう。


 愛子は愛人として。
 シロは愛玩動物として。
 そしてタマモは性奴隷として……

 寄生し、代わりに全身全霊を持って尽くす。
 それが人ではない、妖(あやかし)としての生き方。

 ……いいや、これこそ【人】なのかもしれない。

 そう思いを巡らせていると、喉奥に熱い性の塊を放出される
 ゴホゴホ咳き込み、飲みきれなかった精液を吐き出す。
 すると、ピシャンと頬をアイツの手で叩かれた。
 真っ赤になった頬を抑えてタマモは泣いて謝り、床に零した精液を舐めとりながらそう確信した。


 傍から見たら、乱暴されてるようにしか思えない光景。
 でも、これがタマモにとって一番嬉しいセックスのアリカタ。


 「挿入れてほしいか?」

 「い、挿入れてっ! 挿入れてくださいっ!!」


 自分の欲望を曝け出す。
 足の拘束をそのままに、身体をくるりと回転される。
 後ろ向き、獣の姿で尻を突き出す形で、タマモは期待に胸を焦がした。 

 入口に亀頭が押し付けられる。
 ぐちゅ、と粘る水音。
 恥ずかしい。
 だけども、それ以上に……


 「あ、あ、う……くぅああああっー!」


 奥まで一気に貫かれる。
 あまりの快感に、目がチカチカした。


 「挿入れたぞ、タマモ?」


 そう言いながら、ガシと頭を掴まれ強引に彼の方を向かされた。
 快感から涎を垂らす姿を曝け出され、タマモは恥辱に震える。


 「この淫乱狐め……!」


 そう再び罵られ、髪を鷲掴みされ引っ張られた。


 「があっ!?」


 痛い!

 でも、そう訴える前に、腰が激しくピストンされる。

 痛み以上の快楽。


 「い、いいっ、ヨコシマ、いいよぉ……」
 
 
 例え、髪を引っ張られながら後ろから犯されようと。
 ついでとばかりに尻を叩かれようとも。
 叩かれ真っ赤になった尻を振り、彼に何度も哀願する。
 乳首のリングを引っ張られ、乳首が取れちゃうと泣き叫び。
 ゴリ、ゴリっと膣壁を掻き削るアイツの肉棒の激しい律動に、タマモの膣ヒダがキュウキュウ蠕動させてしまう。


 「おっ、いいぞタマモ!」

 「あぁっ、わた、しもっ! いいっ、いいのぉ……!」


 心地好い……

 アイツに犯されるのが、どうしようもなく快感だ。

 アイツに与えられる痛みが、私は生きているのだと実感させてくれるから。
 もう、一人じゃないと。私を使ってくれるアナタがいるのだと。

 その快感こそが、タマモの九尾としての欲望。

 肢体に、どうしようないくらい大きな、大きな、火が灯る。

 穴を開けられた乳首が痛む。
 髪の毛を引っ張られて頭が痛む。
 叩かれて真っ赤になった尻が痛む。
 子宮を叩く、いいや、子宮に入り込んだアイツの肉棒でお腹が痛む。

 でも、これこそが私に相応しい愛され方。
 そこからもたらされるのは、前世での普通のセックスなんか目じゃない、遥かに大きい快感なのだから。


 「そろそろお前も動け」

 「う、うん……わかった……はぁ……ん、んぅうっ」


 言われるままにタマモは腰を動かした。
 アイツが悦ぶようにと、殊更淫らに膣内をうねらせながら。

 グチュッズチュッヌチュッジュブッ! 

 膣内がかき回されて、どうにかなってしまいそう。
 痛みも、快感も、それら全てが合わさって……!


 「あっ、あぁっ、ヨ、ヨコシマぁ、ヨコシマぁっ! イクっ、もう、イッちゃうぅうーっ!!」


 叫ぶと同時に、膣内でアイツの肉棒がビクビク跳ねた。

 
 「出すぞっ!」

 「は、はやくっ! はやく出して……! じゃないと、いっしょにいけないっ。だってわたし、もうっ!! イっ、いぃい゛……っ!」


 ドプッ!

 最初の熱の塊が、直接子宮を犯してく。
 子宮を征服され、全身を駆け抜けるような快感。


 感じるっ! アイツの精液を……っ! ああ、もう、私は……


 「いやぁあああああああああっ!」


 なんて、なんて快感……
 これをアノ子と一緒にするのを考えただけで、身体がもっともっと熱く……!

 ああ、アスナ、私の可愛い妹……
 貴方と一緒に、おそろいのピアスをしましょう?
 乳首に、ラビアに。
 そうして、決して外されることのない首輪をつけて貰うのだ。

 シロのよりも立派なおそろいの首輪を……




















 「……マモっ! タマモ! はやく起きるでござるっ!!」

 「……あっ? ああ……?」

 「いつまで寝惚けてるでござるか! さっさと起きんと朝食抜きになるでござるよ!」

 「いいわよ、別に……それよりももっと寝かせてよぉ。良い夢見てたんだからさ……」

 「はぁ、先生の夢でござるな? 気持ち解らんでもないでござるが、さっさと起きねば冥菜殿と蛍子殿が来てしまうでござる」


 冥菜はともかく、蛍子の名前でガバッと布団から飛び起きた。
 せっかくの夢の余韻よりも、ヨコシマの子供に会いたかったから。
 どうしようもなく欲求不満な今日この頃、アイツの残滓を持っている蛍子はその欲求を僅かなりとも解消させてくれるだろう。

 タマモは呆れた様なシロの視線を無視してシャワールームに飛び込むと、汗と愛液に濡れた身体を洗い流す。


 そう言えばシロのやつ、私が見た夢をアイツの夢だって断言してたわね。
 匂いがしたのだろうか? 女の、匂いが……


 「はぁ……ったく、あのバカ犬め……」


 ため息がてらに罵倒しつつ、股間に指を這わせてみた。
 クチュリとした粘液が指に絡み、「んっ」小さく艶めいた声がもれる。
 そのまま指先が膣内(なか)へと……


 「タマモっ!」


 ……シャワールームの外からシロの苛ついた声にうんざりする。
 挿入せずに「分かってるわよ!」と、唇を尖らせ全てを洗い流した。

 女としての欲望も、九尾としての欲情も。









 シャワールームから出ると、バスタオル一枚持って食卓のあるリビングへと足を運ぶ。
 濡れた髪をゴシゴシ乱暴にふきながら、素っ裸で中に入ると、咎めるような視線を感じた。


 「女所帯なんだからイイじゃない」

 「ダメよ。ドクターが居るでしょ?」

 「どうせココには来ないわよ」


 愛子にそう言いながら、バスタオルを身体に巻いて席に座った。
 本当だったら、長方形のテーブルの上座に横島が座り、その斜め横の左右をタマモとシロが座る。
 更にシロの横に愛子。タマモの横にアスナが座り、最後に横島の正面がマリアであった。
 でも、今は横島とアスナがいない。

 たった2人。たった2人だけのはずなのに、とても寒く感じるのは何でだろう?

 ……理由は分かっている。

 心の一番大切な部分を占拠されているからだ。
 大切な妹であるアスナと、そして寄生対象であるヨコシマに。

 はやく帰ってこないかな。
 そうしたら、2人でヨコシマに……

 タマモはバスタオルの上から胸を弄る。
 今はない、ピアッシングの痕を。
 そうして塞がってしまった穴の辺りを愛おしげに撫で、


 「そういえばさ、何人連れて帰ってくると思う?」


 ぶしつけにタマモはそう言った。
 愛子の頬がヒクリとひきつく。
 意味は分かっている。
 あのスケベ男が、よその世界にいって女を作らない訳がない。
 一応はアスナに注意してはおいたが、どれほど効果があるのやら。
 もとよりアノ子は、タマモの性教育のせいでセックスに対して大らかだ。
 その辺りが心配でならないと愛子は思うのだ。


 「2人。2人までなら何とか我慢するわ」

 「拙者は3人でござるかな? あまり連れて来られると、拙者の散歩の時間が減ってしまうでござるし」

 「5人ね。5人は連れて帰ってくるわよ、あのバカ」


 なんせこの世界での10年で、タマモ、シロ、愛子、アスナ、マリア、冥菜、レミ、めぐり、すずめと、タマモが知るだけで9人の女を落としているのだ。

 2~3人で済む訳ないじゃない。

 そうせせら笑う。


 「……そうね。だったら準備しとかないと。横島君を迎える準備を……ね?」


 連れて帰ってくるだろう女に対しての準備じゃない辺りが、とても怖い。
 シロは尻尾丸めてブルブル震え、だけどもタマモは余裕の表情である。

 5人くらいでオタオタすんじゃないわよ!

 何人小娘が増えようとも、タマモには自信があった。

 女としての自信が。


 だけども、これより未来の話。
 横島が連れて帰ってきた女の数を知ったタマモは……


 「アンタ、調子にのるのもいい加減にしときなさいよ……?」


 愛子と2人。怒りのオーラをまとわせて、遠く異世界からやってきた彼女達を、大層恐れさせたとかなんとか……






























 後書き

 作中の夢は、GS日記第7巻はアスナ&冥菜との入浴後になります。
 なんか、鬼畜でSな性行為、うまく表現できなかった(汗

 今後のエロテキスト上達を祈って……

 は、ともかく(笑) 更新、久しぶりでしたね(汗
 モチベーションがガリガリ削られて、やる気がいまいち……ね?

 一応ですが、ノクターンノベルズ様の方に、新話を更新しています。

 総合pt500突破記念企画 ヨコアスR 逆行大作戦!! ① 違うタマモ

 この話も、この次と次の話も、まだまだストーリーが走ってはいませんがね、一応は逆行ものですw
 良かったら読んでやってください。

 次回の更新予告は、感想返しにて少しだけ。





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