どうしようか迷いはした。 でも、昨日会ったし、毎日メールもするし。 だから後ろ髪引かれたけれど、裕奈の誘いにのり、朝一番で集合場所に行くことにした。 でも…… 「なんやろ? 失敗した気がしてならんわ……」 妙にテンション高い裕奈やまき絵の横で、はぁ~とため息。 間違いない。ウチの横島さんレーダーが、チャンスを逃したと告げている。 「どったの亜子? もっとテンション上げてこ~よ~っ!」 「はぁ……そんなんやから、後発のウチより下やって言われるんや……」 「なにが~?」 「なんでもないって。世の中、知らん方がええこともあるし」 首を傾げる裕奈をよそに、ははんと笑ってみせる亜子は、確かに女として勝者であった。 だけどもすぐに肩を落とす。 あ~あ、アキラと一緒に横島さんトコ行けばよかったわ。 もしかしたら、いってらっしゃいのちゅ~して貰えたかもしれんかったのになぁ。 亜子の期待……というか妄想は、あながち間違っちゃあ、いなかった! まあ、いってらっしゃいのちゅ~ではなく、いってらっしゃいの 合体! だから処女なのに後ろは開発済みが売りの亜子は、多分ヤッて貰えなかったけども。 横島の目の前には8人の美少女がいた。 彼女達は何物にも代え難い大切な存在だ。 そんな彼女達の手には、今しがた彼から渡された文珠が数個。 彼女達はそれを手のひらで転がしながら思う。 文珠は、とても貴重な物だ。 彼女達が文珠を渡されるより前に、先に家を出たネギにも渡してはいたが、それよりも明らかに多く渡されている。 いいや、それどころか、今日、この場には来なかった裕奈や亜子に比べ扱いが上の証拠。 正直、女のプライドが充足されて、すごく嬉しい。 でも、妙に鼻の穴が大きくなってる彼の顔に、とてもいや~な予感。 (どうせエロいことでも考えているんでしょ) (するんならはやくしてくれないかな?) (集合時間、遅れてしまいますわ) いつもなら彼の思惑に従順な彼女達。でも、今日は少し違う。 文珠を貰ったとは言え、流石の彼女達も今日は特別なのだ。 修学旅行の集合時間に遅れて、置いて行かれるのはたまったもんじゃない。 しかし、そんな考えも吹っ飛ぶようなことを、横島がポツリと呟く。 「俺は、もう油断はしない。後悔するような羽目になる訳にはいかんのだ……」 真面目な表情でそう言った横島に、なんでだろう? 身体が熱くなった。 エロがどうだの、修学旅行がどうだのと、そう考える自分が矮小に思えてしまう。 瞳が潤んでくる。胸がキュゥンと高鳴った。そして…… 気づけば言われるがままに、ショーツを太ももの半ばまでずりおろし、彼に背を向け、壁に手をつき、スカートをたくし上げ尻を露出する。 8人全員が、である。 実に艶やかな光景。 が、どこか異様な光景でもあった。 そんな中、いち早く正気に戻った少女が2人。 彼女達は、 (あれ? やっぱりエロいことじゃん(でしたのね)) 呆れた口調でそう言いかけたが、それよりも早く横島が取りだしたハイパー文珠。 刻まれた文字は……『 守 護 』 「これからお前らが行く場所には俺がいない。俺はお前らを守ってやれない。だが! これが代わりにお前らを守ってくれるはずだっ!」 (……大げさじゃない? たかが修学旅行よ?) (なんか悪い物でも食べましたのかしら?) 流石は使徒。自分の主を良く理解している。結果、アスナとあやかは少し冷めたけれど…… チラッと横を見れば、みんな胸をキュンキュンさせてるし、鮮やかに頬を紅潮させ、うっとりしていた。 ……恋する乙女として、なんでか負けた気がするアスナとあやかであった。 さて、そのお相手たる横島の内心と言えば…… ふ……ふははは……あは……わーはっはっはっはっはーっ すばらしいっ! じつにすばらしいぞォーっ!! 自分も合わせて9人もの人がいれば、少し広めとは言え所詮は一般住宅に毛が生えた程度の我が家では少し狭く感じる。 だがそれがいい! 狭いからこそ、若々しいヒップをふりふりさせる美少女がびっしり敷き詰められたリビングの光景は、まさに男の理想郷。 ああ、ここが俺の求めた場所だったのだな。 甘酸っぱい女の匂いに囲まれて、これからヤルことを思えば何やら下半身がみなぎってくる! 昨日、一昨日とひたすら消費した我が分身の波動砲も、この空間にいるだけで充電されていくではないか…… 横島はニヤケそうになるのを堪えながら、まずはと、アスナのお尻をさわさわと撫でる。 「ちょっと! イキナリなにすんのよっ!」 乗り気じゃないせいか、すぐさま文句が出る辺り、流石はアスナと言ったところか。 だがしかし、彼女の『ココ』は正直モンだ。 「ひっ、ん……くぁ……」 今朝方まで散々膣内射精しまくったここは、少しの愛撫でもうヌレヌレ。 上の口が黙らないなら、下の口で黙らせる。まさに下種外道を地に行く男。 しかも他の少女達から訝しく思う前に、2本の指で挟んだハイパー文珠をアスナの中に挿入した。 「つ、つめた……っ、あんっ」 ズブズブ指が根元まで入るまで奥に挿入する。 「文珠は身体の中に取り入れると、通常よりも効果が長持ちする。『守護』の文字入りなら、これでおおよそ5日は持つだろう」 真面目な顔でそう言いながら、アスナの膣内で、珠をころころ転がす横島。 中を冷たい珠と、2本の指で掻き回されるのは、たまったもんじゃない。 しかも、多分気のせいではないだろう。 何か言おうとするたびに、横島の指はアスナの弱い所を突いてくる。 「や……ん、だ、めぇ……ゆるし、て……ひぐっ! ひぅぅぅぅ……!」 イキそうなのだろう。 止め処なく溢れ出る蜜は、ぽたぽたとフローリングの床に落ち、小さな水たまりを作り始めていた。 これだけ濡れたらもう大丈夫。 横島は、ズボンのチャックをジィーっと下ろす。 ポロンと飛び出す雄々しくそそり立つ肉の槍。 やたらと黒光するそれは、いっそ神々しいまでの存在感を露わにしている。 その時、すりり……と太ももを擦り合わせたのは誰だろう? あやかか? 夏美か? 千鶴か? 木乃香か? のどかか? 夕映か? アキラか? 少なくても、今現在嬲られているアスナではないだろう。 横島はそう思いながらアスナを嬲るのを『一時』止めると、2~3歩、後ろへと下がった。 肩で息をするアスナを中心に、ズラリと並んだ、尻、尻、尻……ッ! この素晴らしい光景を見ながら、横島は悩んだ。 まずはアスナの膣内に入れた文珠を、キチンと奥まで入れようか? それとも先に、全員の膣内に文珠を挿入するのが先だろうか? どちらを選ぶにせよ、悩める時間は驚く程に少ない。 なぜなら、修学旅行の集合時間が迫っているのだ。 それを考えれば、タイムリミットは一時間弱。 一人に使える時間は、おおよそ7分強。 その短い時間の中で8人もの少女に膣内射精しなければならないッ! なんという試練だ…… これでは、ひとりひとり、じっくり味わえないではないか!! 「あ、あの~、私、準備ができました────」 悩む横島に、まっさきに声を掛けたのは、のどか。 これで中々に彼女はアグレッシブだ。 事実、たくし上げられたスカートの中は、彼女自身の指でくぱぁと割り開かれ、糸を引く女淫口。 そこから粘液が溢れ出ているのを見れば、さぞかし期待しているのだろうと分かる。 「よし、いい子だ。これならスグに入れれるな」 先程アスナにしたように、2本の指の間に文珠を挟めた横島は、のどかの膣内に文珠を挿入する。 なんの抵抗もなく奥へと飲み込まれていく指と文珠。 きゅうきゅうに締め付けてくる膣壁が、のどかのここが中々の名器に育ったんだと教えてくれた。 むろん、育てたのは横島だ。 「ふぁああっ、横島さんの指が、私のおまんこにずぶずぶって入ってきます──」 背筋をゾクゾク震わせ、恍惚の表情でうっとりする。 だが、そんなのどかを初めて見た面々は、ギョッと彼女を凝視する。 いつもは引っ込み思案で、みんなより一歩後ろに下がっているイメージのあるのどかが、こんないやらしい言葉を使うなんて…… 驚いたような視線がのどかに集中し、でものどかは気にしない。 今ののどかは横島のことでいっぱい。 彼の指が卑猥に動く度に、冷たい文珠がコロコロとお腹の中で蠢いて。 のどかはハァと熱く艶めいた吐息が漏れてしまう。 それがまた、周囲の少女達の視線が強くなる一因だけども、やっぱり今ののどかにはどうでも良いことだった。 とても心地好くって、周囲の視線なんかに気をやってる場合ではない。 「も、もう、我慢できないっ。横島さんのおちんちんで、私のお腹の中をかきまぜてください────っ!」 のどかは、いつも通りにズンっとお腹の奥を突き上げられるのを熱望するけど、 「みんなの中にも文珠入れんとならんから、少しだけ我慢して待っててくれな」 横島はそう言って、壁を削るようにしながらのどかの中から指を引き抜くと、ねっとりとした粘液のついた手でパンとのどかのお尻を叩いた。 「ひゃんっ!?」 と可愛い声を出すのどかではあったが、横島は後ろ髪引かれる思いで彼女から離れる。 ひとりひとり、ゆっくり相手をしてるだけの時間はない。 とにもかくにも、まずは全員の中に文珠を挿入せねば! 最初は露出的な意味で濡れているアキラの中に、続いて千鶴、あやか、夏美、木乃香、夕映と、順々に挿入していく。 そうやって全員に挿入した頃には、すでに10分という貴重な時間が過ぎ去っていた。 これで残された時間は50分。一人に使える時間は6分強。 一秒とて無駄には出来ん! 8人もの美少女の蜜に塗れ、ベタベタでグチュグチュな指。 その指を、何気ない動作でのどかの唇に塗り込んだ。 唇に塗られる粘液の感触……甘酸っぱい、女の香り…… アスナの、アキラの、千鶴の、あやかの、夏美の、木乃香の、夕映の、何より、自分の味。 「ご、ごしゅじんしゃ、ま……わたし、もう────ひっ!?」 蕩けた表情でおねだりしたのどかは、最後までおねだりの言葉を発することなく、唐突に、ズグンとお腹の奥を揺さぶられた。 「ああ───っ! おちんちんでおまんこ、いっぱい広がって……ずんずんって子宮を───」 具体的に自分の状況を口にするのどかに、アスナ達はコクンと生唾を飲み……行動を開始した。 制服と下着を脱ぎ、キレイにたたむ。 なんせこの後は修学旅行。着替えを消費したくはなかった。 だから制服が皺だらけになったり、変な液で汚れないようにしないと。 続いて数人が浴室へと走り、濡れタオルと蒸しタオルの用意をする。 行為のあと、シャワーで汗を流す余裕なんてないだろう。 のどかは、息もつけない程激しく腰を揺さぶられながら、そんなアスナ達をチラリと見た。 (このままじゃ私だけ制服汚れちゃう。ずるいよ────) 一瞬だけそう思うも、すぐに圧倒的なまでの激しい抽送……コツコツ、コツコツと、何度も文珠が子宮口を叩き。 「ここまで奥に挿入れりゃあ、もう抜けねーだろ。後は……栄養抽入じゃーっ!」 ただでさえ早かった抽送が、更に速くなった。 のどかの身体のことを考えない、あまりに身勝手で激しい抽送だ。 でも、仕方ない。これぐらい急がなきゃ、間に合わん! 両手でしっかりのどかの尻を掴む。 そしてひたすら腰を前後させまくる。 それはただ『射精』するためだけの行為…… 愛情を感じるセックスではない。 だけど文珠。そう、『守護』の文珠の存在が、それを否定した。 だからのどかは、この射精するためだけのセックスに、嬉しそうに悦びの声を上げる。 他の仲間達に聞こえるように、最初に『準備』したはずのアスナよりも先に抱いて貰った優越感のまま、聞いた者全てが、頬を赤らめてしまうくらい淫靡に。 そしてのどかは、艶めかしく、蕩けた表情で、 「えいよう……注いでくださいっ! 私のエッチなおまんこに、いっぱい注いで────」 頭が真っ白になった。 高速ピストンで秘肉を抉られ、子宮口をごつごつ文珠ごと突き上げられて。 そう、横島自身である肉棒と、横島の力である文珠。 その2つがのどかを……一年前までは、内気で男性恐怖症の女子中学生だったはずののどかを、淫猥な牝へと変貌させ、絶頂の高みへと昇らせた。 「ひぃあああっ!」 絶頂し、大きく仰け反ったのどか。 横島もまた、のどかの絶頂の締め付けで終わりを告げた。 ……いいや、終わらせた。 のどかに挿入してから、今までに掛った時間は……5分40秒。 自由に使える時間は、あと20秒強しかない。 きゅんきゅん締め付けてくるのどかを惜しいと感じつつも、少女達を集合時間までに送りださなければならない。 「イクゾっ! のどかぁっ!! 煩悩放出……もんじゅ────ッ!!!」 それは、まさに煩悩だった。 お腹の奥……もう指では届かず、そう簡単には抜け落ちないだろう深奥まで入り込んだ文珠が、子宮目掛けて射精され精液を浴び、熱を持った。 精液を栄養に、文珠が発動したのだ。 文珠の熱は、のどかに横島を強く感じさせる。 ガクンと膝から崩れ落ち、ズルリと自分の中から彼のモノが抜け落ちた。 不思議と、精は一滴とて外には出ない。 あれだけお腹の中に放出されたというのに…… どうして? そう思ったのは一瞬だけ。 熱い、熱い、文珠に吸われているのだと、すぐに気づいてしまったから。 (もう一回、今度はきちんとお腹の中に射精してください───) そう言いたくて。 潤み、熱の籠った瞳でのどかは横島を見上げるも、すでに彼はアキラを抱いていた。 嫉妬、苛立ち……胸を苛む負の感情。 でも…… のどか以外の女の子達は、全員裸で彼にお尻を向けて一列に立っている。 その向けられた尻に、順繰り順繰り、腰をパンパン叩きつける様は圧巻だ。 アソコがじゅんとした。 羨ましい……というよりは、アソコに私も加わりたい。 『みんな』と一緒に、加わりたい。 そう思えたことが、とても嬉しくて。 のどかは『みんな』が用意してくれた新しい下着に着替えるために、汗と唾液で汚れた制服を脱ぎ、ついでブラを肩から外した。 丁度その頃、アキラの中に精が放出され、残り半分はお前んじゃ!っと放出途中で引き抜き、夏美の中にぶちまける。 最後の一滴まで彼女の中に放出すると、次は千鶴の中に、その衰えぬ肉棒を突き刺した。 同時、2人はさっきののどかのように膝から崩れ落ち、熱を持ったお腹をさする。 のどかは用意されていた濡れタオルと蒸しタオルで身体をふきつつ、2人の手が届く位置にタオルを放った。 「あ、あんがと」「ありがとう、のどか」 「私こそだよー。ありがとう、みんなー」 満面の笑みで2人に返しながら、再び視線を彼に戻すと、やっぱり順繰り、順繰り、女の子の中を行ったり来たり。 千鶴の中で十回こすれば、つぎはあやかの中で12回。 続いて木乃香の中を蹂躙し、夕映を犯してアスナを弄ぶ。 2周、3周とそれらを繰替えし、限界が来たら放出する。 千鶴が崩れ落ち、木乃香の腰が抜ける。 これは……羨ましいけど、超きつい…… 残ったアスナとあやか、そして夕映を見てそう思う。 3人の足はガクガクで、いつ崩れ落ちてもおかしくはなかった。 逆に横島は、既に3回射精してるせいか、次の射精まではまだまだ時間が掛りそう。 アスナとあやかは、一番小さい夕映を挟むように庇う。 体力で言えば、夕映は2人に遠く及ばず。こうして抱かれるのにも慣れていない。 だけども、アスナとあやかは泣きそうな声で喘ぎ、それを耳元で聞く夕映もやっぱり泣きそうだ。 横島は庇い合う3人を一纏めに抱き寄せ、実に楽しそうに3こすりづつ順繰り挿入を繰り返す。 「ひっ! いぃ……ら、らめぇ────ッ!!」 甲高い悲鳴を上げるアスナ。 「ご、めん……なさ、い……ごめん……な、さい……」 「だ、だいじょうぶ……ですわ、ゆえさん……あ、あぁあ────ッ!!」 そんなアスナの声に罪悪感が過ぎる夕映と、大丈夫だと慰めるあやか。 美しい光景だ。だからこそ、滾る。 横島の肉棒は雄々しさを増し、両脇のアスナとあやかの胸を乱暴に揉みつつ、狭く小さな夕映の膣中を乱暴に蹂躙しまくる。 以前、子宮に無理矢理入れようとした夕映の気持ちに答えようと、彼女の奥を突きまくったのだ。 なんせ今の夕映の濡れ具合はハンパない。これなら多分いけるだろう。 ゴリゴリ、ゴツゴツと子宮に肉棒を叩きつけ、次第に口を開いていく子宮口の中に文珠ごと先端を押し入れる。 凄まじい快感を耐えていた夕映に、激しい痛みが襲う。 激痛で視界にチカチカと星が走り、アスナとあやかも心配そうに見てくる。 でも。今の夕映には、大丈夫ですよと、笑顔で返すこともままならない。 そして遂に……ごぷん!っとお腹に激しい衝撃と、膨れあがる未知の感覚に絶叫を上げる。 「いぎぃぃぃいいいいいいっ!?!?」 誰の目からでも明らかに、夕映のお腹が横島の形に膨れあがった。 悲痛な声だ。でも……口角は悦びに吊り上がっていた。 のどかは夕映の気持ちを知ってるから止めるつもりは毛頭ない。 他の娘達も、悲痛な声を上げているというのに、どこか嬉しそうな彼女を見て、止めようとは思えなかった。 でも、これ以上は痛いだけだ。 焦らずじっくり開発せねば。 夕映の奥の奥まで挿入した横島は、一旦彼女の中から肉棒を引き抜き、再びアスナの中に突き込んだ。 3擦り擦って引き抜いて、今度はあやかの中へ。 同じように3擦り、そして再び夕映を犯す。 それを何度も繰り返すと、3人の嬌声に力が無くなっていく。 もう立っているのも辛いのだろう。 夕映は完全にアスナとあやかに支えられ、2人もまた、互いに支え合うように必死だ。 足の痙攣も、のどか達から見るだけで痛々しく、早く終わってあげてと願うばかり。 いや、願っているだけではダメだ。行動しなきゃ。 のどかは新しい下着を手に取るのを止めると、そんな3人を救おうと行動を開始した。 後ろから横島に抱きつき、3人の尻を楽しそうに突く横島の尻に、舌を伸ばす。 瞬間、猿の雄叫びのような声を出す横島。 だが、のどかは彼の肛門を舐めるのを止めようとはしない。 汚い……なんてまったく思わない。 むしろ、今まで見たこともない感じの横島に嬉しく思った。 気づけば他の子達も、のどかに続けとばかりに横島の身体に抱きつき、舌を伸ばす。 夏美が右腋を舐めれば、千鶴が左腋に舌を伸ばす。 アキラが右足の指をひとつひとつ丁寧に唾液で汚していけば、同じように木乃香が左足の指を汚していった。 ああ、なんて一体感。今、私達はひとつになっている。 だから、もう嫉妬も、苛立ちも……完全にないとは言えないけれど、それ以上に、私は……私達は………… 「のどかって、顔に似合わず大胆だったんだ……」 アスナは京都へと向かう新幹線、あさま506号の中で、小さく呟く。 今、彼女の肩には、疲れ切った……でもあどけなく笑って眠るのどかの頭がある。 あどけない顔で、すーすー幸せそうに寝息を立てるのどかを見ると、横島のアナルを舌で穿り返したエロ娘だなんて思えない。 この新幹線の中で、男のアナルを舐めたことがある人なんて、この子以外にいるだろうか? (まあ、多分だけどいないわよね?) アスナはくすくす笑い……目蓋を閉じた。 京都まではまだ時間がある。 それまでは寝ていよう。 だって、忠夫は警戒していた。 貴重な文珠をいくつも渡し、なにより滅多なことでは使わないハイパー文珠まで使ってみせた。 お腹に感じる熱と力は、はっきりとそれが事実だと彼女達に理解させる。 まるで、常に彼に抱かれてるみたいに感じさせる、このハイパー文珠の存在に…… はぁ……大きく艶っぽいため息をこぼし、にへらと頬を緩める。 大事にされてる証。愛してくれてるって証。 だから、嬉しい…… ……でも、これはちょっとやめて欲しかったかな? そう思いながら、へその下辺りを撫で、次に太ももの内側を撫で、最後にお尻を撫でる。 行為が終わったあと、悪乗りした横島に悪戯をされたのだ。 へその下には『 ↓ 横島忠夫専用まんこ 』 左右の太ももの内側には『 ↑ 横島忠夫のみIN 』『 ↑ 横島忠夫以外の侵入を禁ずる 』 最後に両の尻たぶに『 横島専用アナル → 』『 ← 横島専用ケツまんこ 』 油性マジックで、こんなバカなことを書かれてしまった。 京都の旅館には露天風呂があるというのに、こんなんじゃ入れない。 まあ救いがあるとしたら、8人全員が書かれたってことだろう。 上手く協力できれば、他の誰かに見られずに入浴出来るかもしれない。 ……しれないけどさぁ。 (あーもうっ! ほんとろくなことしないわねっ! 帰ったら絶対ぶん殴ってやるんだからっ!!) 時間が差し迫っていたのと呆気にとられちゃったせいで、みすみすこんなん許しちゃったけど、絶対に許さない。 そう思いながらも、どこかしら嬉しく想ってしまうのは、明らかに惚れた弱み。 アスナはもう一度、はぁ……と大きく艶っぽいため息をこぼす。 もしも男が聞けば、それだけで興奮しそうなため息を吐き出すアスナの閉じたまぶたの裏側は、彼が……微笑んでいた。 「あっ、アスナさんとのどかさんも寝ちゃってますね」 「あっちでゆえちゃんにいいんちょ、それにこのかとアキラちゃんも寝てたよ~?」 「千鶴さんと夏美さんも寝てたよね? なんかあったんかな~?」 訝しげに首を傾げる3人は、だけどもすぐに何もなかったように、パトロール、パトロールと足を進めた。 「千雨さんはギリギリになっても私を巻き込むな!って言ってますし、何かあったらアスナさんたちに手伝って貰おうと思ってたんですが……」 「だいじょーぶだってネギ君。ゆえやのどかはともかく、アスナは何かあったらスグに起きて手伝ってくれるって」 「そうだといいんですけど……」 結局、8人は京都に着くまで目を覚ます事はなく。 それが何もなかったからなのか、それとも、何かあってもなのかは……この時点でのネギには分からなかった。 自身に絡まる呪術の鎖を、内側からひとつひとつ丁寧に腐らせる。 だから表面は神々しいまでに銀の光りを放つそれは、実のところ、中身はボロボロになっていた。 それにしても、本当に甘いものだ。 と彼女は嘲笑する。 自らを縛る呪鎖も、閉じ込めるべき牢屋も、どれもこれもが子供騙し。 力だけは呪鎖のせいで自由に奮えはしないが、それ以外は快適である。 綺麗に掃除されている畳の上で、嘲りを浮かべた笑みを口元に張り付かせながら、彼女は力を蓄え。 その時を、その機会を、じっと待つ…… 「時が来たよ」 どれだけ眠っていたのだろうか? 外から休みの終わりを告げる声が聞こえた。 ああ、ようやく始まる。 彼女が望んだ復讐の、始まりが。 「ふ……ふははは……あはははははははははははははははは…………」 堪え切れない歓喜が爆発した。 だけども、それはすぐに治まり、不気味な程に表情のない顔で、迎えに来た少年に、 「お疲れさん。では、行こか……」 そう言った瞬間、彼女を縛っていた鎖は塩となって崩れ落ち、彼女は自由を取り戻す。 数回パッパッと埃を払うような仕草で自身の服を叩くと、今しがたまで自分が座っていた場所に、『自分』が現れた。 「……幻術ですか?」 「そうや。ウチらが逃げ出したってバレたら、獲物が警戒するかもしれんやろ? で、そんことより、小太郎はん。なに新入りの後ろに隠れてんのや。いつまでもウジウジしとらんで、さっさと元気だし」 「俺は元気やっ!」 「そか、ならええな」 「……ふんっ! 俺はもう負けん。だから……」 「わかっとるよ。でもな、小太郎はん。負けるいうんは、諦め、心が折れた時のことを言うんや。小太郎はんは、まだ心折れとらへんやろ?」 「当たり前やっ!」 これだけ元気なら大丈夫。 冷たい視線は、心なしか暖かく灯り。 小太郎と呼ばれた少年を優しく胸に抱き寄せると、自身を迎えに来た少年に目配せする。 そして彼が、仕方ないねと呆れた顔しながら、スゥっと影に消えたのを確認すると、後を追うように牢から出た。 「千草姉ちゃん、歩きにくいて……」 「ええやろ、久しぶりなんやから」 ああ、幸せだ。愛されることがこんなに幸せだったなんて。 なのに…… 愛した男の仇と、大切な家族の復讐を忘れられない。 なんてくだらない人間。なんてダメな女。 それでも、それでも、今、この時だけは…… 「アジトに帰ったら、エッチしよか? もちろん、性魔術なしで、な……?」 「……マジで!?」 「ああ、マジや」 「っしゃーっ!」 この子の温もりを、たっぷり感じとこう。 そう思った。 後書き 9Pに挑戦! やっぱむりでしたw それはともかく…… uyr yamaの煩悩力が尽きかけています。 そんな私の煩悩と妄想を刺激するようなシチュエーションを……キサマらの煩悩を俺に見せてくれ! 簡単にいえば、こういうエッチが見たいなぁってのを教えて欲しいです。 下記のように、感想欄にて書いて下されば、作者は助かります。 参考例……ネギま!のほほん記30巻の場合 キャラ:大河内アキラ シチュ:ドライブ中に露出調教&カーセックス こんな感じで、簡単に書いて下さって結構です。 なお、SPがclear!しているキャラが望ましいです。 その中でも特にありがたいキャラは…… 高音、愛衣、千雨、朝倉 ノクターンの逆行大作戦的な意味で、 愛子、おキヌ、小鳩 逆行大作戦の方が、無茶なエッチが可能です。 ヨコアス本編では、あまり無茶なエッチは不可能です。 ついでに文珠の可能性についても随時募集してます。 注意! 採用されるかどうかは微妙です。 っていうか、主に作者の煩悩と妄想を刺激するのが目的なので、採用されない可能性がとても高いです。 ただ採用されることもあるので、その場合は該当話の後書きにてお知らせします。