今日から私も中学生。 恋のライバル一杯で、最近どっか影薄い。 そんな私も本格参戦。 策略、謀略、恋の罠。 何でも有りなら絶対負けないっ! 神楽坂明日菜、いっちゃいます。 GS日記 第8巻 堕ちた日 xx月xx日 今日から私も中学生。 入学式での在校生代表が、冥菜だったのが超ビックリ。 この学校、大丈夫かしら? おまけでレミと同じクラスだった。 ちょっとだけ、嬉しかったわね。 少し不安だったから。 最後に、忠夫とタマ姉さんが、公衆の面前で私の制服姿に大喜び。 かなり恥かしかったわ…… xx月xx日 冥菜って生徒会長だったんだ。 この学校、どこかおかしい。 破壊魔を生徒会長にするなんてね。 って思ってたら、学校内ではプッツンしていないらしい。 xx月xx日 4月9日は冥菜の誕生日。 あの子ったら、忠夫にちゅーを要求しやがった。 私だって、まだして貰った事ないのに。 羨ましい…… そんな私にタマ姉さんが、だったらアンタも頑張りなさい、だって。 言われてみればその通りよね。 今度、裸で忠夫のお布団の中に潜り込んでみよう。 xx月xx日 お義母さまの所で、料理、掃除、洗濯を学ぶ事に。 可愛いお嫁さんには必須技能。 忠夫の理想がおキヌばあちゃんだとすると、かなり頑張らなきゃいけないわよね? むかーし、まだ忠夫が唯の人間だった頃、忠夫はおキヌばあちゃんにお部屋の掃除やお洗濯。 もちろんご飯の用意までしてもらっていたそうな。 おキヌばあちゃんが言ってたわ。 今、ウチの家事はマリアさんがやってる。 いつか私がそのポジションについてみせるわ。 xx月xx日 最近、雪じいちゃんが元気ない。 悩み事でもあるのかな? xx月xx日 お義母さま、きびしいよ…… きっと私、才能ないんだ。 日曜日の昼下がり。 事務所のメインで使っている応接間。 忠夫が所長席に座り、私はそのすぐ側のソファーに身を沈めていた。 半ベソかきながら……「始めたばっかで、才能も糞もないだろうが」 気落ちしてお義母さまの所から帰って来た私を、そう言って慰める忠夫。 でも、いつもは優しいお義母さまが、一杯怒鳴るんだよ? きっと才能ないからだ。 ウルウルと目に涙を一杯浮かべながら、私は忠夫を見つめる。「あんな~、あのババアは教えるって事になったら容赦しねーってだけだ。 いちいちそうやって落ち込んでるんじゃ、教わるのは止めた方がいいな」 忠夫もいつもは優しいのに、冷たいよ…… そう思ったら悲しくて、今まで我慢していた涙がポロポロとこぼれ始める。 「うぅ~っ!」「あーっ、泣くな、こんくらいでっ!? アスナはそんな弱い子じゃないだろ?」 私が泣き始めたもんで、アワアワと慌てて私を宥めようとする。 でも、私の涙は止まらない。「あーっ、もうどうしたらええんやーーーーーーーーっ!!」 頭を抱えて叫んでる忠夫を、涙で濡れた瞳で見上げる私。「ごほうび……、ご褒美くれるなら頑張る……」 すんすんと鼻を啜りながら、ウルウルとした瞳で忠夫に訴えかける。 忠夫は助かったとばかりに、「何でもする。何でもするから泣き止んで~~っ!?」 …………かかったっ!! 私は内心の喜びを必死で隠すために顔を俯かせると、「……なんでも?」 と、鼻声で問いかける。「おうっ! 何でもやっ!!」「本当?」「本当だってっ!!」「だったら……」「だったら?」 私はここで一呼吸をおく。 そして俯いていた顔を上げ、決意の篭った目を忠夫に向けると、「使徒にして」 はっきりと告げた。 ここまでの流れは、全てこの話をする為の前振りだ。 お義母さまが厳しいのは本当。 でもそれは、とても愛情が篭っているのが良く分かる厳しさだ。 そんな愛情たっぷりの厳しい指導で、私がウジウジするなんてありえない。 ここまで話を持って行く為の自己暗示。 我ながら上手くいったわね。 なんせ忠夫ったら私が裸で迫ったら、窓から飛び出して、そのまま朝まで帰って来なかった位だから。 しかも他の女とイチャついていやがったのよ、まったく! 忠夫は心底困った顔してこちらを見ている。 でも、逃がしはしない。 この日、この時、この瞬間の為に、私はずっとイメージトレーニングしてきたんだから。 わざわざ日記にまで悲劇のヒロインぶって書いてみたり、とかね。「あー、でもなぁ、アスナはまだ子供だろ? 一度使徒になったら、もう大きくなれないぞ?」 忠夫が私の体の一部を見ながら、そう言った。 まあ、胸だけどね。「成長する様に、霊力注げば良いじゃないの」 バタンっと思いっきり扉を開けて、開口一番、タマ姉さん。「霊力に不足は無いでござろう? 拙者や女狐に愛子殿、そっれっにぃっ!! 竜神の姫君とも霊力のやり取りをしてるのでござろう?」 と、タマ姉さんの後ろからシロ姉さん。 そして最後に、「まあ、これも青春よ、きっと……」 どこか遠くを見てる愛子姉さん。 まあ、今一納得しきれてないわよね、愛子姉さんは。 愛子姉さん、忠夫のこと本当に好きだから。 タマ姉さんやシロ姉さんが、忠夫のこと好きじゃないって意味じゃないのよ? でもね、あの二人はLOVEよりLIKEに近い。 肉体関係持ってて何を今更って思うかも知れないけど、これは多分間違いない。 愛より親しみが大きい。忠夫に対する執着心はかなり大きいんだけどね。 それはともかく、そんな姉さん達が現れて、忠夫はハッと気づいたように私たちを見る。「これは罠か!? くぅっ、ワイの純情な心を弄びおって……。 第一、さっきも言ったがアスナはまだ中学生だっ! ワイはロリコンなんかや無い。 だからきっとアソコも反応なんかせん! きっと、たぶん、おそらく……」 言いつつ、忠夫は私の隣にストンと座った。 私が、忠夫の腕に絡まるように腕を絡めると、反対側の腕にタマ姉さんが胸を押し付ける。「ねぇ、ヨコシマ。冥菜に顔射しといて、今更何言ってんの、アンタ?」 そして一気に止めを刺した。 忠夫は「グハッ。」と血を吐き出して倒れこもうとする。 が、そこをシロ姉さんの大きい胸で抱き止めた。「こちらに居る間は、拙者等の妖力を使ってアスナを成長させればよいでござろう? 違う世界に渡った後は、こちらに戻って来るまでは成長は無し。 それでアスナも納得するでござる」 シロ姉さんは、私の使徒化がすでに決まったかのように話す。 でも、忠夫は、「でもなぁ~」と、まだ諦めない。「私とえっちするのイヤなの?」 私は切なそうに訴える。 それに「うっ」っとなるも、忠夫はマダマダ納得してくれない。 そんな忠夫の背中に愛子姉さんが抱きついた。 これで忠夫は、四方を美人の女の子に囲まれた事になる。 ほんと、ハーレムだよね?「横島くん、私達はね、不安なのよ。貴方が帰って来ないんじゃないかって。 ここはね、美神さんが用意してくれた貴方が帰って来る場所よ。 そしてね、アスナちゃんは私達が貴方につける首輪」「それとも何? 私の可愛い義妹がイヤだってんじゃないでしょうね!!」「それに何でもするのでござろう?」 3人は言うだけ言ったら、私の方をジッと見つめる。 …………アスナ、行きます! 私は忠夫の顔を両手で挟みこむと、こちらに振り向かせ、チュッと唇を合わせた。 ただ唇と唇が触れ合っただけのキス。 それでもそれは、私の初めてのキッス。「私、頑張るから。だから、私を忠夫のモノにして……」 唇を離して、最初の言葉。 精一杯の愛の囁き。 忠夫は呆然と私を見つめて、コクンと首を下げた。 これって、OKって事よね…… 私は嬉しさのあまり、今度は本当に心からの涙を一筋流した。 そして、押し付けるように唇を再び重ねる。 2度目のキッス。「んぅ……」「む……」 強く、甘く、唯重ねあうだけのキス。でもそれは、沢山想いが篭ったキッス。 痺れるような感覚の中、忠夫は私を抱き寄せ乳房を蹂躙し始めた。 生まれて初めての感覚に襲われながら、ふと気づくと姉さん達はいなくなり。 そして、二人だけの時間が始まった…… 忠夫は私の服を脱がせると、ソファの上に私を寝かせる。「今日は使徒化だけだ。 これからゆっくりと時間を掛けて、アスナを女にしていく」 忠夫の言葉に「はい。」と静かに返事をする。「俺も使徒を作るのは初めてだかんな。 気持ち良さよりも、そっちを考えなきゃならん」「うん、大丈夫だよ。信じてるから……」 私は両の手を彼に向けて広げる。 すると彼は私の肢体に自分の身体を重ね合わせると、両乳首を人差し指と親指で摘み上げて来た。「はうっ、あぁ……」 いきなりの刺激に私は強く目を閉じ、思わず身体を横にくねらせる。「出来るだけ逃げんな、我慢してくれ」「ご、ゴメンなさい」 私が素直に謝ると、忠夫は優しくキスをしてくれた。「ん……ちゅぅ……。んむ……はぅ、あむぅ……」 舌が私の唇を割って、口内に入ってくる。 そのままたっぷりと彼は私の舌に纏わりつき、互いの唾液を混ざり合わせていく。「ん……んぐ……ふっ、っ……」 私の口内を味わい尽くしたのか、ゆっくりと唇を離していく忠夫。 下腹部から生まれてくる甘い痺れで、私の胸の奥が熱くてたまらなくなる。 私から判断力が失われていく。「儀式を始めるぞ」 その言葉に「はい」と返事を返す。 忠夫は私の腰を持ち上げると、大きくなっているおちんちんを私のアソコへと押し付けた。 チュプッ…… いやらしい水音が聞こえる。 いつの間にか、私のそこはぐっしょりと濡れていたようだ。 忠夫は私の胸に顔を埋めると、ズリュッっと固くて熱い物を私の中に差し込んでくる。「アッ!! い、いたい……」「スグに終わらせるから、少し我慢してくれ」「う、うん……」 痛い、痛いけど幸せ……。 でも、私は身を裂かれるような痛みに、思わず身体をくの字に曲げてしまう。 私の中から溢れ出す愛液は、太腿を通ってソファーをぐっしょりと濡らすほど。 それでも乙女の未成熟な膣壁が、忠夫の侵入を拒んで私に絶えず痛みを送る。 忠夫はそんな私の膣内を強引に広げながら貫いていった。「あ、あ、あ……あぁ……」 杭が私の中に打ち込まれるようで、痛くて辛くて涙が溢れ出そうになる。 必死で苦しみから耐えようとするけど、忠夫の肉棒が私の肢体にめり込んでいく度に、断末魔の様な霞んだ声が私の唇から漏れ出した。 まるで腹をじりじりと刃物で裂かれていくよう。 あまりの痛みに、思わず彼の背中に爪を立ててしまった。「イテッ!」「あっ、ごめん……」 しおらしく謝る私に、忠夫は大丈夫だと答えると、逆に大丈夫かと聞いてきた。「い、痛いよ、凄く痛い……。でも、がんばる。 だから、このまま私を忠夫の物にして……」「ああ、もう退けん。お前が泣いてイヤだって言っても、もう手遅れだ」 忠夫は覚悟を決めた雄の表情を浮かべると、一気に体重を乗せてきた。 そして私の腰を掴むと、ぐいっと彼に引き寄せられる。「あぐっ!」 私の中から、何かがプチンと千切れる音が聞こえた気がした。 私はこれまで以上の痛みから、思わず彼から逃れようとしてしまう。 でも、彼の肉棒は容赦なく私を串刺ししたまま逃がさない。 そして一番奥深くまで身を沈めていく。 彼の凶器は、私の中を拡張しながら犯しきり、最奥まで到達すると最後にグイッと子宮を持ち上げるようにして、ようやく止まった。 コレが夢にまで見た瞬間。 すぐに終わらなくても良いのに…… 私は痛みを忘れようと、最も奥深くを抉られる甘い痺れを堪能した。 彼はそんな私の頬を優しく撫でると、素早く腰を動かして、ズッ、ズチュッ、ジュプッと私の中を出入りする。「んっ、んんっ、んっ、んっ、あぁっ……」 まだ気持ちよさは一切無く、私は痛みの声を少し漏らす。 そんな私を気遣いながら挿入を繰り返し、私の中に少しづつ霊力を送り込んでくる。「はっ、はっ、はーーーっ」 身体が熱い。 私は彼の霊力を感じるべく、目を閉じ、痛みを堪えながら、呼吸を忠夫の腰の動きに合わせて整える。 すると、ブワッと私の全身が光り輝いていく。 身体がふわふわと、まるで浮かび上がっているような感じ…… 気持ち、いい……、頭がポワ~ってなるの…… 忠夫はそんな私を見て、「全身に霊力が行き渡ったみたいだな。そろそろいくぞ」 私の胸に手を当てると、心臓に向って霊力を直接送り込んで来た。「束縛されし者、汝が名はアスナ・ウェスペリーナ・テオタナシア・エンテオフュシア。魂を縛りし者、我が名は横島忠夫」 私の中を、熱い、熱い、塊の様な霊力が貫いていく。 ビリッと電気が走り抜ける。 思わず「痛いっ!」と叫んでしまった。 それでも忠夫は腰の動きを止めず、だんだんと腰の速度を速めていく。 その瞬間、私の胎内にある肉棒が精液を吐き出した。「いい、い、いいっ……はぁぁっ!!」 嬌声を上げると、視界が暗くなり、意識が途切れた。 最後に、「これで正真正銘、俺だけの女だ、アスナ……」 忠夫の声を耳に入れながら。 これが私の初体験。 そして使徒になった日。 人では無くなり、彼と共に永遠を彷徨う者になった日。 殆ど痛みしかなく、女としての快感も殆どなく、それでも最高の幸せな思い出の日。 時間にしてもせいぜい20分程度で、それでも確かに、私は彼だけの『女』になった。 その最高な思い出の日の幸せを、一気に堕とす。 私が目を覚ますと、苦痛の色を浮かべた愛しい主人の顔が見える。「………………………んだ」 ようやく聞こえるほどの小さな声で囁かれたその言葉に、私の顔は色を失くした。 それは終わりの始まり。 楽しかった日々の終わり。 そして、新たな目標を見つけた日。 私の幸せな思い出の日は、 酒呑童子を喰らい、自分の力とした新しき魔族。 修羅に堕ちた『怨霊勘九郎』が産まれた日となった。 後書き GSの中でも作者が好きなキャラ。 それが雪之丞と勘九郎です。 次回はそんな2人を書きます。 美神達をばあさんにしたり、他のヤツと結婚させんなや! 誰得? GSに愛がねーんだよっ! おキヌちゃんビッチにすんなや! そんな言葉をシカトしまくった理由がこれです。