これは、IFのネタ的なお話。 もしも、ヨコアスの横島さんが、ディル=リフィーナから落ちた先が紅き翼のメンバーの下でなく、原作のマホラ学園都市だったなら…… そして、テンプレなストーリー設定だったら…… どぞ 門の向こうは、空の上だった。 浮遊感、続いて頬に感じる強い風の壁。 すぐに自分が落下しているのだと分かった。 戦いに疲れた身体を無理矢理に起動させ、霊力の輝きを両手に集める。「うっ……らぁっああああああああああああああああああああああッッッ!!!」 地面に霊力を叩きつけ、落下の衝撃を和らげる。 それでも……ズドンッ!! 地面に叩きつけられる衝撃は、激しく肉体を損傷させ、意識を遠のかせた。「……っとっ!! 大丈夫なのっ!!」 聞こえてくる女の叫び声。 困惑と、そして恐怖が滲んだ声。「ここは……どこ、だ……?」 ここが『あの』世界ではないだろうとは、分かっている。 知らぬ世界、聞いたところで自分に分かるはずもない。 それでも、聞きたかった。 だって、聞こえてくるのは、懐かしい、 日本語だったのだ。 懐かしい、懐かしい、数十年間、ずっと、ずっと帰りたかった故郷の…… 知らず目に涙が溢れ……「マホラよマホラ! ちょっと、こんな所で死なないでよッ!! ネギー! ネギー! あんた魔法使いなんだから、さっさと何とかしなさいよーーっ!!」 意識が、途切れた。 ヨコアスR異伝 横島エロ無双SP① 目を覚まし、最初に見えたのは知らない天じょ(ry まるで、自分が産まれた世界にある学校の保健室みたいな……そんな光景。 いいや、この薬品臭、それに、白を基調とした壁紙、体重計にその他諸々。 何処から見ても、保健室だ…… 胸に沸き上がる熱い何かは、喜びの感情だろうか? しかし、それをグッと堪える。 なぜなら、ぬか喜びの可能性が高いのだから。 そうして、目線を人の気配がある方へと向ける。 自分が眠るベッドの上に、覆い被さるようにして眠る少女がいた。 髪の両端を、鈴が付いたリボンで結わえている少女。 すーすー幸せそうに眠る少女を起こすのには少しだけ気が引けたが、このままでは埒があかないと、彼女の肩を叩いて起こそうとする。 が、次の瞬間、部屋の外から感じる強烈な殺気。 俺は迷わず殺気を向けてくる方へと、サイキック・ソーサーを放った。 ドアを突き破り、隠れ潜む『敵』に向かって霊力による致死性の攻撃が、ズガァアアアンッ!! 炸裂する。 その衝撃音で、静かに眠っていた少女は目を覚まし、辺りをキョロキョロ見回した。「な、なにっ!? なんなのよ! いったい!!」 慌てふためく少女を自分の背中に隠すと、サイキック・ソーサーの爆発でもくもくと煙が上がる方へと、キツイ視線を送った。「君は……危険人物ってことでいいのかな?」 煙の向こうから現れたのは、顎に無精髭を生やした30過ぎだと思われるおっさん。 両腕は俺の攻撃を受けたせいなのか、ダラダラと血を流し、目には怒りが込められていた。「テメーほどじゃねーよ。怪我人に殺気をむけてくる様な野郎が、人を危険人物扱いしてんじゃねぇーッ!」 2人の間に高まる緊張。 確実に、実力は俺が上だ。 だが、だからといって油断は出来ない。 目の前の男に、どんな切り札があるのか知れないのだから。 ジリジリ焦げ付くような殺気をぶつけ合い、そして、それが爆発する! 互いに必殺の構え。ほぼ同時に腕を振り上げ……「いいっ……加減にっ!! しなさーーいっ!!」 美少女の激怒の声撃に、2人の争いは強制終了するのだった。 ……それからの話をしよう。 ツインテールの美少女にしばかれた俺とむさい男。 怒り狂う美少女に正座で説明を強要される俺。 自分の事情を話すと、ムサイ男は頭を下げ謝罪し、その後に学園長の下へと連れて行かれ、何故か女子中の教師、しかも何故か10才の子供教師の補佐で副た(ry 要するに、ここは俺が生まれ育った世界ではなかったのだ。 微妙にずれがある平行世界と言ったところなのだろう。 そうでなければ、身元不明の不審人物を、こんなに簡単に教師にしたりなんかしやしない。 ぶっちゃけ、非常識である。 まったく、俺に言われる様じゃお終いだぜ? そうこうして勤務初日。 この地が恐ろしい程の霊地だと知った俺は、その力の中心地である大木を何とか利用出来ないかと考え、木との契約を直接結ぶ事を思いついた。 子供先生の授業を斜め見ながら、放課後になると同時に文珠『絆』を使って木との間に契約を結ぼうとしたのだが…… 突如、昨日の美少女、神楽坂明日菜にピンク色の液体を飲まされてしまう。 それは明日菜ちゃんが実験台として俺に飲ませた、子供先生が作った惚れ薬。 それと俺が手に持っていた『絆』の文珠が好い具合に影響しあい、麻帆良女子中全体に桃色の光線が降り注いだ。 学校中の人間が俺に惚れ、だがしかし、有り難いことにその効果は一時間足らず。 モテタイ、モテタイ。 そう思ってはいたが、これはダメだ。 集団で襲い掛かってくる女子中学生…… 昔々、その昔、同じように惚れ薬を使ってマリアに襲われたときと同じ恐怖を感じた。 本当に、惚れ薬は、ダメだ!! 俺の心に多大な傷を残しはしたが、効果が短かったお陰で被害がとても小さくすみ、ホッと胸を撫で下ろす。 とは言え、惚れ薬自体がご禁制の品だったらしく、それを作り、これ程の騒ぎを起こした子供先生は魔法先生失格の烙印を押されてしまった。 就任、僅か一日。 彼は新年度から魔法小学生として、この世界の一般常識を学ぶ事になる。 空いてしまった子供先生が受け持つはずだったクラスは、何故か俺が担任として面倒を見ることになり…… そして、今へと到る。 その日の教師としての仕事を終え、エヴァンジェリンの家を目指して急ぎ足で歩く。 今の俺は、もう元の世界に帰ろうとは思っていなかった。 世界を超えるリスクを負おうとは思えない。 なんて理由もあるのだが、今の状況を捨ててまでも美神さん達に会いたい訳では無くなった。 ってのが一番の理由だ。 惚れ薬。 確かにその効果は完全に消えた。 いいや、それは正確ではない。 少女達の心の奥深くに、愛情と言う名の『絆』が架せられていたのだ。 力ある大木との絆を結ぼうとした俺の力と、子供先生の作った惚れ薬。 惚れ薬+文珠『絆』+大木=横島先生スーパーLOVE!! しかも、これによる感情の現れは、惚れ薬事件の時の様な暴走状態ではなく、普段の人格そのままで、しっとりと愛情をぶつけてくるのだ。 だから、気づくのに時間が掛かってしまった。 気づき、文珠の並行励起による『惚薬完全解除』をしても、心に刻み込まれた愛情はすでに本物で…… 最初は至近でこの力を浴びた明日菜。 後に知った彼女のレアスキル、完全魔法無効化能力と『惚れ力』がせめぎ合い、苦しむ彼女を性魔術により解放した。 コレにより責任を取る形で明日菜と恋人同士になってしまったのだが、教師失格にはならず、なぜだか学園長から祝福された。 次にエヴァンジェリン・A・K・マクダウェル。 彼女を苛む制約(ギアス)を外す為に、やはり性魔術による解放を行い、コレより後、彼女は俺の使い魔となる。 そして次は狂剣…… と、気づけば、あれよあれよとクラス全員と致してしまう事態に…… これでも3-A生徒以外の接点が少ない生徒達からは、なんとかこの効果を完全に打ち消す事が出来たのだ。 幾ら何でも教師として失格すぎる…… いいや……もう、この事については何も言うまい。 彼女達の、俺、横島忠夫へ対する愛情は本物なのだから。 ならば、応えよう。そしてしなければならない。 彼女達との平穏を守る為に、この世界に共に落ちただろう、ラプシィア・ルンを倒さねばならない。 奴は、強い。 神殺しセリカ・シルフィルとその仲間達+俺が総力で挑んで返り討ちにされた程だ。 強くならなければならない。 誰よりも、あの神殺しよりも、ラプシィア・ルンよりも! ここまで強くなりたいなんて思ったのは、アシュタロスをブッ倒すと決意した時以来だ。 そう思いながら、「ただいまー」とエヴァ宅のドアを開ける。「おかえりなさいませ」 出迎える茶々丸。 彼女は俺の着ていた背広の上を脱がせると、地下へと続く階段へ誘う。 そこには、エヴァンジェリンご自慢の別荘がある。 其処で待っているのだ。俺の可愛い女達が…… 地下へと降りると、塔のミニチュアが入ってるガラスの球体があり、その前に立つ。 すると、フッと転移の魔法陣が現れ、俺はそのガラスの球体の中へと転移した。 中は南の海のような温暖な気候で、遠くに見える塔の手前に、3-Aの生徒達が俺を待っているのが見える。 俺の背後に居る茶々丸以外、誰一人欠ける事無く、全員が、それもメイド服で。 ……逸る気持を抑え、茶々丸に残りの服を脱がせて貰う。 Yシャツ、ズボン、靴下、そしてパンツ。 遂に全裸となった俺は、両手をYの字に高々と上げると、「もーうっ! しんぼうたまらーーーんっ!!」 楽園(パライソ)へと向って駆けるのだ。「きゃー♪」 嬉しそうな30の嬌声。 先ずは恋人である明日菜に突き入れ、次に使い魔であるエヴァ、さよ、刹那、茶々丸の順に犯していく。 そうして愛人であるザジ、木乃香、超、美空……と、一人残らず喰っていくのだ。 1日が外での1時間になる不思議別荘の中で、こうして大規模な儀式性魔術を行い、同時に彼女達が使徒として相応しい姿へと成長するまで毎日…… 確実に、ラプシィア・ルンを越えたと自負するその日まで…… 飽きる事無く、延々と…… だが、俺は気づいていなかった。 明日菜の力が、惚れ力との戦いで『究極完全不思議力無効化能力』にクラスUPしていたことに。 それによって明日菜と交わるたびに、俺の避妊術、文珠「避/妊」が無効化されていたなんて。 そのせいで、さよと茶々丸を含めて全員が 妊娠 してしまうなんて! 全員をサークル状に並べてお尻を向けさせ、順繰りに抜き差しして、マ☆コ比べ~ なんてバカやってた俺には、気づけなかったのだ。 いや、もうすでに、この時アスナは妊娠していたのだ。 ルシオラを、その腹に宿していたのだ……「ねえ、横島さん。ううん、パパ。お腹、撫でてよ。わかる? この中にいるのよ? 私と、貴方の赤ちゃんが……」 HAPPY EN……D? IF世界の簡易人物立場表 恋人(正妻) 神楽坂 明日菜 使い魔 エヴァンジェリン・A・K・マグダウェル 桜咲 刹那 相坂 さよ 絡繰 茶々丸 愛人 その他3-A生徒全員 後書き ね? テンプレだったでしょ? だよね……? これが、テンプレだよ……ね……? きっとこの後の話は、 別荘で全員が性長しまくり使徒化。 ついでに性魔術的に経験値がウッハウッハで3-A生徒強化。 でも修学旅行先はネギがいないからハワイ。 ネギがいないからヘルマン戦も当然なし。 ここで明日菜妊娠発覚、エヴァの別荘に引き籠もり、ルシオラ出産。 助産婦はエヴァの別荘に居る茶々丸のお姉さんズ。 学園祭編も超が横島にLOVEなので普通のエロコメ。 この辺りでその他全員が妊娠発覚、エヴァの別荘で出産するために引き籠もる。 もちろん産まれてきた子供は全員女の子w みんなで仲良く子育て開始。 そして第2部へ。 子育て先生 よこしマ! 連載スタート。 もしくは、 ママたちは中学3年生! 連載スタート。 あれ? テンプレな筈なのに、ヨコアスRとは比べ物にならない位、原作から遠く離れたぞ……? あと、魔法世界……編は……どこ、いった……? なんで、こうなった……!?