歌が聞こえる
機能を切断され、未だ復旧に至っていないレンズは、何も写してはくれない
でも、音を感知する為の機能はその限りではなかった
歌を感じるのだ。多少くぐもって聞こえる音楽に合わせて、無限に響かんばかりの美しい歌だ
“全・・・包んで、・・・に消え・・・・・・。ムー・・・・・・イト、セレ・・・ーデ”
“・・・魔・・・・・・て、夢を見・・・・・・さ。・・・ターラ・・・・・・、デア・・・ビル”
惜しいのは、途切れ途切れにしか認識できない事か
何かの流行歌だろうか、と御厨は思った
響くそれは、明らかにラジオから発せられる音で、嫌に重々しい
ついでに言ってしまえば、コックピットの中から響く物だから余計によく聞こえる
けれど不快ではない。とても幸せな気分だ
いつだってそうなのだ。他愛もない筈の流行歌は、他愛もない筈なのに人の心を揺り動かす
少しキザな台詞だったかな。御厨は心がむず痒くなった
ふと歌が止み、音楽だけが流れ続ける。御厨の音を感じ取る為の装置に、声が届く
「・・・・・・・・悪くない。悪くないねー。どんなにボロボロになったって、魂込めれば答えてくれるもんなの。この子たちはね」
少女の声だ。気だるげで、だと言うのに嬉しげで、声の若さに似つかわしくない艶がある
どういう経緯を経て、何がどうなっているのか、自分がどこにいるのか。御厨はそれらをよく覚えていない
あの地獄のような場所から脱出し、行き着いたのはどこだったろうか
多分、ダリアの言う「味方」の基地だったと思う。到着してから数秒で意識・・・機能を失った為、確認する暇がなかったのだ
次に目を醒ました時、御厨はメタルヒューム用の鉄のベッドに寝かされていた
作られた窪みに肩と腰を填め込む形の、とてもベッドとは言えない代物だったが、それでもやはりベッドと言うのが一番しっくりくるのだろう
罅割れたレンズで見えるのは吹き抜けになった格納庫の天井部と、後は白い空のみ
気候の関係上、大きな雲が出来ないのか、控えめな太陽だけが印象的だった
意識はハッキリしていなかった癖に、その時に聞こえた声だけはよく覚えている
〔・・・解って物を言ってる訳?あんたのタイプSはバランス機構、骨格支柱、ギミックプレイヤーにサイドサポーター、ついでにフレームその物の歪み。無事な所なんて何一つ無いんだよ?〕
あまりにも何も無い、吸い込まれそうな空だった
気を抜けば御厨自身も消えてしまいそうで、安堵感と共に焦燥がつのった。杞憂ではあるが
そんな中に響く聞き慣れた声と、怒気を含む聞き慣れない声
共通している事は、両方共かなりの声量だったと言う事だろう
〔正直あんたをぶっとばしてやりたい。再起不能にして、二度とメタルヒュームに乗れっこないようにしてやりたい。何を如何動かしたら、あんな風に壊れるのさ〕
〔う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〕
〔あたしはまだ見習いだけど、あんたみたい機体を大切にできない奴は許せないよ〕
実を言うと、その時は声なんてどうでも良かった
ただただ心は退廃的で、一時の物とは言え、そのやる気の無さには今思い出しても歯軋りしそうになる
しかしまぁ結果的には、あの時ばかりはそれで良かったんじゃないかと、思わないでもなかった
〔・・・・・・・・・・・・・・・・あたしだって、出来る事なら壊したくなんてなかった・・・・・〕
〔どのみち!・・どのみち、このタイプSは整備班で預かるよ。それで修理できなきゃ、後はもう廃棄するしかない。そしたら・・・・・・・・・・・あんたのせいだ〕
まともな頭でこんな事を聞かされれば、きっと平静では居られなかったから
・・・・・・・・そこから先は、本当に覚えていない。唐突に記憶が途切れている
情けない事にこの年で痴呆症か、と、御厨は八割冗談で考えた。だが、そんな頼りない脳でも、少しだけ覚えている事がある
それは誰かが走り去る音と、とても悲しげな少女の声
その声があまりにも悲しくて、まるで悲恋を歌う吟遊詩人のような声だったから、御厨は何となく記憶の隅に留めていた
〔・・・あたしだって廃棄なんてさせたくない・・・・・・・・・・・〕
しかしその声は、力強かった。言ってしまえば、ダリアの瞳に、通じる物があった
今思えば随分物騒な話だったと思う。本当に呆けていてよかった
普通の人間だった時ならば何も感じなかったのだろうが、今の御厨はロボットだ。廃棄なんて言い方、背筋が凍る
それはつまり、機動兵器である御厨、若しくは他の兵器にとって、殺される事と同義だ
自分の事なら怯えるし、自分の事でなくても悲しむだろう
少なくとも、今となっては人の死よりも身近に、そして辛辣に感じ取ってしまう
だから、その次に聞こえてきた少女の声には、酷く勇気付けられたのだ
〔・・・・・・・・・やっぱりいやだ。させてたまるもんか。・・・・・・・・あたしが直すんだ〕
―――――――――――――――――――――――――――――――
(この子の・・・・・・声だよなぁ・・・・・)
「~♪~、・・・~♪・・・」
コックピットの中で鼻歌を歌う誰か
御厨は、カメラが機能していない事を残念に思いながら、意識を失った
ロボットになった男 第一章序話 「目覚めにある荒野」
唐突に目覚める。人間の時に感じていた、起床直後のボケなんて物はない
思えば、御厨の状態はいつも極端だった。覚醒しているか、或いはその逆か、若しくは戦闘時に置いて昂揚しているか。その三種類しかない
それについては深く考えないようにしている。意識も、心の在りようも変わって、この上人間らしさが唯一残るファジーな部分まで失ってしまったら、今度こそ自分を人だと思えなくなるからだ
現状に置いて人であるかどうかなど、極めて意味のない問いではある
だが、御厨にしてみれば、絶対に譲れない最後の砦でもあった
(・・・・なんだ・・・・・・綺麗な星空じゃないか・・・・・)
まず認識したのは、それこそ夜の空を埋め尽くさんばかりの眩い星々だった
昼間の空は思わず溜息が出るほど寂しいと言うのに・・・・この違いはなんだろうか
赤、青、緑、そして大きさや光量、全てが違う星達が、一様に黒いキャンパスを彩る
まるで別世界に来てしまったような錯覚さえ受けた御厨は、そこで漸くレンズの罅割れがなくなっている事に気づいた
それを皮切りに、様々な事を確認する。腕、足、胴体、頭部、・・・絶望的なまでに破壊されていた筈の各部は、取り替えられ、修理され、或いは補強され、かっての威容を取り戻していた
とはいっても、偵察用の御厨のちっぽけな威容など元々知れた物だが
現地改修され、タイプRの物になっていた腕も、キチンとタイプSの物に戻されている
別に嫌いではなかったあの腕だが、やはりこちらの方がしっくり来るような気がするから不思議だ
全てが全て、まるで魔法のように元通りになっているのを確認した御厨は、ほっと胸を撫で下ろした。
勿論イメージ上で、だが
完全に修復された己に安堵した御厨は、辺りに人の気配がないか探す
自分の現状を確認した後は、やはり身近な人の事が気になるのだ。一刻も早く、ダリアやホレックの顔を見たい
二人は無事だろうか。いや、無事な筈だ。二人は結果として、傷を負っていないのだから
暫く、きょろきょろとレンズを動かして人影を探す。勿論御厨は今、仰向けに寝かせられている状態であり、どれほど懸命にレンズを動かしても、確認できるのは満天の星空だけだ
しかしそれでも視線をさ迷わせるのは、やはり仕方のない事だろう。意図せずして、御厨は未だ人間臭い所を多分に有していると、無意識に証明した訳だ
だがどれほど探しても、御厨の望む物は見つかりはしなかった
(何て言うか・・・・寂しい所だ)
御厨は、自分が寝かせられている場所を、辺りを確認すらしていない癖にその一言で表した
吹き抜けの筈の天井は、今はない。開閉式になっているのだろう。現在は全開と言う訳だ
視界が確認できない以上、どこかで野晒しにされていると言う可能性もあったが、御厨は流石にそれはないだろう、と無意識の内にその可能性を排除する
そうされる理由もないし、態々手間暇かけて修理した機体を廃棄する訳がないからだ
まぁ、意図的に考えないようにしたのかも知れないが、その辺はご愛嬌だろう
それから暫くの間、やはり御厨はダリア達の影を求め、レンズを彷徨わせる
しかしそれを三時間以上続けると流石に飽きた。御厨は忍耐力のある方だが、それも人の何倍とある訳ではない
いや、飽きたと言うより諦めの方が強かったのだろう。どうせ自分は動けないのだ、と
子供にも出来るような事が出来ない惨めさ。御厨は、冷静でありながらもそれに打ちのめされていた
(・・・・・・・何を今更)
どうも考え込むと、ネガティブになっていけない。御厨は胸中で頭を振る
むしょうに人恋しかった。誰でも良い。話せなくても構わないから、兎に角『誰か』に傍に居てほしい
普段なら苦笑して誤魔化すような願望だが、今は堪え切れなかった
・・・・・・・・そしてその願いをかなえるかのように、御厨が聞いた事のある音が響く
間の抜けた、空気の抜ける音だ。それは圧縮空気を排出し、スライド式の扉を開く時の、ジェネガン基地でもよく聞いた音だった
御厨の心臓が、クリスマスにプレゼントを受け取った少年のように跳ね上がる
(人!)
誰だろうか、何てことはこの際気にならなかった。でも欲を言えば、ダリアかホレックが良いかな、なんて考えなかった訳でもない
耳を澄ませば、足音が聞こえた。それは間違いなく御厨に近づいてきていて、御厨はワクワク、というよりソワソワし始める
そして、何者かの足音が横たわった御厨のすぐ傍で、ピタリと止まる。それと同時に、外部操作で御厨のコックピットがせり出す
次の瞬間、足音の主は一体どんなマジックを使ったのか、コックピットに飛び込んで来ていた
薄暗い中でもハッキリと見える。ツンツンとはねた髪の毛に、少年と呼べてしまいそうな童顔。そして少年そのままのキラキラと輝く瞳。今は、灰色の軍服を着崩している
落下の勢いそのままにシートに体を沈ませたのは、何を隠そうホレックだった
(ホレック!!)
この世に神様が居るなら、それはきっととても優しい御方だろう
神様どころか幽霊すら見た事のない御厨だったが、何故か唐突にそう思った。些細な事が、本当に嬉しかったらしい
初見から少ししか経っていない筈のホレックの顔が、まるで往年の親友のように見える
御厨ははしゃぎ過ぎている自分の心を自覚して、極めて冷静を保とうと努力した
ホレックはシートの上で、二、三回コックピット内を見回す
きょろきょろと、まるで大型犬のような仕草に、思わず御厨は笑ってしまった
それからホレックは、暗闇の中、手探りで計器類を探し出そうと奮闘した。何がやりたいのか御厨には理解できないが、少なくとも「来ただけ」ではあるまい
軍人が軍服を着て、何となく、で兵器の中に入るものか
御厨は、親切心と悪戯心を程よくブレンドさせてコックピット内の明かりという明かりを、これでもかと言わんばかりに明滅させる
計器の位置を確認できるように、と言う気持ちと、驚かしてやろうという悪ノリだ
効果覿面。真っ暗闇だったのが突然光瞬くようになったのだから、当然ホレックは驚く
しかし、何か納得したように息を吐くと、そのままどっかりとシートに背を預ける
御厨は、予想よりも驚かないホレックを訝しんだ
「・・・成る程。照明、計器類に異常なし。・・・・・ダリアの言う事は本当だったんだな」
御厨の心臓が跳ねた。勿論先程とは別の意味で
「えーと・・・・うん、大丈夫か?シュトゥルム」
硬直した。硬直せざるを得なかった。だって、御厨に心臓があれば、それは正に活動を止めてしまいそうな事をホレックが口走ったからだ
どういう事だ?
ホレックが、自分の存在を知っている?
ダリアが話したのか?
高速で思考が回る
いや、遅かれ早かれバレていただろう。御厨は、ホレックの前で動いているのだから。ダリアをコックピットに乗せずに
しかしその程度で、ただの機械が意思を持っているなんて、普通は考えない
やっぱりダリアが教えたんだ。そう考えた御厨は、心が凍った気がした
御厨は混乱する。これからどうなるのだろうか。分解か。いや破棄か。どっちにせよ冗談じゃない
訳も解らずこんな体になって、訳も解らないまま死ぬのか
いや、死ぬと決まった訳ではない。もしかしたらバラバラに分解されても、生きていられるかも
御厨は、ホレックが己の残骸の上で、高笑いしている様を想像する
・・・・それこそ冗談じゃない
何度でも言うが、御厨は思い込みが激しい。信じ込んだら一直線だ
そしてそれは美徳ではないが、悪徳でもなかった。しかし今回ばかりは、その力のベクトルは悪い方に向かっているように見える
ホレックの行動と自らの行く末をあんじて、御厨は本気で怯えた
御厨はこんな性格だから、友人が少なかった。彼の頑張りはいつも方向性が歪んでいて、その心中を理解してくれる人間はごく稀だった
御厨が誠実な人間を好んだのは、必然だったのかもしれない
いつもどこか抜け落ちてしまっている自分を、真正面から叩き直してくれるような、そんな真っ直ぐな人間
それはどんな者だったろうか。今、彼の中に居る、ホレックのような男ではなかったか
真剣にこっちを気遣うホレックの声。それを聞いて、やっと御厨は我に帰った
「お、おい!何だか照明の光が凄い事になってるんだけど、大丈夫か?!」
ハッとした。どうやら御厨の混乱の加速に合わせて、照明の明滅間隔も高速化していたらしい
そして御厨は考える。ダリアがどんな人間だったか、ホレックがどんな人間だったか
何も分からないこの世界で、唯一頼れるのがダリアだ。疑う余地なんてない。言うなれば、彼女は掛け替えのない親友で、信頼すべき相棒だ
ホレックはどうだ。勇敢な好青年ではないか。御厨の見て来た彼の行動は、全て信頼に値する物ばかりの筈だ。恐らく、ダリアの不利になるような真似はするまい
落ち着け、落ち着け、と、心中で念じる。これは以外に効く。すっと心が冷めていく
ホレックが真剣にダリアの身を案じるなら、即刻この「タイプS」の異常を然るべき立場の人間に報告する筈なのだが、御厨はそこまで頭が回らなかった
兎に角、あの地下基地で生死を共にしたこの青年は、酷く信用できる気がする。御厨は無理矢理納得した。今現在は、何も問題はない。・・・・・・・・筈だ
「・・・・・・・・・・・・・落ち着いた・・・・かい?」
いつしか照明と計器は、安定した光を放ち続けていた
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それからホレックは、首を捻りながら話をしてくれた
ダリアに伝えてくれと頼まれたらしい。それは、イチノセ大尉の事だった
御厨達がこの「サリファン基地」に辿り着いた時、既にジェネガンの兵員達は、ここで対スパエナ(国名らしい)軍の迎撃戦線に参加していた。ホレックが居た基地の兵員も、だ
正直、なんのこっちゃ、と言うのが御厨の感想だが、説明を求める事もできない
到着したその時には、既にイチノセの葬送式は終わっていた。ダリアは「指示を仰がぬまま」独断専行を行ったとして、二日の禁固刑を受けたらしい
救出作戦中の事により、色々と抑えられた部分があるのだろう。よく銃殺刑にならなかったものだ。だがそれより気になるのは、事を報告したであろうアンジーだ
イチノセは確かに「引く」と言ったのだ。指示はでたのに、それをダリアが無視した
指示を仰がぬままの独断専行な訳がない。勿論、ダリアは嘘を報告したアンジーに理由を聞き出しにかかる
「隊長の遺言だよ・・・・ハヤトの、遺言だ」アンジーは一言、そう答えた
「思う所があったんじゃないかな、ハヤトって人もアンジーさんも」
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
御厨は、なんとも言い難い表情で頬を掻くホレックを見ながら、沈んだ心を奮い立たせていた
ホレックの表情が厳しいのは、自分が機械に話し掛けている変人だと理解しているからだろう
どれほどダリアから聞いたといっても、やはり何が何だか理解できていない筈だ
ここで御厨が返事でもしてやれれば言いのだろうが、生憎とそれはできない。非常に残念だ
ダリアの禁固刑。丸っきりアンジーの嘘なのか、それとも本当にイチノセの遺言なのか
御厨には判断し難い。でも、彼が死んだという事実だけは、心に重く圧し掛かる
(・・・・・・・ダリア・・・・・・落ち込んでなきゃいいんだけど)
きっと、振り切れないんだろうなぁ、と、御厨は思った。そして自分も
これからきっと、何人も御厨の目の前で死んでいくのだろう。もしかしたら、いやもしかしなくとも、自分とダリアも例外ではない
儚いなぁ、本当に儚い。御厨の感想だ。人の命は、もしかしたら蛍などより余程儚いのではないか
返答はないと解っているのだろうが、構わずホレックは話し続ける
「それだけなんだ。今日ここに来たのは」
(ありがとう・・・・・・・ホレック)
イチノセの死は、赤の他人と言ってもよい御厨にとっても、非常に重い出来事だった
このサリファン基地に到着して、改めてそれを再確認したような気がする。余り嬉しい出来事ではない
だが、ホレックのお陰で色々と知る事ができたし、覚悟を決める事も出来そうだ
何の覚悟かは御厨には解らないが、心を強く持つ事は、この先絶対に必要だ。そう感じている
辛いな、と御厨は胸中で何度も呟く。そして、その度にダリアの事を思い出す
(きっとダリアは、もっと辛いんだろうな・・・・・・)
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長らく、長らくお待たせしました。あ、いや、待っていてくれたかどうかは知らないんですけど・・・・。
皆様感想ありがとうございます。何度もしつこいですけど、私今、目がじんわりとしてて前がよく見えません。
特にタイチさん、助言ありがとうございます。しかしそれをしてしまうとベクトルが変わってしまいまして・・・・。
よくあるじゃないですか。持ち主に危険が迫ると、都合よく「真の力が云々~」とか、「~の意思がなんたら~」とか
ピンチの主人公を勝手に動いて助ける剣だの槍だの
私は、その動かしてる側を書き表す事ができればいいな、と思ったんです。
多視点文章構成になると、どうにも面白味がなくなってしまいまして。
何とか、御厨の主観のまま、御厨の視点のまま解決できない物でしょうか。いや、私に腕がないのが一番の原因なのですが。
兎に角、これを読んでくださった方々、更に感想や助言までくださった方々、本当にありがとうございました。
これからも、呼んで頂ければ幸いです。