注)これ以降のおまけは本編には関係ありません!!
……多分。
警告)
あと、恋姫を愛する人々には冷酷な表現がありますので、そういうのを好まれない方は読まないようお願いします。
■■■おまけ1 後宮への道
■袁紹編
「一刀!跡継ぎをつくることにいたしましたわ!
今夜は私の部屋に来ることですわ!!」
「ど、どうして俺が?」
「皇帝の世継ぎです。父親が天の御遣いであれば、誰も文句を言わないでしょう。
それに私が呼んだときはすぐくることと申し渡してあったではありませんか!
いいですわね!!」
「は、はいっ!!」
■文醜・夏侯惇編
「春蘭!今晩は曹操をも倒した最強の矛を倒しにいくぞ!」
「おお!!」
……
「ちょ、ちょっと、猪々子さん!何しているんですか!!」
「あたしらは……強い相手を……倒すため……
だめだ、あたしでは歯がたたない。春蘭、あとは任せた」
「任せておけ!これが、華琳様を!!
許せない!!っぐ…くそっ、このわたしまで負けてなるものか!」
「夏侯惇さんまで!!やめてください!!」
「か、華琳様!この夏侯惇、仇をとれず、あぁ、やられてしまいそうで……あぁぅぅ……申し訳ありません……あうぅぅぅ……」
「春蘭、明日も来る必要があるな!」
■孫策・周瑜・陸遜・呂蒙編
孫策、周瑜は今まで以上に一刀に怒りを感じていた。
それと言うのも……
「あれ~?孫策も周瑜も生きてる」
というのが、孫策・周瑜が業に連れてこられたときの一刀の第一声だったから。
「復讐が必要ね」
「ああ、その通りだ!!」
それから数ヶ月。
「あの、一刀様。お願いがあるのですが」
「なんですか?呂蒙さん」
「軍師が一人前になったときに衣装が与えられるのですが、それを男性に見てもらうという伝統が孫家にあるのです。
それを一刀様にお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?」
「ええ、そのくらいお安い御用です」
そして二人で呂蒙の部屋に行く。
「ちょっとそこで待っていてください」
と、一刀を閨に座らせて着替えに行く。
「これなのですが……」
程なく恥ずかしそうにやってきた呂蒙の姿を見てみれば、申し訳程度に着色されているが、ほとんど裸。
それどころか局部を目立たせるようにペイントされていて、裸よりいやらしいかも。
「呂蒙さん!」
「きゃっ!!」
思わず呂蒙を閨に押し倒してしまう一刀。
「押し倒したわよね?」
「ああ、か弱い女子を犯すとは許せぬな」
「お仕置きが必要ですよね~~」
というのは、孫策・周瑜・陸遜の声。
その姿は氾水関で見たボディーペイントの再現である。
まんまとはめられた一刀であった。
■夏侯淵・孫権編
「はぁ……」
「どうされたのですか?斗詩様」
「ああ、蓮華さん、私妊娠しちゃったんですけど、そうすると一刀さんが夜さびしくなってしまうから……どうしようかと思って」
「それなら、私と秋蘭さんにお任せください」
「うむ、斗詩様の代わりを無事務めてこよう」
■逢紀・郭嘉編
「稟はん、今日はお客様をおもてなしいたすのでありんす。
ふたりでしっかりとお客様をお喜ばせするでありんす」
「わかりました、太夫様。
明日の朝まで満足いくようお務めいたします」
■張遼編
「一刀」
「な、何?陽」
「私の配下になった張遼だ」
「そ、そうなの。で、何で閨まで連れてきているの?」
■麹義・黄忠・厳顔・黄蓋編
「ちょっと、一刀!どこまで側室を増やせば気が済むのよ!!」
当然、これは田豊。
「だ、だって……
事故がつづくんだもん。
でも、もう大丈夫だと思うよ」
「どうしてよ!」
「だって、残っているのはほとんどおばさんと子供だけだもん」
「本当ね!!」
それから数時間後。
「なあ、一刀!」
「なんですか?朱雀さん」
「ちょっと話があるんだが、部屋まで来てもらえないか?」
「ええ、いいですよ」
麹義の部屋で待ち構えていたのは黄忠・厳顔・黄蓋。
「残っているのはほとんどおばさんっていいましたね?」
「そうか、おばさんか」
「おばさんがどんなものか教えなくてはなりませんねぇ」
■荀彧・張角・張宝・張梁編
ある日のこと、曹操と荀彧が街を歩いていると、張三姉妹が向こうからやってくる。
「あら、久しぶりね。みんな元気でやってる?」
と、曹操が尋ねるが、三姉妹揃って、曹操・荀彧を睨みつけるだけで、返事もしない。
「ちょっと、あんたたちなんなのよ!今までの華琳様のご恩を忘れてしまったの?」
と、3人を糾弾するのは荀彧。
「いえ、恩はよく覚えております。
それはよくしていただきました。
でも、袁紹様に下ったからと言って、私達の人気まで蹴落としてしまわなくてもいいではないですか!!」
と、半ば泣きそうに言い返すのは張宝。
「は?なんのことよ?」
「ご存知ないのですか?!
もう、今や人気なのは曹操様と荀彧様。
焼かれてしまった春画を小さくしたものを男どもはみんな持っているのです。
それで私たちのコンサートには、もうあまり客がこなくなってしまったのです!!」
それを聞いて怒りが沸騰する曹操、荀彧。
「桂花!一刀に制裁を加えておいて!」
「わかりました、華琳様!!あなたたち、復讐するわよ!!」
その晩、王宮に密かに招き入れられる張角・張宝・張梁。
「いくわよ!」
荀彧の手引きで4人が一刀の閨を襲う。
「ちょ、ちょっと、どうしたんだよ、4人とも!!」
「これが華琳様を陵辱し、私たちを辱めた悪の根源の肉棒!」
「ゆるせな~い」
「私たちの人気を落としてしまった根源ね!」
「制裁させてもらいます」
「うぎゃーーー!!」
翌朝……
「一刀!制裁がこれ一回で終わるとは思わないことね!」
艶々の4人と干からびた一刀が閨にいるのであった。
■番外
楽進?李典?于禁?ほとんど出番ないし。
甘寧?ふんどしだし(←全く理由になってない)
袁術?張勲?蜂追っているから接触ないし(よかった)
魏延?でてもこなかったし(于禁も出てこなかった?)
馬超?馬岱?貂蝉たちといっしょだから大丈夫。
鳳統?許緒?程昱?典韋?孫尚香?陳宮?子供だし。
■■■おまけ2 区別
踏頓のところには踏頓というか貂蝉以外の人間も当然いる。
そんな人に馬超が尋ねている。
「なあ、貂蝉って500人おんなじ格好だろ?」
「いや、微妙に違いますよ」
「そ、そうなのか?じゃあ、あれは何号?」
「あれは貂蝉119号、こっちが貂蝉55号、あそこにいるのが貂蝉3号……」
「ど、どうしてわかるんだ????」
■■■おまけ3 実年齢
■その時
「ちょっと一刀!このシャオも抱きなさいよ!」
「子供は抱かないの!日本の法に触れるから」
「シャオは子供じゃないもん!」
「どうみても子供だろ!」
「じゃあ、シャオを何歳だと思っているのよ!」
「うーーーん……6、7歳かなぁ」
「黄巾の少し後に生まれたのよ!少しは考えなさいよ!!」
「えーっと、黄巾が184年頃、赤壁が208年頃だから…………黄巾から24年以上たったのかな?」
「じゃあ、シャオは何歳よ?」
「……えっ?20歳ちょっと?!」
「そうよ!だから抱きなさい!」
「ちょ、ちょっと待て!なんで体は子供なんだよ?!」
「この世界では精神力が続く限り、若い姿を保ち続けることができるのよ!」
「そ、そうなのか。じゃあシャオは子供の姿を保つ精神力を持っているってことなのか?」
「違うわよ!姉妹の年の差はどうにもできないの!
だから、本当はお姉様はそろそろおばあさんなんだけど、お姉様があの姿を保っている限り、シャオはいつになっても大人の体になれないの!!」
「それは……可哀想だな……」
「でしょ?だから抱いて!!」
「んなこといったって、見た目も言動も子供だからやだ!」
「むーー!!」
一刀は考える。
ということは……
20歳代 孫権
30歳代 孫策
この辺はまだ許容範囲としても……
40歳代 荀彧
50歳代 袁紹 曹操
なのだろうか?
顔良、文醜は40代位?
黄蓋、黄忠は60代?それ以上?
そして……そして…………
「ね、ねえ、斗詩。菊香の年齢って知ってる?」
「菊香の?えーっと、袁成様の時も、袁湯様の時も……あ、確かその前の袁京様の時もあの姿で仕えていたという噂だから……あっ!!」
「斗詩、何を話しているのかしら?」
「きっ、菊香、何でもないんだから。
そ、そうだ、ちょっと用事があああああったんだった……ごめんね、一刀」
そそくさと逃げていく顔良、真っ青な顔で残される一刀。
「ねえ、一刀」
一刀の後ろからぬた~と抱きつく田豊。
「おんなの年はミステリアスなの。
調べてはいけないの。
いいわね?」
■ 20年後
一刀は大量の子供の内の一人と話をしている。
「えーー?!?!斗詩ママって、昔はスマートだったの?」
「ああ、ちょっとぽっちゃりしてたけどいまよりはずっとスマートだった」
「それじゃあ他のママは?」
「恋は寡黙だった。
華琳は威厳に満ちていた。今みたいにでれでれじゃなかったんだ。あと貧乳だったな。
月は気弱な感じだった。
詠もスマートだったんだぞ。
愛紗は昔も巨乳だったけど、人間の範疇だった―――(後略)」
「それじゃあ菊香ママは?今でも少女みたいな姿だから結婚したときは子供だったの?」
「菊香は……考えてはいけないんだ」
あとがき
実年齢は考えてはいけません!
……いけません。
将来の体形や性格の変化を考えてもいけません!!
……いけません。
さて、感想のレスを兼ねて、いくつか補足を。
麗羽様……おまけで処女を捨てました。これで麗も安泰でしょう。隋か唐の時代まで残るといいのですが。立憲君主制になりそうなので、案外長持ちするかも。
厳顔 黄忠 黄蓋などのその他の将……おまけに一瞬登場しました。
周泰……さすがに一刀の命を狙ったものは袁紹配下には入れられなかったので、劉備と共に逃げることにしました。
翠と蒲公英……好きでも嫌いでもない程度なのですが、「ここにいるぞー!」を出したかったのでああいう話になってしまいました。
日ノ本の国に忍びの術……つっこみがあったのは一人だけでしたか。500人の貂蝉とか、三種の神器あたりもつっこみがあるかと思ったのですが、その程度では袁紹伝の脱線の範囲内だと思われてしまっているのでしょうかwwうれしいやら情けないやら……
卑弥呼……劉備が逃亡ENDの後に再度接触を持たせようとしたら、卑弥呼になるくらいしかなかったので、卑弥呼になって日本を統一することにしてしまいました。彼女ほどの実力があればなんとかなるでしょう。ですから、我々の遺伝子には劉備や諸葛亮や趙雲や公孫讃のものが……??周泰の遺伝子は伊賀か甲賀に残っているかもww
正室は……もう、何をやっても無駄だと諦めたようです。
平仮名……それをいっちゃあおしめえよwというかんじです。そもそもひらがな無いでしょう、その時代。
諸葛亮……どうして劉備についていったか?もちろん弱みを握られているからです。
「と、桃香様。あの、私は足手まといになりそうですし、船の食料を守るためにもこの船を降りた方がいいかなぁ~なんて思っているかもしれないのですが……」
「ねえ、朱里ちゃん。朱里ちゃんと一緒に寝たときにね、桃香ちゃんの寝巻きとあそこが、朱里ちゃんの」
「わぁーーー!!お、おもらしなんかしてましぇん!!」
「そうだよねえ!ところで、この船がどうとか言っていなかった?」
「と、桃香様に、この船に乗ってどこまでもお供いたしましゅ……」
不憫でしゅ。
国号……SSの設定(と勝手に一刀が解釈している)では華でゲームが終わると日本に戻ることになっているので、敢えて別の国号にしました。
趙雲……汚れ役でいいように使われるだけの人物に見えますが、実は劉備の遠謀を十分理解したうえで加担しながらも、劉備が敗れた場合には一刀の部下だということで命を助けてもらうと言うことを考えている、これまたなかなかの策士であると言うイメージはあったのですが、そういう描写は一切ありませんでした。
敵……本編のあとがきにも書いたのですが、この袁紹であれば劉協を拉致した時点でもう天下をとったことになってしまうでしょうから、それ以降は平和な世になってしまうことが予想されます。その状況で無理やり戦乱を起こしたので、敵はどこもかしこも弱くなってしまっています。まあ、深くは考えないようお願いします。
張飛……そうですよね!ある意味、一番不幸ですよね!劉備は馬鹿な扱いをされたら、酷すぎるといわれているのに、張飛は同じくらい馬鹿な扱いをされているうえに、最後の最後まで馬鹿扱いなのに、誰にもその点を突っ込まれません。その上、感想にもほとんど(全く?)でてこないほどの空気さ!不憫すぎます!!まぁ、どーでもいい事ですがww
その後のエピソードなど……ありません。XXX版もありません。以下のようなアイデアはあったのですが、
■■■おまけ4 歴女
実は袁紹は現代日本から転生した歴女であった。
そして、次のような手紙を残して消えてしまった。
このたび無事戻れることになった。
だからあとは一刀が皇帝になって適当にやっといて。
国号は"唐"がいいと思う。
どうも、うまいこと話ができないので、ボツにしました。
今、全体的に改定を行っていて、[7] 醸造のあとに一話挿入をするかもしれませんが、追加があるとしたらそれだけです。
なので、その後のエピソードや本編に示されていない外伝などを書いてくださる奇特な勇者(猛者)がいらっしゃいましたら、ご自由にお願いします。
私も見てみたいです。
非難轟々になっても救済できませんが……。
以上でした。