この小説は 丸い月 さんの シンジ君はブロンティストのようです に酸化されてきょうきょ書き上げたものであって本人とは無関係。
許可は取ってない(リアル話)
なので訴えられたら確実に高確率で敗訴するし裏世界でひっそり幕を閉じる
本人から許可っぽいものが取れたのでこれは公式に認定されたな続きを欠かざるを得ないな(やる気話)
それと本編は以下からやるます!
◇◇◇
その日の夜、なのはは不思議な声を耳にして、町へと繰り出していた。
こっそりひっそり、親兄弟に見つからないように抜け出して、なのはは急ぎ足で動物病院へ。
向かう先には預けたフェレット。なのはは、昼間にも聞こえた声はこのフェレットが喋ったんだと確信していた。
あともう少し。走り続けた結果、足に疲れを感じる。しかしなのはは自身を叱咤し、衰えた勢いを取り戻す。
――そして、轟音が響き渡った。
「わきゃっ!?」
あまりにも大きなその音に、反射的に耳どころか目も塞ぐ。
ばらばらと辺りに瓦礫が落ちる。……暫くして、静寂が辺りを支配したところで、なのはは閉じていた目を開いた。
塵がもやもやと漂う中、その目は緑色の輝きを捉える。
その輝きを発していたのは、やはりあのフェレットだったのだ。
「ふぇ、フェレットさん、無事――」
「おい馬鹿やめろ! 声を上がると居場所がばらされふぇしまう!」
普通にフェレットさんの声の方が大きいなあ、となのはは感想を抱いた。
カカッ(なのはにはそう聞こえた)と駆け寄ってきたフェレットは、まるでなのはを守るかのように傍らで周囲を警戒しだした。
「おもえは俺が呼んだ黒か?」
「え? う、うん、呼ばれたから来たんだけど」
くろ、とやらが分からないが、どうやら呼び出したことを言っているのだと気付いたなのはは頷いた。
「俺はナイトだから守ることにかけては一級品だし破壊力もばつ牛ンだが、破壊力の源たるデんバイスがにい;;
守るナイトが守らるるお前を呼んだのはちょっと僅かにプライドがパリンだからな。
俺が全力で守るから破壊的な破壊活動をしふぇしまっているモンスターは本気出して一撃でいいぞ」
なにやら物凄く聞き取りにくい内容を、なのはは必至に噛み砕き、とりあえず必要なところを理解した。
「えっと、要するに、私に塀を壊すなにか大きな動物を倒せって言ってるの?」
「お前がなにを言っているのか理解不能状態。俺が言ってるのは毒物でなくてなにかロスト路ギアの端っこから出てきたモンスターなんだが?」
「??? ろすとろぎあ?」
「おいィ……お前絶対魔法不知火だろ……」
「魔法?」
「この黒は早くも終了ですね;; このままでは俺の寿命がストレスでマッハなんだが……」
なにを言っているのが段々よく分からなくなってきたなのはは、頭がこんがらがって来ていた。
と、そこでひゅん、と風を切る音がした。同時に電信柱が根本から倒壊する。
なのはは視界の隅に、巨大な黒い塊を見た。
「な、なに!? 今のなに!?」
「あれが噂されるロス吐露ギアのもぬsたー。このままでは俺達は裏世界でひっそり幕を閉じる。
この際だから初心者でも大歓迎状態だからこれを持つべき」
フェレットは、首に掛かっていた赤い珠を差し出した。
なのははちょっと戸惑い、それを手に取る。
ほんのり暖かい、と思った。
「取り合う図ちょっと僅かに時間が欲しいと思ったのでシールドを張る! お前は俺の後に続くべきミッドチルダ公用語で言うとリピートアフタミー」
「わ、分かった」
フェレットがまた緑色に輝き、辺りにそれと同色の球場の防壁が現れる。
しかしなのははそれに驚いている暇はなかった。フェレットの言ったことに集中していたからだ。
「黄金の鉄の塊で出来ているナイトが皮装備のジョブに遅れをとるはずは無い!」
「おうごんのてつのかたまりでできているないとがかわそうびのじょぶにおくれをとるはずはないっ!」
【Stand by ready. set up.】
言葉が終わった途端、桜色の光が辺りを埋め尽くし、それは天に昇る形を取った。
「え? え!?」
「ほう始めから上級波の魔録を持ってるのか。これでPスキルがアップすればまさに鬼の力と言ったところかな」
「な、なんだかよくわからないんだけどどうすればっ!」
「適当に服装を杖を想像すろ。あとは放置(自動話)」
いきなりそんなこと言われても……。なのはは思うが、今更そんなこと言ってもどうにもならないのだ。
仕方がないので、なのはは通っている小学校の制服を思い浮かべた。杖の方は、全く思いつかなかったのでそのまま考えもしなかった。
そして桜色の光がなのはを覆い尽くし、直後、嘘のように収まる。
光の中から帰還したなのはは、小学校の制服を少しだけ手直ししたような服を着て、騎士盾を持っていた。
「え? 杖じゃなくて盾……?」
「思うに杖を想像しなかったのではないか? そのデバいスは零時んぐハートで俺が盾として活用していたのでデフォルト設定はケーニヒシールド」
「ケーニヒシールド……」
紫色の金属で表面が覆われ、黄金で縁取りと模様が描かれている。
そのデザインは格好いい、となのはは思う。思うが。
「お、重たいんだけど……」
「重さによってダイヤモンド並みの硬度をエーテルんだが(仕様話)」
なのはの身長にほど近い大きさを持つそれは、当然大きさに比して重たい。
今は重さの大半を地面が支えているため、なんとか支えられている状態だった。
「しかし魔王子牛にはなんの問題もないので問題はなかった」
「重たいってのは、ちょっとした問題だと思うんだけど」
突如、どん、となにやら鈍い音が響き、防壁を揺るがした。
音がした方――上を見上げると、そこには防壁にのしかかった巨大な黒い塊が、赤い目を光らせてこちらを睨んでいる。
「ひっ……! も、モンスターって、これのこと!?」
「おぶえてる暇はにい。早く撃ち倒しテ!」
そうだった、となのはは手元の盾を見る。
「ってどうすれば!?」
「レイジんグハートは最近でもメラ寿司い祈願型デバんスなのでスキはなかった。祈るだけでいい(謙虚)」
「祈る……」
目を瞑り、なのはは思う。あの怪物を倒す祈り。
うち倒す。具体的なイメージはないが、ただそれだけを想い、祈った。
祈る相手は――レイジングハート。
【All right, my Master.】
なのはから、魔力が目に見えるほど立ち上っていく。
それらがレイジングハートに集まり――
【/magic "Sealing" "Jewel Seed XXI".】
多数の帯の形を取ったそれは、一直線にジュエルシードの生み出したモンスター目掛けて襲いかかる。
帯から膨大な魔力を注ぎ込まれ、モンスターは内側から破裂したように、溶けて消えた。
その中心から落ちた青い菱形の宝石を、フェレットが回収する。
「見事な仕事だと関心はするがどこもおかしくはないな」
「えっと、うんっ。これで、終わったんだよね?」
あまりにも呆気ない結果に、不安そうに問う。
「そうだなお前の仕事は終わり。後は俺に任する」
【Receipt number XXI. Mode Release.】
フェレットはレイジングハートに青い宝石を触れさせると、そのまま消えた。
そしてレイジングハートは赤い珠に戻り、なのはの手から盾の重みがなくなる。
ふと、なんだか頼りなくなって、あ、と声が漏れた。
なにを思ったか、フェレットは手に戻したレイジングハートを、なのはに投げつけた。
慌てて受け取るなのは。
「リア♀が泣きそうなか鬼なったので想像を絶する悲しみがユーノを襲った。泣きやんでくだしあ;;」
「な、泣いてないって!」
「実際におもえはな無駄を流してはいないが心から汗を流している矛盾。ナイトを騙すのは百年はやい」
「ううー……」
確かにこれでお別れかあ寂しいなと、なのはは思っていた。
それを見抜かれて、恥ずかしさで顔が真っ赤になった。
「俺はこれでデバイんスがなくなったな戦闘できないな。そこの黒はパーティー入れ入らないと俺がそのまま骨になる」
結局、最後の最後までわかりにくい言葉だな、と思いながら、頭の中で噛み砕く。
そこで気付いた。このフェレットが、なのはを誘っていることに。
「えっ、いいの?」
「いいぞ」
言葉に被さったその一言に、なのはは満面の笑顔を浮かべる。
そして、嬉しさがじわじわとこみ上げてきた。
「それじゃあ、私もなにかお手伝いさせてもらうね」
「増えるシードはあと20個あるんだが?」
「(増えるんだ……)じゃあ、そのお手伝いするっ。よろしくお願いしますっ」
「お願いさるるた」
1人と一匹は、そのまま夜の町へと消えていった。
◇◇◇
後書き
公開したが後悔してない。
勝手にネタを使ったが、丸い月 さんは
「……誰か勝手に続きをかいてもいいんじゃよ(チラッ」
と言っていたのでどこもおかしくはないな。
続きじゃなくて再構成じゃんといううあぼな突っ込みは馬の耳に念仏状態なのでスルーさるる(リアル話)
ちょっと僅かに展開が早い気がひゅんひゅんしてきたがネタなので早さ優先だからな。
2009/12/08 レイジンぐはんトの魔法えいしゅおをFF11のテキストコマンド風に変更すますた