ルーエルちゃん極秘マニュアル
外秘
始めに
ルーエルちゃんが愛しいえーじの為にしたためたマニュアルです。
色々と独断と偏見で書かれてる箇所もあるので基本的に外に漏らすの禁止。
主能力について
筋力 力です。攻撃力全般に影響したり、アイテムを運搬したりまぁ、見たままそんな感じ。えーじはもっと鍛えるべき。
耐久 生命力です。これがあることでダメージを食らっても死ににくくなります。一番重要。スタミナやアイテム運搬にも影響します。
器用 命中力や生産での成功確率、また敵からのダメージ軽減に影響します。
感覚 回避力や直感、遠隔武器のダメージや、クリティカル率に影響します。また、呪いや早期異常の発見にも影響します。
習得 知恵です。主にマナ運用の最大量をあげたり、スキルの取得や成長に影響します。
意志 そのままです。精神系のステータス異常の抵抗や、マナ運用の最大量、またスタミナに影響します。意志力で身体を動かせみたいな。
魔力 えーじには必要の無い説明ですよね。
魅力 容姿や人を引き付けたりするオーラのようなものです。交渉をあげたりえっちなことすると上がりますよ
スキルについて
スキルは使用するものと、能力としてあるものの二つが存在します。
使用スキルも能力スキルと同じく、使うことで習得度が上昇します。
使いどころは限定されますが、能力スキルと比べ上がりやすいです。
新スキルの取得方法
ギフトと呼ばれ、三種類あります。
一つ目はある種のものを満たすと、自動的に習得されるスキル。
二つ目は迷宮内で宝物として取得することで取得できるスキル。
三つ目は神々によって与えられるスキル。一番ギフトのあり方に近いと思うです。
魔法について
魔法には攻撃手段として精神系統に影響を及ぼすものと、直接的に攻撃するものとあります。
魔法に対抗する手段としては沈黙のポーションを投げるほか、魔法への耐性をあげる方法があります。
魔法の中でも火の魔法は持ち物を燃やされたり、また森型の迷宮で使われると大火災に発展しかねないので注意が必要。
上位になると空間移動を用いたり、他にも様々な冒険を楽に出来る術があるため、魔法使いはPTに一人は居ると便利。
耐性について
耐性が上がると、その攻撃手段のダメージを劇的に減らす他、引き起こす状態異常も緩和できますです。
例えば電撃属性への耐性を上げれば麻痺しにくくなります。
装備品について
DVは回避力を高め、PVは防御力を高めます。
☆『 』は何かしらの恩恵が強く込められた装備品であり、貴重です。
☆《 》は強力な恩恵が込められた装備品であり、非常に劣化しにくく、更に貴重です。
★は神々によって創られた特別なアイテムであり、劣化はしません。
装備品によっては祝福されていたり呪われていたりするものがあります。
呪われていると装備を外すことができない他、様々な異常を引き起こすため、注意が必要です。
職業について
職に就くことによって、自身の主能力やスキル成長にボーナスを加えます。
ある意味種族の枠組みを超えることのできるシステムであったりもします。
本来人間がオーク以上の力を持つことは出来ませんが、狂戦士等の大幅に筋力成長率の高い職に人間が就いた場合、
オークの戦士の筋力を上回るケースも少なくありません。
なお、成り立てはスキル取得以外の変化はありません。
カルマについて
善行と言い換えても○。基本いいことや人が喜ぶことをすればあがり、不道徳なことをすると下がります。
世の中にはアライメント判断という魔法や道具が存在しまして、カルマが低すぎると『悪』と表示されます。
国によっては入国拒否されたり、問答無用で攻撃されたりする場合も少なくないので、下げすぎないようにするのが懸命です。
あと、カルマが下がりすぎると運が悪くなるといわれていますが、正直眉唾だと思うです。
信仰について
この世界の神々を信仰することによって、ある種の恩恵を神々から受け取ることが出来ます。
基本は一人一つの神様しか信仰できませんが、神々同士の親交によっては二つ以上信仰し、同時に恩恵を受けることも可能です。
奉納――物品だったり、行動だったりします――を満たすことで、その神との距離を縮められます。どの神も共通してるのはお金やモンスターの死体等です。
ある程度の奉納を満たすと、数段階にわたってギフトが授けられます。目的のものを頂いたら改宗お奨め。怒られるけど。
ちなみに改宗した場合、前の神から天罰という名の呪いを受けます。呪いは守護する神によって変わりますが、一ヶ月もすれば呪いは消えます。
神々について
信仰の参考例としてルーエルちゃんが多少知ってる神々を独断と偏見で書いていきます。
光の神
ヤーウェとかアッラーとか呼ばれたりもするけど、基本名前も形も無い神。
ルーエルちゃんも良くわかりません。強大な力を持ってることは分かるんだけど……。もしかするとかなりの高次元存在なのかも。
奉納として善行を好みます。
全ての主能力に影響あり。ギフトとして祝福されたアイテムが得やすくなります。
混沌神
同じく名前も形も無い神。
得体がしれないという意味で、ルーエルちゃん的には一番怖い神様です。
奉納はなんでも。とは言え多く渡せばよいというのでもないらしく、なんていうか奉納点を上げにくい神様です。
全ての主能力に影響あり。ギフトとして呪い無効を得られます。
デウス
機械の神。とある機械が自己進化を果たし、高次元存在になっちゃったらしい。
ユーモアに富んでいて、人の手によって造られる機械を好むです。くだらないものも複雑なものも単純なものも愛しています。
面白いゲーム教えてくれたりデータを見せてくれたりと、とっても魅力に溢れています。
器用、感覚、習得、工作、機械の扱い、探知に恩恵があり、罠解体のスキルをギフトとして得られます。
ラプラス
確率の神。ギャンブルだとかそういうものを好む人々に愛される神様です。
ゲーム全般大好き。ルーエルちゃんともよく色々ゲームやるのですよ。どのゲームも強さはパネェですけど。
奉納としてはゲーム類、カード、他色々。
器用、感覚、特に運に強い恩恵があり、更に運気アップのスキルをギフトとして得られます。
強い装備も手に入れやすいです。
ナヴィ
案内と測量の神。ルーエルちゃんとは親交がないのでイマイチよくわかんねーです。今度デウスに聞いてきます。
奉納は地図や測量器具、又はダンジョンの地図を埋めること。隠し部屋とか見つけるとポイント高いらしいです。
ちなみに職業の神は他にも居ますが、グラフーインにおいては大元の迷宮の特性上、ナヴィ信仰されたと見て間違いないと思います。
エルアライラー
知恵と策略の神。北欧神話で言えばロキ。もし神々同士で戦争が起こったら発端は間違いなくコイツ。
悪戯を好み、人を嵌めたりと迷惑ですが、味方につければ頼もしい神様です。
器用、感覚、魅力、交渉、窃盗に恩恵があり、幻惑への耐性と幻惑効果を及ぼすギフトを得られます。
ちなみにコイツとゲームやると間違いなくイカサマするので、別の意味で注意が必要。
ファウストゥス
魔術の神。魔術の中でも特に錬金術や召還術に恩恵があります。
一言で言えば頑固で欲望に忠実という近寄りがたいジジィでしたが、仲良くなったら興味深い事象や話、魔具などをみせてくれたりと良い神様でした。
上記のほか、魔力や魅力、習得等に恩恵があり、何かしらの秘術をギフトとして得られるそうです。
ヨグ
知識と時間と空間の神。
かつては近寄りがたく知性に溢れ偉そうなおばあちゃんだったのだけど、気がついたら幼女になっていた。
何を言ってるかわからねーと思うがルーエルちゃんもわからなかった。正直思考が止まりそうになった。
でも今のあっぱっぱーになった彼女とはゲームやらアニメやらで盛り上がれるのでこっちのほうが好き。
魔力、習得、耐久に恩恵があり、ギフトとして何かしらの秘術を渡してくれるんだそうですが、この辺どうなってるんだろ。
もしかするとウムルさん辺りが代行してるのかもしれないです。あ、ウムルさんってのはヨグの付き人のような神のことだけど。
他にも多数居ますけど、ルーエルが多少知ってる神々はこんな感じです。
種族について
この世界には様々な知的種族が存在します。
そのほとんどは二足歩行型ですが、中には四足歩行だったり地面を這いずる怪物としか思えない知的生命体も存在します。
この辺は別世界からプレイヤー呼び込む以外にも 迷宮世界という特色上、様々な形で種族が進化を遂げた結果だったりするのです。
種族の特色は色々ありますが、偏見で嫌悪したりすることの無いようお勧めします。
以下に、この世界で多い基本的な種族を紹介します。
人間
凡庸でありながら、様々な可能性に満ち溢れた種族です。
てかえーじもこれですし説明とか不要だと思うの。
狼人
狼としての瞬発力と牙を持った種族です。戦闘は苛烈で、基本的に近接職が多いです(何処にでも例外はいる)
そのほとんどは二足歩行ですが、種族によっては四足歩行の狼人も存在します。
似たような種族で猫人と呼ばれる種族も存在しますが、基本勝手気ままで群れを大きくすることは無いため、数は少ないです。
オーク
非常に腕力があるものの、性格は愚鈍で正直言って能無しです。
それゆえ、ほぼ間違いなく近接職でありリーダーには向いていません。
性格も容姿も下品で粗雑なのが多いです。豚とか言うとぶひぶひ怒るのでやめましょう。君子危うきに近寄らずという名台詞もあります。
森人
みんな大好きエルフです。人間よりも非力ですが魔力に長けています。何故か美形が多い。
木々から生命とマナを吸収できるという特性もあるため、迷いの森等の木々によって作り出される迷宮は随分と楽になること請け合い。
黒いのも白いのも居ますが、基本エルフはエルフです。あとなんか偉そう(笑
我々から見ればみんな…ってこれは失言ですね。
ちなみに、火の魔法を使ったり、デウス信仰するようなエルフは本当稀です。
小人
小さい人。こう呼んでも怒られたりはしません。向こうも大きい人とか言いますし。別名はハーフリング。
身長は60~120cmくらい。手先は器用ですが、反面力は人間に比べ大きく劣り、近接系統の職を満たせる小人は少ないです。
小人の中でも一番特色があるのは何と言ってもホビットでしょうか。有名ですし。
他と違ってホビットだけは足裏の皮が厚く、毛に覆われているので、靴をはくことはありません(他の小人は靴をちゃんと履いています)
基本的に好奇心旺盛で、小人の中には気がついたら店から何かを盗んでいたという事柄も少なくないため、小人は盗人という偏見で見られることが多いです。
でもPT組むことになったら注意した方がいいですよ!悪気が無いだけ始末が悪い。
ドヴェルグ
別名ドワーフ。ずんぐりむっくりな体型。大きな力と器用さを併せ持っています。
典型的ドヴェルグは鍛冶屋や細工屋を営んでおり、地下に住むことを好みます。
男のドワーフはその立派な髭を惜しみなく見せてくれることでしょう!
翼人
翼を持つ人間です。
大きく分けると二種族あり、蝙蝠のような羽と鳥のような翼に分かれますが、種族の性能としての違いはありません。
翼だけでなく、身体も羽毛や毛に覆われている場合もあります。
体重は軽いですが力が無いということは無く、戦士としての力も十分発揮できることでしょう。しかも飛べる。ずるい。
蜥蜴人
こう呼ぶと怒られるのでリザードマンと言ってあげましょう。
人間が猿というかそこから進化した動物であると同様、こちらは恐竜から進化した種族です。
表皮は堅い鱗に覆われているため、他の種族に比べて頑丈です。
寒がりですが、別に温度を調節できないとかそういった事柄は無いようです。
稀に翼を持ち、非常に大きな魔力を秘めた個体が生まれることもあります。
また、小柄な蜥蜴人のことをコボルトと呼びます。
ゴブリン
鱗を持たない蜥蜴人であり、最も人間に近い凡庸さを誇ります。
正直いって人間とかわんねーです。
頭人
種族的には蜥蜴人と同様の進化の過程を持った個体です。
頭が大きく、灰色の肌に覆われています。その身体の構造からか頭が良く、魔法使いや機工師等に向いています。
妖精
透明な四枚羽根を持つ種族であり、小人と同様か少し低いぐらいの小柄な身体を持ちます。
非常に非力で、近接職を満たせる妖精はほとんど居ないでしょう。
反面魔力に優れており、妖精のほとんどが強力な力を持った魔法使いになることが多いです。
体重は軽く、背中の羽根を震わせて空中に静止することも可能です。
プレイヤーについて
えーじの他にも僅かですがプレイヤーは存在します。
親交するのもいいかもですね。他と違った特殊なスキル持ってること多いですし。
ただし、プレイヤーキラーとなったプレイヤーも勿論居るので注意。
プレイヤーキラーには二種存在し、装備目的と、相手の肉体目的とあります。奴隷的な意味でも性的な意味でも食事的な意味でも。
属性アライメント判断が有効となるので、お金に余裕が出来たら買っておくといいでしょう。
迷宮について
この世界には数々の迷宮が存在し、深層には強力なボスモンスターが待ち構えています。
10階に満たない場合がほとんどですが、それ以上に深かったり高かったりする迷宮も存在します。
基本的に迷宮は踏破されると暫く残った後忽然と姿を消しますが、中には踏破後も残り続けるダンジョンもあります。
例として、グラフーインの大迷宮なんかもそんな感じです。
以下に、基本的な迷宮の形を紹介します。
迷いの森型
木々が迷宮をつくっているもの。
とにかく広く、階層があったとしても浅い。
食料は得やすいが、火の道具や魔法を使って大火災を引き起こし、自らの炎で焼け死んだ冒険者も少なくないです。
塔型
塔の迷宮。通常は登っていくタイプだが、外見は飾りで地下へと潜っていくケースもある。
迷宮内で食料を得ようとは思わないほうがいいでしょう。
洞窟型
最も基本的な迷宮であり、地下へと潜っていく迷宮。
砦型
塔よりも広いが、階層は少ない迷宮。
幾つかの小部屋が連なっており、中にはモンスターがぎっしりと詰まったモンスター部屋に遭遇することも少なくない。
あと塔と同じく食料はと思いきや、以外と発見することも多い。生ものは腐ってるかどうか確認してから食べましょうね。
ポータル型
入り口に立つことで転送され、迷宮へと送られる。
上記のどれにも属しない迷宮である可能性もあり。
迷宮のランクについて
迷宮にはそれぞれランクが存在し、それに応じた接頭がつけられます。
基本高いランクの迷宮に自身がいたっていない場合警告メッセが出るのでそれを参考にすると良いでしょう。
まずは無理をせず、最初の、始まりの、安全な、初心者の、初級のから始めて次第に難しいのに挑戦していけばいいと思うです。
とにかく無理をしないことです。大事なことなので二回言いました。
迷宮のお得な使い方
迷宮内では排泄行為が省略されます。
これを利用して腹を壊した冒険者が迷宮に駆け込み、少し経ってから外に出るなんて使い方をする冒険者も!
ちなみに省略されるのは排泄行為のみであり、食事を取らないと普通に餓死するので注意。餓死は正直一番かっこ悪い死に方だとルーエルちゃん思うです。
コマンドについて
この世界で使うことのできるコマンドです。条件を満たすことで増えていきます。
表示されたウィンドゥは人に見せることが出来ません。
以下、基本的なものを記します。
コマンドステータス
自身のステータスを見ることができます。もっとも重要でもっとも大事なコマンドです。
コマンドタイム
時間を知ることが出来ます。とある魔具を入手後、ロックが外れます。
コマンドマップ
地図を見ることが出来ます。とある魔具を入手後、ロックが外れます。
コマンドタウンガイド
町でのみ実行可能なコマンドです。その町での情報や各種募集、また依頼等を確認することができます。
町によってはこのコマンドが使えないところも存在します。
コマンドヘルプ
ルーエルちゃんの極秘マニュアルを開くことが出来ます。
コマンドQ
自身に向けた核ミサイル発射ボタン。押したら死ぬ。使用禁止。
もし何か疑問があれば、以下の書き込み欄に書いておいてくれると助かります。
確認次第項目を追加しておきます。
でもあんまり基本的な事柄を質問君されますとルーエルはぐぐれって返しますので多少は調べてくださいね。
愛を込めて。
後書き
こういう設定つくりって疲れるけど楽しいですよね。