一年戦争の開始より5年前。 ジオンのサカキ財閥令嬢、アヤ・サカキはシャトル事故に遭ったことでニュータイプとして目覚め、刻を見た。 そうしてジオン敗北の未来を知った彼女は、連邦軍が一年戦争で戦線に大量に投入をした簡易モビルポッド、ボールを使った戦力の底上げをギレン・ザビに上奏する。 これは、ifの歴史を辿ったジオンを支えた縁の下の力持ち、ボールの物語である。 自サイト『T.SUGIの小説置き場』では、参考資料等、制作の裏側に関する解説付きで掲載しています。 ボールやこの作品についてもっと知りたいという方はどうぞ。2017/03/13「裏二十二話 ボール機雷散布ポッド装備タイプ」掲載 第二十二話、マ・クベ専用ボールのお話への追加、番外編です。