症例1.少女Aの場合
「そうね、醜く老いていくなんて嫌ね。まずは、永遠の若さ。あ、でも人間以外もいるんでしょう? 男性なら誰でも魅了できるとかだと理想的ね」
→『運命の女(ファム・ファタル)』
症例2.少年Aの場合
「ファンタジー! 来たコレ、リアルエルフ! やっぱ、触手で決まり! 媚薬体液はデフォで、エルフ以外にもいる美少女はみんな俺のモノ!」
→『触手大帝(ルスト・エンペラー)』
症例3.少女Bの場合
「永遠の夜に生きる吸血鬼のお姫様なんて素敵。誰よりも強くて、誰よりも美しい傾国の美を誇る夜のお姫様とか素敵じゃない?」
→『宵闇の姫君(ミッドナイト・プリンセス)』
症例4.少年Bの場合
「圧倒的な力。圧倒的な暴力。強ければ正義だし、暴力こそが史上最も問題解決してきたんだぜ。あ、多段変身とかカッコよくね?」
→『暴力崇拝(マッド・マッスル)』
症例5.少女Cの場合
「癒しの力を持つわたしは、王子様に見初められるとか……」
→『癒しの掌(ヒーリング・ハンド)』
症例6.少年Cの場合
「剣と魔法の世界? 文明レベル低そうだし、生活が便利になる魔法とか錬金術とか?」
→『万象の錬成者(コンビニエンス・アルケミスト)』
症例7.少女Dの場合
「わたしだけを守ってくれる神秘の獣とか。わたしに永遠の愛と忠誠を誓ってくれる騎士とか……駄目、ですか?」
→『純白の守護霊獣(ホワイト・ガーディアン)』
症例8.少年Dの場合
「異世界なんだろう? 言葉が通じるかもわからないし、まずは意思疎通にテレパシーだろ。それから――」
→『超能力戦士(サイキック・ウォーリアー)』
症例9.少女Eの場合
「飢えも争いもない楽園。わたしは、その楽園に至る鍵にして守護者。わたしが認めた者だけが楽園に至れるの」
→『楽園の鍵(フォービドゥン・フルーツ)』
症例10.少年Eの場合
「聖にして魔の属性で、漆黒と純白の翼を背に持ち。あらゆる魔法が使え、金と銀のオッドアイ。あ、もちろん中性的な美形でそれから――」
→『模造天使(イミテーション・エンジェル)』
症例11.少女Fの場合
「億千万の眷属にかしずかれて、愛される悪魔のお姫様。当然、魔法とかも使えて――」
→『魔の姫君(デーモニック・プリンセス)』
症例12.少年Fの場合
「ファンタジーな世界かぁ。だったら、魔王とかになれる? やっぱ、世界征服は男の浪漫だろ」
→『黙示の刻(アポカリプス・ナウ)』
症例13.少女Gの場合
「我が身を鎧うは科学の力。くたばれ怪物! レェェェェェッツ! パァァァティィィィィィッ!」
→『機神礼賛(パーティ・タイム)』
症例14.少年Gの場合
「手にするは悪魔を鍛造して、錬成した神であろうと殺せる漆黒の魔剣。身にまとう鎧は――」
→『黒の剣士(ジェノサイド・ブラック)』
症例15.少女Hの場合
「■■■■」
→『UNKNOWN(UNKNOWN)』
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…………みんな厨二症例抱えてた時期があったんだね。
考えるの、愉しいよねぇ。
11.03.16
地球の自転に影響を及ぼすほどの地震って……
M9って、どこの映画の設定かと思う災害に続けて原発ですか。
チェルノブイリの悪夢が再臨しないことを願いつつ、ひっそりと生存報告。
以前ほど、執筆時間が取れなくなってますがちまちま書いてます。