人情活劇 有限会社「ダイアトニック♪」 第一話「7人の同志たち」
とある街に、若き社長「Ⅰ(トニック)」が一身発起で会社を興(おこ)しました。
それは何が出来るかも分からない、小さな小さな会社です。
一緒について来てくれた同志は以下の6名
専務 「Ⅳ(サブドミナント)」
本部長「Ⅴ(ドミナント)」
そして「Ⅰ社長(トニック社長)」の側近で雑用をこなしてくれる「Ⅲ(サード)」と「Ⅵ(シックス)」
「Ⅳ専務(サブドミナント専務)」の右腕を買って出てくれる「Ⅱ(セカンド あだ名で「トゥー」とも呼ばれる)」
「Ⅴ本部長(ドミナント本部長)」の傍にいるけれど、あまり役に立たない新人社員の「Ⅶ君(セブン君)」
最初は自分たちが仕事の中で何をするべきか?どう動くべきか?
そんな右も左も分からずに、せっせと働いているうちに、ようやく少しずつ仕事にも慣れてきたようです。
設立から数ヶ月経った頃には、マニュアルらしきものもキチンと出来ていました。
仕事の流れとしては、まずⅠ社長自らが率先して注文を受け付け、
その注文に応じて専務や他の社員が対応して制作業務に当たり、
最後にⅤ本部長がⅠ社長に報告をして終わるというスタイルです。
(・・・なぜか仕事における立場では、Ⅳ専務よりもⅤ本部長の方が役者が上なんですね(--;
しかし役職・役柄の適任としてはⅤ本部長よりもⅣ専務の方が「Ⅰ社長の性質に近い」ため、
Ⅳさんが専務になっているわけです。。。ややこしい関係ですが覚えておきましょう)
でも、たまには思い通りにならない時もあり、
Ⅴ本部長が体を壊して、急遽「Ⅳ専務の慣れない業務報告」で終わったり、
Ⅴ本部長がちょっとミスをして不安定(sus4)になったり(その後きっちりと仕事をしてくれたから良いのだけど)
Ⅲ君やⅥ君が変わりにⅤ本部長から業務連絡を受け取ったのは良いけど報告の仕方が拙くて、
結局Ⅴ本部長がⅠ社長に伝える形を作らなければならない・・・・・・そんな2度手間になったり。。。
まぁ、毎日毎日働いていると色々なことがあるのが当たり前だけれど、
とりあえず1つ1つの事例・行動に名前をつけることによって明確化しようとⅠ社長は考えました。
そちらの方が、部下に指示を出す時にも注意する時にも、時間や手間を省けるというものです。
Ⅴ本部長→Ⅰ社長 【ドミナント終止】
Ⅳ専務→Ⅰ社長 【サブドミナント終止(アーメン終止)】
Ⅳ専務→Ⅴ本部長→Ⅰ社長 【サブドミナント→ドミナント終止】
Ⅴ本部長→ⅢさんかⅥさんに報告するが、彼らの報告があやふや 【偽終止(もう一度やり直し)】
Ⅴ本部長が少しミスをしたけど、その後キチンと正しくⅠ社長に報告 【ドミナントsus4→ドミナント終止】
少しずつではありますが、この会社では業務連絡の短縮化に対する意識も芽生え始めているようです。
そうそう、、、社員一人一人、自分のポジションや仕事を理解して、
きちんと仕事に合わせて自らの技術を磨いているようです。
そんな彼らの切磋琢磨している姿に社長並びに上司も刺激を受けて感化されたのか、
ある意味、社員以上に社長・専務・本部長も、自分に磨きを掛けて頑張っているようです。
そんな中「お互いに社内で協力・調和し合うために最適な力関係」が段々と整ってきました。
Ⅰ社長→Ⅰ ⅠM7 Ⅰ6
Ⅱさん→Ⅱm7
Ⅲさん→Ⅲm7
Ⅳ専務→Ⅳ ⅣM7 Ⅳ6
Ⅴ本部長→Ⅴ7
Ⅵさん→Ⅵm7
Ⅶ君→Ⅶm7(♭5)
・・・まだまだ仕事に不慣れなのか、彼自身の性格のせいか、
新入社員のⅦ君だけは(♭5)が付いてしまうようです。
(それもまた、彼の持ち味なのかもしれませんけどね(^^;)
しかし、他の社員も、やはり力量不足や才能の差なのか「m(マイナー)」がついてしまいます。
その辺りを見比べると「さすが上司はすごい!」
Ⅴ本部長はマイナーなんて付いていないようだし、
Ⅰ社長・Ⅳ専務においては「M(メジャー)」まで付いて、オマケに技を2つも持っています。
やはり会社をグイグイ引っ張る力を持っている主要人物だけのことはあります。
さて、これからの彼らの成長・・・そして会社の成長が楽しみですね♪