え”ーつぎはがくえんとしーがくえんとしー
車内のアナウンスが流れ始め、乗客も降りる人間は用意をし始める
「じゃあ僕たちは超未来科学館見てきた後、レストランで合流するから」
「おお 俺様は音楽科の見学行ってくるからヨォ」
「うひひ親戚のおじさんが校長だから 顔パスで中に入れてくれるんだ」(女子校)
「わたしは楽器店でストラディバリウスを見てくるわ あーなんだか興奮してきたわー」
「みんな行っちゃったね」
「そうみたいだね」
なんだか凄いらしいと聞いてきたが、実際の町並みを見てテンションさげさげ状態のコンビである
「もっとさぁ、二足歩行のロボットがウヨウヨいるとか想像してたのに全然だめだよね」
「うーん、せめて空中交通(エアカー)が無いと未来って感じがしないよ」
駅から降りて、その辺を当てもなくぶらぶらする二人
「あーなんかもっとこう血沸き肉踊るような事件が起きないものかなー」
「なんとも平和な街だねここは」
その声を空中のナノマシンが拾っていたが子供の冗談(ノイズ)としてフィルタを掛けられる
どこの世界に魔法だの海中だの空中だのを大冒険する小学生がいるのだろうか
「お金もそんなに持ってこないし売店で何か買おうか」
「ぼくどら焼きー」
「クレープしか無いよ」
「じゃあ餡子で」
いつの間にか公園に来ていた二人は餡子クレープを二個買うと
ベンチに座って食べ始めたとそこに
「不幸だー」
「どうしたのよ」
「自販機に二千円呑まれた」
ビリビリ あぎゃー 自販機にチョップ
「なんて危ない人達なんだ」
「しょうがないな」
復元光線銃をどこからか取り出し自販機を修復
とんがり頭と雷様は呆然
「いいことをした後は気分がいいね」
「そうだね」
つづく