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No.21314の一覧
[0] 【一発ネタ】報われない戦竜隊の彼に捧げる愛の詩(バハムートラグーン)[虎馬](2010/08/20 13:02)
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[21314] 【一発ネタ】報われない戦竜隊の彼に捧げる愛の詩(バハムートラグーン)
Name: 虎馬◆0473f1fe ID:fce82a21
Date: 2010/08/20 13:02
彼にはトラウマを負ったゲームが合った、ゲームで大袈裟なと親友は呆れたが彼がそのゲームを見せたら親友もまたトラウマを負った。それ程、衝撃を受けたゲームの名は【バハムートラグーン】。

彼らが負うトラウマの原因は……そのゲームのヒロインの行動。当時プレイしていた彼は主人公を自分の名前に、ヒロインに好きだった少女の名前を入れた、序盤ラブラブな二人に彼は満足。

主人公とヒロインが訪れた男女は必ず結ばれる噂の思い出の教会に行った時は、行けと画面の向こうから彼は念じる。結局は行かなかったが、まだチャンスはあると思った。ここで止めておけば彼はトラウマを負わなかっただろう、ゲームの主人公に自分を重ねてプレイしてきた彼。

物語は進む、グランベロス帝国の襲撃。主人公の国カーナ陥落、サウザー皇帝にさらわれたヒロイン。彼は必ず助けると画面の向こう側から誓う、だが幕間でヒロインの教育役のパルパレオスとヒロインが親密になってゆく場面を見て首を傾げながらも、つり橋効果かと疑った。

まだ余裕はある、ヒロインが好きなのは主人公だと信じてプレイした。ゲームにここまで本気になるのは彼くらいである、そして……

ヒロイン救出、何故かパルパレオスを気にする素振り。一時の迷いだと信じて進め、パルパレオスに主人公が止めを刺す場面。

「お願い……○○○(主人公の名前)わたしの大切な人なの……○○○、今までありがとう……でも、わたし……もう戻れないの……楽しかった、あの頃に……ねぇ、○○○。大人になるってかなしい事なの……」

まさかのヒロインの発言にショック、更には主人公の目の前でヒロインとパルパレオスがあの思い出の教会に入り愛を誓い合う様を見せ付けられた。

この時点で彼は呆然、超展開に付いていけない。ゲームなのだが、何かを失った気分になった。そこまで重ねすぎだと彼の姉が突っ込む言葉も耳に入らなかった。

それ以降、ヒロインはパルパレオスとラブラブ。主人公は過去の人となった。それでも、彼は最後までプレイする。最終決戦、ヒロインが主人公に言い放つ場面。

「○○○……あなたも……お願い……私、○○○には嫌われている。私がいることで、○○○をいやな気分にさせてしまう。それは分かっているの……でも……○○○、貴方はやっぱり私の大切な人なの……いまだけでもいいの……わたしに……強さを!あの頃のように!」

序盤は主人公と相思相愛、中盤以降はパルパレオス、敵だった将軍と恋仲になりつつ最後の最後でこの台詞。身勝手なヒロインの言い分にキレた彼はスーパーファミコンのコントローラを投げる、直後姉に殴られた。エンディング、報われなかった主人公の結末に彼は姉に引かれるほど泣いた。ヒロインに好きだった子の名前を付けて後悔し、彼の初恋は散る。

ゲームじゃんと言う姉の突っ込みは無視、こうして彼はトラウマを負いまたひとつ大人になった。

現在、親友もまた主人公の境遇に同情。彼と心が一つになる。

「やっぱり、主人公ビュウは幸せになるべきだよな?」

彼の言葉に頷く親友。

「そうだね、ヒロインヨヨをさっさと忘れたほうがいいんだけど……ビュウは真面目そうだからな、ずっと背負ってそう」

その後、報われないビュウの未来を熱く語る二人。それを見ていた姉は、ゲームにそこまで熱くなるなよと呆れた。

それが理由だったのか、テンプレ通りに彼はビュウに憑依する。

空に浮かぶ世界オルレス、それに連なる小島ラグーン。ラグーンの一つである国カーナ戦竜隊の隊長ビュウになった彼の一言は……

「パルパレオスは……俺が討つ!」

伝説を操る金髪の少年のように言い放つ、その後彼がどうなったのか神竜だけが知っていた。

とにかくも親友がラッシュになったり、姉があの彼女になったりと彼の苦労は尽きないが、とあるプリーストと一緒に薬屋を開く未来になった事でようやく報われたのかもしれない。



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