裏ということでレベル4ぐらいの春閣下降臨。
キャラが崩壊しても「おそらく春閣下のせいだろう」と思ってください。
↑のように納得できなければ「おのれディケイドぉおおお!」か「許さん!」と叫んでBACKしてください。
本編との関わりは薄いものかと。
伊織のツンデレがほしい?程度は低いがくれてやろう!
真編
「プロデューサー!なんですかあの仕事!?」
「い、いやだから…俺じゃなくて律子に言えよ」
765プロの事務所内で椅子に座っている俺の肩を掴みながらおいおいと涙を流している真。
なぜこんなに切羽詰っているのかというと、貰った仕事が
『男らしすぎた』からである。
「なんですかあれ!?なんでボクが崖に登った後に栄養ドリンク飲まなきゃいけないんですか!
しかも途中で死にそうになるんですよ!そんなときに
『ファイトー!うぉー!』
なんて言ってられませんでしたよ!」
「で、でもCMでは言ってるじゃん」
俺は苦情では納まりきらないほどの文句を真から受けていたが、電源の入っていたテレビを指差さすと
『ファイトー!』
『うぉー!!!』
「「……」」
ケイン○スギもビックリの男気あふれる「うぉー!」の叫び声と復帰の仕方である。
「……」
「ま、まぁもっと有名になればそのうちグラビアみたいな仕事が来るよ」
俯いて黒い雰囲気を纏う真は返事をすることもなく給湯室へ入り、雪歩に手厚く慰められたそうだ。
後このCMは多くのシリーズがあり、ジャングルだったり砂漠だったりと(吹っ切れた)真の男気が評価され中々好評だったそうだ。
近くグラビアどころか女性向けのファッション雑誌とかは来ないのかもしれないと俺は思った。
ちなみにCM関係者から貰った栄養ドリンクは俺と小鳥さん、社長と律子でおいしくいただきました。
やよい編
「見てください!この新鮮なカニ!」
「わぁ~!すごいですー。これなら一匹でも一杯食べられますねー!」
やよいは今通販の番組で新鮮なカニを紹介している。
カニは獲れたてギチギチで、大柄ながら身もたっぷりつまっていそうなものだった。
しかしやよい…何かお前の目が獲物を狩るチーターのようになってるぞ…。
「でしょう?きっとやよいちゃんの家もこれ一匹でカニパーティーができるね!」
「はい!あ、でもやっぱりこのカニさんもとてもおいしそうですよ。それに…
身も詰まってそうですし」
『……』
やよいの本性たれながしの生々しいセリフにスタッフもろとも背筋の凍るような寒さを覚えたそうな。
春閣下編
「プロデューサーさ~ん!ケーキですよ、ケーキ!」
「おっ、きたか春香の特性手作りケーキ」
春香が給湯室から少し大きめの手作りショートケーキを持ってきた。
雪のような白いクリームと4分の1ぐらいにカットされたいちごがスポンジの生地の間から見えているため、とても食欲がそそられてきた。
「どうぞ、食べてみてくださいっ」
「まぁ事務所には今、俺と春香しかいないわけだし、全部貰っちゃおうかな?」
春香はケーキを小さくカットして小皿に移し、俺に渡してきた。
「んむっ……おぉ!うまい。この生地の柔らかさ、そしてクリームといちごの甘さが絶妙なドッキングを果たしている…」
俺がありのままに思った感想を言うと春香は「褒めすぎですよ」と照れながらもうれしそうにしていた。
「ホントに春香ってお菓子作りうまいよな。今度教えてくれよ」
「あっ、いいですよ。……もちろん2人だけで、ですけどね」
「ん?なんか言ったか?」
俺は後半部分の言葉が聞こえず、春香に聞いてみるが
「え?何にも言ってませんよ」
と言い、ケーキを次々とカッティングしていく。
そしてそれを褒めながら食べていくうちに、俺は急に眠くなり、意識が途絶えた。
「…ふふっ、プロデューサーさん。寝ちゃいましたか…少し入れすぎたかな」
“睡眠薬”
双海亜美・真美編
「兄ちゃん!ゲームしようよ」
「え、でも俺携帯ゲームとか持ってないぞ?」
「大丈夫だよ、真美の貸したげるから!」
休憩していた俺に亜美と真美が薄型のPS○を渡してきたので、ゲーム対戦をすることになった。
「よっ!ほぁ!てぃやぁー!」
「うわっ!?マジか…ってこれ動けないぞ!?」
「んっふっふ~!そのキャラの技は当たると一定時間動けなくなるんだよー」
まぁそんなこんなで遊んでいたら休憩時間も近づいてきたので、切り上げる事にした。
「すまんがそろそろ仕事に戻らないと」
「えーっ、兄ちゃんとじゃないとつまんないよー」
「そうだよー」
亜美と真美が手と足をブンブンと振り乱し駄々をこね始めてきた。
「お前ら2人でやればいいんじゃないか?」
「ダメだよー」
「だってウチラじゃタイムアップまで生き残るんだもん」
(ようは俺と対戦したほうがタイム内に決着がつくのか)という悲しいツッコミは心にとどめて置いて、今は仕事に戻らなければならない。
「とりあえず仕事が終わるまではダメだ」
「「ぶー…」」
2人は口をタコにしてぶーたれているがこっちも仕事に専念しないと律子にぶーたれる(ぶたれる)からな
とかいう寒いギャグをする俺もそろそろおっさんの仲間入りだろうか?
今なら親父の気持ちが少し分かる気がした。
「プロデューサーさん…ワタシイガイノオンナトシャベッチャダメデスヨ?」
あと寒気もした。
伊織編
「まったく、なんでこのスーパーアイドル伊織ちゃんの今日の仕事が、このあっつーーーーい屋外でなのよ!?」
「と言っても、まだまだスーパーが付かないからこうやってCDを宣伝しながらファンと接するんじゃないか」
伊織の今日の仕事は新曲『Here we go!!』を(CDショップ前で)宣伝していた。
「ったく、これじゃ私のきれいな肌が焼けちゃうじゃない」
伊織はぶうぶうと文句を言う割にはしっかりと仕事をしていた。
「あ、これ私の新曲なんです、良かったらどうぞ。
…サインですか?ちょっと待ってくださいね~……はいどうぞ!」
「水瀬 伊織の新曲で~す!…あ、ファンの方ですか?いつもありがとうございます!」
伊織はしっかりとファンと接し売り上げも上々だ。
そしてそろそろ枚数も少なくなってきたので、伊織を休ませる事にした。
「伊織。お前はそろそろ休んどけ、日焼け止めも塗りなおさないとダメだろ?」
俺は伊織に優しく言ったつもりだったが、なぜか睨みつけられた。
「はぁ…アンタねぇ、歌を歌ってる本人(アイドル)が宣伝しないでどうすんのよ!
それに…アンタだけじゃ色々と大変だから、手伝ってあげるわよ…」
「伊織…」
「か、勘違いしないでよね!?あくまでも私はこのCDが売れ残らないようにするために、なんだから!」
そういうと伊織は俺とは逆の方向に顔を向けて、宣伝を再会した。
彼女は気丈に振舞っているが心の芯はまっすぐな努力家だ。
いつかはアイツラと共にトップアイドルにしてやりたいと思った。
裏・あとがき(◎Ⅲ◎)
ぷちます3巻とREADYの初回限定CDを買った、愛ドルです。
ぷちます3巻読んだら笑えてきました、さすがだぜはるかさん!
CDのほうはDVDも付いていたのですがなにぶん家族がいるので全員いないときにしかTVの大画面で見れません。
でもCDは聞いた。伊織がメインだろ新曲ェ…。(ちなみに『おとなのはじまり』のこと)
あと今回は裏ということで、話を作ってみたんですが、本編との関わりは薄いかもしれません。(特に春閣下は)
まぁそんなことより皆でREADY!をランキングで一位にしようぜ!←バカの発想
はっ!?し、しまった!俺は奈々様の存在を忘れていた…。
奈々様ーーーーー!!←何か移り変わった