やあ、前回は、尻切れとんぼになっちゃったけど、どうも調子が悪かったみたいだね。
今日は、元気前回ハツラツだからドンドンいくよ!!
あ、そうそう、こないだの後に、僕たちに新たな仲間ができたんだ。
何でもあだ名が、MADな金髪おばさ「あらシンジ君。どうしたのかしら?」・・・。
うう、何もこんなところで声かけなくても・・・。
「い、いえ。何でもありませんです。ハイ」
「あら、そう?てっきり、シンジ君のことだから何やら妄想の世界に取り込まれているのかと思ったのだけど。気のせいだったようね。」
い、今、さらりと人を馬鹿にすることを言いましたね!!
そんな性格していると、リツコさんみたく30を超えても引き取り手がなくなっちゃいますよ!!
まったく・・・、ただでさえ、その金髪頭とMADな研究で危険だと言われているのに・・・。
と、毎度のことだけど、話がずれちゃったね。今話している女の人がこないだ新たに一緒に旅することになった仲間なんだ。
医学の博士号も持っていて、医務関係の仕事をしている。やっぱり旅する以上、ちゃんとしたお医者さんは必要だし。何時腕が無くなったり、胴体が分断したりするかわからないしね。
「ところで、僕に何か用があるんですか?」
「いえ、特に用事というほどではないのだけど。ちょっと気になってね。」
気になる?僕がここにいるのがそこまで変かな?
僕より下の子はいるし。大人の人だって若い、20前の人が多いし。
確かに、僕の今着ている服装は、ここには合わないけど・・・。少なくとも、僕という人間・人格自体には不自然なところは無いと思うのだが・・・。
よっぽど艦長や、あの熱血名人のほうが問題が在る気がするし。
「もともと、このナデシコの搭乗メンバーでは無かったあなたにちょっとした興味を抱いただけよ。」
ふむ。確かに、僕はホントにいきなり乗り込んだからな~・・・。乗り込んだ。というのは正確じゃないか。
連れて来られた、というのが正解だけど。
「そうなんですか。僕自身も、まさか戦艦なんて乗るなんて思いもし無かったですから。ましてやここ火星に来るなんて今までの生活からじゃ考えられません。」
そう、今いる場所って火星だったりするんだよね。前回の「赤くない」うんぬんのセリフはここから来てるんだよ。
なんて言うか、流石に地球から外に出るなんて思わなかったけどね。
何せ前居たところじゃ、まだまだ宇宙旅行なんて現実じゃなかったから・・・。
って、シリアスは僕のキャラじゃなかったね。元気一杯無茶一杯が僕のレゾンデートル。
「でもきみって、ホント不思議な子ね。はちゃめちゃな行動しているけど、私にはそれが一種の演技に見えることがあるわ。そう、人生に疲れきってて、もうどうでもいい。と言う感じのね。っと、そろそろ先遣隊が帰ってくる時間のようね。それじゃ、私はこれで。」
うーむ・・・。あの人は油断ならないな~。まあなる様になれだ。それが僕の生きかたさ~~。
さて僕も艦橋に行ってみようかな。サンジェルマンとの決着もまだだしね。