赤い世界からやってきたシンジ君。
しかし、その行く先に数々の困難が待ち受けていたのだった・・・
「ざーんーこーくなー♪天子の様に~♪しょーおーねーんよ、し・ん・わ・になーれ~~♪」
って、神話になったら駄目じゃん!?せっかく生きていて素晴らしいのに、自ら命を絶つなんて
ゼーレの爺様のような真似、僕には到底できないYO
と、ボケていたんだけど、現状、そうも言ってられないみたいなんだよね~~・・・
「敵チューリップから続々発進しています。艦長、どうしましょう?」
ほら、青髪の僕よりも幼い子がオペレータ席で報告しちゃってるくらい。
なんか、医療課の人をのっけた時にこっ酷くやられちゃったみたいで、昇天一秒前!
って感じらしい。
その状況で、続々と敵さん出てきちゃってるんだから、こりゃほんとにどーしようもないかな?
ブリッチの御えらいさん達は一生懸命言い争ってるけど、如何せん、さっき言ったとおり、状況が最悪なんだよね
まああれだね、ABCD食らってる状態で眠れる豚に戦い挑んで消耗戦になるくらいまずい状態だたり。
イヤー、しかし、この世界にきて、まだ2ヶ月くらいしか経ってないけど、もう年貢の納め時か・・・・
もう少し遊んでいたかったなー
「・・・・・・・そう言えば、シンジ君。何でブリッジにいるのかな?」
お!?
最後の最後で、サンジェルマンとの熱き戦いを演じられるたー、僕ってちょっと幸せ者だったりする?
「暇だったんで来たんですよ。この船乗って以来暇を持て余していましたから。」
・・・・・・・
な、なんか皆の視線が痛いのは気のせいかな?
気のせいだったらいいなー。うん、気のせいだよね♪
「シンジさんって・・・、バカ?」
し、しどい!?
僕にとって暇潰しは命よりも重要なことなんだよ!!
赤い世界では一切の娯楽がない状況を皆分かってない!
「そうね~、シンジ君っていっつも変なこと言ってるし。」
「ああ、そういえば、行動も、よく意味船意味になってますね。」
「メグちゃん、それは言いすぎなんじゃ・・・」
「そう言うミナトさんも、結構酷い事言ってますよ?」
「まあ、お互い様か。」
って、何お二人で、僕に対するいやがらせをしてるんですか!?
そんなに僕のことが目ざわりですか!?
「みんなのバーーーーーーカ!!!」
力いっぱい明日に向かって走ってやる!
「あらら・・・。シンジ君泣いちゃったよ。大丈夫かな?」
「あのくらいなら大丈夫じゃないかしら?普段の彼はもっとすごいんだし。」
「それもそうですね。」
「って、今はそんなこと言ってる場合じゃなかったわね。プロスさんが何かこっち睨んでるし。」
続く、かもしれない・・・・。