皆様、ここまで当小説を読んでくださってありがとうございます。
作者のアルパカ度数38%です。
仮面の理完結という事で、少々長めのあとがきを書こうと思います。
約85万文字。400字詰めの原稿用紙換算で、2125枚。文庫本7冊ちょいぐらいの量ですかね。
連載期間が長引き、加え間に他作品を書いてたりしたので、どれぐらい時間をかけて……とは換算し辛いですが、今までに書いた中で最大の文章量の小説である事は確かでしょう。
何回か感想欄にも書きましたが、本作は何度か変遷を遂げております。
最初は5章のみのシングルカット、フェイトメインの中編だったのですが、それを元に膨れあがり、もの凄い量に。
結局プロットを組み直し、7章で絶望的な状況を作り、そこに至る過程を各章にばらまくという形でプロットを組みました。
それでも書きながらプロットは変化しており、当初はウォルターが六課に居たナンバー12の息子(地味に作中何回か地の文で登場)に刺さたりする予定だったのですが、それも無くなったり……。
あと、バッドエンドルートと途中まで迷っていたのですが、結局今回のエンドルートになりました。
バッドエンドでは、ウォルターが人格改編したまま予言が成就され、誰の心も動かせない英雄が、次元世界をしっちゃかめっちゃかにし続けるという展開でして。
しかもスカリエッティから自己クローン技術を奪い取り、”無限転生”モードになっているという、鬼畜仕様となる予定だったりしました。
没ルートですけどね。
ラストについて。
某なんとかバイン一家に引き取られた、某なんとかウイルス感染者となったウォルター。
ヴィヴィオと一緒にテレビ見てる場面で、殺人鬼だらけになる実験をやっていた施設に突入していますので、その辺で潜伏感染してたのでしょう。
今後の展開は、読者の皆様の想像にお任せする事になります。
何せForce、完結してませんし……。
作者も構想はあんまり無いですし。
何にせよ、100回ぐらいこの作品もう放置でいいんじゃない? と思いながらも完結させる事ができたのは、皆様のおかげです。
ありがとうございました。
ここまで読了ありがとうございました。
いずれ、何らかの作品を書いた時に会うかもしれません。
では、また。
あとがき完