━━━━━ ネギ・スプリングフィールド ━━━━━
…………ミスった。久しぶりに取り返しのつかないミスをした。
これだけのミスはこの世界で生まれてからでは、アルちゃん爆誕と超さん帰還不可能以来の3つめだ。
デュナミスの野郎、僕の血を利用してホムンクルス作りやがった……っ!
…………ホムンクルス? コピー? クローン?
適当なのがわからないけど、とりあえずホムンクルスで。
「ぬぅっ!? きゅ……急に殺気が膨れ上がった!?
私が何かしたのか、少年っ!?」
「…………テロりに来てるってだけでアウトだと思いますけどね。
いや、それよりも時間をかけるつもりはありませんでしたが気が変わりました。“僕の血を利用した作ったホムンクルス”とやらの詳細を教えてもらいましょうか。
そうか…………そのホムンクルスを使って“造物主の掟”とやらを………………“造物主の掟”の仕組みと使い方も教えてください」
「!? なっ……何故それを!?」
ム、これだけのことをすると思考を読んでることに思い当たるか。
まあ、“いどの絵日記”みたいに思考を読む魔法具を使っているのか、僕が何か特殊な魔法を使っているかまでは断定出来ないみたいだけどね。
今までの僕の打ってきた布石が生きてきたな!
僕なら何をしてもおかしくないと思われているから、記憶を読んでいることに対して驚かれても、従者のアーティファクトを使っているとまでは考えが及んでいない。
これならのどかさんが狙われることはないな!
…………それはともかくとして………………なるほど。
ゲートポートのときにデュナミスに投げ返した『石の槍』に付着していた僕の血を使ったのか。マズったなぁ。
元々麻帆良に封じられている造物主を復活させるために、その器であるナギ・スプリングフィールドの肉親である僕の血肉を必要としていた。
魂があれば尚良し。
道理でフェイトが僕をあんな風に勧誘してくるわけだ。
ナギの息子で“黄昏の御子”である僕が仲間になったら、“完全なる世界”にとって必要なものは全て揃うじゃないか。
そういえば確か原作でも、フェイトが「ネギに死なれては困る」みたいなことを言っていたなぁ。
とはいえ、僕の血を利用して作ったホムンクルスが“黄昏の御子”の力を持っていたのは全くの偶然で、力を持っていること自体わかったのがつい最近だったらしい。
『石の槍』に付着していた僕の血だけでは造物主復活には足りなさそうだったので、血肉を増やすためにホムンクルスを作ったら偶然持っていたみたい。
しかし、ホムンクルスとして生まれたのが原因だったのか、それとも僕の“黄昏の御子”としての力が貰い物だったのが原因なのかはわからないけど、とにかくそのホムンクルスの“黄昏の御子”としての力は不十分だったのが幸いだ。
それでも時間をかけた調整次第では、魔法世界再編の礎に出来るぐらいの力を持たせることが出来るかもしれなかったけど、そんなときに僕が“ナギ・スプリングフィールド杯”決勝戦終了後に「廃都に行く」と言ったから、さあ大変。
僕相手では勝てるとは思えず、かといって廃都……墓守り人の宮殿から撤退したら造物主復活の準備が無駄になり、僕がその場の異常に気づいて対策を採られるかもしれない。
だったら進むしかないじゃないか! …………ってな感じで、このテロを実行したみたいだけど………………僕のことを悪魔か何かと勘違いしてんじゃないのかな?
………………ま、いっか。
そんなことを考えるよりやることがある。
「タイムリミットは!?
僕のホムンクルスで魔法世界を再編出来るようになるまでは、いったいどれくらいかかる!? それと造物主が復活するまでは!?
あなた達は戦力は!?
仲間の数は!? 名前は!? 能力は!? 弱点「くっ!? 『リロケート』ッ!!!」………………チッ」
逃げられたか。でも大体わかったから良しとしよう。
ホムンクルスでの魔法世界再編までどれくらいかかるかはまだ不明。少なくとも数日で出来るってわけじゃなさそう。
ただし造物主復活はもうすぐ…………あと一日もかからない。
…………あれ? 僕にチョッカイかけてこなかったら、普通に造物主復活は出来たんじゃ?
確かに原作通りに進めるために廃都が再び浮上したとかわかりやすい異変があったら、それを口実に廃都に行ってフェイト達を倒そうとは思っていたけど、そんなことフェイト達は知らないはず。
いくら“ナギ・スプリングフィールド杯”決勝戦終了後に「廃都に行く」って言ったからって、わざわざこんな風にテロりに来るか、普通?
いったい僕のことを何だと思っているんだ!?
…………。
……………………。
………………………………ま、そんなことも置いておこう。
敵の戦力はデュナミスにフェイト、フェイトガールズ+月詠さん、それに加えてアーウェルンクスシリーズとやらの4番と5番
まあ、フェイトのテルティウムってのが“3番”って意味だから、4番や5番がいてもおかしくはないか。
ラカンさんの映画に映っていたのが1番かな? 2番は何処に?
墓所の主って人は…………ゲートポートで要石を壊した人かな?
それと確かザジさんにそっくりな人が出てきたはずだけど、デュナミスは何も知らないみたいだ。
…………ついに場面が原作知識を追い越したかぁ。
今まで鍛えたこの力があれば何とかなると思うけど…………さて、どうなることやら。
とりあえず、当面の目標は造物主の復活阻止、もしくは殲滅だな。
デュナミスやフェイト…………アーウェルンクスシリーズはそう問題じゃない。今の僕が魔力溜まりである廃都で戦うなら、フェイトや駄目親父をグロス単位で相手にしても勝てる。
僕には『リライト』効かないから安心だしね。
それにフェイトから“造物主の掟”のグランドマスターキーを一本手に入れたし、刹那さん達が雑魚召喚魔からマスターキーを十本以上手に入れているはず。
それらをラカンさんとかに渡せば、ラカンさん達も戦力になる。
造物主自体は駄目親父が勝ったということから、多分僕でも勝てるだろう。
ただし器が駄目親父だから、素直に消滅させたりとかは………………したら駄目だよね?
…………チッ、めんどくせぇな。
「夕映さん、状況はどうなっていますか?」
『敵召喚魔はほぼ全滅。あとは残敵掃討ですが、その鍵を持っている個体は全て倒しましたので、残りは警備兵に任せてもいいと思うです。
フェイトの方は逃げられました。しかしラカンさんのデカイ一撃が直撃してましたので、しばらくは動けないと思います』
「了解です。それでは僕もそちらに戻りますが、テオドラ皇女達に艦隊出動の準備をお願いしておいてください。
ちょっと急いで終わらせないと、後で面倒なことになりそうです。準備出来次第に墓守の宮殿に出発します。
テオドラ皇女達が行かないなら、僕だけでも行くと言っておいてください」
やれやれ、結局原作通りに最終決戦は墓守り人の宮殿か。
まあ、アスナさんやアーニャが攫われているなんてことはないから、敵を全滅させればいいだけなんで気が楽だな。
まずは戻って皆に詳しい事情を説明するか。
…………その前にちょっと気分を落ち着けよう。乱暴な言葉使いになってたし、このままの状態で行ったらアスナさん達に心配される。
最近はどうも心がざわつくことが多い………………酒に酔ってあんな醜態晒してからだな。
原作知識も役に立たないところまで来たし、さすがに政治関係のことは経験ないからなぁ。
クルトさんとよく相談して、MMやヘラスとかへの対応を良く考えないと…………。
何というか…………ようやく僕の人生が始まる気がする。
前世は周りのオカシサにそれどころじゃなかったし、前々世の僕がまだかなり残っていた。
だからどうもネギという役者を演じていたような気がする。
今世の僕はもう“自分がネギである”という認識を持っていたので、役者を演じているつもりはなかった。
それでも原作の流れが大きく変わるようなことをして、せっかくの原作知識を無駄にすることはしたくなかったので、原作に沿う流れを極力乱すことはしなかった。
前世みたいに無理をしていたつもりはないし、むしろ楽しんでやっていたけどこれからはそうはいかない。
これからはまったくの未知の未来。怖さ半分興味半分。
それでも今の僕ならアスナさん達を守るぐらいの力はある。
だから精々頑張るとしましょうか。
━━━━━ 桜咲刹那 ━━━━━
…………ネギ先生が不機嫌だなぁ。
しかめっ面をして、“造物主の掟”のグランドマスターキーとやらをいじっている。
そして何故か黄金のような光る金属とか、凄い力を持った魔法具みたいのを生み出してますけど………………本物?
もしかしてその鍵を使えば魔法世界のものなら何でも生み出せるのでしょうか?
あの鍵はこの世界を造った造物主の力を持っているモノ。
それなら出来てもおかしくはないですが、これってマズイんじゃ……?
「そうですね。やりすぎたら魔法世界の経済が崩壊します。誰でも簡単に扱えるというわけじゃありませんが、それでも一流の魔法使いなら扱えるでしょう。
…………これは世に出せませんね。全部回収して………………でもMMやヘラスに渡すわけにもいかないし、僕が保管しておくしかないかな。それが一番混乱が少なさそうです。
ゲーデルさんはどう思います?」
「…………世に出せないというのは賛成です。
MMとヘラスに渡すわけにはいかないというのは………………まあ、少なくともどちらか片方だけに渡すのだけは絶対駄目ですね。戦争になります。
特に元老院には絶対渡せません。これは地球の核兵器以上に厄介なものですよ」
「そうじゃな。
特にヘラスは敵対するものがそれを一本でも持っていたら降伏するしかなくなる。魔法世界人である妾達はその鍵相手には為す術がないからの。
それこそMMに渡されたら“殺られる前に殺れ”と言わんばかりに、20年前の大戦の再現が起きるかもしれん。
それを考えたら“黄昏の御子”であり、魔法世界のどの勢力からも実質的に独立しているネギが保管するというのが、落としどころとしては無難なのじゃが………………そもそもネギよ。
もしかして主はこれも量産出来るとか言わぬよな?」
「研究次第ですけど出来ると思います………………というか出来るはずです。
何しろこの鍵は僕の血を利用して作ったホムンクルスを使って造ったものらしいですからね。そのホムンクルスの元である僕なら出来るでしょう」
「なら決まりじゃな。ネギがこれを作れるとするなら、ネギから没収しても何の意味もない。
ヘラスとしてはネギが全ての“造物主の掟”の回収・保管を行なって、尚且つ魔法世界のどの勢力の味方をしないことを要求する。
…………そしてその“造物主の掟”を悪用せず………………魔法世界を無に還すようなことはしないことも要求する」
「しませんよ。んなこと」
「絶対じゃぞ。
…………。
……………………。
………………………………というか本気でコレどうするのじゃっ!? ネギ一人のせいで魔法世界のパワーバランスが滅茶苦茶になったぞ!!!
先日の拳闘大会のときまでのネギならまだしも、この“造物主の掟”まで持たれたら本気でどうしようもないわ!!!」
「MMとヘラス、それにアリアドネーなどの既存国家間の国力比率は変わっていませんけどね。
今まで魔法世界全ての国の国力合計“100”だったのが、ネギ君一人が入ることによって国力合計“10100”になったようなものです」
「増えたのが“10000”で済むわけなかろうがっ!!!
ネギが“10000”だったらヘラスは“0”じゃ、“0”っ! 亜人の国であるヘラスは、“造物主の掟”を持ったネギ相手に本気で為す術がないぞ!!!」
「…………アリアドネーも同じね」
「MMだって似たようなもんだぜ。いくら6700万人の人間がいるからって、このぼーず相手には何の役にも立たねぇよ。
そもそもこのぼーずは魔法世界を滅ぼすことだって出来るって…………」
「本人の目の前でそういう話はやめて欲しいのですが………………仕方がないですかね。何だか僕のすることがドンドン増えてきそうな感じがしますよ。
“黄昏の御子”っていう立場のは厄介ですねぇ。さすがはこの世界の造物主の力を持っていると言われているわけです。
…………ここは「僕は新世界の神になる(キリッ」…………とでも言えばいいんでしょうか?
人生って面白いなぁ」
「「「洒落になってないわ!!!」」」
「(…………皆さん大変ですねぇ。私はもうネギ君につくことを決めてますから気が楽ですけど)」
オスティアの王様候補から、一気に魔法世界の神候補へ。
…………一体どんなステップアップなんですか?
「まあ、その辺のことは後で話しましょう。少なくとも世界征服には興味ないし、むしろ自分達のことは自分達でやって欲しいというスタンスなので、僕にチョッカイかけてこないのなら悪いようにはしませんから安心してください。
今はそれよりも目先の“完全なる世界”のことを考えましょう。アチラさんの方が明確に敵対している分だけ、僕よりも優先すべきでしょう?
ちょっと彼我の戦力や状況をまとめてみましょうか」
「(…………胃が痛くなってきた)」
「(なまじ敵対的じゃないから対処に困るわ)」
「(何で俺、主席外交官なんかになったんだろう?)」
「(ネギ君について良かったです)」
…………さて、私達の戦力はまず今私達が乗っているヘラス帝国のインペリアルシップ、テオドラ皇女の御座艦。
皇族を乗せたり、他国のVIPを乗せたりもする船だけあって生活設備も充実している。貴人用の食堂から風呂、トイレなど完備で古龍・龍樹付き。
この設備があるから私達はこの船に乗ることになった。
そしてもう一隻がMM主力艦隊旗艦、スヴァンフヴィート。
この船にはMMの人間で構成された“造物主の掟”相手でも戦うことの出来る兵が乗っている…………が、テオドラ皇女や船自体の護衛ぐらいと思っておいたほうがいいだろう。
実質、この二隻と私達が全戦力だ。
魔法世界人は足手纏いになりかねないということで置いてきている。
敵の目的は彼らの主、造物主の復活。
造物主は10年前に麻帆良に封印されている。封印先の肉体ははお義父さまだ。
世界各地のゲートポートを破壊したのは造物主復活に必要な魔力を集めるためで、復活には器の肉体であるお義父さまの血縁のネギ先生の血肉や魂が必要だったが、それはネギ先生のホムンクルスを作成することで解決している。
しかもそのホムンクルスは不完全ながらも『完全魔法無効化能力』を持っており、“造物主の掟”はそれを利用して作り上げた。
“造物主の掟”を敵にしたら魔法世界人は戦力にならないが、こちらも“造物主の掟”のグランドマスターキーが一本、マスターキーが十五本ある。
グランドマスターキーはネギ先生が持って無双するとして、魔法世界人であるラカン殿やセラス総長にマスターキーを渡せば彼らも戦力になる。
一方、廃都の状況はというと、大量の魔力が大気と反応して肉眼でも見えるぐらいに魔力が集まっている。
それにネギ先生がデュナミスから読み取った情報によると、造物主復活までの時間はそう残されているわけでない。
敵戦力は多く見積もって、フェイトやラカン殿クラスが4人。私や楓クラスが6人。不明が1人。
後は召喚魔やゴーレムが山程いるらしい。
フェイトクラスの4人は、デュナミスとフェイトを含むアーウェルンクスシリーズの3人。そしてフェイトはおそらく先ほどの戦いで重傷。
私クラスは月詠とフェイトの従者の5人の女の子。従者の五人はネギ先生の見立てでは、思いっきり甘く採点して私クラスだから、実質は夕映さんぐらいらしい。
戦力不明はゲートポート破壊のときにいた墓所の主という人物。この人はデュナミスの仲間というよりも協力者で、デュナミスも全てを知っているわけではないようだ。
あとはネギ先生のホムンクルスがどういう状況かだな。
下手にフェイトのように戦う人形に調整されてたら、かなり厄介なことになりそうだ。
…………というか、それこそ量産されたネギ先生が襲って来たらどうしよう?
いかにホムンクルスといえど、ネギ先生の顔をした存在を傷付けるのは気が進まな「そのときは僕が全て消滅させるから問題ないですよ」………………おや、ネギ先生がまたもや不機嫌に。
…………。
……………………。
………………………………皆、ネギ先生を見てニヤニヤしてるなぁ。私もだけど(テオドラ皇女達除く)。
「…………それにしても、ネギの血を利用して造ったホムンクルスかぁ」
「……………………」
「やっぱりネギ君の顔にソックリなんやろなぁ」
「……………………」
「ネギ先生の顔をした人を傷付けるのは嫌ですね」
「……………………」
「ハッハッハ、そうは言ってもお前達。敵なら倒さねばならないぞ。
…………でもまあ、確かにお前達の言うことは尤もだから、生け捕りでも目指すか?
ネギの顔をしてるのなら、ホムンクルスを愛でるのをネギが構ってくれないときの暇潰しにしても面白いしな」
「ッ! ……………………」
ああ、ますますネギ先生が不機嫌に。
そりゃあ私達がちびネギを可愛がるだけでもムッスリするネギ先生ですから、他の人を可愛がるとなると不機嫌になるでしょう。
いくらネギ先生の血を利用して造ったホムンクルスとはいえ、ネギ先生からしたら自分と同じ顔した別人ですからね。
嫉妬かぁ…………可愛いなぁ。テオドラ皇女達はネギ先生の不機嫌さに顔色を悪くしているけど。
でも最近はこのネギ先生の嫉妬しているような顔がクセになってきたというか、この状態のネギ先生が発している空気が肌を刺す感じが気持ち良いというか…………どうもチョッカイかけたくなるんですよね。何だかゾクゾクしてきます。
ネギ先生ってわかりやすい反応してくれますし、このちゃん達もこのネギ先生が可愛く感じているみたいですし。
ネギ先生が私達に対しては絶対…………とまではいかないけど、あまり強く言ってこないってことに甘えちゃっているのはわかるんですけど、それでも止められないんですよね。
…………むしろネギ先生の限界点をちょっとだけ越えて、先日のようにお仕置きされtゲフゲフンッ! …………おっと、ヨダレが。
「廃都までは後どれくらいですか? 時間でいいです」
「ん? …………あと3時間ってところだな、ぼーず。
魔力が廃都に集まりすぎたせいで、浮遊石が再び20年前のように浮かんできやがった。それらに激突しないように慎重に進まざるをえないから、どうしても時間はかかるぜ」
「ふむ…………新オスティアでもテロによる混乱を沈静させるのに時間がかかりましたからね。
…………まあ、大丈夫でしょう。それでは作戦会議はこれぐらいにして、各自休憩にしましょうか。
とはいえ、もしかしたら襲撃があるかもしれませんから、僕達と他の皆さんに別れて警備をして、休憩は別荘でとることにしましょう」
それもそうですね。
私達はあまり疲れていませんが、ネギ先生は総督府で魔力をかなり消費したはず………………割合で言ったら全魔力の二割も使っていないんでしょうけど、絶対値で言ったら一般の魔法使い数人分は使っているでしょう。
次が決戦となるならば、その二割が勝敗を分けることになりかねません。
ネギ先生には全快状態で最終決戦に挑んでもらうべきでしょう。
…………次のネギ先生と一緒に寝る人って誰でしたっけ?
━━━━━ 後書き ━━━━━
計画通り……じゃないっ!
やはりこの展開は予想はされていましたねぇ。
久しぶりにネギ君ミスりました。デュナミスが一月でやってくれたみたいです。
ゲートポートで調子に乗った報いですね。敵側にも補正を入れないとアレですし。