【昼ドラ注意報①】
エヴァ「…………。
……………………。
………………………………」
アリカ「…………。
……………………。
………………………………」
ネギ「ネギですが家の空気が修羅場です」
アーニャ「ウェールズ帰りたい」
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【その頃のナギ】
ナギ「なあ、ジャック。昔に“ネギが一人前になるまではアリカのことは教えない”って約束したよな?」
ラカン「ん? それがどうしたよ?」
ナギ「いや、一人前になる前にアリカと会わせちまったけど、その約束どうしたらいいと思う?」
ラカン「ん? ああ……えーと…………んじゃ、俺たちで一人前にすりゃいいんじゃね?」
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【これからがほんとうの地獄だ…………】
ナギ「というわけで俺たちが鍛えてやるぜ。
なーに、親子のスキンシップってやつだ」
アリカ「頑張るがいい、ナギ。
失った父の威厳というものを取り戻すのじゃ」
ラカン「最近退屈してたからなぁ。
いい暇つぶしになりそうだぜ」
タカミチ「参ったなぁ。ネギ君は僕の弟子なのに。
これは皆さんに負けられない修行をしないと」
クルト「タカミチだけにネギ君を任せていられるか。
戦闘だけでなく、立派な大人になれるように教育してあげましょう」
ガトウ「タカミチも弟子を取るようになったか。
しょうがない、俺も孫弟子の面倒を見てやるかね」
アル「おやおや、ネギ君も大変ですねぇ。
ああ、私も参加しましょう。フフフフフ…………」
エヴァ「何を言ってるお前たち。ぼーやは私の弟子だ。お前たちのような馬鹿者共に鍛えられたら、ぼーやの命がいくつあっても足りん。
ぼーやには私のオリジナル魔法、『闇の魔法』を教えてやろう」
アスナ「私は『咸卦法』ぐらいしか教えられないわよ」
ネギ「 \(^o^)/」
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【期末テスト】
ネギ「来週から期末テストかぁ。
皆さん頑張ってくれるといいんですけど」
エヴァ「くくく、安心しろぼーや。手は打ってある」
ネギ「え? クラスの皆さんで勉強会か何かするんですか?」
エヴァ「いや、さっきクラス全員に夢の中で勉強する魔法をかけてきた。
夢の中のテストで満点をとるまで決して目が覚めないやつをな」
ネギ「今すぐ解除してきてください」
エヴァ「な、何故だっ!?」
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【修学旅行】
ナギ「京都も久しぶりだなぁ」
アリカ「前来たのはいつだったかの?」
ネギ「…………何で一緒に来てるんですか?」
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【昼ドラ注意報②】
千草「奥様がいるから長が振り向いてくれないんどすっ!!!」
刹那「何だ!? 貴様はっ!!!」
木乃香「母さまになにするんやっ!!!」
ネギ「(キャラ崩壊しすぎじゃね?)」
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【昼ドラ注意報③】
月詠「このかお嬢様がいるから刹那先輩が振り向いてくれないんどすっ!!!」
木乃香「何や!? あんたは!!!」
刹那「このちゃんになにするんやっ!!!」
ネギ「(あんま変わってないですね)」
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【犬上家】
小太郎「……………………」
ナギ「ハッハッハッ。まさか京都で「“千の呪文の男”、勝負や!!!」と挑まれるとはなぁ。
こういう無鉄砲なガキは嫌いじゃないぜ」
アリカ「もう少し手加減してやればよかろうに」
ネギ「とりあえず地面から引っこ抜いておきますね」
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【羽毛布団】
木乃香「新しい布団買ったらグッスリ眠れたわぁ」
アスナ「へぇ、そうなの」
木乃香「そういえばなぁ。ウチ、天狗の逸話を聞いたとき
「天狗の羽で羽毛布団作ったらどうなるんやろ?」と思ったわ」
刹那「…………くっ!」
ネギ「決意固めたような表情しないでください」
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【羽毛布団の羽毛は羽根じゃない】
木乃香「まあ、羽毛布団は鳥の羽じゃなくて、鳥の胸元の毛使うんやけどな」
刹那「!!!」
アスナ「羽根を使った羽根布団というのもあるけど?」
刹那「! それですっ!」
ネギ「それじゃないです」
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【“闇の魔法”?】
ネギ「ラス・テル・マ・スキル・マギステル 汝がためにユピテル王の恩寵あれ、『治癒』!
固定、掌握、魔力充填、術式兵装『自動治癒』!!!」
エヴァ「治癒魔法を体内に取り込む?
そんなことやったことなかったな」
アル「あなたはそんなことしなくても平気ですからね」
アスナ「でもこれって“闇”の魔法と言うのかしら?」
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【所詮は浅知恵】
アル「凄い回復力ですね。
真祖の吸血鬼であるあなたとまではいきませんが」
エヴァ「…………まあ、そうなんだが」
アスナ「? どうしたの?」
ナギ「おい、お前殴ったら俺の方も回復するぞ」
ネギ「え?」
エヴァ「そりゃ、そうだろうな」
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【抱き枕には丁度良い】
アスナ「でもこの状態のネギを抱いて寝るのはいいわね」
アリカ「回復魔法を常時かけられているようなものじゃからのう。
アスナ、明日は私じゃぞ」
エヴァ「明後日は私だ」
ネギ「…………………………反応しちゃ駄目だ反応しちゃ駄目だ
反応しちゃ駄目だ反応しちゃ駄目だ反応しちゃ駄目だ
反応しちゃ駄目だ反応しちゃ駄目だ…………………………」
アル「では明々後日は私で」
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【ウルティマホラ(別名:“紅き翼”最強決定戦)】
司会「それでは、1回戦の対戦組み合わせの発表です!
第一試合 アンナ・ユーリエウナ・ココロウァ VS 神楽坂ガトウ
第二試合 タカミチ・T・高畑 VS ネギ・スプリングフィールド
第三試合 神楽坂明日菜 VS 桜咲刹那
第四試合 エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル VS ネカネ・スプリングフィールド
第五試合 長瀬楓 VS 近衛詠春
第六試合 アルビレオ・イマ VS クルト・ゲーデル
第七試合 ジャック・ラカン VS 犬上小太郎
第八試合 ナギ・スプリングフィールド VS 古菲
となります。第一試合開始は30分後です」
アーニャ「 \(^o^)/」
ネギ「 \(^o^)/」
刹那「 \(^o^)/」
小太郎「 \(^o^)/」
マナ「…………私はコウキと約束あるから」
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【昼ドラ注意報④】
エヴァ「…………。
……………………。
………………………………」
ネカネ「…………。
……………………。
………………………………」
ネギ「ネギですが会場の空気が修羅場です」
アリカ「(いつぞやの私らを見ているようじゃ)」
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【無知とは罪】
古菲「ネギ先生の父親らしいアルが、手加減しないアルヨ」
ネギ「(その人相手にするのはやばいです。古菲さん)」
楓「拙者は木乃香殿の父君が相手でござるか」
ネギ「(西の長が何で来てるんですか?)」
結局、2回戦第四試合“ジャック・ラカン VS ナギ・スプリングフィールド”で会場が崩壊して大会中止になりました。
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【“紅き翼”同窓会】
詠春「皆、久しぶりだな」
ナギ「詠春老けたなぁ」
ラカン「久しぶりじゃねえか」
アル「今皆でネギ君鍛えてるんですけど、あなたもやりません?」
ネカネ「あ、私も参加します」
ネギ「…………え?」
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【父親越え】
ネギ「つ、遂に勝てた…………」
アリカ「おお、凄いぞ、ネギ。
早くも父親越えするとは。流石私の子じゃ」
ナギ「皆で色々教えすぎたぜ…………」
詠春「神鳴流の飲み込みも早かったよ」
タカミチ「やれやれ、まさか“無音拳”まで使えるようになるとはね」
アル「では次に
“ネギ君パーティー(仮)” VS “紅き翼”のパーティー戦ですね」
ラカン「まあ、一人じゃ出来ること少なぇからな。
早くパートナー見つけてこいや」
ネギ「………………え?」
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【僕と仮契約して、“魔法使いの従者”になってよ】
ネギ「小太郎君、木乃香さん、刹那さん、楓さん、古菲さん、アーニャ。
僕と仮契約しませんか?
今なら“紅き翼”に修行をつけてもらえる特典付きですよ」
小太郎「ワリィ、流石に無理や」
木乃香「ウチ、将来西に戻るから、
“魔法使いの従者”になるなんて無理や!!!」
刹那「わ、私はこのちゃんの護衛ですので」
楓「したくないでござる!!!
絶対に仮契約したくないでござる!!!」
古菲「ワタシ故郷に帰ろうと思ってるアルヨ!!!」
アーニャ「私もウェールズに帰るわっ!!!」
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【契約とってこいって言ってんだろ! 出来なかったら自腹しろや!!!】
ネギ「………………………………」
ナギ「おいおい、パートナーまだ見つかってないのかよ」
ラカン「じゃあ、とりあえず一対多の戦闘方法を教えておくか」
アル「“ネギ君パーティー(独り)” VS “紅き翼”ですね」
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【平穏】
のどか「ネ、ネギ先生。
最近お疲れのようですけど大丈夫ですか?」
ネギ「フフフ、まだ大丈夫ですよ…………」
のどか「そ、そうなんですか。私に出来ることあったら言ってくださいね」
ネギ「(…………流石に巻き込めません)」
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【大戦関係者同窓会】
テオドラ「アリカ、久しぶりじゃの」
リカード「まったく。大戦の後始末がこんなに長く掛かるとはなぁ」
セラス「この面子が顔を合わせるのも何年振りでしょう」
ナギ「おう、あんたらか。世話を掛けたなぁ」
アル「今皆でネギ君鍛えてるんですけど、あなた方もやりません?」
ネギ「……………………え?」
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【決意】
ネギ「…………独りでやるしかないっ!」
アスナ「何だか追い込まれてる目してるけど、大丈夫かしら?」
アリカ「そろそろナギとアルを〆ておくか」
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【色々ともう駄目かもしれない】
ネギ「! そうだ!
『咸卦法』と『闇の魔法』と『契約執行』と『戦いの歌』を同時に発動させれば!!!」
アリカ「…………『契約執行』と『戦いの歌』を同時発動させても意味ないと思うがの」
アスナ「…………もう休みなさいな」
茶々丸「最近、坊ちゃまの目が濁っているように見えます」
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【仮契約】
ネギ(霊体)「『仮契約』っ!!!」
ネギ(肉体)「………………………………」
エヴァ「自分(霊体)と自分(肉体)で『仮契約』しただと!?」
アル「しかも『闇の魔法』でわざと肉体を魔族化させてからですか。
ここまでいくと、もう霊体と肉体で別人といっていいかもしれませんから、他人との契約扱いになるんでしょうかね?」
アリカ「そんなこと試した者は誰もおらんじゃろうな」
ナギ「なんでぇ、あいつパートナーも見つけれないのかよ」
アスナ「…………パートナー見つけられないのはナギたちのせいだと思うけど」
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【仮契約カード】
ネギ「称号は“一人ぼっちの一角獣”。
アーティファクトは“白紙仮契約カード”と“空飛ぶゲタ”?
徳性は“希望”。方位は“中央”。
色調は“白”と“赤”。星辰性は“彗星”。
…………“白”い“一人ぼっちの一角獣”で“赤”い“彗星”?
色々混じってますね」
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【“白紙仮契約カード”】
契約主と従者の名前欄が空白で、他には何も書かれていない仮契約カード
“契約者と従者のどちらかに、ネギ・スプリングフィールドの名前を入れること”と“名前欄に、自分の血で、自分の名前を、自分で書くこと”で契約成立
契約者と従者を交換して、同じ人間で相互に主従となるのは不可能
契約者と従者を交換する場合は一度契約を破棄すること
ただし、“本当の仮契約カード”を使用して相互に主従となるのは可能
何枚でも作成可能
“従者への魔力供給”、“従者の召喚”、
“念話”、“防御力アップ”は使用可能
“潜在能力の発現”、“アーティファクトの召喚”
“衣装の登録”は使用不可能
ネギ「……………………自分一人だけじゃ意味なくね?」
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【“空飛ぶゲタ”】
1機のみ発現可能
ジェット噴射なので後進不可能
大きさは縦長の約2㎡
長谷川千雨が気づけない程度の認識阻害、微弱な魔法障壁が常時発動
簡単な自立行動が可能
仮契約した人間なら操縦可能
“白紙仮契約カード”の仮契約者も操縦可能
アスナ「あら、“空飛ぶゲタ”は面白いわね」
アリカ「うむ、風を切って空を飛ぶのは気持ちいいの」
ネギ「対“紅き翼”には役に立ちませんけどね」
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【卒業式】
ネギ「ふう、3-Aの皆さんとも今日でお別れですか。
魔法使いとしての修行も無事に終わりました。
今となっては良い思い出です」
エヴァ「ふむ、最後の卒業式となると感慨深いものだな」
アスナ「初めてにしては良い教師だったわよ、ネギ」
アリカ「やっとネギの晴れ舞台を見ることが出来たのじゃ」
ナギ「よーし、じゃあこれからネギの卒業試験を始めるか」
ラカン「全力で来いよ、でなけりゃ死んじまうぜぇ」
アル「準備する期間はたっぷりありましたからね。
どのような手を使ってくるのか楽しみです」
タカミチ「大丈夫。ネギ君なら僕達にだって負けないさ」
クルト「今日は何と良き日でしょうか。
ネギ君が一人前となるためのお手伝いが出来るなんて…………」
詠春「木乃香も大学までこちらにいるからね。
何かあったときのために、ネギ君には一人前になってもらわないと」
ガトウ「(……………………ここら辺一帯に何か仕掛けてあるな)」
ネギ「………………………………」
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【対“紅き翼”】
エヴァ「強制転移魔法で深海1000mへ全員転移させ、
詠唱出来ない上、水圧で身動き取れないところを各個撃破か」
ヴィルさん「“MS”というのは厄介ですな。
水中でも息は出来るし、水圧にも耐えれる。魔法はマグナム弾とやらで代用可能ですか」
ネギ「それでも死人が出ない“紅き翼”ってマジパネェっす」
アリカ「(本気で殺す気だったのかの?)」
アスナ「(いや、勝つことしか考えてなかったんじゃない?)」
茶々丸「(坊ちゃまのお顔が、やけに晴れ晴れとしてます)」
チャチャゼロ「ケケケ、イイ感ジニ壊レテ来タナァ」
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【ネギから見た関係】
エヴァ 「本当に初恋だったかもしれない」
アスナ 「姉さん。でも、もしかしたら恋かもしれない」
アリカ 「二股眉毛、じゃなかった。妹とか欲しいです」
ネカネ 「戦闘さえしなければいい人なんだけど…………」
ナギ 「駄目親父死ね」
ラカン 「筋肉達磨死ね」
アル 「変態死ね」
タカミチ 「デスメガネ死ね」
クルト 「仕事しろや、元老院議員」
詠春 「仕事しろや、西の長」
ガトウ 「煙草吸いすぎで肺ガンになりやがれ」
テオドラ 「年考えろ、じゃじゃ馬皇女」
アーニャ 「僕と仮契約して、“魔法使いの従者”になってよ」
小太郎 「僕と仮契約して、“魔法使いの従者”になってよ」
刹那 「僕と仮契約して、“魔法使いの従者”になってよ」
木乃香 「僕と仮契約して、“魔法使いの従者”になってよ」
楓 「僕と仮契約して、“魔法使いの従者”になってよ」
古菲 「僕と仮契約して、“魔法使いの従者”になってよ」
アルちゃん 「ノーコメントでお願いします」
ヴィルさん 「何でこの人の側が一番安心するんでしょう?」
茶々丸 「坊ちゃま言うな」
スタン 「治ってくれて良かったです」
のどか 「のどかさん、マジ天使。
…………でも、だからこそ巻き込めない orz」
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【相手から見た関係】
エヴァ 「結局“お母さん”って呼んでくれなかった orz」
アスナ 「…………弟みたいなものよ」
アリカ 「結局あんまり甘えてくれなかった orz」
ネカネ 「良い子に育ってくれて嬉しいわ」
ナギ 「俺がガキの頃はもっと元気良かったんだけどなぁ」
ラカン 「面白いガキに育ったぜ」
アル 「この子は私が育てました。フフフフフ…………」
タカミチ 「この子は僕が育てた」
クルト 「この子は私が育てた」
詠春 「木乃香の婿にはまだ早いですね…………」
ガトウ 「アスナを嫁にやるにはまだ早いな…………」
テオドラ 「やけに冷めた目で見られるのぉ」
アーニャ 「こっち見んな」
小太郎 「こっち見んな」
木乃香 「こっち見んな」
刹那 「こっち見んな」
楓 「こっち見んな」
古菲 「こっち見んな」
アルちゃん 「何で微妙な目で見られるんでしょう?」
ヴィルさん 「ネギ様のおかげで私には被害が来ないので…………」
茶々丸 「…………私でよければ」
スタン 「会うたびに逞しくなっていくのぉ」←何も知らない人
のどか 「…………えへ、また逢えないかなぁ。ネギ先生」
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【『咸卦法』と『闇の魔法』の同時発動は出来るようになりました】
ネギ「遂に“偉大な魔法使い”と呼ばれることとなりました。
悪魔による石化魔法の治療方法の確立が評価されたみたいです。
それに“紅き翼”相手にガチンコ勝負しても、勝つとまではいかないでも逃げきれるようになりました。
戦闘・治癒・その他諸々全部一流です。
まさに人生勝ち組。テンプレ通りな転生人生ですねぇ。ハッハッハ。
“転生チートうぜぇ”とか感想で書かれたらどうしましょう?」
ヴィルさん「…………涙をお拭きください。ネギ様」
ネギ「…………こんな人生勝ち組なテンプレ転生人生より、
平穏が欲しかったです orz」
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【それに結局パートナーになってくれる人はいませんでしたとさ】
アリカ「早く孫の顔が見たいのじゃがのぉ…………」
ネギ「11歳相手に無茶言わないでください。
それか自分でもう一人作ってください。
出来れば妹が欲しいです」
ナギ「パートナーになってくれるのがいないって、
お前ハブられてんじゃねーのか?」
ネギ「パートナー出来ないのあんたらのせいでしょーがっ!!!」
アスナ「…………本屋ちゃんはあなたに気があるみたいだったけど」
ネギ「のどかさんみたいな天使を、
こんなヤクザな世界に巻き込めるわけないじゃないですか!!!」
アスナ「………………………………」
茶々丸「………………………………」
ネギ「(原作ネギがうらやましいです)」
???「その願い、叶えてあげましょう」
ネギ「………………………………え?」