━━━━━ ネギ・スプリングフィールド ━━━━━
『えーっと、聞く準備は出来たかな?
それでは質問するけど、“エヴァさんが行方不明になった後、どうして不機嫌になったのか?”…………ということは自分で疑問に思わなかったかな?』
「…………え? もしかしてさっきの僕って不機嫌でした?」
はて、不機嫌?
自分としては予想通りの結果でしたから、特に問題はないと思っていたのですが…………。
『…………多分、今の君ならわからないよね。うん、僕もそうだった。
それなら順を追って話そう。最初は京都旅行のときだ。
木乃香さんが“ょぅι゛ょ誘拐犯”に攫われたら、自分にしてはやけに落ち着かなくてイライラして、フェイト達に八つ当たり気味になったのを覚えているかい?
何であんなことをしたんだい?』
…………そういえばそんなことありましたねぇ。
でもアレは、本当に初めての意味での殺し合いだったから気分が高揚していただけなのではないですかね?
『次はヴィルさんが麻帆良に来たときだ。
彼には「雛を守る親鳥のような顔をしている」と言われたり、実験とはいえ明らかにヴィルさん相手だったらオーバーキルだったよね?
しかも情報を引き出すだけならのどかさんに頼めばよかったのに、あんなことしてまで自分でヴィルさんの頭から情報を引き出した。
何であんなことしたんだい?』
いや、それは実験だったし、だいたいオーバーキルっていってもヴィルさんはまだ死んでませんよ。きっと今でも“封魔の瓶”の中で元気に過ごしていると思いますよ。
…………両手足無いダルマ状態でだけどね。
それにあんな状態のヴィルさんをのどかさんに見せるわけにはいかないじゃないですか。
『そしてまほら武道会決勝。
“イノチノシヘン”で僕と駄目親父と戦わせることが、アルビレオ・イマさんの目的だったということは予想していたのにそれを無視した。
何であんなことしたんだい?』
…………だって、アルさんは楓さんに酷いことしたし…………。
だいたいあの反則みたいな分身体で出ること自体がおかしいんですよ。
食っちゃ寝の休養中だというのなら、素直に図書館島地下に引き篭もっていればいいんです。わざわざ真面目に大会出る人の邪魔なんてする必要はありません。
それなのに武道会にまで出てくるなんて…………。
『皆さんとのデートのとき、チョッカイかけてきた男を手荒くあしらったのは?
瀬流彦先生に付き合ってもらってまで、皆さんのプレゼント選びにあんなに必死になっていたのは?
皆さんのためにお菓子を作ったり、皆さんのために麻帆良の山で採ってきた花を部屋に飾ったりするのは?
皆さんに着せ替え人形にされても何も言わなかったのは?』
…………いい加減、いったい何を言いたいのさ?
そりゃデートしている女性達に近づくような不埒な男を許すわけにはいかないじゃないですか。
日頃お世話になっている人達に贈るプレゼントなんだから、良い物を贈りたいと考えるのは当然でしょう。女性へのプレゼントってのは前世ではあまりしませんでしたから、瀬流彦先生にも手伝ってもらいましたけどね。
お菓子作りや花を飾ったりするなんてそんな大したことではないでしょう。僕が住まわせてもらっている部屋にはのどかさん達だけでなく、他の3-A生徒もよく訪れてきますからね。
…………着せ替え人形は…………うん、何というかもう慣れちゃった。そもそも前世のエヴァさんがあんな感じでしたしねぇ。
だから、別におかしいことなんてしているわけじゃないですよ。
…………というか何でアスナさん達はやけに期待している目で見ているんですか?
それにしても未来の僕のニュアンスじゃ、まるで僕がアスナさん達に惚れてるみたいじゃないですか。
いや、もちろんアスナさん達のことは好きですよ。それは胸を張って言えます。それだけには嘘は言いません。
けど僕はまだ10歳ですし、“ょぅι゛ょ誘拐犯”とか魔法世界のこととか終わっていません。
この状態で恋愛関係になってしまうと、ますます皆さんを危ない目にあわせてしまうかもしれません。ですので夏休みにウェールズから魔法世界行って、さっさと墓守の宮殿に特攻してこようと思ってるんですよね。
原作知識が無くなってしまう頃ですが、今の僕なら多分勝てます。
そうすればもう危険なことはないでしょうから、アスナさん達のことを真剣に考えることが出来ます。恋愛関係になるのはそれからでしょう。
僕は今、とても幸せです。
麻帆良に来て、アスナさん達と会えたからとても幸せです。
ずっとこのままでいたいぐらいに。
もちろん前世でも幸せだったと思います。…………いや、幸せでした。
エヴァさんや茶々丸さんがいましたし、今はいない母もいました。3-Aの生徒の皆さんも今とは微妙に違うけど、それでも教師としての仕事を楽しくすることが出来ました。
駄目親父たちの修行は辛かったですけど、それがあったからこそ今の強さがあるのだから感謝していないわけじゃないです。
死ぬギリギリまでを見事に見極めての修行は辛かったですけど…………辛かったですけど………………うん、やっぱり殺そう。あの駄目親父共めが。
でも、別にわざわざ急いで今の生活を変えようとは思っていませんよ。
今の僕はとても幸せなんですから。
『…………多分、今いろいろと考えているのだろうけど、それらを頭の中に残した上で更に考えて欲しい。
もしアスナさん達に「他の人のことを好きになった」と言われたら、君はどう思う?』
………………えあ?
アスナさん達が……他の人のことを…………? それは……それこそタカミチとか瀬流彦先生とか?
いや…………でもアスナさん達は僕が答えを出すまでちゃんと待ってくれるって言ってくれたし、僕も皆さんのことをちゃんと大切にしていると思うし…………。
ちゃんと皆さんの勉強見たりするし、お話もたくさんするし、修行もつけてるし、プレゼントとか贈るし、スキンシップもしてるし、着せ替え人形みたいに玩具にもされているし…………。
だから、そんなことは……そんな、ことは…………。
…………。
……………………。
………………………………嫌だ。
マズイ。今までそんなこと考えたことなかった。でも考えてみたらそれは凄く嫌だ。
アスナさん達の隣に、僕以外の男が立っていること想像したらそれだけで凄く嫌だ。独占欲強すぎだろ、僕。
何で今までそのことを思いつかなかったんだろ?
原作の印象で? …………いや、前世のせいで原作の印象なんて木っ端微塵に吹っ飛んでます。ただ読んだだけの原作よりも、実際に体験した前世の方が心に焼き付いてますので違うでしょう。
前世の印象で? …………そっちの方が有り得ません。前世では皆さんに告白されたりなんかしませんでしたから。
…………ってことはやっぱり今世で麻帆良に来てからの日々でですよね。
ぐあ! アスナさん達の好意におんぶに抱っこされてたなんて、僕はいったい今まで何をやっていたんだ!?
…………待て、慌てるな。これは未来の僕の罠だ。
考えろ。確かにアスナさん達がタカミチとか他の男のことを好きになったとしたら嫌だけど、アスナさん達ではなくて他の3-A生徒に置き換えてみよう。
その場合は…………あれ? 微妙だなぁ。それだと他の男を好きになるのが嫌とかじゃなくて、中学生と付き合うタカミチが嫌になってきた。
それこそもし鳴滝さんと付き合うようにでもなったとしたら、タカミチは始末した方が世の中のためになりますよね。
でもこれがもし那波さんだったら…………あれ? 違和感ないぞ。というか那波さんって10代じゃなくて20dゲフゲフンッ! ………………なんか寒気した。これについては考えないでおこう。
あー…………でも確かにアスナさん達とは感じ方が違うなぁ。
ってことは…………やっぱり……そうなのかなぁ?
今考えてみたら、エヴァさんが無事に戻ってこれない可能性あったんだよな。
ちびネギも5体連れてってもらっていたから十中八九は大丈夫だと思ったけど、エヴァさんが戻ってこれなかったときのことを想像したらマジで血の気が引いてくる。
京都旅行やヴィルさんのときもそうか。
もしかしたら木乃香さんは天ヶ崎さん達に危害を加えられるかもしれなかったし、ヴィルさんにいたっては下着姿に着替えさせられる可能性があったりと…………。
そういうので無意識のうちに不安になっていて、八つ当たりとかしてたのかな?
『エヴァさんの惚れ薬を実験台として飲んだことあるだろう。
そのときの感覚を思い出した状態で、アスナさん達のことを見れるかい?』
…………。
……………………。
………………………………ぐあっ!!!
マズイ! それはマズイ!
ちょっと待って! 今は別に惚れ薬とか飲んでないのに、アスナさん達の顔を見るだけで何で恥ずかしくなってくるの!?
お願い、もうやめて!
アスナさん達はハイタッチなんかしてないで! グッドマンさん達は不思議そうな顔で僕を見ないで!
わかりましたから。僕がアスナさん達に惚れちゃってるってことは自覚しましたから!
顔が熱い。絶対耳まで赤くなってる。
本気で恥ずかしくなってきた。アスナさん達の顔を見れない。
やばい。僕ってアスナさん達のこと本気で大好きじゃんか…………。
しかも全員のこと大好きだ。1人選べって言われても絶対無理じゃんか。
「…………ネ、ネギ君。
悶絶しておるとこを悪いのじゃが、スーツのポケットが光っておるぞ?」
いったい何ですか、ぬらりひょん!?
僕は今考え事で忙しい………………あれ? “仮契約カード”が?
スーツのポケットに入れていたのは“仮契約カード”。
その中のうちの、僕が僕自身と作成した“仮契約カード”が光ってます。
之は何事ぞ?
「…………『来れ』?」
『来れ』で発現したアーティファクトは“白紙仮契約カード”、“空飛ぶゲタ”、それと少し大きめな革のパスケース…………って、これは“千の絆”?
これって原作でのネギのアーティファクトじゃないか?
え? これ本物? アーティファクトが増えた? そんなことあるのか?
と、とりあえず誰かの“仮契約カード”を挿し込んで………………あれ、違うぞ? 何ページもある?
原作の“千の絆”は確か、パスケースを開いたら左側に発現させたいカードを挿し込む部分があって、右側にその他のカードを保管するポケットがあったはず。
けど、これは開くとカードを挿し込む革のページがたくさんある。これだとパスケースというより、むしろ革で出来たカードホルダーみたいだ。
「………………『来れ』!」
うを!? 全部出た!?
皆のカードをそれぞれのページに挿し込んで、皆のアーティファクトを出すように念じて『来れ』したら、皆のアーティファクトが一度に全部出た!?
確か原作の“千の絆”は一度に1人分のアーティファクトしか出せなかったはず…………。
アーティファクトが新たに発現するってこと有り得るのか?
…………アレか? 神さま?の仕業か!?
いや、“千の絆”が原作と違うのは、もしかしてアスナさん達皆のことが大好きって自覚したから? ハーレムエンドを目指せとでもいうのか?
…………でも、確かにアスナさん達が僕以外の人のことを好きになったりするのは嫌だし…………。
って、ああ~~~もうっ! ワケわかんない!!!
未来の僕はどうしてこんな手紙を………………いや、そもそも未来の僕はどうしてこのことを理解出来たんだ?
それ以前に時系列的にどうなってるの?
エヴァさんが未来に跳んで…………あれ? でも式神あるから絶対戻ってこれるよな。それに未来の僕もエヴァさんが跳んでくるのを知っているはずだから、会わないってことはないだろう。
だからエヴァさんに手紙を渡すのも確定だろうけど、一番初めの僕がどうやって自分の想いに気づいたんだ?
…………何か未来じゃなくてパラレルワールドっぽいなぁ。
まあ、確かに今考えるとさっきの僕は不機嫌だったし、自分で気づけたのかな?
しかしそれをわざわざ今の僕に伝えるということは、自分で気づくのを待っていたのでは何かしら不都合なことがあったということだろう。
…………アスナさん達の内の誰かが他の人を好きになってしまって後悔でもしたのか?
いや、これからの1週間でそういうことが起こるのは考えにくい。
だとしたら…………逆にアスナさん達に襲われでもしたか? …………いや、そんなことないよね。アッハッハ……………………ないよね?
━━━━━ 高音・D・グッドマン ━━━━━
…………ようやく止まりましたわね。
未来のネギ先生の手紙のせいでネギ先生は随分と混乱したようで、顔が赤くなった状態で考え事をしていたかと思えば、いきなり頭を抱え込んで倒れこみながら床をゴロゴロと転がっていきました。そして壁にぶつかって沈黙。
…………コレ、どうしたらいいのでしょう?
神楽坂さん達は喜んでいますね。ハイタッチしたり、ニコニコと笑ってネギ先生を見詰めていたり、顔を赤くしていたり…………など、個人で違うようですが。
学園長も「フォッフォッフォ」と笑っておられるだけのようですし、メイにいたってはネギ先生達をキラキラした目で見ている始末。
…………超鈴音への対応はいいのでしょうか?
確かにまだ朝の8時ですので超鈴音が動き出すまでは時間がありますが、それでも無駄にする時間はないはずです。
「…………ネギ先生。いろいろあって大変なのはわかりますが、今は超鈴音への対応を…………」
「…………グッドマンさん。いや、大丈夫です。少し落ち着きました。ああ…………でも本当に衝撃的でした。僕がこんなにアスナさん達のことを好きだなんて思ってもいませんでした。
まいったなぁ。僕は教師なのに…………」
「…………何を今更。私としては、ネギ先生が御自身の気持ちに気づかれてなかった方が驚きなんですが」
子供だから仕方がないといえば仕方がないのですが。
「………………え?」
「いや、そこで「その発想はなかった」という顔をされても困ります」
「えと…………もしかしてバレバレでした?」
「それはもう。魔法関係者でそう考えていない人はいなかったと思いますよ。
もちろん神楽坂さん達も含めてですけど」
ネギ先生を見てたら簡単にわかります…………とまでは言えませんが、それでも雰囲気でわかります。
そこら辺のことはネギ先生は実にわかりやすかったですわね。
私達に対するのと神楽坂さん達に対する態度や対応が特に違うというわけではないのですが、何というか…………神楽坂さん達と一緒にいるネギ先生は“この子、もし犬だったら絶対尻尾を振ってますわよねぇ?”という雰囲気を漂わせているのですわ。
慣れないとわからないぐらいですが、それでもわかる人にはわかるぐらいですね。
まあ、ああいう微笑ましい感じだったからこそ、ネギ先生達の関係に何か言おうとは思わなかったのですが…………。
神楽坂さん達だってネギ先生にああいう脈があると思うからこそ、あそこまで積極的になっていたのでしょうに。
そしてまるで“ギギギ…………”とでも擬音がつきそうな感じで神楽坂さん達を見るネギ先生ですが、はにかむような…………可愛らしいものを見るような神楽坂さん達の目によって再び撃沈。
また顔が真っ赤になり、そしてまた床をゴロゴロと………………神楽坂さん達はそんなネギ先生を見て、何故ジャンケンを始めるのです?
…………それにしてもこの子、本当に自分の気持ちがわかっていなかったのですね。
まったく…………どうしてこうネギ先生はチグハグなんでしょうか。魔法関係などに関してはまさしく天才と言ってもいいのに、人としてはやはり未熟のようですわね。
“偉大な魔法使い”になるためには魔法だけでなく、人としての成熟が必要だということがネギ先生を見てよくわかりましたわ。
「ネ~ギ君?」
「…………何でしょうか、木乃香さん?」
ジャンケンに勝利した近衛さんがネギ先生に話し掛けます。それもとてもイイ笑顔で。
対するネギ先生は顔が赤いままツイ、と近衛さんから眼を逸らしての受け答え。もう完璧にネギ先生達の力関係は決まったようなものですわね。
「ウチらのこと…………好き?」
「………………好きです」
「どれくらい、ウチらのこと好き?」
「…………他の人には渡したくないぐらいに」
「そっかぁ……………………エヘヘ。ウチらもネギ君のこと大好きやで~」
「ありがとう…………ございます」
「いえいえ、どうってことないで。
……………………やほーーーいっ! ネギ君がウチらのこと「好き」って言ってくれるの初めてやーーー!!!」
そう言ってネギ先生を抱き締めながらグリグリと頬擦りして、更に揉みくちゃに撫で回す近衛さん。そして順番待ちなのか、ソワソワした状態で近衛さんの後ろに並ぶ神楽坂さん達。
嬉しいのはわかりますが、少しは落ち着いたらどうですか。
古さんや長瀬さん、長谷川さんは並んでいませんが、それでも顔が赤くなっていますね。…………というか古さんが赤くなりすぎてオーバーヒート寸前みたいなんですけど。
あれ? そういえば長谷川さんはネギ先生の“魔法使いの従者”ではなかったのでは?
…………それにしてもネギ先生は神楽坂さん達に「好き」だと言ったことはないのですか。
しかしネギ先生本人が好きだということに気づいていなかったようなので、それも仕方がないことですわね。
「フォッフォッフォ、何やらネギ君は大変のようじゃの。
どれ、ワシらは超君の対策に入ろうか。グッドマン君達は魔法関係者に連絡をとって、そうじゃな…………講堂にでも集まるように伝えておくれ。一度全員を集めて説明しなければならんからの。その間にワシは魔装具の手配をしよう。
ネギ君達は…………ここでしばらく休んでなさい。イベントでは存分に働いてもらうからの」
かしこまりました、学園長先生。
まぁ、確かにこの部屋には居辛いですわね。
…………部屋を出る私達を、揉みくちゃにされているネギ先生が“助けてください”というような目で見つめてきましたが………………これについては御自分で頑張ってくださいな。
「…………いいなぁ、神楽坂さん達。
これで両想いになれたんですねぇ」
「何を言っているのです。あの人達はこれからが大変ですわよ。
何しろネギ先生に対してアレだけの女性が想いを寄せているのですから」
「それはわかりますけど………………とにかくハッピーエンドになってほしいです」
「お喋りはそこまでです。さ、魔法関係者に連絡をとりますよ」
気を切り換えてシャンとしなさい、メイ。
もし超鈴音の企てを阻止出来なかったら、ネギ先生達はそれこそハッピーエンドではなくてバッドエンドになってしまいますわ。
あの人達を応援したいというのなら、ちゃんと仕事をなさいな。
━━━━━ 後書き ━━━━━
ネギがようやく“恋愛”に目覚めました。
“色欲”についてはまだですが。
“鶏が先か、卵が先か”ではありませんが、一番初めのネギがどういうルートを辿ったのかは書いている嘴広鴻でも決められませんでした。
1.ネギがエヴァを未来に送る
↓
2.未来のネギがエヴァに手紙を渡して送り返す
↓
3.過去のネギがその手紙を参考にして超を打倒
↓
4.過去から跳んできたエヴァに手紙を渡す
↓
5.その結果、2に戻る
とループします。
これですと、ネギは未来のネギから絶対手紙を受け取れるのですよね。
けど未来のネギから手紙を受け取るということは、その未来のネギが更に未来のネギから手紙を受け取っているというわけで…………。
自分で書いてて、もうワケわからなくなりましたw
もうパラレルワールドになっていると思うしかないですね。
ちなみにそのパラレルワールドの手紙を書いたネギは、別にアスナ達に襲われたりしてませんよ。
イヤ、ホントホント。自分で気づいただけですよ………………うん、そう。油断してたせいで“超鈴音最強最大の一撃”が炸裂したとかじゃナイデスヨ。
それと“千の絆”強化は、これぐらいしないと出番がなさそうだからです。
やっぱりネギ強化しすぎましたねぇ。これだけの強化でも、更にネギさんになればまったくもって必要ないのが恐ろしい…………。