第六十五話 女の子は受け入れられるようにできてる 消灯の午前零時となり、広間に神多羅木と刀子を残し先にむつきは休ませて貰うことになった。 二人には、明日のスケジュールを確認して貰っているのだ。「それじゃあ、お休みなさい。お二人も、あまり無理はしないでください」「スケジュールの確認ぐらいさせろ。乙姫、あと九日。それじゃあ持たないぞ」 神多羅木の言う通り今からこの状態ではと、むつきはふらふら自室へと入った。 結局むつきは、ロシア料理を堪能後に仮眠をとる事すらなかったのだ。 あの後宗谷岬から北海道の西の海岸線を南下。 途中で予約しておいた海鮮を道々で止まっては購入して、一路札幌を目指した。 その移動時間たるや約六時間、本当に国内かと疑いたくなるような時間である。 だが普通の車とは違い、解放感溢れる超包子特性の車両内は広く窮屈感などない。 放って置けば、皆夏休みと半修学旅行の解放感で天井知らずに浮かれてしまう。 そこでスケジュール表には記述しなかった項目を発動したのだ。 逃げられない密室には三十一人もの生徒、対して教師は普段の三倍の三人である。 最低二時間と銘打って、強制的に夏休みの宿題時間であった。 当然、寮長の許可を得て合鍵を使用し、彼女達の白紙の宿題は回収済み。 悲喜交々、特に既に終えていた千雨やエヴァは騙されたと頭を抱え。 勉強後には、買い集めた食材で四葉の特性海鮮料理がと餌で釣って始めさせた。 こっちの方が引率よりは余程楽だと神多羅木と刀子も乗り気で手伝ってくれたのだ。「もう何度目だ、この台詞。つ、かれたぁ……」 何やら近未来的なスライド式の鋼鉄の扉を閉め、ずっと締めていたネクタイを緩める。 今からお風呂はちょっと面倒だが、清潔にせねば可愛い恋人達も一緒なのだし。 教師の個室は生徒達の大部屋と違い、ビジネスホテルを彷彿とさせる狭さだ。 女性である刀子の部屋はもう少し大きいらしいが、目だった家具はベッドぐらい。 あとは小さな冷蔵庫や用途も知れない小さな丸型テーブル。 一応トイレとお風呂もあるが、ユニット式で省スペースが行なわれている。 空間を広げるのにも色々と限界はあったのだろう。「おっと、眩暈か」 安定を求めベッドを椅子代わりにしようと歩く途中で、ふいに世界が揺れた。 確かに寝不足で急に気温が低い北海道にきたが、初日から風邪は勘弁してほしい。 ブンッと何かハエでも耳元を通ったような耳鳴りに近い音も聞こる。 すると次の瞬間には、ぱっと世界が明るく輝いた。 のみならず、むわっとした湿気と妙に香しい女の子の匂いに出迎えられる事になった。「一名様、乙姫むつき先生のご案内!」 ぴょんっと腕に抱きつくようにしてきたのは、メイド服姿の美砂であった。 もちろん、千雨お得意のエロ仕様のメイド服だ。 襟元が大きく開けられ、大きく強調された上乳が見え、スカートも限界以上に上げてすそが股上数センチという状態である。「先生、今日も一日ご苦労様。スーツ、脱がしてあげるね」「ズボンのベルトも。先生、危ないから動いたらあかんよ」 後ろはドアのはずが、何故かアキラが腕を伸ばし上着を脱がしにかかっていた。 足元では亜子がしゃがみ込んで嬉しそうにベルトを外し出す。 全く意味が解らない、自室に帰ったはずがここは一体どこなのか。 ギョドると同時に周りを見渡してみれば、少し広めの浴場のように見える。 壁はピンクのタイル張りだが、窓がない変わりに換気扇の音がかすかに聞こえていた。 大きな風呂桶には泡が立ち、お尻が丸見えのメイド服姿のさよが湯加減をみている。 他に夕映と千雨、あやかが手分けしてマットを敷いたり、ローションを溶いたり。「親愛的、落ち着くネ。ここは私達の部屋のお風呂ヨ。製作者故に、これぐらいの優遇は当然の事ネ。ちなみに、葉加瀬はまだ早いからと辞退、エヴァンジェリンは言うに及ばず」「さすがに、あんな小さい子をエロエロワールドにはね。夕映ちゃんみたいに先生の恋人ならまだしも。先生、ちゅう」「全然、落ち着けねえよ。キスも待った。ワープか、空間をつなげたとか。多分、びっくりワードが出てくるんだろうけど。お前らのその格好なに?」 一人抜け駆けしキスを強請った美砂を後でと少し遠ざけて訪ねた。 いや、だいたい想像はついているのだが。「北海道、それも札幌って言ったらすすきのだろ。自由行動後、超がこそっと抜け出してさ。高級店に突撃して店長札束で殴ってナンバーワンは無理だったけどツー連れて来た」「皆で軽い講習を受けて、技術を学ばせていただいたです。その、女性側も挿入時に痛みをやわらげる方法なども」「凄く恥ずかしかったですけれど、先生の為ならどんな事でも頑張れます」「というか、本当に相坂さんも先生のお嫁さんでしたのね」 千雨がとんでもない事を暴露し、夕映はこれで私もとぽっと頬を染めている。 さよも似たようなもので、唯一違うのは呆れ顔のあやかだろうか とりあえず、ほんの少しだけでも状況を理解したむつきはとりあえず小鈴を小突いた。 自分の為にしてくれたのは嬉しいが、せめて事前に相談しろという意味を込めて。 以前の分かれる発言もあり、異常にびくびくされたが微妙に恍惚と。 別れやしないよとたんこぶを撫でている間に、クロスアウトが完了していた。 周囲のお嫁さんたちの期待のまなざしを一心に受け、俺の出番かと息子が起き始めている。「それでは、僭越ながら私が」 ローションで濡れたマットの前で、するりとあやかがメイド服を脱いでいった。 以前の南国の島でのあやかの脱ぎっぷりを思い出すが、もちろん水着などない。 モデル並みのプロポーション、恥ずかしそうに胸や局部を隠しながらマットに寝転ぶ。 そこへ夕映が冷たいですよと一言断って、桶の中のローションを体に垂らしていった。 甘い蜂蜜をデコレーションするように、折れてしまいそうな腰や金色の陰毛もしんなりと。 夕映がむつきの為にあやかを美味しく仕上げて行ってくれる。 それからマットの上で髪を波うたせひろげながら、あやかがどうぞと両腕を広げてむつきを誘う。「先生、どうか私の上に」 上にと聞こえてはいたのだが、頭が勝手に中にと脳内変換してしまう。 ふらふらと、全裸でデコレートされたあやかを犯そうとふらふら吸い寄せられかけた。「いかん、意識が飛びそうだ。このまま初夜はアウト?」「アウト。先生は今日は何もしなくていいんだって。ローションプレイで癒してやるって事だよ。後で私の処女膜も舐めさせてあげるからさ」 既にローションに濡れた手で千雨に背中を打たれ、まあいいやと全て放棄した。 あやかがマットの上で誘ってくれているのだから、断る理由は何もない。 転ばないよう、最初から膝立ちでマットに上がり、あやかに覆いかぶさる。 細くくびれた腰や可愛いお尻、胸の上で潰れる巨乳の上のアクセントになる乳首のこりこり感。 目の前では気恥ずかしそうに視線をさまよわせるあやかと、むらむらと貪りつくしたくなったが、我慢我慢である。 あやかと体を正常位で重ね合わせ、コレぐらいならとキスしようとして思い出した。 全てを放棄するのはそれからだと、目の前のあやかに問いかける。「そういや、あやか。お前空港で少し、なんか変じゃなかったか?」「気のせいですわ。いえ、今はお忘れになって。旅行が終わったら、話しますから」 相談しますと言われ、以前とは違い頼られているんだと男の自尊心が満たされる。「あやか、お前が欲しい。初夜、初夜何時にする?」「先生、そのように私の。滑ったら入って、最終日。沖縄からの帰りんっ」 ぬるぬるとあやかの細いが柔らかくもある体の上を滑りながら尋ねた。 今、今直ぐにでもと見えないがあやかの縦筋を亀頭で何度も擦り上げる。 後で他の子に怒られようとも、今はあやかだけを見て互いの体を擦りあう。 思わずといった感じであやかが答えてしまい、拒否はなしだとむつきは唇を奪った。 そのまま我慢できずに今から始めようと、胸板に押し潰されていた胸に手を伸ばす。 ちょっと暴走気味に最終日なんて待てず、今からとばかりにだ。「はい、ストップ。もう、先生相変わらず委員長の事が好き過ぎる。ちょっと妬けたぞ」「先生は今から動いちゃ駄目。長谷川、今のうちに」 あやかの腕を狙った腕は美砂とアキラの手により引きとめられてしまった。 既にローションまみれなので滑るが、それでも何度も何度もつかまれた。 そのうち大人しくしろと、プロレスの腕ひしぎのように固められてしまう。 高級店の現役ソープ嬢の講習とはなんだったのか。 肩甲骨の上辺りで二人の足が絡み合い、腕はお腹を通って二人の胸の隙間に。 痛気持ち良くて何が何やら、あやかもちょっとどうして良いか困っていた。「いででで、お前ら痛い。ごめん、ちょっと忘れてただけで」 ただそこまで求められていたのかとぽっと、今さら頬を染めたりも。「はい、ダウト。アキラもう少しだけ力入れよっか。正妻と一号は私達なんだから」「嫉妬じゃないよ。うーんっと、ちょっとした主張? 私だって胸大きいもん」「お前ら、ローションで滑るんだから勢い余って折るなよ。んじゃ、私も失礼して。先生、無理に耐えなくて良いから。下に気持ち良い肉のクッションあるだろ」「完全にフィットしててこけたらあやかが危ないから。我慢する」 重くてごめんねとせめて優しいキスからねちょねちょと口の中を犯していく。 頭はまだあやかが半分ぐらい占めていたが、ちゃんと全員を感じていた。 両腕の付け根には嫁と一号さんのお尻とぬるぬるはローションなのか愛液なのか。 それから程なくして、背中の上に張り付いてきたのは恐らく千雨なのだろう。 あやかとは違うリズムで背中の上をはいずり、胸がふにふにと形を変えていた。 体の下にはあやかが、背中には千雨、両腕はそれぞれ美砂とアキラのおっぱいの中である。 柔らかな女体に文字通り包まれ、そのまま溶けて消えてしまいそうであった。「やべえ、溶ける。疲れも俺自身も、力入らねえ。勃起し過ぎて痛い。亜子、それとも小鈴? 撫でて……あれ、じゃあ夕映とさよは?」「まだまだ初心な我々ですので」「先生、足に跨ってしまいますがご容赦を」 足を少し広げ伸ばされ、アキレス腱から脹脛、膝裏を通って太股まで。 角オナをするように可愛い二人が、貫通されたばかりの割れ目を擦りあげた。 パイパンで陰毛の感触が全くない夕映と、僅かにあるさよの退避もまた面白い。 しかし、彼女達の中で初心とは一体どういう意味なのか。 頭の辞書を覗かせてと思いもしたが、気持ち良いので良いのだ。「先生、お口も動かさず全てお任せを。拙い技巧ですが、ご奉仕させていただきますわ」「んーぅ、あぅらぅぅ」 あやかに言われ、本当にむつきは全身の力を抜いてしまった。 重いであろうにそれでもあやかは嫌な顔一つせず、唇をいやらしく広げ受け止めてくれていた。 だらだらと力なく垂れた涎さえ綺麗に舐め取られ、性的な要介護者の様だ。 手は指先の一本に至るまで美砂とアキラが舐めては舐り、腕は胸の谷間である。 背中は千雨が胸でマッサージしてくれ、肩こりをほぐす様に甘噛みしてくれた。 足もまた夕映とさよが一生懸命、奉仕なのかオナニーなのか若干あやしいが。 ふうふうと息を乱しながらも、まん擦りで足をほぐしてくれ力の入る隙間もない。 全包囲を嫁の淫らな肉体に包囲され、残るは一番大事な子孫繁栄のある意味で利器である。「満を持しての登場ネ。親愛的、痛い痛い大事な部分はお任せネ」 あやかしか見えない状態で解らないが、なんとなく腕を組んだ仁王立ちの様が見えた気がした。 ごそごそと足元、両足の間に座り込んだ音が聞こえ、思わず少し腰が浮いてしまう。 ほらほら、あやかの処女を奪う前にと、秘部へと亀頭を少し入れて催促だ。「先生、いけませんわ。まだ、もう少しお待ちください」「滑る、落ちる。先生、動くなって歯型が残るまで強く噛むぞ」「それはせめて親愛的の為に服を着たら見えない部分にするね」 一人抜け出してソープにでも行ったと思われたらお終いである。 いや、実際のところ可愛い恋人達にソープ同然の行為をされてはいるが。 千雨の言葉を聞いて大人しくなったむつきの股座に、嬉しそうに小鈴が座り込んだ。 今にもあやかを犯しそうなむつきの一物、その上には千雨の割れ目がふりふりと踊る。 まだ未完成だが、もう少しだけと頑張ってと小鈴は手を伸ばした。 とろとろにローションで濡れた手で袋を転がし、痛みが和らぐよう手で竿を摩る。 何時でも出して良いからと射精を促がすように、くにくに指で竿を刺激も。「親愛的、数年。たかが数年ネ。そうしたら、思う存分お嫁さん達を孕ますヨロシ」「誰が最初に妊娠するんだろうね。今度、桜子に聞いてみよっか。ちょっと濁して、クラスの中で誰が一番最初に結婚の大当たりするかって」「私達以外が指名されたらちょっとショックやん? それとも、他の部屋で今は寝とる先生の未来のお嫁さんかな」「んーんぅ、あやか。また飲んで……そう言えば、亜子。お前は?」 美砂の疑問に楽しそうに答えたのは亜子なのだが。 あやかがあーんと開けた口に唾液の糸を垂らしながら、むつきが問いかけた。 何しろ上と下、両腕両足に一物と、他にもう場所がないのである。 振り返る事もできず、言葉だけなげたのだが何故かその返答は無言。 聞こえなかったのか、それとも返答自身を聞き逃したか。 あれっと思っていると、なんとなく気配で亜子がしゃがみ込んだのだけがわかった。 そして亜子の手のひらが、両手がお尻に添えられた。「先生、息んだらあかんよ」「ちょっと待て、お前。あっ、ちょマジでか。さすがに経験、うぁ!」 排泄器官をうねうねと何かが逆流していく、感じた事のない感覚が襲い来る。 それが何かまで考えるまでもなく、恐らくは亜子の指であろう。 生徒の唇、胸、まんこ、お尻を蹂躙し尽して来たが、逆に蹂躙される側になるとは。 あやかとのキスも中途半端に、声にもならず思わず涙が出そうになった。 セックス中は基本的にサド気が強いが、その分攻められると弱いのだ。「先生、私を見てください。何も怖い事はありませんわ。私達が貴方を信じるように、貴方も私達を信じてください。愛しています、先生」「ほら、泣かない泣かない。もう、言っちまえ。私らあんたの事がたまらなく好きなんだよ。癒されて気持ち良くなって欲しいからソープ嬢の真似事もできるんだぜ?」「なにさ、結局委員長も長谷川も先生の事が大好きだったんじゃん。前にも言ったけど、正妻たる私が許す。先生の子供を遠慮なく孕みなさい」「その先生、まだぽろぽろ泣いてるけど」 美砂の言葉に照れ照れと一度はそっぽを向いたあやかと千雨であったが。 アキラのほらっと指差す場所を見て、これはいかんと慰めを再開する。 そもそも、亜子がソープ嬢に男の人のお尻の弄り方を聞かなければこんな事には。 本人はそれはもう夢中で目の色を変えており、聞こえているのかいないのか。 もしかすると、セックスへの興味という意味では一番亜子が強く、好奇心もあるのかもしれない。「先生、好き。うちも処女もあげるな。好きな時に奪ってええから。うちのおまんこ、食べ頃やから」「なら、一杯癒されたこの後でな。別に怒ってないぞ。それはもう、亜子がアヘ顔になるまでしてやるからな」 ついに涙を自分で堪えたむつきが、そう声を絞り出した。 無理している感はありありだが、一層嬉しいと亜子がお尻の愛撫に戻っていく。「亜子、そんな勢いで大事な処女を」「私は良いと思うよ。私だって酔った勢いだったし。亜子はもうお尻の処女上げてるし、今更でもあるし」「確かに、何時何時の日にしようと。心の準備が万端にしてくれた先生が大事にしてくれすぎです」「そういやさ、相坂はどうだったんだ? 正直、何時の間にという奴なんだが」 この班に加えられている時点で、薄々気付いてはいた。 核心に至ったのはソープ嬢の講習中のさよの扱いに困り直球で尋ねたのだ。 もちろん答えは可であり、外で作ったお嫁さん候補と判明。 ただし、二年A組であったので真偽の末に無罪と確定された。 ともかく、まだ皆はむつきもそうだが、さよの事は多くは知らないのだ。 当然の疑問を口にした千雨の言葉に、私ですかと口にする前からぽっと頬を染める。「あの放課後の学校でプロポーズされまして」「学校でプロポーズ!?」 まさかそんな場所でと、若干羨ましそうに美砂が叫んだ。「お味噌汁を作って欲しいと」「お弁当はあるけど、それない」 くぅっと特有の負けず嫌いをアキラが発揮したり。「そのまま教室で」「ちょっと待て、教室ってA組のか!?」 いやいや待て待てと千雨でさえちょっと焦りの表情を浮かべていた。「机の上に押し倒されて、スカートだけは履いたままです」「大変鬼畜でヨロシ。けれど」 超はむしろ歓迎するような台詞を呟いていたが。 皆の気持ちは概ね一つであった。 自分達は望んだ事とは言え、ひかげ荘で世間から隠れるように逢瀬していたというのに。 それを放ってむつきは同じA組の生徒と教室で会っていたのである。 しかも一度は憧れる放課後の教室で、机の上に押し倒されての着衣エッチだと。 まだちょっと涙目のむつきは、ふるふると震えていたが。 この恋人達は容赦せんとばかりに、全員が渾身の愛撫を再開し始めた。 いや、それは愛撫と呼べるようなものなのか。 両腕は美砂とアキラで腕ひしぎ、下からあやかがカニバサミ、上から千雨が噛みつき。 もはや亜子はただ夢中なだけで尻穴の皺の一本一本まで丹念にすりあげ。 小鈴はやれ出せ、直ぐ出せと雑巾でも絞るかのように玉を絞り上げ始めた。 大人しいのはいやんとくねっているさよと、あわあわと止めたいが止められない夕映ぐらいだ。「待て、お前ら癒し。強すぎ、痛い。ごめんなさい、可愛がるから。今夜も頑張らせていただきますから。アタナシア、助けてアタナシア!」 多分、その助けを求める先は一番最悪の答えだったのかもしれない。 全包囲を教え子のまんこに囲まれながら、下腹部以上が痛みを伴なう愛撫だ。 美砂とアキラの腕ひしぎは言うに及ばず、あやかや千雨もかぷかぷと噛み付いてくる。 痛気持ち良いではなく、もはや本当に痛い。 その上、小鈴こそ優しく撫で撫でしているが、亜子は何処まで開発するつもりか。 これ絶対指が根元までと何が何やら。 ぶわっと崩壊した涙は止まらず、それはもう泣きはらしたものだ。 前にもこんなことがあったなと、夕映は自分の膝に縋り泣くむつきを慰めていた。 ちょっと違うのはあの時はまだ処女だったが、現在は開通済みという事か。 あの後、というか現在も、全包囲を大好きホールドされむつきは昇天しかけた。 いや実際、精液でおもにあやかの秘所を表面だけ汚していったのだが。 素人の半端な知識でしかも付け焼刃、亜子が前立腺をぐりぐりやってしまったのだ。 おかげで出るわ出るわ、あやかが精液漬けになるぐらい大量に出た。 自分の意志とは無関係に汚しつくし、むつきの心はそれでぽっきりと折れてしまった。 よしよしと慰める夕映とは異なり、しかりつけるのはさよの役目である。 ぷんぷんと皆を正座させ叱りつけていた。「良いですか、皆さん。女性はもっと慎ましく、男性を立てなければいけません。確かに私が誘発させたところもありますが。一方的なそれはもはや愛ではありません」「せ、正妻の座が。先生、ごめんなさい」 まだちょっと自分本位が残っており、正妻とか関係ありませんとぺしっとされた。 アキラやあやかもしゅんとし、さすがの千雨もばつが悪そうにしている。 ちなみに亜子は正座以上、穴という穴をふさがれていた。 尻穴は太いディルドで拡張され、前の穴にはバイブ、口元はギャグボール。 極め付けにそのまま正座で目隠しされ、放置プレイ中であった。「先生、今日はもうこのまま寝ますか? さよさんと私で添い寝しますが」「うぐぅ、頑張る。夕映、ちょっとだけパワーちょだい」「恥ずかしい事を涙目で。ど、どうぞです」 日々成長しとるんじゃいとばかりに、むつきは顔を上げてキスを求めた。 そっと触れ合うような心を伝え合うキスをして、実際に心にパワーを貰う。 ひび割れた心もキスという名の接着剤でくっつけ、ゆっくり立ち上がった。「亜子って、聞こえてないか? お前の処女はまた今度な」「あ、あふぁ。れんれぇ、んぅ。ちゅう、せっくちゅ。せっくちゅして」「あかん、完全にできあがっとる。ほら、しっかりしろ。ちょっと妬いたじゃねえか、道具に心を奪われるな。どうせなら俺のちんこでアヘれ」 ぺしぺしと頬を叩き、さよがどうぞと何処からか持って来た冷水を口に含んだ。 亜子へとキスをすると同時にその冷水を流し込み、こくこくと飲ませていく。 その冷たさに目を見開き、これまでとは別の意味で瞳をとろんとさせる。 唇同士がつながり声が出ないので、代わりに舌を使ってほら起きろと、絡めあっては会話する。 覗いた瞳にはちゃんとむつきが映っており、道具から寝取り成功であった。「とりあえず、やり直し。お前ら、俺に奉仕しなさい。これより、夕映とさよ以外は先生って呼ぶの禁止。ちゃんとメイド服着て、呼ぶときはご主人様。破ったら、放り出す」 特に全裸であった千雨やあやかへと、脱ぎ捨てられていたメイド服を投げつける。「うげっ、私ら既にローションでどろどろなのに。しまった、癒し組になるべきだった。でも、御主人様を苛めるの好きだし。ああ、もう。くそ」「ご主人様に許していただけただけでも御の字ですわ。あら、意外とこれは。心に来ますわね。所有物にされるいけない気持ちが」 あやかはむつきをご主人様と呼ぶ事で少し新しい扉を開いてもいたが。 むつきは改めてこけないよう、マットの上に立った。「あやか、膝枕。んー、他は好きにしろ。それと夕映とさよは、ご褒美。一人は右腕で抱いて、一人は騎乗位。お好きな方を選べ」 そう言って、むつきはさっさとあやかの膝枕を堪能しはじめる。 ただ選べと言われても、夕映もさよもガツガツする方ではない。 視線でどうしましょうと見合い、どうぞどうぞと手を差し伸べた。 それがどちらを指した物言いかも言わぬまま。 おかげでお互いにじゃあ私がと同じ方、騎乗位を選んでハッとしたり。「あの、あっ……私は昨晩、可愛がって頂いたので。夕映さんがどうぞ」「ですが。いえ、それでは申し訳ないですが。遠慮し合っていては、決まるものも決まりませんので。それに、今度こそ痛みを忘れ愛し合う事に挑戦するです」 ぐっと拳を握っている間に、既に全員が配置についてしまっていた。 亜子は腰がぬけ気味で動けず、左腕側に添い寝し乳首へとしゃぶりついている。「ご主人様、今夜だけは堪忍な。一生懸命、ぺろぺろするから」「仕方がないメイドさんだな。しっかり舐めろよ。乳首が溶けてなくなるぐらいに」「はい、ご主人様」 美砂とアキラは普通にむつきの足をマッサージし、小鈴は引き続きセックスの準備とばかりに一物を立たせていた。「ご主人様、気持ち良い? 結構凝ってる。あはっ、楽しいかも」「柿崎、遊んじゃだめだ。ご主人様が一番。愛を込めて、ぎゅっぎゅって」「ふふん、そこは任せるネ。ご主人様と奥様のセックスの為に。ああ、雄々しい。うっとりするネ、ご主人様 ただ小鈴はご主人様と隷属される事だけでも、十分に感じているようだ。 そして千雨は宣言通り、あやかと向き合う形で顔面騎乗位であった。 そのまま処女膜を舐められ、腰がぬけるとばかりにあやかに支えられている。「処女膜、舌でびんびん引っ張られてる。かはっ、腰。腰が砕け散る」「長谷川さん、これは奉仕ですわ。自分がよがるでなく味わっていただかないと。それと後で代わってくださいな」 自慢の胸のクッションで千雨を受け止め、こそこそそんなお願いも。 しまった出遅れたと慌ててちょっと滑って転びそうになりつつ。「先生、失礼します。うぅ、既に千雨さんに夢中で。いえ、大事なのは気持ち、愛です。お慕い申し上げます、先生」 するとその気持ちが伝わったように、むつきの逞しい腕でぐいっと抱き寄せられた。 そのままそっと分厚い胸板に頭を乗せてさよはそっと幸せを感じ瞳を閉じる。 うっかりすれば幸せに包まれ寝てしまいそうだが、問題ないだろう。 奉仕係のメイドさんが何人もいるのだから、体の始末も含めやってくれるはずだ。 それから夕映も、ちょっと気合を入れてむつきへと跨った。「超さん、すみませんです。先生のアレを」「奥様、しっかり準備万端ネ。奥様に種付けしたくてほら、この通りヨ」「のめり込み過ぎです、超さん」 そそり立つ一物に恍惚とした表情で頬ずりまで、ちょっと夕映は引いていた。 仕方がないのでもう少しだけ貸してあげますと奥様の余裕を見せる。 別に好きで見せたわけではないが、恍惚とした超から取り上げるのが怖かったわけでもない。 たぶん、きっと、恐らくは。 ぺたんとむつきのお腹に手を、おへそ辺りに尻もちをついて呼びかける。「先生、先生の種をいただきに来たです。千雨さん、少しだけ先生と会話を」「んぅ、はぁっ……と、悪いつい夢中に。ご主人様、奥様が来たぜ」「たく、微妙に言葉使いの悪いいけないメイドだ。後でお仕置き決定な」「あんっ、まったく。奥様への種付けが、ぁぅ」 呼び方以外、全然なってないと腰をあげた千雨のお尻をべちんと叩いた。 ちょっと感じたようにぷるんとお尻を振った千雨のさらに反抗的な言葉につぶりととろとろの割れ目に指を突っ込んだ。 前起きなく、予告なくであり膝も腰も砕けて千雨はあやかに倒れこんでいった。「あやか、ちょっとの間。千雨のお尻支えて。今からちょっと夕映とちゅっちゅするから」「はい、ご主人様。その前にお顔を綺麗に。えっと、ブリムがありましたわ。失礼します、ご主人様」 頭の上にあった髪止めの布切れで、キスの前にと拭いてくれた。 本当に駄目なメイドの千雨と違い、行き届いたメイドである。 ブリムもあやかの髪の香りが染み付いていてまたよろしい。「んっ、よし。おいで、夕映。小鈴、そっちはもう良いから、夕映の前戯しろ」「はぁはぁ、ご主人様。はっ、いけない。まあ呆けるには早いネ、ご主人様にはさらなる鬼畜道を、アタッ」 はよせいと、そそりたつ一物で小鈴をアッパーカットしつつ。「先生、ちょっと様になり始めてるです。色々な意味で大丈夫ですか?」「たぶん、な。俺は俺だ、麻帆良女子中の二年A組の副担任。ちょっと気弱な駄目教師で、お前ら嫁がいないと明日どころか今日も戦えない。支えてくれよ、夕映」「弱さの自覚と日々の努力、伸びはわずかずつですが。誰が見捨てられますか。仕方がなさ過ぎて、支えるです。手を引いてあげるですよ」「悪いな、夕映。だからせめて、夜ぐらい俺がリードするから」 何故そんなところばかり才能がと呆れつつ、互いに惚れた弱みがあるのだ。 ちゅっと小さく口付け、両腕が塞がっているので主に夕映から口付けた。 右手はさよを抱き寄せ、左手はかわらず千雨の処女膜で遊び中。 とんでもない人に惚れてしまったものだと、少し笑いさえこみ上げた。「小さい、夕映は本当に小さくて可愛くて。でも綺麗だな、おでこにも一回」「どうぞです。小さい、小さい言わないでください。これでも気にしてるですよ。でも小さいからこそ、小等部の制服。着てあげましょうかぁっ?」「あれ、聞こえてなかったカ? 奥様、割れ目に失礼するネ」 ちょっと悪戯心を出してなれない誘惑をしたせいか。 小鈴の前置きが聞こえておらず、突然指をねじ込まれ最後に変な声が出た。 ちょっとイラッと来たが、悪いのは聞いてなかった自分だし愛撫が結構上手い。 許してあげますと二度目の奥様の余裕で、ちらりとむつきを見下ろした。 お誘いの結果やいかにと。「夕映の小等部時代か。いや、見たいけどプレイをしたいと聞かれると。そうだ、今度皆でアルバム持ち寄ろうぜ。沖縄帰りに俺も取って来るから」 あろうことか、興奮するどころかちょっと話題が外れそんな事を言い出した。 皆も今なら良いのかとメイドプレイを脇に置いて、見たいみたいと答えている。 ちょっとぐらい、拗ねても許されると言うものであった。 そんな夕映の背中をつんつんと、突いたのは小鈴である。 指を夕映の可愛い割れ目に挿入しつつ、こそっと耳元で囁いた。「あれ、親愛的の照れ隠しネ。しっかり、アレが反応してたヨ。小等部のコスプレした奥様と繋がりたいと。ビキビキ、膨らんでたネ」「いえ、嬉しいのですが。あまり膨らまれると、私が辛く。ソープ嬢のお姉さま、ナンバーツーと微妙な不安はさておき。お教えを実践するです」「安心するヨロシ。私も四千と数世紀分の中国的手腕でお手伝いするネ」 ああ、あの与太話かとも思ったが、麻帆良最強の頭脳がブレインなら申し分ない。「先生、そろそろ。愛と快楽のバランスが取れた、素敵なセックスを目指すです」「すまんな、俺の技術不足で。でも一人で頑張らなくても、一緒に頑張ろうな?」「はい、共に。皆と共に頑張っていくです。その言葉はそっくりそのままお返しするですよ」 私達が支えるからと逆にエールを送りつつ、夕映は膝に力をいれで中腰となった。 忘れがちだがローションまみれのマットの上なのでちょっとよたよたと。 そこは小鈴が腰を掴んで支えてくれ、ペコリとお礼をしつつ。 膝で後ろに滑ってから腰を屈めて、むつきの一物をそっと添えた。「夕映ちゃん、頑張って。痛くなってもほら、また私とアキラがぺろぺろしてあげるから」「なんでだろう、夕映ちゃんだと本当に応援したくなる。頑張って」 後ろに振り返るとこけそうなので、ピースサインで応える。 あやかや千雨も、さよや亜子それから腰を支えてくれている小鈴。 皆の応援を受けて心強いと、夕映はついにその腰を下ろし始めた。 慎重にちょっと怖くてキュッと目を瞑ってしまったが迷いはない。 ちゃんと小鈴のサポートは続き、割れ目を押し入った亀頭が膣口にキスをする。「ふぁっ」「千雨、それにさよも一時たんま。小鈴変われ、やっぱここは俺の出番だ」「ご主人様ならそう言うと思ったネ。私は奥様の割れ目を支えるネ」 性器同士のキスでぴくんと夕映が振るえ、たまらずむつきがそう言い出した。 そろそろ良い時間なので亜子は寝てしまっており、アキラにもそれを頼む。 大事な時はちゃんと一対一で、皆と楽しむ時は皆一緒にケジメは大事だと。 さよに支えられ体も起こして、夕映を深く抱き締め頭を撫でた。「ほら、怖くない。ギブアップは悪くない、諦めなきゃいいの」「はいです、息を吸って吐いて。力まず自然体で、女の子は受け入れられるようにできてる」 一部ソープ嬢の言葉を思い出しつつ、また夕映は腰を下ろし始めた。 むつきの腕の中で無理だけはすまいと、心配かけないよう。「んぅ」 でもやっぱり苦しい、亀頭を飲み込んだところで圧迫感がちょっと辛い。 ただ痛みというものは、殆ど感じられなかった。 受け入れる、そういう風に女の子はできているのだ。 愛する人の体の一部を受け入れる。 周囲に応援され、これぐらいはと親友の宮崎にもこっそり力をと願い。 いやいや力んじゃだめとちょっと、あたふたもしつつ。「はっ、ふぁっ。ふぅふぅ……」 息苦しそうにして、むしろ周囲の皆にぐっと拳を握らせ力ませもし。 膣をむつきに拡張され、改めて女の子は受け入れられるようできている事を理解した。 何故なら受け入れられたからだ、子宮の口と亀頭がキスするまで。 コツンと小さな衝撃によりキュッと瞳を閉じて、ふわっと何かが解放された。「先生、入ったです。お腹、ぽっこりしてるですけど。痛くない、むしろちょっと気持ち良くて。先生、あっ。涙、先生私が泣いて。先生ぇ」「良く頑張ったな。そこまで喜んでくれて俺も嬉しいよ。おめでとう、夕映。俺の大事な嫁さんは、凄い頑張り屋さんだ」 解放されたのは涙腺であったようで、ぽろぽろと涙が零れ始めていた。 誰ともなく、泣いてしまった夕映におめでとうと拍手をし始める。 嬉恥ずかしいとばかり、本人は直ぐにむつきの胸に飛び込んでしまったが。 そんな周囲の声に眠っていた亜子も、目元をこしこし夢うつつに手を叩く。「ここで夕映の頑張りに応えなきゃ、男じゃないな。後は任せろ。ほら、メイドプレイもここまでだ。皆で、夕映を可愛がろう。亜子、無理しなくていいからな」「んぅ、良くわからへんけどあとちょっとなら頑張る」 ならよし皆来いと夕映を対面座位で胡坐の上に置き、むつきは手を広げた。 後ろからあやかと千雨が背中に抱きつき、小鈴は最後までと夕映を後ろから支える。 美砂とアキラも頑張ったねと夕映にキスの嵐であった。 最後に眠た気な亜子に苦労しつつ、さよが私もと共にむつきへ倒れこんできた。 むつきの愛撫の為の手は足りないが、皆一緒にと互いに愛し合い求め合う。「んぁ、ぁっ」 その中心にいる夕映をむつきが下から突き上げ、唇にキスをふらせる。 腰の動きは変わらず、次々にキスの相手を変えては愛してると囁く。 夕映も同様にこっちむいて、こっちむいてと大人気であった。 途中首がつりそうにはなったが、突き上げられてつっている場合でさえない。「狭いけど、確かに夕映が俺の形を覚えてる。嬉しい過ぎるぞ、この野郎」「恥ずかし過ぎぁぅ、先生。あまり、持たないです。小さいのですけど、来る。来るです、恐らくは体力、気力的にもそれで今夜は最後」 未成熟と言う意味でなく、こんな素敵な夜が短くなる体力のなさがと夕映が悔やむ。 だがこれから一生付き合う体、添い遂げるのはむつきである。 まだ次の夜が直ぐにとも思い、むつきに唇を伸ばした。「間に合うか、やべ。そんな直ぐは、くそ。夕映、もうちょっと耐え、無理か」「んぅ、無理。先生、来る。素股の時と同じぐらいのが、ぁぅ」「何か、直ぐいける。あれしか、あれしかないのか。夕映の為に、膣での始めてのオーガズムの為だ。亜子ぉ!」「イク、先生。皆、見てください。私が、先生に貫かれ。イクですぅ!」 未成熟な体を乗り越え、愛する人を受け入れ本当に幸せそうに夕映が果てた。 小さな体を一杯に引き伸ばし弓なりに、そのまま倒れないよう小鈴にささえられつつ。 それだけでなく、むつきからの愛の証である精液も子宮内部にまで吐き出される。 びたびたとお腹の隅々までぶちまけられ、さらにはぬりぬりと憧れのマーキングまで。「柿崎さん、アキラさん。これ、マーキング。先生の匂い、私からするです?」「ぷんぷんしてるね、アキラ。明日、本屋ちゃんに会う時は気をつけて」「近付きすぎると、言われるよ。なんで先生の匂いがするのって」「ぁっ、のどか。違う、です。先生の、先生のぉっ!」 追加でビクンと体を震わせ、可愛いと両側から美砂とアキラがキスのサンドイッチだ。 膜をむつきに破って貰った三人は奇妙な連帯感できゃっきゃと。 ちょっと忘れられた小鈴も、余裕の笑みで何れ私もと薄く笑う。 それは良いのだが、間に合わないと叫んだむつきが何故丁度射精できたのか。 むつきの尻穴から伸びる女の子の手の指、寝ぼけ眼の亜子のそれが示していた。「先生、そこまで夕映さんの事を。この雪広あやか、感服致しました。そして、改めて貴方に出会う事ができて良かったと思いましたわ。愛しています」「前立腺での強制射精とか。和泉、そろそろ抜いてってまた寝てる。ふわぁ、私も眠い。でも、初めてだよ。先生が格好良いって思えた。傍目には格好悪いけどな」「うるせえ、それより亜子の指。まだ動いてる。次が出る、抜いてくれ。やべ、涙だけじゃなく鼻水まで。さよ、ちょっとだけ甘えさせて」「はい、喜んで。素敵な覚悟でした、貴方様。正直当初は勢いで押し倒されましたが、それで良かったと思います。私達の貴方様」 きゅぽんと亜子の指を抜いてもらい、ぺろぺろと涙を舐めてもらった。 あやかや千雨も偉い偉いと、身動きできず硬直中のむつきを慰め始める。 ともあれ、小さな犠牲で夕映は初めて膣でのオーガズムを射精付きで得る事ができた。 一応はハッピーエンドという解釈で、恐らくは間違いないはずであった。 -後書き-ども、えなりんです。やはり人数が多すぎると話の焦点がぼやけてしまいます。絞らないと誰が中心の話なのかさっぱりですね。多くてむつきいれて四人ぐらいが限界でしょうか。それでは次回は水曜です。