前のあらすじ……起きたら知らない城にいた主人公、…そこにはまるで怪獣が暴れまくったような後と、馬鹿でかい蒲焼き擬に調理された尻尾があるという訳わかんない状況だった。
……悪趣味な甲冑だなあ、これ……手に持った蛇をかたどった甲冑を弄くりながら思う。………
…どうやら、またやっかいなことになってるらしい………只でさえ二日酔いで頭痛いのに、さらに頭いたくなってきた。
………この甲冑、原作のベルセルクの第一話でコブラ型の使徒が人間形態の時につけてた奴だ………
…もしそうなら、ここはコカ城って事になる。
…コカ城とは、ヘビ(原作で名前でなかったので、とりあえずヘビとよぶ)が、近くの街(この城から見えるあの街だろう。)から、女や子供、金などを街を襲わないという約束の元にここの領主が出していて、……まあ、そのヘビが配下の盗賊達と首領としてすんでた城だ。
…………なんか、マジで不気味だ……何で俺ここにいるんだろ。
…その後城を探索してたら、信じらんない物を見つけた。
「うそだろ。………まじ最悪だ。」
………食料の貯蔵庫があった………別に貯蔵庫ってのは普通だが、…納めてる食料が問題だ。…
……解体された、人間の肉や頭が保存されてた。…
…原作でもヘビは食人してたけど……こんな風にばらしてたとは………グロいぜ
…戦場とはまた違ったグロさだ。
…よく見ると女や子供がほとんどだ……原作で人質として送り出された奴らだろう。……
…かわいそうに。………
………その後、保存されてた人体はうめといた。…………だって、そのままにしとくの可哀想だし。
……さて、………ここがコカ城なら、ここにはヘビもとい使徒ひとりと盗賊達がいるはずだが、…今現在この城には俺達以外人っ子一人いない………解体されてた物を除いて、死体もなかった……
………めちゃくちゃ怖い……どこの奇妙な物語だよ………有るのはでかい尻尾蒲焼き擬だけだし………とりあえず昨日からの記憶を思い出すため、団員達のいる広場にいった。
…………その後二日酔いで苦しんでる者や、まだ爆睡してる奴らをたたき起こし、急遽、黒犬騎士団記憶思い出し大会をしたが………色々試してみたが、団員達は誰も夕べの事を思い出せなかった。…
……「団員達はね、」…………俺は、結果的に酔いが冷め切ったら思い出せた…
……………どうやら、俺達は最高にぶっ飛んだ夜を過ごしたみたいだ。
作者からの一言……次回は、夕べなにが起きたかを書いてみたいと思います。