前のあらすじ……頭がぽわぽわしてた主人公は、同胞の使徒をたべ、コカ城で馬鹿騒ぎした。……因みに団員達には、使徒とはばれなかった。
「「「「…ばんざ~い!ばんざ~い!」」」」
「なんのさわぎだ。」
「…聞いてないのか!…コカ城の盗賊達をあの人達が退治したんだ…!」
「なんだって!コカ城の盗賊を!…まじか!」
「まじだよ!…もう奴らに人質を出さなくていいんだ!」
「ばんざ~い!ばんざ~い!」
……どーも、俺だよ。ワイアルドだよ。……ただ今、原作でヘビくんに恐喝されてた街を練りあるいてるよ。………街の人達が、俺達に羨望と感謝の眼差しを向けてくる。………不思議と、コカ城の連中にしたことが良いことだと思える。
……まあ、盗賊相手だし、正義をなしたってことでいいや。
あの城でめざめ、此処がコカ城だと確信した俺は、ヘビくんの悪趣味なコブラ
甲冑を片手に、街の領主に謁見しにいった。……
……結果、凄く喜ばれた。
…原作では一応街の人達をきずかってたし、…人質として女や子供を送るのに辛いおもいでもしてたんだろう。………かなりやつれたおじさんだったし。
……その日の内に、コカ城の盗賊を討伐した俺達の噂は、小さい街だからか、もう周りに広がった。……結果、討伐した俺達を一目見ようと、街の道に人が詰めかけ、ちょっとしたパレード状態だ。…
………いいことしたな、うん。
……領主から、しばらくこの街に滞在して、お持て成しをしたいといってきたが、………街の住民の視線がこそばっかゆい。……団員達も落ち着かないようだし、俺達はコカ城に滞在する事にした。(何度もお願いされたが、落ち着かないし、ロクに休息もとれないと判断して、低調にことわった。)
………俺と団員達は、昨夜に使徒のヘビくんの肉を腹一杯食べた。……その事で、
団員達にちょっとした異変が起こった。…
……こいつら、(団員達)魔を宿してる。
……いや、魔を宿してるっても、ほんのちょびっと、……使徒はおろか、使徒擬にすら届かないくらいちょびっと、魔を宿したようだ。…俺も見過ごしそうになるほど少ないが。……
……今の所、こいつらの外見には異変はない……が、なぜか体調がめちゃくちゃ良いといっていた。………魔を宿した影響だろ。…
……他の所にも多少効果を表してる用だけど、これはまだ検証しないとわからない。
………こいつら、かわいそうに……魔に関わったから、死んだら地獄に直行だよ。
……このことは教えないでおこう。
……ヘビくんの一部をくっただけで一応人間の団員達が使徒擬の擬になった、………じゃあ、殆ど生食いした俺はというと…
………ヘビくんに宿ってた魔、殆ど吸収したらしい。
そのため、今の俺はかなり前より強いと思う。……力が、少なくとも二倍はみなぎる。………まあ、使徒ふたり?…分の魔、宿したからか。…
………俺の使徒形態にも、多少の変化はあるかもしれない……今度、試して見るか
……多分、ヘビくんが俺に食われて死んだのに、ヘビくんの尻尾が消えなかったのは、俺がヘビくんの魔を吸収したからかもしれない。……
……今回の件で、黒犬騎士団の全団員が微量に魔を宿し、(俺の愛犬ワイドを含め)…俺自身も強化した……得したかな、…それとも損したのか、いまいちわからん。
…とりあえず…
「…城かえってねますか。」
……この城、しばらくかりるぜ、ヘビくん。
作者からの一言……団員達使徒擬の擬化……因みに、外見には変化しなく、治癒力と総合的な能力が少しあがる程度です。
……主人公は、ヘビくんの魔を殆ど吸収したので、使徒二人分の魔を持っています…強化されてます。
……コメントでありましたが、パックとガッツ原作とは違うパターンで出会います。……
主人公がコカ城から叩き出した盗賊達野党化、パックのいる旅の一座を襲撃…そこにガッツ登場……色々あって野党たおす。…一座死んじゃってパック、ガッツについて行く……ってかんじです。