前のあらすじ……断罪の塔を抜け出した主人公は、バッドなタイミングでクシャーン兵の大軍と遭遇したが、ぶっちゃけて主人公がチートだから全く問題なかったが。
少し仲間達が怖くなった。
「…ここまでくれば大丈夫だろ。」
「そうですね、頭、…しかし久しぶりに体を動かしましたな。」
「いいうんどうになっだぜ。あにぎ。」
どうも、今日は、元日本人のワイアルドでーす。ただ今、クシャーン兵共をぶっ飛ばして振り切った所です。いや~あいつらゴキブリ並みに数が多くて、めっちゃ疲れました。マジで疲れたわ。ほんまに。
今は人間携帯に戻ったが、どうやら嬉しい事に、変身しても服は破けなくなった。これで変身する度に素っ裸にならずにすむ、この世界は、地味に物価が高いし、服も庶民の俺らでは馬鹿にできない値段だ。…贅沢は出来ない。
それはそうと、とうとうグリフィスが受肉しましたね。これは、もう本格的に原作が進むと同時に、この世界がやばいことになる始まりだ。
クシャーンが法王庁連合軍に攻め込んだり、あの自然系の大帝ガニシュカがゴジラやガメラが真っ青になって逃げ出すレベルの馬鹿でかい怪物になって、もうすごいことになるし、このまま進めば、この世界は色々なドラゴンやらトロールやらが出てきて、幻想世界になっちゃうなど、使徒のチートが余り意味なくなる位の世界になる。
とんでもねえぜ、ここは。
まあ、そんなこんな考えても仕方ない、ここまで生き残ったんだ。これからも頑張るさ。当分はやばそうなところは近寄らないで、そこそここのベルセルク世界を楽しみますか。……しかし、これからどうしよう。
…まあ、とりあえずはゆっくり出来る所を探すかね。何時までも根無し草でいるのもやだし、静かで緑溢れる田舎にでも隠居しようかね。…何も原作で出てきた場所しかこの世界にはない訳じゃないし、……個人的な事を言えば、若くて可愛くて、出てるところはでてる美人の女の人がいる場所無いかなあ。
……彼女欲しいぜ。…どっかに料理ができて、美人で、体系がナイスで、どちらかと言えば尽くしてくれる二十歳位の人いないかな。
いるわけないよなぁ。
「…頭が変な顔をしてる。」
「…なにがんがえでんだが。」
「…そっとしておいてやろうぜ。」
………なんかいらぬ心配をさせてしまったな。…まあとりあえず。
「…頑張りますか。」
「…あにぎ、なんか悩みがあっだらぞうだんじな。」
バーボが俺の肩に手を起きながら言った。…大丈夫だよ。おまえに相談するほど深刻じゃないし。
作者からの一言……クシャーン兵を振り切り、これからどうするか考える主人公…どうなるかな。