前のあらすじ…断罪の塔に向かっていたクシャーン兵の大部隊を蹴散らし、そのまま逃亡に成功した主人公は、果たしてこれからどこに行くのか?
「…あにぎ、やざいばだげのほうはばんぜんだ。まどまっだ収穫もどれぞうだぞ。」
「……ご苦労様バーボ、それと家畜のほうは?」
「そこも大丈夫ですぜ、頭、何頭かの繁殖も出来てますし、近いうちにこちらもまとまった食肉が出来ますぜ。」
「よかった。…村の連中は?」
「へい、皆俺達に協力的です。」
…うまくいってるな。
ヤッホー今日は、元日本人のワイアルドです。ただ今クシャーンの大部隊から逃亡して半年はたちましたが、私はただいま、将来隠居する場所に最適な場所を探しだし、開拓しております。
ベルセルクでのロストチルドレン編に出てきた、あの寂れた村に来ています。
さて、グリフィス受肉も終わり、ただ今現在進行形でクシャーンとの戦をしてるミッドランドですが、王都のウィンダムがおとされたりして、割とこんな辺境が
静かだったりする。別名ド田舎だ。
さて、そんなこんなで私はただ今、日本の知識をフル活用し、なおかつこの世界での経験を生かし、この寂れた村を開拓してる。
まず、近くの森から木を切り倒し、家を多く作った。部下達にやらしたけど、いい運動になったと喜ばれて反応に困った。
次に、地面を耕してでかい畑を作り、食料の大量確保をはかり、これも冒頭にあるように波に乗ってきている。
そして、豚や家畜などは、家の団員の中に実家が農業をやってた奴がいて、これもかなり進んでるが、さすがに難しい。
俺がこの村に偶然に近くたどり着いたとき、運命を感じたね。…立地的にもしもの時の要塞にもなるし、基本的に村人も害にならないなら干渉してこない。
……部下の話だと、しつこく黒犬騎士団に入れてほしいと言ってくる親父がいるそうだが、シカトしてる。
この騎士団はもう戦力は足りてる。
そんなわけで、俺は来るべきファンタジアに備えて、この村を開拓している。
「……頑張りますか。」
作者からの一言…今回は短かったな。……アイディアがつきてきてやばい。