前のあらすじ…団長になった中身中学生のワイアルドが、戦場でできるだけ人を殺さないように、また、自分が楽するために、団員たちをきたえる事にした。………
俺「突撃じゃあぁぁぁぁ!ぶっとばせぇぇぇぇ!」
団員たち「うおおおおおおおおおお!」
お母さん、お元気ですか。…俺がワイアルドに憑依して半年たちました。……………俺はいま、戦場の真っ直中にいます。……………
…ちょうこわい………
原作通り黒犬騎士団の団長になった俺は、まず団長たちを鍛えた……………それはもう、自分でもビックリするぐらいに、………まあ、あれはある意味拷問なみだったなあ~………
文句いってくる奴を説得し(脅し)一日中重りもたして全力で走らせたり、指が一ミリも動かなくなるぐらい腕立てさせたり、体がくの字で動かなくなるぐらい腹筋させたり、一日10000回素振りをさせたり、突然の判断力を試すため、縄で縛って深い川に放り投げたり、痛みに慣れさせるために、火のついた輪っかに飛び込ませるサーカスぽいこともした。…………さすがに縛って川に放り投げるのは、団員たちに泣きつかれてやめたが…………やってみてわかったが、こういう訓練って、やるのはやだけど、見てるのは楽しい………これはやばいな、…俺の意識が使徒に浸食されたか、単に俺がSなだけかな…………
そんなわけで、拷問まがいの訓練を半年間みっちり受けさせた………………さすがに屈強な連中がそろったメンバーだったが、何人か耐えられないと言ってきた奴がいたが、そういう奴には「できる!必ずできる!俺は信じてる!」といって無理やり受けされた………これは本人達の為になる。…耐えられたら戦場で生き残る確率あがるし…そう思い、俺は心を鬼にして、鍛えまくった。
誤解しないでほしいが、俺もちゃんとこの訓練うけてる…言い出しっぺの俺がやらないとしめしつかないかとおもって、手本として一緒にやりました。
…暇つぶしにもなるし。
結果、黒犬騎士団ならぬマッチョ騎士団ができた………
やってた俺が引くくらいの訓練を乗り切った団員たちは、俺ほどでもないにしても、全員が筋肉ムキムキのマッチョマンに変身しました。………すごいきもい………。
特にバーボがすごかった。………もともと体格に恵まれてたし、原作のようなぽっちゃりではなく、気色悪いほどマッチョになった……………
別にそれ自体は言い訳よ、でもさ、それをおれにポーズ決めてほうこくしてくんだよ………
「あにぎ、みてくれ、このにくたいびを!」
「……………………………………へえ……そう、よかったな」
ていう会話が多かったなあ、この半年間………………………………でっそんな感じで魔改造した黒犬騎士団、ただいま初陣をむかえているんですが……………
団員A「無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁ!!」
団員B「ちぇぇぇすとぉぉぉぉぉぉぉ!!」
団員たち「うおおおおおおおおおお!」
チェーダー騎士「なんだこいつら!とっとめられねえ!」
チェーダー騎士B「まるで竜巻だ!全然はぁたたねえ!」
マッチョマンたち「うおおおおおおおおおお!」
チェーダー「ヒイイイイイイイ!」
………………………俺は今、故郷日本じゃ絶対見れない光景を見ている……………………血と汗の匂いがする戦場で、大量のマッチョマン達が敵の騎士たちをぼろ布のように蹂躙していく………………凄まじく、また、とても気色悪い光景だった……マッチョ好きな奴なら喜びそうな光景だ。いや、そんな趣味持ってる奴も、絶対引くだろう……………うぉ……よいそうだ……………
黒犬騎士団の初陣は大成功に終わった…………味方に全く死人はです、負傷者はなんにんかいたが、重傷の団員はひとりもいなかった。………………
…やりすぎたかなあ~…
作者からの一言…黒犬騎士団魔改造!主人公の訓練でマッチョになった団員たち!……やりすぎたかな……