二十世紀が過去へと移り変わり、表面上とはいえ、数百年の平和を教授していた時代。
暗き水底から現れた敵性勢力によって、人類は海と空を奪われ、大地へしがみつくことを余儀なくされた。
しかし、突如として始まった戦いは、今までに類を見ない、新たな存在をも生み出す。
――傀儡能力者。
彼らが呼び起こす古き船たち。そして、それに宿る統制人格たち。
新しき力と古き力。
二つをたずさえた人類は、失ったものを取り戻すため、海へと向かっていく。
これは、争いの時代を生きた、とある青年の物語である。
※この作品は、ハーメルン様でも投稿しています。
第三章完結に際し、作品タイトルと第一話サブタイトルを統一。前書きも追加しました。
2018年春のミニイベントの内容を知り、自分でも驚くほどモチベーションが下がりました。
艦これを嫌いになりたくはないので、しばらく離れます。
創作活動自体は続けますが、当作品の更新は当分ないと思ってください。