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No.4647の一覧
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[4647] テスト
Name: kuro◆77050d7b ID:f696a119 前を表示する / 次を表示する
Date: 2008/11/28 22:09
テストなんよ






二つの剣。
それは一度も打ち合わずに終わった運命。

渡された錆び付いた剣。
人で作られたリング。

始め!!
その掛け声で始まる戦い。


ランスと言った緑の男。

「始めから、ランスアタック!!!」

全身から吹き出る気迫が周りの大気を巻き込む。
振り下ろされる剣
剣風を発する腕の奥に入り込み。
振り上げるように胸の鎧に叩き込んだ。

別に速い訳でもない。
ただ決まった道を歩くように近づき斬っただけ。
武術をやったような精錬さが漂う動きでもない。

ハッキリ言って町のチンピラの方が
もう少しマシな動きをするだろう。

現に斬った剣はすっぽ抜けて、周りに居たおっさんの足にブッ刺さっていた。



あーーー、めんごめんご。




〈アンリマユ〉


はあ?なんで?

剣が抜けた手を見つめながら、首を傾げる。

力が入らない
剣自体も重いと感じていたが、
手から抜けてしまう重さでもない。

馬鹿口も
両断する気で斬ったし
転げまわっていられる痛さでは済まない筈なんだが。

何で生きてんの?

見た感じ人間のはず。

前のムシ使いのように
毒で力が入らないわけでもなし。

殺せるはずが殺せない
身体が重くてたまらない。



英霊は不変にして永遠。
基本的に成長も鈍りもない。


「貴様~~~よくもやりやがったな!!」

なんで?




雄叫びを上げて襲ってくるので逃げる。

「ちょっと待て!剣が飛んでったんだけど!」

「知るか~~!!」

「てゆうか、これ俺の勝ちじゃねえのかよ!」

「違う!俺様以外の勝ちなどない!!」


「お~か~さ~れ~る~」(適当)

「誰がそんな気色悪い事などするか!!」



周りを巻き込むように走り回るので
見物気分から一転、殺伐空間に早変わり。
蜂の巣突いた大騒ぎだ。

「死ね~!!」

後ろから大声と共に剣が迫り。
それを振り向きざま歪んだ短剣で防ぐのだが。
相手の馬鹿力に押し切られ、肩口に刃が食い込み血が滲んでしまう。


剣を押し上げることさえ出来ず。
瞬間的に力を抜くことで相手のバランスを崩し
二三歩、間合いを取る。


「痛ってな~待てつってんだろ」

「知るか!俺様に恥を欠かせおって」


短剣を持ちながら、アメリカンにため息。
「気にすんなって、死んでねーんだし儲けもんだろ?」

ダンダンと地面を踏みまくる馬鹿口。
「俺様を馬鹿にする気だな、絶対殺してやる!!」


血が上がっていて試験だという事は
完璧に明後日の方向だ。

ま、身体の不調の解明に付き合ってもらうには丁度良いか。








〈ランス〉

くそ!
何なんだこいつは。

目の前の刺青に彩られ基本黒の身体に、巻かれた赤い布。
風呂上りにしか見えないそいつは。

俺様の邪魔をする奴。
始めの合図で腕の二三本切る気だった
しかし、相手に当たるはず剣は外れ。

気づいた時には胸を強打されていた。

起き上がり、今度は本気で戦う。

こいつは弱い。
力がない、速さがない、技術さえない。
いつもなら、
指先一つでも殺せる相手。

しかし、さっきから防戦一方。

まるで殺されるのが当たり前のように
俺様の身体を傷つける。

英雄である俺様じゃなかったら、一撃で死んでいただろう。

このままではジリ貧。
万が一、いや一億分の一。
の確立で負けるなんて事があるかもしれない、

こいつの好き勝手にするわけには・・・・
お?おおお!!

よしこれで行こう。
これが決まれば、隙を突いて一気に逆転できる。

正面の刺青。
馬鹿の一つ覚えで突っ込んでくる。
腹を両断するために横に構えて。

動きが単調なのでやられる寸前で防御が追いつく。
次の動きが分るからこそこの必殺が冴えるのだ。
この天才のランス様が
たった十秒で考えたこの技。
その名も。


「ラ~~ンス、リンボ~~~~!!!」

黒いバナナみたいな短剣は鼻先を通りすぎる、
避けた時の、あのポカーーンとしたアホ面は笑える。

よし!一気にあの面に剣を叩きつけて、つけて?

ぬ!くそ!剣が地面に刺さったちょっとたんまだ!!

あせって抜こうとしてる間に、もう片方の短剣で刺そうとしてくる。
眼前に迫る剣を見て、
まだ手を出してない女の子のために死ねるかと足掻くが
もう短剣は喉を裂く手前だった。

俺様の死に際は、男に殺されるのか?

ふざけるな!ランス様の死に様は腹上死ときまっている。

瞬間的に動いた足に
ものすごい気持ち悪い感触が伝わった。






だああ~~!!変なもん蹴った!!!

刺青は股間を押さえて、
声のない叫びを上げている。

俺様もあまりの気持ち悪さに、転げ回りたいが。
不快な気分にしてくれたこいつに、引導を渡すため
殺さなければならない。

決闘の結果死んだのだから、カロリアも帰るまい。
ぐふふ、悲しみにくれるカロリアを慰めてやろう。





「・・偽り・写し示す・・万象・・・・・」




楽しい妄想をしていたら、激痛の後、視界が黒くなっていた。



え?バットエンド?



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