ジェイルさんとプレシアさんの結婚は多方面…いや、仲間内に衝撃を与えました。
「マッド×マッドやて…?」
「いやお似合いではあるんだけど…」
「ジェイルさんがお父さんに…?」
「フェイト・T・スカリエッティ…原作ではありえない夢のような展開だなぁ」
「この2人ならアルハザードに至れそうな気がするな」
みんないいたい放題言ってますが、それを聞いてる2人は全く怒らずにいます。
というかイチャイチャしてます。
見た目は若いけど、2人共のいい歳なんだか…っ!?何今の寒気…?
で、結婚式なのですが。
流石に今は忙しすぎて結婚式なんてやってられないという事で、六課とベルカ関連が落ち着いてからという事になりました。
結婚かぁ…
「ユーノ君はどう思う?結婚」
「うーん…少なくとも僕は当分無いだろうね。仕事が忙しいし」
「私もー…」
というかユーノ君は、結婚式でどっちの役をするのかな?
新郎?新婦?ウェディングドレスとか物凄く似合いそうだからなぁ…
何となくぼんやりと、純白のドレスを着た物凄く綺麗なユーノ君を想像する。
凄く幸せそうな微笑みを浮かべるユーノ君…その隣で微笑むタキシードを着込んだ私…
「なのは、どうしたの?」
「ひゃっ!?な、なななんでもないよ!?」
「?」
わ、私は何を想像してるの!?
…というか、タキシードを着て男装した私が思いの外似合ってた事に少し微妙な感覚になる。
私はタキシードよりやっぱりドレスがいいなぁ…
「あ、なのは。明日昼の教導が終わったら休みだったよね」
「うん。流石に休みを取らなきゃダメだってカルタスさんから怒られちゃった」
はやてちゃんとフェイトちゃんも怒られてたなぁ。
若い内からワーカーホリックだと残念な人生になるぞって。
「じゃあ訓練後に一緒に買い物にでも行かない?僕も休みなんだ」
「そうなんだ。うん、行こう!」
ユーノ君と買い物かぁ…久しぶりだなぁ。
昔は家から逃げる為にジュエルシード探しながらウィンドウショッピングしてたしね。
変な物ばかりだったけど…
さて、明日残業しないためにも、しっかり仕事しなくちゃね。