もう色々嫌になったので現実逃避にランダム転送で異世界に来ました。
「なんか結界みたいなのにひっかかったような…」
【結界ですね】
嫌な予感がしてきました。
とりあえずバリアジャケットを展開して…と。
【マスター!何者かが接近してきます!】
うぅ…変態じゃなけりゃいいけど…。
現れたのは…巫女さん?
しかも空を飛んでます。
「あ、あの…」
「…我は神の代理人。
神罰の地上代行者。
我が使命は、我らが郷に仇為す愚者を、その最後の、一辺までも絶滅すること…」
えっちょっ
「…夢想封印」
えぇー!!ちょっいきなり攻撃なの!?
しかも強い!?
に、逃げなきゃ!?
なんとか巫女さんからは逃げ切りましたが、誘導弾が未だに一発追ってきてるので止まれません。
って、今逸れて行きました。よかったで『パリーン!』…?
大きいお屋敷の窓が割れてる…?
あ…女の子が凄いこっちを睨んで…飛び出してきた!?
え!?私のせいなの!?
「お前ここ(紅魔館)から生きて帰れると思うなよ…ぶち殺すぞ人間!!」
ま、またなのぉ!?
少し逃げたらあっさり追うのを止めたみたいです。
正直助かりました。
というか、この世界の人達みんなとんでもない弾幕張ってくるんです。
凄い怖【プロテクション】い…え?『ダン!』って攻撃!?
「外しましたか…」
そう声がした方向を向けば…メイドさん?
「十六夜咲夜。スカーレット家メイド。紅魔館ゴミ処理係」
え?ゴミってもしかして私なの?
「行きます」
行かないで下さい!!
なんだかんだ頑張って海鳴に帰ってきました。
異世界怖いです。
「酷いよなのは…僕を置いていくなんて…」
「ふふふ…ならユーノ君行ってみる…?何度、何度死ぬかと思ったかわからない世界に…」
「…ゴメン」
その後しばらく、巫女さんやメイドさんを見ると体が震えて止まらなくなるようになりました。