とても楽しく、そして何処か悲しくなるオフ会も終わってまたSAN値がすり減る日常に戻る。
自分の未来の可能性(エイミィさん)を見てから、以前よりも未来が怖くて堪らないけど、日々頑張ってるの。
最近は時々ジュエルシードの暴走に出会ったり、武装隊の人に襲われたりしたけど比較的平和です。
ちなみに武装隊の人はバインドで固定した後に下半身にディバインバスターしました。
2週間は使い物にならないみたいです。
ざまぁなの。
「さてユーノ君、レイジングハート。そろそろ現実に戻った方がいいかな?」
「うん、多分その方がいいよ」
【頑張りましょう】
私の視線の先…沖合の海上には数本の竜巻みたいなもの。
魔力を感じるからジュエルシードだと思うけど…あれ?フェイトちゃんかな?
アースラの人達は来ないみたいだし…PTさんと約束したし、個人的にもちょっと友達になりたいから手伝いに行こう。
というわけで海上に到着して、ワンワン煩いアルフさんを無視してフェイトちゃんに魔力を分ける。
そしてフェイトちゃんと協力して、竜巻を魔法で吹っ飛ばしてジュエルシードを封印した。
ふぅ、ちょっと大変だったの。
「どうして…」
ん?
「どうして、助けてくれたの?」
「あー、えっと、色々理由はあるんだけど…」
PTさんに頼まれたり、ほっとくと町が危なくなる可能性もあったり。
でも一番はやっぱり。
「友達に、なりたいんだ」
「友達…」
…あるぇー?何で顔を赤くしてるの?
私なにか間違ったの?
「と、とりあえず…ジュエルシードは半分こしよう」
「あ、うん」
お互い3個ずつデバイスに封印する。
直後、何もない空中から突然魔法と思わしき雷が降ってきて、フェイトちゃんに直撃した。
「ふあぁぁぁぁん!!」
フェイトちゃんは悲鳴と共に転送されてしまった。
…悲鳴、だよね。うん、悲鳴。
お兄ちゃんがボコボコにされてる時に出す悲鳴に似てた気がするけど気のせいなの。
「とりあえず、アースラに戻ろう」
あ、クロノ君いたの?