私達は今、時の庭園に侵入してロボットみたいなのと戦ってます。
エイミィさんが作ったゲームのに出てきたビームみたいにディバインバスターを横に薙ぎ払ったら一気に敵を倒せました。
あのゲームは参考になります。
名前を着けるなら…魔砲『ディバインレイ』かな?
暫くすると後ろからフェイトちゃんとアルフさんが追ってきました。
無事復活したみたいで、どうやらプレシアさんと直接話したいみたいです。
ところで、フェイトちゃんに私が励ました事についてお礼を言われたんだけど…。
「ありがとうございます、なのは」
フェイトちゃん、なんで顔を赤くしながら敬語で言うのかな!?
フェイトちゃんのマスターってプレシアさんだよね!?
マスター以外にそんな事してもいいの!?
…落ち着いて、落ち着くんだよ高町なのは。この世界なら何が起きてもおかしくはないの。
でも多分励ましたりしたせいでちょっと敬意とかがあるくらいだよ、うん。
現にまだ呼び捨てだしね。
とりあえず二手に別れてから私は時の庭園の駆動炉を破壊しました。
そしてプレシアさん達のいる場所に向かうと…
「世界はこんなはずじゃ無かった事ばかりなんだ!!」
本当に、本当にそうだよね…。
それはさておき。
さ、フェイトちゃんの番だよ。
「母さん…私は、アリシア・テスタロッサじゃありません。貴方が造った、唯の人形かもしれません。」
「…」
あれ…?不味い、何かわからないけど何かが不味い!
私の第六感が何かを訴えて来てる!!
「だけど、私は、貴方に生み出してもらい、育ててもらった貴方の娘です」
「フェイト…」
不味い不味い不味い!?
いったい何が!?何でこんなに危機感を感じなきゃいけないの!?
「フェイト…よく聞いて」
「はい、母さん」
!?プレシアさんを完全に母親として呼んでる!?
「現マスター『プレシア・テスタロッサ』のマスター登録を破棄!並びにセカンドマスター『高町なのは』を新マスターとして登録!以後マスター権限におけるマスター権移行を制限!」
「わかったよ、母さん」
あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!???
ななななな、なんて事をしてくれやがったの!?
「これからよろしくお願いします、なのは様」
「ごめんなさいなのはちゃん…あ、執務官。私自首するわ」
あははは…終わった…